永遠のアセリア・雑魚スピ分補充スレッド
- 1 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 09:48 ID:/yBHKLUF
- 専用顔グラはなく、目無し敵雑魚との使い回し。
鬼畜ルート以外は、ユート様に顧みられることもなく。
メインヒロイン達とは違い、死ねばハイそれまでよの単なる捨て駒。
ステータス画面に表示される、わずか数行のプロフィールと、
戦闘中の掛け声だけが、俺たちに示された全て。
だ が そ れ が い い 。
ここは、そんな彼女たち「雑魚スピ」分を存分に補充するためのスレッドです。
- 2 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 09:49 ID:qSgKSkG9
- ♪ 2げっと!! ♪
♪ ♪
ヽ◎(゚∀゚)◎ノ ヽ◎( ゚∀゚)◎ノ
( へ) 三 (ヘ )
く >
- 3 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 09:58 ID:/yBHKLUF
- 関連リンク
発売元:
Xuse公式サイト(『永遠のアセリア』は【本醸造】より)
http://www.xuse.co.jp/
エロゲ板メーカースレ:
Xuse(ザウス)総合19 *移行間近
http://vip.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1076496752/
雑魚スピ分が発見されてるスレ:
葱板:SS投稿スレッド@エロネギ板 #6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1055686320/
葱板:SS投稿スレッド@エロネギ板 #7
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1071577546/
- 4 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 10:28 ID:VNJ6UzWF
- おいおい、おまえら!
- 5 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 10:49 ID:ET2o8Bxp
- Xuseは、ヘリオンたんのシナリオを制作するべきだ。
また、彼らはただ制作しただけで終わるものではない。
聖賢者ユウトがファンタズマゴリアに投げ込む者達だ。
雑魚スピイラネと思っている者も同様だ。
理由は頭蓋骨のHシーンを作るくらいなら雑魚スピのシナリオを作るべきだからだ。
詳しい理由はXuseスレで熟知すべし。
- 6 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 10:55 ID:/yBHKLUF
- 雑魚スピのCV調べてもイマイチよく分からなかったんだが、
ニムとファーレーンとハリオンには専用の中の人がいて、
ヒミカ=時深、ヘリオン=今日子、シアー=テムオリンでいいのかな?
教えてエロい人。
- 7 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 11:03 ID:SE1nQUm5
- このスレ需要あんの?
- 8 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 11:05 ID:ET2o8Bxp
- >>7
俺一人だけでも、1,000人分くらいある。
- 9 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 11:08 ID:/yBHKLUF
- >>7
>>8と俺でタッグを組めば2000人パワーズの誕生だ。
SS投稿スレでアセリアSSが投下されたときの反響と、
Xuse本スレでの盛り上がりっぷりから行けると踏んだが、
正直今まで立ってなかったのが不安だったと言えば不安。
- 10 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 11:12 ID:EjADsAqi
- ユートの童貞奪った直後に殺される雑魚赤スピ、が一番好き。
これのHシーンで10回は抜いた。
というかエロげーの中で最も好きなHシーンなんだがw
こういうやつ他にも居るよな?
- 11 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 11:21 ID:OLwYZ7dW
- >>7-8
ファーレーンは俺が貰っていくから俺も手を貸すぜ
なんか見た目はキツそうなのにエロシーンのギャップに萌えですよ
- 12 名前:土葬 :04/02/26 11:26 ID:yzqGyMSk
- ヘリオンはいいねえ。戦闘台詞でやられて、Hシーンで完璧にヘリオンしか見えなくなりました。
- 13 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 12:06 ID:wIJVG6oJ
- やばい、このスレ見たらヘリオンタン見たさにアセリア欲しくなってきた…。
けどノーパソでV4MだからADVシーンが重たいんだよな…。←体験版
うあー、どうするか…。
- 14 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 12:06 ID:kyXVmoJE
- ウルカvs元部下のイベントは好きだったなぁ・・・
味方の中ではハリオンが一番かな。
- 15 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 12:32 ID:/yBHKLUF
- さっそく思いの丈をぶちまけに来てくれた野郎どもに感謝。
そして、ヘリオンたんのためだけにPCを新調するがよい>>13よ。
ときに、スレ立てたからにはSSでもコントでもうぇるかむにしたいところなんだが、
やはりSSは投稿スレに持って行くのが仁義なんだろうか?
- 16 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 12:40 ID:ET2o8Bxp
- >>15
数行程度の小ネタなら、ここでも問題ないだろうけど、
そうじゃない場合はSSスレに投下。
だと思う。
- 17 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 13:00 ID:Tu4qhNzy
- シアーたんのSSもよろ
- 18 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 13:53 ID:/yBHKLUF
- >>16
やはりそれが妥当かな。
まあ、万が一に備えてSS投下用の外部スペース確保の算段はしておくかな。
あっちのスレはあくまで「エロゲ全般」だしね。一時期アセリアで埋まりかかった
こともあったし……
杞憂過ぎる取らぬ狸の皮算用ではあるけども。まずは職人さんうぇるかむ。
>>17
どんなのが読みたいのかもちっと詳しく。
- 19 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 14:47 ID:yRzrYuNs
- >>1
素晴らしい。
さて、またハリオンたんを堪能するか。
- 20 名前:記念投下 :04/02/26 16:45 ID:VLq/Wf+9
- 諸君 私は雑魚スピが好きだ
諸君 私は雑魚スピが好きだ
諸君 私は雑魚スピが大好きだ
ネリーが好きだ シアーが好きだ セリアが好きだ ナナルゥが好きだ
ヒミカが好きだ ハリオンが好きだ ニムントールが好きだ ヘリオンが好きだ ファーレーンが好きだ
平原で 街道で 洞窟で 草原で 都市で 砂漠で 荒野で 雪原で 時の迷宮で 城内で
ファンタズマゴリアで行われる ありとあらゆる雑魚スピ達の戦闘行為が大好きだ
後列から狙った ナナルゥのイグニッションが 轟音と共に敵スピを 吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた敵スピが ヘヴンズスウォードでばらばらになった時など 心がおどる
ヘリオンの操る 星火燎原の太刀が 敵スピを撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて 悶える後列から 飛び出してきた敵スピを ソニックストライクWでなぎ倒した時など 胸がすくような気持ちだった
カウンターアタックをそろえた 黒スピ部隊が 敵のスピリットを 蹂躙するのが好きだ
ファーレーンが 既に息絶えた敵スピを 何度も何度も刺突している様など 感動すら覚える
敗北主義の 敵スピ達を秩序の壁上に 吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ敵スピ達が 私の振り下ろした手の平とともに 金切り声を上げるアポカリプスUに ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな抵抗者達が 雑多な技で 健気にも立ち上がってきたのを エレメンタルブラストが
部隊ごと木端微塵に粉砕した時など 絶頂すら覚える
名も無き赤スピに 滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった雑魚スピが蹂躙され 誓いに壊されて行くさまは とてもとても悲しいものだ
ソーマスピリットに押し潰されて 殲滅されるのが好きだ
雑魚スピとのシナリオは堪能出来ず 義妹とのプレイを強要されるのは 屈辱の極みだ
- 21 名前:実は拙作の改変版だったり :04/02/26 16:53 ID:VLq/Wf+9
- 諸君 私は雑魚スピを ハーレムの様な雑魚スピを望んでいる
諸君 私に付き従う大隊エトランジェ諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なる雑魚スピを望むか? 全員顔付きの 夢のようなルートを望むか?
雑魚スピハアハアの限りを尽くし 頭蓋骨変形の義妹を殺す 嵐の様な雑魚スピルートを望むか?
雑魚スピルート!! 雑魚スピルート!! 雑魚スピルート!!
よろしい ならば雑魚スピルートだ
我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとするトリプルスィングだ
だが この暗い闇の底で 3ヶ月もの間 堪え続けて来た我々に ただのDVD版ではもはや足りない!!
完全版を!! 雑魚スピ満載の完全版を!!
我らはわずかに一個スレ 千レスに満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は 一騎当千の来訪者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私で 総兵力100万と1人のスピリット隊となる
雑魚スピを脇役へと追いやり ヒロインになっているキャラを抹消しよう
髪の毛をつかんで 引きずり下ろし 眼を開けさせ 思い出させよう
スタッフに熱い想いを 思い出させてやる
連中に我々の 軍靴の音を思い出させてやる
ファンタズマゴリアとハイペリアの狭間には 奴らの哲学では思いもよらぬ事がある事を思い出させてやる
一千レスのエトランジェのスピリット隊で ハイペリアを萌やし尽くしてやる
全スピリット攻略開始 完全版「永遠のアセリア+」始動
ロットアップ!! 全キャラ 全攻略フラグ 解禁
「最後のスピリット隊 スピリット隊指揮官より 全エトランジェへ」
目標 ザウスHP !!
第二次アセリア作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君
- 22 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 17:12 ID:eLjYD53X
- >>20
時の迷宮で雑魚スピ達の戦闘行為…
20の脳内では既に雑魚スピがエターナル化してるのね。
精進せねば…と言うとスレ違いだな、スマソ
- 23 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 17:18 ID:VLq/Wf+9
- >>22
俺の脳内ではハリオンがエターナルが聖緑の持ち主です
- 24 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 17:21 ID:eLjYD53X
- ともあれ、
激しくGJ! >>1
- 25 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 17:31 ID:eLjYD53X
- >>23
聖緑:「あなたは(ry」
ハリオン:「えっとぉ、ですねぇ…」
(小一時間経過)
ハリオン:「ですからぁ…」
…激しく心配だw
- 26 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 17:35 ID:/yBHKLUF
- ぬお、使い古された少佐演説コピペなのに、この心の底からこみ上げてくる
灼熱のマグマのようなものはなんだっ!?
敗残兵たちへの心に迫る檄文をありがとう。>>20
さて、まずはネタ振りとして、雑魚スピたちの戦闘台詞でも集大成しませんか?
取りあえず探してみた範囲では、台詞集のまとめがうpされてるところは
見あたらなかったんですが、もしご存じの方がおられましたら、「藻前の目は
fushianasan」と窘めてくださいまし。
- 27 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:05 ID:rYzW8m13
- 永遠のアセリア スピリットガイド
発売日:3月24日
価格:2300円(税込)
収録内容
・描き下ろしピンナップ
・イラストギャラリー
・キャラクター&ストーリー
・スタッフインタビュー
・ゲームシステム解説
・全26ミッション完全攻略
・各種データ集
発売:株式会社メディアックス
なんか(・∀・)キター
- 28 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:07 ID:/yBHKLUF
- サポートスキルの場合、台詞は呪文の詠唱と、キャラ固有の台詞の
二通りに分かれているようです。
例えば黒スピを例に挙げると、ヘリオンとファーレーンでは
呪文の詠唱は共通してます。
ロウアーレジストの場合
「神剣よ、我が求めに答えよ。彼の者の枷となれ! ロウアーレジスト!」
キャラ固有の方は、以下の通り。
ファーレーン:「ごめんなさいね。あなたに自由に動かれると色々困るのよ」
ヘリオン:「サポートに徹した方がいいのかなぁ……。私に似合ってるような気がするし」
というわけで、やるとしたら後者を拾っていけば良さそうですね。
ちなみに、同じ黒スピでもウルカのロウアーレジストは呪文の詠唱が違ってました。
ヒロインだけに特別待遇なんでしょうか?
- 29 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:09 ID:VLq/Wf+9
- もちろん雑魚スピも満載だよね(・∀・)ワクワク
- 30 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:09 ID:U5/EaGWi
- >>26
「藻前の目は fushianasan」
http://www.globetown.net/~eon/aselia/pilot_message.txt
- 31 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:10 ID:hb0gdUU4
- SRCとは盲点だったぜ
- 32 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:15 ID:/yBHKLUF
- >>30
OK。無駄足にならずにすんだぜ兄弟。
さて、次なるネタ振りはどうすっべか……
- 33 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:29 ID:EjADsAqi
- そんなことより一番最初に出てくる雑魚赤スピリットの名前を決めようぜ!いや、べつに放置してくれてもいいけどさ。
- 34 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:30 ID:ET2o8Bxp
- >33
俺はナナルゥに脳内変換してる
- 35 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:32 ID:ET2o8Bxp
- なんか俺の書き込み、さげ忘ればっかだ。
スマン。orz
- 36 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:36 ID:/yBHKLUF
- ふと>>25を見て、「自分の最萌えの雑魚スピがエターナルになったら?」
というお題で小ネタを募集してみたらどうか、と思ってみた罠。
>>33
まずは藻前の脳内でなんと呼び習わしてるか尋ねようか。
- 37 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:47 ID:VNJ6UzWF
- >>30
なかなか上手いな。
余談ながらベジータ大ダメージ時の
「す、すいま……ゴメッ……! ほんと、勘弁……しッ」
にワラタ
- 38 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 18:48 ID:BNmWMJ3P
- 戦闘前の台詞ないね。まあ、そっちはすぐ調べられるか。
- 39 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 19:10 ID:/yBHKLUF
- >>38
取りあえず雑魚スピ分のみ。メインの連中は複数あるのに、彼女らは一択・゜・(ノД`)・゜・。
セリア「みんな用意は良いかしら? 敵が来たわよ」
ネリー「さあってと〜〜、気合い入れていっくよ〜っ!!」
シアー「あ、人がいる〜。こんにちわ〜…………あれ、敵?」
ナナルゥ「…………敵、発見」
ヒミカ「……敵ね、みんな、いくわよっ!!」
ハリオン「あらあら〜。えっと、戦闘ですか〜?」
ニムントール「……はぁ、面倒」
ファーレーン「さて、参りましょうか。怪我しないように気をつけましょうね」
ヘリオン「戦闘よーいっ! みなさん、がんばりましょうっ!!」
- 40 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 19:21 ID:hb0gdUU4
- ヘリオンで
「うまくいったらユート様、誉めてくれるかなぁ」
みたいなんがあった気が
攻撃前の汎用かけ声か?
- 41 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 19:32 ID:VNJ6UzWF
- サポートアタック時でないか?
- 42 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 19:43 ID:/yBHKLUF
- >>40
ダークインパクト使用時のもう片方。
「あそこを先に叩けばっっ! ふふ……ユートさま褒めてくれるかなっ♪」
>>30のテキストは後半が抜けてるね。
- 43 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/26 23:52 ID:eLjYD53X
- 失速したか? いや、みんな萌え忙しいんだ、きっと…
>>25はエターナル化の試練が頭にあったけど、
「あなたは」だけじゃ何だかわからんね、スマソ
>>24は 乙&GJ! が正しかった。
「よくぞ立てた」という意識が強すぎて乙が抜け落ちたよ orz
>>23,25 もう即死はないだろうと思いつつ念のためと称して
駄レスしてたが、今見ると絡んでるようにも見えてきた…
>20,23 ごめん。
どうも厨っぽい言動になってたのでしばらくもちついてくるわ…
- 44 名前:名も無き名無し :04/02/27 00:16 ID:Iy7K241s
- いつの間にやらこのようなそそるスレが……
某所から誘導されて来た雑魚スピメインのSS書きですが、
今後投稿スレに投下したら、こっちの方にもリンク張っていいのでしょうか?
こっちに投下してもいいものなら、そうしたいところではありますけども。
- 45 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 00:45 ID:Dkn1iDy4
- 保管のアレもあるし書き込み自体が向こうがいいかと
勿論、誘導他は大歓迎ですぜ
コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
- 46 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 00:46 ID:OQpxEc8G
- セリアとナナルゥはツンデレキャラだと思ふ。
>>44
他のスレでも、そのスレの主旨に近いものは、そこで投下されてるし、
ここで投下すると、スレが盛り上がるだろうから、ここに投下しても問題は無いだろうけど、
>16で書いてあるように(ていうか、これは俺だったりする)、したほうがいいと思う。
見てくれる人もSSスレのが多いだろうし。
まあ投下後リンクを貼るというのは、大いに歓迎。
というのが俺の意見。
- 47 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 00:47 ID:Bo8dj20F
- SSはネタバレ要素が入りそうならこっち、とかでいいんじゃないかと。
向こうの場合はSSで興味を持って買ったり崩したりする人もいそうだし。
- 48 名前:通りすがりの校正人 :04/02/27 01:14 ID:rM4pp+M9
- ID変わってるけど43です。
落ち着くためにしばし書くのやめようと思ったけど、
名も無き名無しさんを召喚したの漏れな可能性あるので、
お出迎えは必須だよなと言い訳。
>>44
>>15-18ということで、仁義とかの関係上
今のところSSスレ優先が無難みたいです。
ただ、雑魚スピSSなら読みたいけどそのためだけにSSスレを常に巡回は
できないという人もいるかもしれないので、ここで投下報告あると
気づくの遅れる可能性が減ってよいかと。
向こうはエロゲ全般なんで、アセリア系SSを投下しにくい空気になる可能性も
あるし、避難所として(?)こちらも巡回対象に入れておいて頂ければと。
- 49 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 04:00 ID:/oKrBCT9
- >>46
セリアはともかく、ナナルゥって「ツンツン」してるかしらん?
数少ない傍証からすれば、普段から神剣に自我を食われたと
思えるくらいに従順だと認識してるんだが……
- 50 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 14:09 ID:zZ2mRJdA
- >>18
シアーたんがハリオンにおもらしを強要されるSSが読みたいです
- 51 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 15:22 ID:xX3Z7d+y
- 補充させてくれ(;´Д`) ハァハァ
- 52 名前:風変わり :04/02/27 17:29 ID:qGsrb16f
- |Д`)・・・・・じー
SSスレのリンクを辿ってみれば実にいい所に・・・
私も巡回しに来てもいいですか・・・?
- 53 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 17:35 ID:/oKrBCT9
- 風変わり氏と名も無き名無し氏が揃えば、目下のところ実質「最強」の夫人ではないかと。
いや、それ以外の雑魚スピSS職人さんにお目に掛かったことがないだけだけどね_| ̄|○
- 54 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 17:55 ID:PRZAu0tB
- あとは高瀬氏の降臨を待つのみ。11月付けを以て壊れたとのステキ情報もあるが。
- 55 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 18:49 ID:OQpxEc8G
- >49
かなり厨な意見だけど、理由は自分が勝手にそう思ってるから。
としか言い様がない。
雑魚スピに対する妄想の延長とでも考えといてくれ。
一応、理論的に説明しようとすれば、
ツンデレスレとかの分類を参考にすると、
「孤立・孤高」タイプに、ほんの少しだけ
「規律重視・堅物」タイプが混ざってるような感じがするから。
どちらにしろ、根拠にはならないか。
- 56 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/27 19:03 ID:/oKrBCT9
- 高瀬氏……って、アセリアのメインライターの……?
>>55
非難したつもりじゃないんで、気に障ったら謝る。
単に「ツンデレ」と言われる典型的なキャラ像からは乖離した印象があるから
聞いてみただけで。
元々情報量が圧倒的に少ない雑魚スピだし、妄想(二次創作)とかする上では
作者がかなりの部分を補完せにゃならんわけだから、無論「ナナルゥ=ツンデレ」
という方向性も、一つの趣向だ罠。
- 57 名前:名も無き名無し :04/02/28 00:17 ID:LqyHdgMl
- >>45-48
アドバイスありがとうございます。
ただ投稿スレの方はちと妙な空気になっているみたいですので、
ここは一つ景気づけもかねて、こちらの方に短編を投下してみますか。
「はじめてのおつかい〜」とは別のやつですが、ちょっくら書いてきます。
- 58 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 02:13 ID:UIyTI9t1
- >>52
風変わりさんもご降臨〜
ぜひぜひ巡回して下さい。
>>55-56
>>1の通り作中でろくに示されてないわけで、
>>56の言うように想^H妄想で補うしかなく、
むしろだからこそより萌えるのかもしれない罠。
ということで、住人それぞれの雑魚スピ像があることを前提に
マターリいきましょ。
>>57
来るーっ?(AA略
たしかにちょっと微妙な空気かな? > 投稿スレ
- 59 名前:毒男 :04/02/28 04:02 ID:Nzb49qKl
- 激しくヽ(`Д´)ノボッキアゲ!!
- 60 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 12:45 ID:A0fNLb1w
- つーか、別スレとかで激しく既出かもしれないけれど
あの、一章かなんかで洗い物干してるエスペに主人公って
親指立てて、エスペ動揺するけど、ファンタズマだとあの仕草の意味って
なんだったんだろうね。
- 61 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 14:40 ID:PgmQkDc3
- やらないか?
- 62 名前:名も無き名無し :04/02/28 15:25 ID:LqyHdgMl
- お約束のもの書き上がりました。
で、投稿スレとこちらのどっちに投稿すべきか迷ったのですが、
今回はあくまで雑魚スピスレ用に書いたものですので、
こちらに投下することをお許しください。
タイトルは「ぐりーんぐりーん」
全部で8レスくらいになります。
- 63 名前:ぐりーんぐりーん 1 :04/02/28 15:27 ID:LqyHdgMl
- 旧イースペリア領ランサ。
対マロリガン共和国攻略戦の前線拠点が設営された、ダスカトロン砂漠の入り口にあるこの都市で、ある異変が起きていた。
「あわわわ、たたた、大変です、ユート様っ!」
エーテルジャンプでラキオス本城から戻ってきた途端、不意打ちせんばかりの勢いで黒いツインテールの少女が飛びついてきた。
「どうしたヘリオン、敵襲か!?」
その度を超した慌てぶりに、悠人はすぐさま表情を引き締める。
「あ、いえ……そ、そういうわけじゃないんですけど……と、とにかく行けばわかりますからっ!」
「お、おい……」
ヘリオンはしゃにむに悠人の腕を抱え込むや、主人を引きずろうと懸命に足掻く子犬さながらに前進する。なすがままにされながらも、悠人は念のため『求め』に敵スピリットの気配の有無を訊いたが、それはあっさり否定された。
『だが契約者よ。その妖精の向かう先には、ただならぬ神剣の気配が感じられる。敵意はないようだが、用心するがいい』
と、意味深なことを言われ、心の準備だけは整えて「現場」にたどり着いた。
そこは、マロリガン軍を迎え撃つべく急ピッチで建設が進められている防衛施設群である。
「あら、お帰りなさいませ、ユート様。早速の見回り、ご苦労様です」
「…………」
騒然とした現場の外れで工事の進捗状況を監督していたグリーンスピリットが、悠人を見かけるや折り目正しく挨拶してきた。『求め』の言うただならぬ気配とは、確かに目の前の彼女のことらしいのだが、あいにくこのスピリットはラキオス軍の軍装を身につけている。
しかし……悠人は、見慣れているはずのそのスピリットに言葉を失ってしまう。
「? どうされました、ユート様。私の顔に何かついてますか?」
「あ……いや、ごめん、何でもないよ。仕事の邪魔してすまない」
- 64 名前:ぐりーんぐりーん 2 :04/02/28 15:28 ID:LqyHdgMl
- 「ならよろしいのですが。各施設建設の進捗状況についてのレポートは後刻提出しますので、今しばしのご猶予を願います。それと、エーテルの備蓄状況に若干の不安がありますので、本国への陳情を……」
「……あ、ああ」
矢継ぎ早に申し送り事項を畳みかけてくるのへ、ユートは馬鹿面のままに適当な相づちを返すのが関の山だった。
「……それでは、これより建築主任のジドクリフ様と打ち合わせがありますので、私はこれで失礼致します」
「……え? あ、そうか。ご苦労様」
「ヘリオン、あなたも早く持ち場に戻りなさい、こんなところで油を売っている暇はないはずよ?」
「へ? その……す、すみません」
悠人の背中に隠れていたヘリオンは、水を向けられて慌てて頭を下げた。それを一瞥し、そのスピリットは踵を返して、きびきびした足取りでその場を離れていく。
「なあ、ヘリオン……」
取り残された悠人は、なにか釈然としない面持ちで見送りながら、声を掛けた。
「は、はい」
「今のあれ……ハリオン……だよな?」
その問いかけにヘリオンが無言で頷くと、悠人は腕組みをして
「うーん、確かに大変、だなこりゃ……」
と、短く唸ったまま黙り込んだ。
その後、「ヘリヤの道」へ威力偵察に出撃するヘリオンと別れ、悠人は宿舎へ足を向けた。ハリオンの豹変ぶりが気にならないと言えば嘘になるが、スピリット隊隊長として多忙の身の上であり、いつまでもこの件にかかずらっている訳にもいかない。
と、行く手からセルリアンブルーの髪の美女がこちらに近づいてきた。しかし、いつもの颯爽とした姿からすれば、まるで別人のように薄ぼんやりとしており、悠人もすれ違う寸前まで、それが自分の部下であると分からなかったほどである。
「? ファーレーン?」
「……は、はひ? あ、ゆ、ユート様っ!?」
三歩はゆうに行き過ぎてから、その黒スピリットは仰天して見せた。どうやら様子がおかしいのは、ハリオンだけではないらしい。
- 65 名前:ぐりーんぐりーん 3 :04/02/28 15:29 ID:LqyHdgMl
- 「こ、これは失礼しました、お見苦しいところを見せて申し訳ありませんっ」
「あーいや、そこまで恐縮することないって」
見ていて気の毒になるほど縮こまるファーレーンに優しい言葉をかけたあと、悠人は今し方目の当たりにした光景を彼女に話してみた。
「……ということなんだけど、ファーレーンは何か心当たりない?」
「ハリオンも、ですか……」
酢を一気飲みしたような表情を浮かべて、ファーレーンは絶句した。
「『も』? って、どういうことだ?」
眉をひそめてユートが問い質すと、ファーレーンはそれには答えず、ただ「宿舎へ戻れば分かります」とだけ告げて、再びふらふらといずこかへ立ち去っていく。
「……まさかとは思うけど」
行けば分かるといい、戻れば分かるという。妙な符号の一致に嫌な予感が胸を去来するのを抑え、ユートは宿舎への道を急いだ。
ランサの市庁舎の一棟を接収して臨時の宿舎に割り当てられた一画に戻ると、早くも「ただならぬ」一種騒然とした気配が漂ってきた。一言で言うなら戦場のそれに近い。
「おい、バカ剣……」
『案ずるな、敵ではない。さきほどの妖精と似たようなものだ』
一々そんなことで呼び出すな、とでも言いたげに投げ遣りなその口調が、悠人の疑念を確信に変えた。意を決し、生唾を飲み込んで玄関のドアノブに手を掛ける。恐る恐る扉を押し開くや否や、ブンッとうなりを上げ、何かが顔面目がけてすっ飛んできた。
「ぬおっ!?」
気合い一閃、悠人は仰け反るように『求め』を掲げてソレを弾く。キンッ!と、甲高い金属音が鳴り響き、撃墜されたそれは玄関の三和土に転がった。
一息つく間もなく、今度は罵詈雑言の散弾が浴びせかけられる。
「もう、どこ行ってたのよユート! エヒグゥの手も借りたいくらい忙しいってときにうろうろほっつき歩いてんじゃないわよ! ほら、仕事は山ほどあるんだから、自主的に率先して取りかかってよね、隊長だからってエラソーにふんぞり返ってると、餌やんないよ!」
「は、はぁ……」
- 66 名前:ぐりーんぐりーん 4 :04/02/28 15:30 ID:LqyHdgMl
- 悠人が足下に転がった「おたま」を拾い上げたときには、もう声の主は目の前にはいなかった。何かつむじ風のようなものが緑色の残像を残して悠人の視界を飛び交っていき、それが通り過ぎていく度に、宿舎の中がピカピカになっていく。
「あーもう、あんたら邪魔邪魔! 仕事する気がないんなら、物置にでも入ってなさいよ!」
と、廊下の隅っこへ、ゴミ同然に赤と青のスピリットが追いやられていた。
「ゆ、ユート様ぁ……」
情けない声を上げて助けを求めるシアーたちの元へ、ユートは廊下の端を、切り立った崖道を行くがごとく這っていった。途中なんどもつむじ風とすれ違い、その度にカマイタチのような真空波が衣服の端を切り裂いていくのには、生きた心地もしない。
「……みんな、無事か?」
「こ、怖かったよう〜」
たどり着くなり、涙目のシアーがひしっとしがみついてくる。悠人はその頭を優しく撫でながら、話の通じそうなセリアに問いかけた。
「……まさかとは思うけど、アレはニムか?」
「ええ……本城に戻られていたユート様はご存じないでしょうが、今朝から彼女、ずっとあの調子なんです。だから、みんな気味悪がって……」
然り。平素スプーンの上げ下げをするのさえ「面倒」と言って憚らない、アンニュイなニムと、目の前の旋風を同一視するには、まだ人生経験が足りていない。
「原因に心当たりはないか?」
「そんなものあったら、とっくに何とかしてます。このままだとみんな調子が狂って、仕事になりませんから、ユート様が何とかしてください」
苛立たしげに吐き捨て、セリアはそっぽを向いた。普段は仕事をしないニムを白眼視している彼女だが、ニムが仕事をしたらしたで不平を言う。悠人は苦笑を禁じ得なかった。
「何とかしろと言われてもなあ……」
そうぼやいた瞬間、ぞわりと背筋に悪寒が走った。
「あーもう、そこ! ニム一人に仕事させて、何楽勝かましてんのよっ!!」
「……『消沈』よ、我が手に」
- 67 名前:ぐりーんぐりーん 5 :04/02/28 15:33 ID:LqyHdgMl
- ニムの怒声と、ナナルゥのぼそっと囁くような声はほぼ同時だった。悠人達を赤いマナの力場が包み込んだその直後、チュイーンッ!とチェーンソーのような高周波音と、目も眩むばかりの強烈な火花が飛び散った。
「なっ……」
『消沈』を掲げ仁王立ちのナナルゥの足下に、玄関に飾ってあったはずの、ランサの名士の胸像が真っ二つになって転がっている。
それを見ては、さすがの悠人も声を荒げずにはおれない。
「おいニム、俺たちを殺す気か!?」
「うっさいっ! 働かざる者生きるべからず! あんたら全員昼飯抜きっ!」
山のような洗濯物を抱えたニムは、そう怒鳴り返して玄関を飛び出していった。
ようやく、静けさが戻ってきた。
「ハリオンといい、ニムといい……うちのグリーンどもはどうしてしまったんだ?」
悠人は頭を掻きながら溜息をついた。ニムが通り過ぎた後は、掃除炊事針仕事、そのことごとくが完膚無きまでに仕済まされていた。普段のニムとのギャップを知れば知るほど、それは「恐怖」以外のなにものでもない。
「ハリオンお姉ちゃんも、ニムちゃんも……怖いよぅ」
「確かに別人だよな、アレは。ところで、お前達は何ともないのか?」
シアーの髪を梳く手並みは、佳織で慣れたものだった。
「私たち青や、赤、黒は特に普段と変わりありません。おかしいのは、緑だけです」
「そうか……エスペリアがここにいれば、確証が取れるかも知れないが、彼女はしばらく本城から動けないしなぁ……」
悠人は、窓から外のニムの様子を窺った。風にそよぐロープに、あれよあれよと洗濯物が翻っていく様は、壮観とすら言えた。
「緑だけがおかしいってのが引っ掛かるけど……まあ、普段のんびり屋の連中が仕事をする分には、問題ないんじゃないか?」
「冗談じゃありません!」
「ません〜」
「……」
希望的観測を口にした途端、三者三様の反撃を受けた。あの主体性ゼロのナナルゥですら、「嫌です」オーラを漂わせているとはただごとではない。
- 68 名前:ぐりーんぐりーん 6 :04/02/28 15:33 ID:LqyHdgMl
- 「まあ、ヘリオンもファーレーンも壊れてたしなあ……やはり何とかするしか……」
と、ひょいっという感じで玄関から白髪の老人が頭を覗かせた。
「エトランジェ殿はご帰宅かな?」
「え? 俺ならここにいますけど……」
胸像の残骸を拾い上げながら悠人が答えると、その老人――ランサ建築主任ジドクリフは、飄々とした足取りで近寄ってきた。よれよれの白衣に薄汚れた身なりは、かの自称大天才ヨーティアに通ずるものがある。
技術者という人種の規格は、老若男女を問わず万国共通なのかも知れない。
「……ふむ、見事なお手並みだのう。これはお手前が?」
顎髭を弄りながら胸像の鮮やかな切り口を感心しきりに眺め、ジドクリフは神剣を携えているナナルゥに問いかけた。
「……はい」
何の感慨もなく頷いて、ナナルゥは永遠神剣を「消し」た。
「これをもらっていっても構わんかね? 金属切断の研究のサンプルにしたい」
その場の思いつきでものを言うのも、やはり彼らの特性か。
「はあ、それは構いませんが……それより、俺に何の用ですか?」
切断面に手を触れ、まだ残っている余熱に思わず手を引っ込めたジドクリフは、耳たぶに手をやりながら答えた。
「おお、そうじゃったそうじゃった。お主から発注のあった塔のことなんじゃが……」
「ああ、確か今週が完成予定でしたよね?」
「それなんじゃが……申し訳ないエトランジェ殿。塔を作るはずが、弟子どもの手違いで常緑の樹に化けてしもうてなあ、しかも最大規模の」
常緑の樹は、緑属性のマナを活性化させる増幅装置である。その効果範囲内では、グリーンスピリットの能力が飛躍的に増強されるのだが……
それを聞いて、ユートの中で何かが腑に落ちた。
「……ひょっとして、うちのグリーンスピリットどもがやたら元気なのはそのせいですか?」
「緑属性のマナが桁違いに活性化しとるからのう。ま、今回は防衛戦なわけじゃから、グリーンスピリットの強化はむしろ好都合と言えんこともない。ここは一つ勿怪の幸いというか、怪我の功名ということで……」
呵々と高笑いしてみせるジドクリフが、悠人達のスイッチを入れてしまった。
- 69 名前:ぐりーんぐりーん 7 :04/02/28 15:38 ID:LqyHdgMl
- 立ちこめるオーラフォトン。
収束する青白いエーテルは、死に神の囁きか。
「……シアー、エーテルシンク発動。音を外に漏らすな。セリアはヘヴンズスォード、ナナルゥはイグニッションだっ!」
「イエッサー!!」
次々と転移してくる永遠神剣。ジドクリフは、自らの死を目の当たりにして、後ずさった。
「ままま、待て、話せば分かるっ、話せば分かるっ!!」
「問答無用っ!!」
パッション→イグニッション→ヘヴンズスォード。
青と赤の光の乱舞は、一切の音を伴わなかったという。
「……まったく、お主らは手加減というものを知らんのか……年寄りに乱暴しよって」
すっかり黒こげになったジドクリフが、煤混じりの呼気をケホケホと吐き出した。
「申し訳ない、ついカッとなって……」
「悪気はなかったんですが……」
「殺意はありませんから……」
「誰でもよかったんです〜」
度を失ったとはいえ、過ぎた悪戯に悠人達はシュンと項垂れた。
「……ま、確かにこっちの落ち度でもあるからのう。それで、常緑の樹はどうするのかね?」
縮れた顎髭をさすりつつジドクリフが聞くと、それには全員が声を揃えて即答した。
「今すぐそれをマナに還元してください。一刻も早く!」
「むう……お主らがそういうのなら、しょうがないのう。承知した、早速作り直そう」
残念そうに首を捻りながら、ジドクリフはよたよたと研究所へ戻っていった。
「まったく人騒がせな……」
セリアがぼやくのに頷きながら、悠人は感慨深げに続けた。
「しかしまあ、この程度で済んでよかったんじゃないか? もしランサにエスペリアがいたら……」
この世のものとは思えないその仮定の答えを知るものは、この場にはいなかった。
- 70 名前:ぐりーんぐりーん 8 :04/02/28 15:39 ID:LqyHdgMl
- それから程なくして、常緑の樹はきれいさっぱりマナに還元されたそうな。
そして、グリーンスピリットたちにかかっていた「魔法」は解けてしまいましたとさ。
「……あらあら〜?」
「……はぁ、面倒」
(終わったらんかい
- 71 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 15:50 ID:E/Uf1Ymn
- GJ!!!
- 72 名前:ぐりーんぐりーん 余談 :04/02/28 15:51 ID:LqyHdgMl
- 「あの施設にそんな効能があったなんて、初めて聞きました」
自らの淹れたお茶の味に満足そうに頷きながら、エスペリアが感想を述べた。
「まったくだ。あのハリオンとニムの八面六臂ぶり、エスペリアにも見せたかったけど、あれは命がいくつあっても足りないよ」
心底うんざりしたように、悠人は白磁のカップを口元に運ぶ。
「ユート様に有効な増幅施設がないのが残念ですね、開発されたらいの一番に建設しますのに」
「冗談じゃないよ、これ以上忙殺されたら、本当に死んでしまう」
と、勢いよく居間のドアが開いた。
「あら、アセリア、どうしたの?」
「ん?」
悠人が背後を振り返ると、そこには鬼気迫る表情のアセリアが、『存在』を構え、傲然と悠人を見下ろしていた。
「ユート、何している。マロリガンの精鋭に立ち向かうには訓練に訓練を重ねてし足りないということはない。お茶なんか飲んでる暇があるなら、一本でも多く打ち込め!」
「……あの、アセリアさん?」
薄ら寒いものを感じてアセリアの背後を見ると、そこには悪鬼羅刹の気配を纏ったネリーとシアー、それにセリアまで控えていた。
「さぼった罰として、ユートは4対1の打ち込みを受けてもらう。みんな、ユートを連れてって」
「応!」
すっかり血の気が失せた悠人は、席を立ち上がりかけたが、上から右から左から、がっちりと押さえつけられた。
「よ、よせ! お前ら俺を殺す気かっ!」
「ここで死ぬようならそれまでのこと」
「骨はネリー達が拾ってあげるから、ユート様は安心していいよ♪」
「……ユート様」
呆然と拉致されていくユートを見送った後、入れ違いにしてジドクリフがやってきた。
「いやあ、申し訳ない。蒼の水玉を試しに作ってみたんじゃが、ちょっと規模を間違えてなあ」
- 73 名前:名も無き名無し :04/02/28 15:54 ID:LqyHdgMl
- >>63-70,72
ある日佳織と二人でー、語りあったさ〜
この世(ファンタズマゴリア)に生きる喜び、そして悲しみのことを〜
……というわけで、小話「ぐりーんぐりーん」、一巻のおしまい。
- 74 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 17:56 ID:v3KpPmzC
- キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
雑魚スピ分が補充できますた。
これでしばらくの間は生きていけそうでつ。
- 75 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 17:58 ID:afStXkdC
- キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
凛としたハリオンたん(;゚∀゚)=3ハァハァ
- 76 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 18:19 ID:WfeG/Z0/
- キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ジドクリフ最高。これからランサは彼にまかすこと決定w
- 77 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 18:31 ID:2+fvC0GW
- キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
GJですた。
属性施設は一回も使った事無かったから存在自体忘れてたやw
- 78 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 19:25 ID:dEYnSeeY
- キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!!
ぐりーんぐりーんってそう言うことだったのかw
- 79 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/28 19:27 ID:NSLrKz7p
- LvがLvがLvが日々精進日々精進LvがLvが日々精進新たな技を覚えました━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
- 80 名前:名も無き名無し :04/02/29 00:31 ID:AzEI284O
- たくさんのレスいただきまして、ありがとうございます。
個人的には「ジドクリフ最高」と言われたのが嬉しかったですね、
殆どオリキャラと化してしまいましたけどw
それでは、何かSSのネタになるようなものがありましたら、
どうぞよろしくお願いします、と他力本願。
- 81 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 06:25 ID:DNMCHdPx
- そういえば大工か訓練士で、雇うのに2回尋ねなきゃダメな奴居たじゃろ
あいつで何か出来ないかな?
- 82 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 06:30 ID:L+/Z3fMC
- ニムがはじめてのおつかい「おっさんを連れてこい」
ローレシアからリリザへ、リリザからサマルトリア、
サマルトリアの村長に聞くところオッサンは勇者の泉に行ったそうな
泉のあたりをフラフラしてるジジイの言うところ、ローレシアに行ったというオッサン
ローレシアの村長はオッサンはリリザの宿屋に戻ったという。
リリザの宿屋に到着するニム→オッサンを全殺し
- 83 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 07:55 ID:aTi0SuVH
- 未了ルートやっててスレ離れてる間に…激しくGJです!
緑二人の(普段の)性格が強調されて感じそうだな、復帰後。
しばらくは「ムカつく」とか言われるたびにガクブルしそうだけど(w
…ガクガクぶるーぶるー
- 84 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 09:56 ID:uaLJp4Iy
- >>83
>強調されて感じそうだな
属性施設暴走でスピリットが発情してしまうシチュを思い浮かべてしまった…。
根っからのエロゲ脳らしいわ、俺。
- 85 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 11:14 ID:aTi0SuVH
- >>84
あ、日本語変だったかも。スマソ
活性化状態のハリオンタソが
「ヘリヤの道はマナが希薄ですのでユート様が鍵になります」
とかノタマってエトランジェ活性化施設の開発を指示、
ブースト解けたとたんにコロッと忘れてたが(w、
ジドクリフが現れ、「実は、オーラの輝き(仮)なんじゃが…」
と言われて「あらあらそういえば…」
で、もちろんジドクリフなので、何故か悠人の性欲だけ活性化(w
ジドクリフの報告を聞いてもハリオンタソは「あらあら♪」と何故か楽しげ。
神剣のせいではなく自らの内から湧き出る煩悩に苦しむ悠人…
そんな状態とも知らずスキンシップを求めるネリータソ&シアータソ…
事情は知らないまでも悠人の視線に「何か」を感じて赤らむヘリオンタソ…
悪意ではなくのん気さとお姉さん気分で事情を秘したまま
「まぁまぁ、男の子ですから♪」と明るく楽しげ(かつのん気)なハリオンタソ…
とかって妄想が浮かんだ漏れはかなりだめぽ。
つーか、「ガクガクぶるーぶるー」の時点で違う意味でかなりだめ確定orz
- 86 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 12:06 ID:EPjHfSky
- "ジド"クリフなだけに"ドジ"というのネタだったのか、と今更になって気付いた。
- 87 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 12:25 ID:aTi0SuVH
- >>86
ナ、ナンダッテー(AAry
いや、素で言われるまで気づかなかった…
ハッ、よく見るとジドクリ"ク"ではなくジドクリ"フ"だっ
つまり(ry
- 88 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 12:45 ID:pSmcg9y6
- 俺たちゃ義妹と手を切って
雑魚スピリットでハァハァした
メーカー泣かせのエトランジェ!
…な人達のスレはここですか?
- 89 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 13:06 ID:l/ZWvs+h
- ……ジドクリ”ク”だったのね、素で思い違いしてた……OTL
ついでに、”ジド”クリフなだけに”ドジ”というのも、言われて初めて
「そうだったのか!」と腑に落ちた心地です。ええ。
>>81
技術者の方はクォーフォデ・リュウ、訓練士の方はミュラー・セフィスですな。
ミュラーの方は、確か「80年以上生きてて、姿はなお10代の少女」
とエスペリアが説明していたから、ネタになりそうな感じですね。
>>84-85
なにやら美味しそうな妄想が……
しかしこれをSSにするとしたら、かなりのボリュームになりそうな予感。
>>88
ここです。
- 90 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 15:00 ID:aTi0SuVH
- >>89
o__イ`
K OTZ
漏れも>>86が名前に焦点あてるまで気づいてなかったよ…
>>85はちょうど深夜〜早朝にイービル終えてハリオンタソの萌え度が
上がったところで『ぐりーんぐりーん』読んだので妄想湧いたでつ。
- 91 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 17:24 ID:aTi0SuVH
- >>90
うあ、漏れ首飛んでるしゴチャだ…
AAのセンスないことを認識。回線切って吊ってくる… orz
- 92 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 22:44 ID:KIN6VcG8
- やはり雑魚スピはあまりにネタがなさ過ぎて息が続かないのかな。
あらかたはXuse本スレで出尽くしたか……
SSくらいしか生命線がないというのも先が辛そうだし、なにか妙案はないものか……
- 93 名前:名無しさん@初回限定 :04/02/29 23:26 ID:Un01edHb
- >>92
>46みたいに、自分の妄想してる雑魚スピ像を挙げてみたり、
雑魚スピをヒロインと想定して、ゲーム中どんなイベントが欲しいか挙げてみるのはどう?
とりあえず俺は、
戦闘中、悠人はヘリオンを庇って怪我をする。
で、ヘリオンたんはオドオドしながら頬を赤らめて「わ、わわ私が悠人様を看病します!」
そして悠人はヘリオンたんに看病されることに…
みたいなのがホスィ。
- 94 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 00:13 ID:lu2naHtb
- 本スレでも一度、書いたのですが
時深がメダリオヌッコロして双剣をカオス陣営に引き入れる所から始まり。
「やっぱり来てしまいましたか、ネリーシアー」
「はいっ来ちゃいました!」
「ました〜」
「こうなる事は分かっていましたが・・・このヘタレの面倒頼みますよ」
「まっかせてください〜」
「さい〜」
「俺・・・ヘタレ確定ですか」
双剣との対話では
「あのね、貴方は今まで二つの剣を一人に持たせてたでしょ」
「前にユート様から聞いたお話なんだけど、剣を持たない手で相手と握手するって、二刀流はずるいって」
「余計なことは言わないッ!」
「うぅ〜おねえちゃん〜」
「コホン、で、私達が貴方達を一つずつ持とうと思うの」
「うん、それなら大切な人と手を繋ぐことが出来るから」
『だから、私たちと一緒に行こう!』
『フッ、本当に面白いことを言う妖精達だな・・・我々の前の主を倒した者の言った通りとなったか』
水月の双剣の持ち主となり、エターナルとなったネリーとシアー。
一つの剣を元にしている為、本当の意味で双子となりました、と。
通常通りのオールラウンダーも可能な上、特殊ユニットなので同時にオールラウンダーとしても行動可能。
攻撃・防御・サポートが全て2段構成で発動できる。
ってな感じで。
- 95 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 01:19 ID:yTxvSgMe
- ちょいと危険な火遊び的なネタなんだが、スピリット同士のカップリン・・・
いや、ごめん。やっぱり厨すぎるよな、これは_| ̄|○
- 96 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 01:23 ID:yTxvSgMe
- そういえば、アセリアキャラのAAってないものかしらん?
埋め草的なネタ振りにはAAがあれば便利なんだが。
- 97 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 01:47 ID:JLTauNpD
- メインキャラはプチキャラAAスレで出てるが。
ただ前スレなんで貼り付けられない(dat落ち中)
- 98 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 02:18 ID:oMyiTCeY
- >>95
ニムタンはファーレーンをお姉様と慕っているから平気だYO!
他には緑と赤、緑と青あたりも頑張れそう
- 99 名前:名も無き名無し :04/03/01 02:50 ID:N0LiywfD
- >>95,98
あくまで自分に限った話で、しかもカップリングというのとは少し違いますけど、
SS書くときに、ヒミカとヘリオンを組ませることが多いですね。
語弊を恐れずに言えば、某白薔薇さまと、某愛嬌のある子狸のようなイメージです。
ステータス画面の説明を見る限りでは甚だ怪しいのですが、私の中では、
ヒミカはもう、某聖さま(とまではいきませんが)のイメージでしか見れませんw
- 100 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 12:55 ID:t8hAzcLH
- ハリオンはアクが強いから誰とでも組める!
ニムは典型的ツンデレ。
ファーレーンはカタブツ系、変則的ツンデレ。
ヒミカはお姉様系、ユウトは尻に敷かれる。
シアーとヘリオンはタイプ似てるね、どっちも小動物的
セリアは冷たい系、素直じゃないのでそっぽを向きながら顔を真っ赤にするタイプ、正直萌え。
- 101 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 13:53 ID:SKRfEDkW
- r‐-- -┐
/ /゙・ 皿・_ヽ<俺らも雑魚みたいなもんだから
レ'´从リ从!〉 ここにいてもいいよな?
l从○_○从
(リ(つと)
く/_|〉
(_ノヽ)
- 102 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 15:00 ID:xjQwpPUw
- >>101
どちらかと言うと雑魚エターナル(メダリオ、ミトセマール、ントゥシトラ)の仲間かと。
- 103 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 16:54 ID:t8hAzcLH
- ントゥシトラの中の人は超萌えキャラだな
- 104 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 18:04 ID:bEvCc+/j
- >>101
(・∀・)カエレ!!
こんなエロゲーのヒロイン主人公は嫌だ!!その2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1073869645/
- 105 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 18:34 ID:ZuQbRUTe
- >104のスレより。
355 名前: 名無しさん@初回限定 [sage] 投稿日: 04/02/14 00:24 ID:c6GpbZ1F
頭蓋骨が最初から変形してるヒロイン
- 106 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 18:51 ID:SKRfEDkW
- 取りあえず作ってみた。
.イ
,べV .//
/ 〃  ̄ ヾ; / ./
! i ミ(ノハソ / /./ <さあってと〜〜
!ik(i|゚ ヮ゚ハ </// 気合い入れていっくよ〜っ!!
リ⊂}!廿i つヾ∨
く/Цレ'
し'ノ
- 107 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 18:55 ID:SKRfEDkW
- >>104-105
r‐-- -┐
/ /゙・ 皿・_ヽ<つれないこと言うなよ兄弟。
レ'´从リ从!〉 ルート無し同士、よろしくやろうぜ?
l从○_○从
(リ(つと)
く/_|〉
(_ノヽ)
- 108 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 19:52 ID:bEvCc+/j
- >>106
(・∀・)イイ!!
- 109 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 20:03 ID:QiWB8pjw
- >>105
「最初から」って、後から徐々に変形するのもかなりイヤだぞw
- 110 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 22:38 ID:R7rdYLO+
- 座コスぴでflashつくろうとしたら絵心なくて投げ出しそうな漏れ。
- 111 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 22:49 ID:SKRfEDkW
- dat落ちしたぷちキャラスレから拾ってきた。
,ィ^i^!1-、
,(レ´  ̄ ヽ)
i`_l !i_!li_!i!リ
jixi」 ゚ -゚ノリ <エスペリア
⊂)llΨ)つ
ん/t___|l
`tナナ'
/\
j ∩ i
| |...| |
j |__| l
ノtEti」ィ^i^!1ー、
| l.|/|レ´  ̄ ヽ)
i |/イ_l !i_!li_!i!リ
ヽ.|/||l!|」 ゚ -ノl <バトルVer
( ( |と)llΨ)う}
り ||//'__'jヽ
. ||(メーtナ
,ィ^i^!1ー、
ヽ, ,(レー― 、)
)ヽ. i`_l !i_!li_!i!リ
ノソ jixl」 ゚ -゚ノリ <バトルVer(適当)
((_( _ λ(Ψll (う]
<(Iif_Et=G//'__'jヽ===
`ー――` (メーtソ
- 112 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 22:49 ID:SKRfEDkW
- ヽ
, ´  ̄ ヽ
i イ((()))
モヽ | l| ゚ -゚ノ|| ノ) <アセリア
ヾ( ノ ft)介)う )ソ
⌒U_l__i|>
く_|し'ノ」
ヽ
, ´/`'ヽ
i イ((()))
|!,| lゝ゚ -ノノ ノ`ヽ <戦闘Ver
i lヌ(介)(9_(uUJ
((U=(,)'/三ΞΞ)>
i(ソ‐ヾ_)ゝ
- 113 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 22:51 ID:SKRfEDkW
- ヽ
, ´ ̄ 〉ヽ
ixil ノノハ)))
ノノi(リ ゚ヮ゚ノlヾ、 <オルファリル
´ と)i个i7っ `
く/廿V
し'ノ'
ヽ ゞγ´゚皿゚`ぐ
, ´ ̄ 〉ヽ k @ ノ
γ⌒ヽ ixil ノノハ))) `ー-‐'
( 宗 ) ノノi(リ ゚ヮ゚ノlヾ、 <戦闘Ver(資料無し)
`ー‐' ´ 〈_イ个(7っ `
i二iニ二jR{G}Ri二ニi二l
(_ノ ヽ)
- 114 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 22:52 ID:SKRfEDkW
- ___ _
>彡 /^ヽ、/
< イ从从)〉
入i|ー ‐ノ|l <ウルカ
//f_/`’i)
ミ)O i/七]∀i〕 of彡
/_j|フノ|,ゝ
_
ヽー´, , ,ヽ
<彡ノノ从〉
彡)O 入(!|゚ -ノ|l <戦闘Ver
, --‐/ナi_(こf^(=O
`-ー―ナT /ゝ、`
∠_ノ_'/乙ソ
- 115 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/01 22:53 ID:SKRfEDkW
- ヽ)/
∠´ ハ`ゝ
彡//ノハハ〉
ゞ(リ ゚ -゚ノ! <高嶺 悠人
<´ii Yliン,
U |.Tii<
<_ノ_jイ_ゝ
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <倉橋 時深
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 116 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 00:57 ID:k9As4a8q
- オオー
そういやこんなのがあったっけか!
セリアのはないんかー
- 117 名前:ハードモードの一風景 1/4 :04/03/02 01:07 ID:QvwLvCQS
- /\
j ∩ i
| |...| | \ ねえ、エスペリア姉さま?/
j |__| l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ .イ
ノtEti」ィ^i^!1ー、 ヽ ,べV .//
| l.|/|レ´  ̄ ヽ) , ´/`'ヽ ./ 〃  ̄ ヾ; / ./
i |/イ_l !i_!li_!i!リ i イ((())) .! i ミ(ノハソ / /./
ヽ.|/||l!|」 ゚ -ノl |!,| lゝ゚ -ノノ ノ`ヽ !ik(i|゚ ヮ゚ハ <///
( ( |と)llΨ)う} i lヌ(介)(9_(uUJ リ⊂}!廿i つヾ∨
り ||//'__'jヽ ((U=(,)'/三ΞΞ)>. く/Цレ'
. ||(メーtナ i(ソ‐ヾ_)ゝ し'ノ
- 118 名前:ハードモードの一風景 2/4 :04/03/02 01:08 ID:QvwLvCQS
- /\
j ∩ i
| |...| | | 無駄口はいいから、早く攻撃なさいネリー/
j |__| l  ̄iノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .イ
ノtEti」ィ^i^!1ー、 ヽ ,べV .//
| l.|/|レ´  ̄ ヽ) , ´/`'ヽ ./ 〃  ̄ ヾ; / ./
i |/イ_l !i_!li_!i!リ i イ((())) .! i ミ(ノハソ / /./
ヽ.|/||l!|」 ゚ -ノl |!,| lゝ゚ -ノノ ノ`ヽ !ik(i|゚ ヮ゚ハ <///
( ( |と)llΨ)う} i lヌ(介)(9_(uUJ リ⊂}!廿i つヾ∨
り ||//'__'jヽ ((U=(,)'/三ΞΞ)>. く/Цレ'
. ||(メーtナ i(ソ‐ヾ_)ゝ し'ノ
- 119 名前:ハードモードの一風景 3/4 :04/03/02 01:10 ID:QvwLvCQS
- /\
j ∩ i
| |...| | \でも敵サポ、赤スピだけどいいの?/
j |__| l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .イ
ノtEti」ィ^i^!1ー、 ヽ ,べV .//
| l.|/|レ´  ̄ ヽ) , ´/`'ヽ ./ 〃  ̄ ヾ; / ./
i |/イ_l !i_!li_!i!リ i イ((())) .! i ミ(ノハソ / /./
ヽ.|/||l!|」 ゚ -ノl |!,| lゝ゚ -ノノ ノ`ヽ !ik(i|゚ ヮ゚ハ <///
( ( |と)llΨ)う} i lヌ(介)(9_(uUJ リ⊂}!廿i つヾ∨
り ||//'__'jヽ ((U=(,)'/三ΞΞ)>. く/Цレ'
. ||(メーtナ i(ソ‐ヾ_)ゝ し'ノ
- 120 名前:ハードモードの一風景 4/4 :04/03/02 01:12 ID:QvwLvCQS
- ( エスペリア……弱すぎ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〇 ̄ ̄ ̄ ̄ .イ
ヽ)/ ヽ。O ,べV .//
∠´ ハ`ゝ. , ´/`'ヽ ./ 〃  ̄ ヾ; / ./ <さあってと〜〜
彡//ノハハ〉 i イ((())) .! i ミ(ノハソ / /./ 気合い入れて
ゞ(リ ゚ -゚ノ! |!,| lゝ゚ -ノノ ノ`ヽ !ik(i|゚ ヮ゚ハ </// いっくよ〜!
<´ii Yliン,. i lヌ(介)(9_(uUJ リ⊂}!廿i つヾ∨
U |.Tii< ((U=(,)'/三ΞΞ)>. く/Цレ'
<_ノ_jイ_ゝ i(ソ‐ヾ_)ゝ し'ノ
- 121 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 01:16 ID:dM9KGLJp
- >>117-120 GJ!!そしてワラタ
確かに弱いよな・・・エスペリア
もっとも俺の場合は ネリー>悠人>シアー で大抵やってますが。
- 122 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 01:19 ID:QvwLvCQS
- >>116
セリアはネリーと同型なので、ネリーで使い回せばいいかと。
- 123 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 01:45 ID:NBjsL/Wd
- 単なるネリーの改造だけど、シアーを作ってみた。
.イ
//
〃  ̄ ヾ; / ./
i`_(ノハソ / /./
l从゚ ヮ゚ハ <///
⊂}!廿i つヾ∨
く/Цレ'
し'ノ
- 124 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 05:58 ID:Fp9hWx8S
- シアーたん、お菓子あげるからおしっこするところおじさんに見せてハァハァ
- 125 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 14:26 ID:Sjr3v82J
- シアーたんはおしっこなどしない!!
_, ,_ パーンパーンパーン
(`・ω・)
⊂彡☆))Д´)>>124
- 126 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 18:04 ID:A3M3NUlz
- スピリットってその辺どうなんだろう・・・・
- 127 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 18:07 ID:LdkjQbtW
- どのくらいのマナが含まれてるんだろうな。
- 128 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 18:13 ID:A3M3NUlz
- >>127
求めたんがマナを求めてトイレに(ry
- 129 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/02 21:34 ID:Sjr3v82J
- ホワイトデーを曲解したネリーとシアーが「茶色くて甘くて口の中で溶けるモノ」の
お返しとして悠人に「白くて甘くてねばねばするモノ」(…キャンディ?)をおねだり。
ネ「あ、あッ♪ユートさま…少しずつ出てきました…ん…ちゅる…」
シ「やぁん、シアーもぉ…はぷッ♪」
ネ「んッ…くぷ、くぷ…ぷあ…どう?シアー…甘い?」
シ「ちゅ、ちゅぷ…ん〜分かんない…けどぉ、ユートさまの味…♪」
ネ「そ…だね、えへへ♪ユートさま…もっと舐めてイイですかぁ?」
シ「かぁ〜?」
ミルキーが「少しずつ」袋から「出てき」たかと…ぐはー文才ないので誰か代わってー。
- 130 名前:無邪気なオルファ :04/03/03 00:42 ID:d1VJSPdT
- あのねパパがね、双子っていうのは、|
そっくりな二人のことだって言ってたよ|
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ
, ´ ̄ 〉ヽ
ixil ノノハ))) 〃  ̄ ヾ;
ノノi(リ ゚ヮ゚ノlヾ、 i`_(ノハソ
´ と)i个i7っ ノ从;-;ハ, <ネリ〜〜
く/廿V ( Ημ)|
し'ノ' 乙_∪ .∪
,べV ,べV
/ 〃  ̄ ヾ/ 〃  ̄ ヾ;
♪〜 ! i ミ(ノハソ! i ミ(ノハソ 〜♪
!ik(i|゚ ヮ゚ハ !ik(i|゚ ヮ゚ハ
リ⊂}!廿i つ⊂}!廿i つ
く/Ц'⊃ く/Ц'⊃
∪ . ∪
熱病の人 静寂の人
- 131 名前:雑魚スピに専用グラフィックと個別シナリオを :04/03/03 02:04 ID:AqGOm3nV
- .ト│|、 |
. {、l 、ト! \ / ,ヘ |
i. ゙、 iヽ / / / ヽ │ >>130、それは違うぞ。
. lヽミ ゝ`‐、_ __,. ‐´ / ,.イ \ ヽ | 雑魚スピのステータス画面をよく見てみろ。
`‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ | 彼女たちの外見の違いは髪型のみ…
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ これが意味する事は…
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
ヽ 、__,,.. /:;;: .!; \
ヽ ::::::::::: /:::;;:: /
- 132 名前:雑魚スピに専用グラフィックと個別シナリオを :04/03/03 02:04 ID:AqGOm3nV
,.ィ , - 、._ 、
. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__
ト/ |' { `ヽ. ,ヘ
N│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l\/ `′
. ヽヽ.\ ,.ィイハ | _|
ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | \
.  ゙̄r=<‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ > 彼女たちは全員姉妹なんだよ!
. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__
゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' /
l `___,.、 u ./│ /_
. ヽ. }z‐r--| / ト, | ,、
>、`ー-- ' ./ / |ヽ l/ ヽ ,ヘ
_,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´ ./ \、 \/ ヽ/
-‐ '''"  ̄ / :| ,ゝ=< / | `'''‐- 、.._
/ !./l;';';';';';';\ ./ │ _
_,> '´|l. ミ:ゝ、;';';_/,´\ ./|._ , --、 | i´!⌒!l r:,=i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒l lニ._ | ゙ー=':| |. L._」 ))
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ー‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i=!ー=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } _|,.{:: 7 ))
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー=:::レ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. \:::::\::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
. l |:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.! /ヽ::: `::: :::: ....::..../
- 133 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 02:15 ID:d1VJSPdT
- |┃ __
|┃. 「,'´r==ミ、
|┃三 くi イノノハ)))
ガラッ.|┃. | l|| ゚ヮ゚ノl| <話は聞かせてもらいました。
|┃. j /ヽ y_7っ= ファンタズマゴリアは滅亡します。
|┃三 (7i__ノ卯!
|┃. く/_|_リ
- 134 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 06:55 ID:t0A69FNl
- んじゃ敵スピも?
- 135 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 08:52 ID:XOxCbngY
- まぁオルファルートやってみればあながち姉妹ともいえなくはない。
- 136 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 14:38 ID:fwlKFWSF
- >133
あ、時深おばちゃんだ(w
- 137 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 15:06 ID:JLNBpxxn
- タイムアクセラレイト!!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>136 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>136| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 138 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 19:00 ID:roBy9yHr
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 139 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 20:23 ID:d1VJSPdT
- タイムシフト後に何も起こらないということは、
>>136はマナの霧と消えたようだな。合掌。
- 140 名前:136 :04/03/03 21:12 ID:fwlKFWSF
- >137
お約束ありがと GJでした
- 141 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 21:13 ID:fwlKFWSF
- 次は『ソードダンス』
おながいします(w
- 142 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/03 21:20 ID:d1VJSPdT
- >>141
昨日作ったクリティカルワンならここに。
ソードダンスはもうちょっと待ってw
クリティカルワン!
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) \\
| l|| ゚ヮ゚ノl| | |
と( /y/ ̄)し | |
Y_/ノ 人
くσしレゞ < >_Λ∩
// ψ //. V`Д´)/
レ_フ彡 / ←>>141
- 143 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 00:34 ID:m7rts/cI
- うう……ざ、雑魚スピ分が足りない……_| ̄|○
- 144 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 00:38 ID:6fodVKoN
- 時深は包茎
- 145 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 00:45 ID:07Rmr+FT
- タイムアクセラレイト!!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>144 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>144| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 146 名前:スォードダンス1/2 :04/03/04 04:09 ID:m7rts/cI
- |舞はお好きですか? |
|私のは少々危険なのですけど……|
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) ∧_∧
| l|| ゚ヮ゚ノl| (´∀` )
j /ヽ y_7っ= .(>>141 )
(7i__ノ卯! | | |
く/_|_リ .(_(__)
__
「,'´r==ミ、 ?
くi イノノハ))) シュパッ! ∧_∧
| l|| ゚ -゚ノl| .=−= .△ (´∀` )
⊂ヽ_ヽ y_ヽ7つ =−三[ |×| ] (>>141 )
( ソ ノ卯! 彡 −= /.∧ヽ | | |
く/_|_ じ −=− (_(__)
ψ &
__ ボワンッ!!
「,'´r==ミ、 (⌒ ⌒ヽ !?
くi イノノハ))) (´⌒ ⌒ ⌒ヾ∧
| l|| ゚ヮ゚ノl| ('⌒ ; ⌒ ::⌒ ))
⊂ヽ_ヽ y_ヽ7つ (´ ) :::)
( ソ ノ卯!レ (´⌒;: ::⌒`) :;ソ|
く/_|_ じ ヽ ヾ ノノ ノ__)
ψ &
- 147 名前:スォードダンス2/2 :04/03/04 04:10 ID:m7rts/cI
- "
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>141 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>141| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
……いえ、結局アクションは、タイムアクセラレイトと一緒なんですけどね。
- 148 名前:141 :04/03/04 08:43 ID:kpNQtDd7
- ありがとう・・・・・
これで心置きなくマナの塵になれる・・・・・
ありがとうID:m7rts/cI
時深おばちゃんもがんばってあばれてください(w
- 149 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 08:55 ID:iFBuppcQ
- おまいらもっと雑魚スピの話をしろ!
時深おばさんが暴れるスレになってますよ?
- 150 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 09:36 ID:hCUlc+lw
- 時深おばちゃんの元ネタはこれだな
654 名前: 名無したちの午後 [sage] 投稿日: 03/12/30 00:14 ID:hTYdVdHr
>>633,650,651
タイムアクセラレイト!!
パンパンパンパンパン
_, ,_ ∩☆))Д´)☆))Д´)
( ‘д‘)彡☆))Д´)☆))Д´)
⊂彡☆))Д´)☆))Д´)
☆))Д´)☆))Д´)
まぁいいかげんヘリオンタソ出そうぜ
- 151 名前:某葉鍵板の貧乳年増偽善者じみてきたなw :04/03/04 10:44 ID:m7rts/cI
- |レディに歳の話は死あるのみです! |
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__
「,'´r==ミ、パンパンパンパンパン
くi イノノハ))) ∩
| l|| ゚ヮ゚ノl彡☆))Д´)☆))Д´)>>148
⊂彡☆))Д´)☆))Д´)>>149
☆))Д´)☆))Д´)>>150
>>150
んじゃ、ちょっくらヘリオンたん作ってくるわ。
- 152 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 18:19 ID:FRg9NnNT
- おばちゃんって言ってるだけで、年齢の話してないじゃん。
- 153 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 18:50 ID:O3vzkHSY
- 仲間の女キャラを若い順に分けるとこんな感じで良かったっけ?
オルファ、住職
へリオンタン、ネリー、シアー
アセリア、セリア、ナナルゥ、今日子、レムリア
ウルカ、ニムントール、ヒミカ
エスペリア、ハリオン、ファーレーン
〜中略〜
時深おねぇさん
- 154 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 19:14 ID:m7rts/cI
- メーカー本スレの過去ログより
478 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:03/12/14 19:08 ID:nbGnvFYe
公開されている設定で計算すると
ヨーティア27歳
倉橋時深24歳
ウルカ レスティーナ23歳
エスペリア22歳
高嶺悠人 岬今日子 碧光陰 秋月瞬 アセリア21歳
高嶺佳織19歳
オルファ18歳
一部どう考えても嘘が入ってるが
アセリアとセリアは同郷かつ同い年でいいのかな。
ヒミカとハリオンは、配属直後のエスペリアのコメントで「育成期間が最長」
ということだが、前のラキオススピリット隊の生き残りはエスペリアだけ
だから、エスペリアと同い年くらいでいいのではないか。
ネリシア、ヘリオン(ニムも?)は悠人より年下でよさそうだが、
残りはなんとも判断の材料に乏しいのが雑魚スピの雑魚スピたる所以。
- 155 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 19:15 ID:m7rts/cI
- ちなみに「アセリアとセリアは〜」以降は、漏れの私見。
- 156 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 22:07 ID:9EjW2aVC
- >>154
実年齢は西暦で換算しましょう。ヨト歴計算で18歳のオルファを西暦に直すと…
Σ(゚д゚)
↓
(*゚∀゚)=3
↓
_ト ̄|○ 炉でスマソ
- 157 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/04 22:54 ID:AqpmR/xS
- >>156
|┃
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | つまりアセリアは14歳だな!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /
- 158 名前:名も無き名無し :04/03/05 00:37 ID:XWuAw5HT
- また場繋ぎにSS書いてきますか、ヘリオンたんで。
ただ所用で一週間くらいネットに繋げませんので、
投下は恐らくそのあとということになりますけど。
- 159 名前:名も無き名無し :04/03/05 00:38 ID:XWuAw5HT
- ……すんません、それじゃ「場繋ぎ」になってませんね_| ̄|○ナニヤッテンダロ
- 160 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/05 01:33 ID://L4A2SW
- >>159
一週間の間に期待を膨らませまくるから大丈夫。
- 161 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/05 01:41 ID:qLJZCTCA
- >>158
ヘリオンたんが大好きな漏れは、首を長くしてあなたを待っています。
一週目は誰も殺さずにクリアできたんだが、二週目は瞬のビームの盾として
ファーレーンたんに泣く泣く散ってもらいました・゚・(つД`)・゚・
彼女が非常に楽しそうにしているSSなぞ読むと罪悪感を感じ切なさ炸裂です_| ̄|○
この場を借りて懺悔させていただきます。
ごめんファーレーンたん。素顔なんて見えないしどうでもいいやと思っていました。
あんな素敵な素顔&エチシーンだとは想像していなかったよ・・・。
- 162 名前:毒男 :04/03/06 05:10 ID:pda7YJW2
- ああああああああああ゙ーーーー!!!!!!!!!!!
屁リオンタンのパンツを被ってシアーたんのおしっこ飲みたい
ファーレーンたんのぼにうを飲んでナナルゥたんにいじめてもらいたい
時深イラネ
- 163 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/06 07:36 ID:6O0IZWVk
- タイムアクセラレイト!!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>162 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>162| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 164 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/06 07:52 ID:buF4evtd
- 誰でも出来るヒマつぶし。
痴漢者トーマスの必殺技に、スピリット達のダメージ食らい台詞を繋げてみよう。
トーマス 「アナルアナライザー!」
ヘリオン 「い、痛いけど……生きててよかった」
む、ヘリオン台詞後半の意味合いが変わったような気が。
- 165 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/06 15:38 ID:eFUPK/32
- ヘリオンたんが
「私、ちっちゃいですけど…頑張りますから…
いっぱい…いっぱいユートさまを気持ち良くしてさしあげますから…」
ってスカート持ち上げたところで目が覚めた。
…ね、寝直さねばッ!
- 166 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/06 17:48 ID:6O0IZWVk
- 。165
言い夢見ろよ!(w
- 167 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/06 19:55 ID:fg9/ReCD
- 雑魚スピの戦闘チップキャラって、妙にえちぃと思う人挙手(・∀・)ノ
俺はアイスバニッシャーを放った瞬間の、奴さん状に手を広げて、
足をくねってさせてるシアーたんでご飯三杯は行けます。
- 168 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/06 22:04 ID:47xsziND
- >167
えちぃというより
萌え
もしくは
(;´Д`)ハァハァ
- 169 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/07 01:01 ID:7z9u/iW7
- オルファとネリシアとニムが、「誰のおっぱいが一番大きいか?」を巡って大げんか。
決着をつけるために、悠人に決めてもらうことにする……
というネタで誰かSS書いてみない?
- 170 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/07 03:29 ID:EmCrasvf
- そして最後にハリオンがいいとこ取りして うぉぅあおうぉあおおうぇjylkm。、xdflkfskl!!
- 171 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 01:53 ID:NBTXBNOT
- 点呼でもしてみるか。
最萌えの雑魚スピの名を挙げながら挙手。
漏れはツンデレ最右翼のニムね。ノシ
- 172 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 03:47 ID:wbsrINxe
- 後ろをトコトコついて来る、愛くるしい子犬のようなヘリオン
(゚∀゚)ノシ 2!
- 173 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 04:09 ID:sHwTT07O
- ノシ
カオスルートでも陵辱とは言いがたい、
どんな時でもマイペースなおっとりさんハリオン
- 174 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 04:15 ID:mbnEBg+Y
- ノシ
乳の威力で世界平和 のハリオンタン
- 175 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 06:41 ID:0iFJ4Qwj
- ノシ
意外と和服似合いそう&良妻になりそうなファーレーン 5
- 176 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 06:53 ID:CvVx3eO7
- ノシ 6
ユート様褒めてくれるかなあ萌えでヘリオン
- 177 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 08:57 ID:dudkPFvj
- 脳内でヘリオンタンとハリオンタンが最萌決定戦を繰り広げ中でつが
終わるの待ってるとこのスレ消えそうなので
先萌えの いぢめられっ娘ヘリオンタンで
ノシ 7
- 178 名前:毒男 :04/03/08 13:05 ID:x3ck1inW
- シアーたんにおもらしさせたい
('A`)ノシ 8
- 179 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 13:52 ID:cZTBJ8pR
- ノシ 9
ニムたん。ツンデレ最高。
ところでシアーと小鳥の中の人は同じ?
- 180 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 16:54 ID:no67OZ79
- ノシ 10
最萌えイオたんなんだが‥‥
アリでつか?
- 181 名前:風変わり :04/03/08 17:09 ID:AcP2H5EF
- ノシ 11
氷の女王セリアたん・・・・(´・ω・`)
やっぱり私はマイナーなのか・・・
- 182 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 18:26 ID:DPfBELSL
- ノシ 12
ヒミカだろ
- 183 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 19:14 ID:jCz7zEUJ
- ノシ 13
ヴァルデマールが元ネタらしいファーレーンに一票。
- 184 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 21:36 ID:V0+qEK55
- ノシ 14
乳は正義なハリオンたん。
- 185 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 22:36 ID:PlBXUScs
- ノシ
ヘリオンタンろべ
あぁイオもいいねぇ
もちろん麻呂離岸のイオ
- 186 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 23:15 ID:pAD8aGhq
- ノシ 16
寡黙従順っ娘のナナルゥたん。
だからこそ照れたり、はにかんだり、笑ったりしたときの破壊力は抜群かと。
- 187 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/08 23:49 ID:NBTXBNOT
- 俺とSS書きの二人とAA職人とあともう二人くらいしかいないと思ってたけど、結構いるのなw
16人のうち、ヘリオンが4人はまあ順当として、結構ハリオンが強いのね。
いや、ドングリの背比べな話ではあるけど、やはり「乳は正義」なのだろうか。
で、黒と緑に比べて、赤と青は苦戦してるね。ネリーに至っては未だにお声がかかってないし。
(イオが2票・・・)
さて、最終奥義「点呼」を使ってしまったからにはもう雑魚スピ分は売り切れっぽいですが・・・
どこかに具合のいい雑魚スピ分の結晶でもないものかしらん。
- 188 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 00:55 ID:KnGifqcH
- まだまだ終らんよ
17
ナナルゥに会いたいので誰か俺をファンタズマゴリアに送還してください。
- 189 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 01:03 ID:C428n7L9
- >>187
全くだ。あんなにヵゎぃぃ娘を放置する理屈がわからん。
ノシ 18!!
そんなわけで元気娘ネリーに会いたいから
誰か漏れもファンタズマゴリアへ送還してください
- 190 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 01:17 ID:A1PvANwS
- 漏れたちの手で雑魚スピをヒロインにしようぜ!
アンケート葉書に雑魚スピをヒロインに格上げキボンと書いて送る。
簡単。ここの住人なら出来るはず。それに切手も不必要だったと思う。
こんな声が多ければ、少しは可能性があるはず。(限りなく0%に近いだろうけど)
でも漏れ、葉書なくしたからできねぇよorz
- 191 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 01:51 ID:kuaeAdXj
- >>190
葉書をなくしたんなら・・・DVD版を買ってそれに付いてる葉書を(ry
それはともかく ノシ 19
ヘリオンタン萌え
- 192 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 01:55 ID:dq/rp58V
- ちゃんと全部異世界語で書け
- 193 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 01:56 ID:DY33f7dL
- >>190
まあ+に賭けるしかないな。
と言う訳で ノシ 20
ハリオンたん(;゚∀゚)=3ハァハァ
- 194 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 06:43 ID:+juJ1E6j
- ノシ ⌒21
ヨフアル屋のおっちゃん
- 195 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 07:41 ID:555M8yrH
- ノシ22
ヒミカ
僅かな可能性にかけて葉書を送ってみるかなぁ
- 196 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 08:04 ID:J9kXevZH
- ノシ 23
黒髪しか認めん!!でハリオン。
- 197 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 09:00 ID:qfwLbypJ
- >>196
ハリオン・ブラックスピリット?
- 198 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 09:15 ID:XWXBJDvn
- ノシ 24
マンドクサがり屋のニム
- 199 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 10:00 ID:vsS31/JA
- ノシ 25
俺の脳内では微妙にツンデレなファーレーンたん(*´д`*)
- 200 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 11:25 ID:qfwLbypJ
- |┃ __
|┃. 「,'´r==ミ、
|┃三 くi イノノハ)))
ガラッ.|┃. | l|| ゚ヮ゚ノl| <話は聞かせてもらいました。
|┃. j /ヽ y_7っ= 200は私がGetします。
|┃三 (7i__ノ卯!
|┃. く/_|_リ
- 201 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 12:20 ID:DY33f7dL
- >>200
時深おばさんキター
- 202 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 12:30 ID:vuzRbtN0
- >>200
(・∀・)カエレ!!
- 203 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 12:44 ID:k3CgXgNx
- ここはやはりお約束の・・・(w
タイムアクセラレイト!!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>201 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>202| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 204 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 12:45 ID:k3CgXgNx
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 205 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 16:00 ID:JKoEm1U8
- >>203と>>204の間に敵青がサイレントフィールドを唱えました
エスペリア死亡
- 206 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 17:43 ID:pmgDXr4g
- タイムアクセラレイトとタイムシフトを使うという事は、
時深おばさんはオールラウンダーの筈。
エスペアなどいない(w
- 207 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 19:14 ID:k3CgXgNx
- おばさんて言うな〜〜〜〜
(お約束の)タイムアクセラレイト!!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>206 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>206| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 208 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 19:15 ID:k3CgXgNx
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 209 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 19:43 ID:/nwBJD2g
- このスレのせいで、雑魚スピより時深おばさんに萌えてきた……
- 210 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 19:53 ID:DY33f7dL
- クリティカルワン!
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) \\
| l|| ゚ヮ゚ノl| | |
と( /y/ ̄)し | |
Y_/ノ 人
くσしレゞ < >_Λ∩
// ψ //. V`Д´)/
レ_フ彡 / ←>>209
- 211 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 21:37 ID:/3+/IqCh
- おばさんだっていいじゃないか、漏れは好きだぞ、時深おばちゃん
・・・・・・・・ってセリフ。
- 212 名前:190=182 :04/03/09 21:58 ID:A1PvANwS
- >>195
葉書なくした俺の代わりに、ヒミカをヒロインに。
と書いて送っといてくれ…
- 213 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 22:01 ID:qfwLbypJ
- みんなでこのスレ的な雑魚スピ紹介文を作るというのはどうだろうか。
板違いだが、こんな感じで
↓
5 名前:Socket774[sage] 投稿日:04/02/29 19:18 ID:U8BQYMll
【最近の(゚д゚)ウマーなモデル】
∧シ 苺皿
ミ| ・ \ AthlonXP1700+/1800+
ミ| ..'_)
ミ| (,,゚∀゚) Throughbred B-Steppingの中でも特に定格電圧が1.5Vの物を言う。
| (、 |) 低発熱のCPUをPCメーカーから求められ、ラインナップに追加した。
| 苺| 低電圧耐性、OC耐性共に抜群だが、最近は流通量が少ない。
人∪..∪
∠゙⌒"フ AthlonXP2500+ (豚)
/ ‘(・・)
/ (,,゚Д゚) Bartonコア(2次キャッシュ容量を512KBに強化したコア、皿コア84平方mmより
i (ノ 張!つ ダイサイズが101平方mmと大きい。製造プロセスは皿と同様の0.13μm。)
〜゙:、..,__,.,ノ ・・・の最下位モデル。最近値段が下がって耐性が上がってきたようで大人気。
∪∪ 苺皿の耐性は越えるか?人柱絶賛募集中。
- 214 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 22:06 ID:DY33f7dL
- AMDかよっ
- 215 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 23:27 ID:JKoEm1U8
- __
「,'´r==ミ、 倉橋 時深
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| ロングヘア+巫女+妙な言葉遣いといういかにもなキャラだが
j /ヽ y_7っ よりにもよってエロシーンで化けの皮が剥がれるが
(7i__ノ卯! 元とのギャップが堪らないらしくシナリオキボンヌの声も少なくない
く/_|_リ 彼女が現世に現れるとき、登場人物の平均年齢がぶっ飛ぶ
- 216 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/09 23:40 ID:qfwLbypJ
- ,べV ,べV
/ 〃  ̄ ヾ/ 〃  ̄ ヾ;
♪〜 ! i ミ(ノハソ! i ミ(ノハソ 〜♪ <ぷりてぃーで
!ik(i|゚ ヮ゚ハ !ik(i|゚ ヮ゚ハ ぶるーぶるー♪
リ⊂}!廿i つ⊂}!廿i つ
く/Ц'つ .く/Ц'つ
∪ . ∪
熱病のセリア 静寂のネリー
見たまんまの双子の姉妹。
- 217 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 00:26 ID:XPsUZgYz
- ROMで今更ながら ノシ 26
ネリシア姉妹にダイビングされたいです。
- 218 名前:195 :04/03/10 08:17 ID:u3S3hbRv
- >>190
わかった。しかし代わりじゃないからな?
あくまで漏れの分としてだからな?
- 219 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 11:01 ID:/VMpDfTl
- さらに遅いながら27
ネリー派。
- 220 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 17:18 ID:aacVU/Ra
- 亀レスですが
ヘリオンたん最高ヽ(´▽`)ノシ28
鬼畜ルート未プレイだけど(´д`;)
- 221 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 17:31 ID:r4eOW/Sw
- なあ、誰も>>216には突っ込まないのかw
- 222 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 19:31 ID:75FLSxmi
- >216
二人まとめてつっこみたい・・・(;゚∀゚)=3ノシ29
- 223 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 22:27 ID:9SqXeDVN
- ヒミカは姉御って感じだけれど
セリアだと委員長って感じだよね。
- 224 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 22:40 ID:sNVr0lnK
- 時深はいじわるばあさんとか
- 225 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 22:48 ID:SmcEw9Ov
- |舞はお好きですか? |
|私のは少々危険なのですけど……|
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) ∧_∧
| l|| ゚ヮ゚ノl| (´∀` )
j /ヽ y_7っ= .(>>224 )
(7i__ノ卯! | | |
く/_|_リ .(_(__)
__
「,'´r==ミ、 ?
くi イノノハ))) シュパッ! ∧_∧
| l|| ゚ -゚ノl| .=−= .△ (´∀` )
⊂ヽ_ヽ y_ヽ7つ =−三[ |×| ] (>>224 )
( ソ ノ卯! 彡 −= /.∧ヽ | | |
く/_|_ じ −=− (_(__)
ψ &
__ ボワンッ!!
「,'´r==ミ、 (⌒ ⌒ヽ !?
くi イノノハ))) (´⌒ ⌒ ⌒ヾ∧
| l|| ゚ヮ゚ノl| ('⌒ ; ⌒ ::⌒ ))
⊂ヽ_ヽ y_ヽ7つ (´ ) :::)
( ソ ノ卯!レ (´⌒;: ::⌒`) :;ソ|
く/_|_ じ ヽ ヾ ノノ ノ__)
- 226 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 22:49 ID:SmcEw9Ov
- "
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>224 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>224| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . ....
- 227 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 23:05 ID:75FLSxmi
- ソード・ダンスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
- 228 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 23:24 ID:Gwihe/WS
- |処女はお好きですか? |
|私のは少々(カビていて)危険なのですけど……|
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) ∧_∧
| l|| ゚ヮ゚ノl| (´∀`; ) < エッ?
j /ヽ y_7っ= .( )
(7i__ノ卯! | | |
く/_|_リ .(_(__)
- 229 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 23:41 ID:Gwihe/WS
- | ฺ |
∪∪
- 230 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/10 23:58 ID:Gwihe/WS
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) ∧_∧
| l|| ゚ -゚ノl| ( ;´∀`) <ウワッ、ドウシヨウ…
⊂ ・) ・) つ .( )
| ▓ | ..| | |
∪∪ (_(__)
>226へ続く
- 231 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/11 14:23 ID:7kSeygEb
- ヽ(`Д´)ノ アマリノ キョウフデ スレガ トマッチャッタジャナイカ!!
- 232 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/11 15:13 ID:/7iFI3zp
- クォーリンが仲間にならないのは残念だ
当初、光陰が助っ人に来た時の「今日子をクォーリンに任せて」発言で
雑魚スピ追加〜!!!と思ったんだが・・
武人肌でアタッカータイプの緑スピ、クォーリンキボン
- 233 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 04:01 ID:tQnyvCup
- ソーマに壊された雑魚スピたんたち救済ルートキボンヌ。
エスペリアの「お姉様」たちとか、ウルカの部下たちとか。
もしくはマロリガンの、今日子と光陰の部下だった雑魚スピたんたちの話でも可。
- 234 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 10:57 ID:v3od2xI4
- SSマダー?(チンチン
- 235 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 17:49 ID:O69YqLfD
- [ ゚Д゚]ク 29
ヒミカが好き。
陵辱シーンの「わたしはわたしでいたいのに」で転びました。
戦えば心は磨り減っていくのに、それでも国と仲間のため戦う…いい子だねえ。
- 236 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 19:57 ID:Xnh3IVCN
- 時深おばあちゃんの入れ歯が落ちてたんですけど、お届け先はこのスレッドでよろしいのでしょうか?
- 237 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 20:25 ID:6i5ZXu/e
- お約束マーダー(AAry
- 238 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 20:29 ID:yPnDs7J6
- クリティカルワン!
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) \\
| l|| ゚ヮ゚ノl| | |
と( /y/ ̄)し | |
Y_/ノ 人
くσしレゞ < >_Λ∩
// ψ //. V`Д´)/
レ_フ彡 / ←>>236
- 239 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 20:52 ID:6i5ZXu/e
- GJ!!
- 240 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 21:11 ID:sJf7HMjx
- 来訪者たちが時深おばさんをつついて遊ぶスレ…
もう戻れないのでつか?
もう帰れないのでつか?
太陽の牙でつか?
- 241 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 21:27 ID:v3od2xI4
- ネタが出ないし、ネタ振られても点呼以外続かないからどうしようもない。
かくいうおいらも他力本願。
SSかAAかネタマダー?(AA略
- 242 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 21:31 ID:6i5ZXu/e
- >240
ユウトは時深タンを後ろからつついてますが?(W
- 243 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/12 21:48 ID:yPnDs7J6
- ___ _
>彡 /^ヽ、/
< イ从从)〉
入i|ー ‐ノ|l <ウルカ
//f_/`’i)
ミ)O i/七]∀i〕 of彡
/_j|フノ|,ゝ
_
ヽー´, , ,ヽ
<彡ノノ从〉
彡)O 入(!|゚ -ノ|l <戦闘Ver
, --‐/ナi_(こf^(=O
`-ー―ナT /ゝ、`
∠_ノ_'/乙ソ
_
∧_∧ ヽー´, , ,ヽ
(´Д` ; ) <彡ノノ从〉
(_つ つ 彡)O 入(!|゚ -ノ|l
, --‐/ナi_(こf^(=O
( ( ( `-ー―ナT /ゝ、`
(__)_) ∠_ノ_'/乙ソ
- 244 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 00:30 ID:t/V5t4CS
- >>241
ま、ぶっちゃけ、俺もネタ振れてないわけで。
わかっちゃいるんだが言わずにおれなんだ。すまん。
代わりになるような常用可能な雑魚スピネタの開発が急務だな…
- 245 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 00:37 ID:OZLeSWKo
- ジークヘリオン!!( ゚Д゚)/
- 246 名前:ニム :04/03/13 00:39 ID:bWXSmAUH
- >>242
…はぁ、下品
- 247 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 00:46 ID:ZQL0KFEe
- 「なりきりスレ」にはならないくらいのさじ加減で、一人くらいなりきりが
たまに来る程度なら、許容範囲でもいいような気がしてきた。
>>246
ファーレーンお姉ちゃんと悠人、どっちが好きですか?
- 248 名前:ニム :04/03/13 01:07 ID:bWXSmAUH
- >>247
そ、そんなのお姉ちゃんに決まってるじゃないっ!
- 249 名前:246=248 :04/03/13 01:13 ID:bWXSmAUH
- おばさんスレよりましかなと思ってちょっとやってみたが
漏れになりきりは無理ぽ、スマソ。 orz
あんまりやり過ぎると「なりきりスレ」ちゃう になるしこの辺でやめとくわ。
あと正直スマンかった(AAry、>>242
- 250 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 01:22 ID:ZQL0KFEe
- >>249
なりきるもなにも、「なりきり」するには資料がほぼ皆無なんだから適当でよかったのさw
でもちょっとだけだったけど、GJと言わせてくれ。試みたあんたは勇者だったさ。
さて、次なるネタとなると……禁忌の領域には「雑魚スピ最萌えトーナメント」とかいう、
核兵器級の地雷フレーズがたゆたっているんだが……
- 251 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 01:38 ID:bWXSmAUH
- >>250
ありがd。そう言ってくれると救われるよ。
ま、続けちゃうとアレだけど、雑魚スピでおばさんの代わりになるような
パターンが作れないかと思ったんよ。
文字だけだと「なりきりスレ」っぽいけどAAできればいけるかなと。
おばさんほど強烈なネタはないような気もするし
そもそもネタ自体少ないのが難だけど、さ…
(とりあえずシアータンは「か〜?♪」とか追っかけとけばモーマンタイな気もするけどw)
う、投票系はマジでヤバイよねぇ…オーラフォトンブレイクだよね…
- 252 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 12:56 ID:bWXSmAUH
〃  ̄ ヾ;
i`_(ノハソ
ノ从;-;ハ, <あ、人が…いない〜
( Ημ)|
乙_∪ .∪
- 253 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 13:09 ID:ZQL0KFEe
- >>252
雑魚スピ限定にせんと、アセリアネタ総合にした方が良かったのかもしれんね。
- 254 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 13:25 ID:L66e6Kdo
- 存在よ力を・・・・・・・ヘヴンズ ソード!!
ヽ
∧_∧ , ´/`'ヽ
(´Д` ; ) i イ((()))
(_つ つ |!,| lゝ゚ -ノノ ノ`ヽ
彡) i lヌ(介)(9_(uUJ
( ( ( ((U=(,)'/三ΞΞ)>
(__)_) i(ソ‐ヾ_)ゝ
- 255 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 13:35 ID:bWXSmAUH
- 居た〜
>>253
とりあえず範囲広い方が「なんとなく」で成り立ち易くはなるわね。
ただ、狭い方がつっこんだ話には向いてるというのもあり。
加減が難しいやね。
…つーてる間にSS書く練習でもしろってことか…∧||∧
- 256 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 17:25 ID:w2ccko/V
- ttp://haun.hp.infoseek.co.jp/haun/motemote/01.jpg
ttp://haun.hp.infoseek.co.jp/haun/motemote/02.jpg
ttp://haun.hp.infoseek.co.jp/haun/motemote/03.jpg
- 257 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 19:16 ID:bWXSmAUH
- >>256
ワラタ
GJ!
…そうかぁ、機は熟したのか、いつの間にか(w
- 258 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 19:27 ID:3S1ORJK+
- >>256
ハゲワロタ。
カンス ヤシマヌ!
- 259 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 20:41 ID:z4jIfch8
- 機は熟したらしいのでさっそく
雑魚スピの雑魚スピによる萌ランジェのための身勝手な国、
真性裸喜雄王国を建国するのじゃよー
--- 1分後 ---
ギャワーッ 王国を建築するには技術レベルが足りんのじゃよー
すわ、研究所を建築するのじゃよー
…
「萌え(マナ)が足りません」
ギャワーッ 開始2分で挫折じゃよー
カップ麺も作れんとは何事!?
スレの明日はどっちだ!?
と、そろそろ名も無き名無しさん帰ってきたかなぁ、と思ってみるテスト。
(関係ない)
- 260 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ :04/03/13 21:41 ID:hWoa7WEM
- >>256
ファーザー=住職、オンナスキー=悠人にしても面白そうだ
- 261 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 22:46 ID:VxVRy2T7
- http://d.hatena.ne.jp/naofumi_takase/20040312
「死語」を「死後」と書くシナリオライター奈緒文タン萌え。
- 262 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 23:41 ID:IMRQV61s
- ふう、ようやくこのスレからいなくなってくれたみたいだね
時深おばちゃん
ちょっとでも貧乳とか言おうものな
- 263 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/13 23:56 ID:L66e6Kdo
- タイムアクセラレイト!!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>262 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>262| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 264 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 00:01 ID:03dPSLjt
- 年増は不可抗力として、「貧乳」だったかしらん?
あんまり符号させてると、板違いのあの「鬼」がやってくるかもしれんぞw
- 265 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 00:50 ID:x1tN9XaJ
- 貧乳ではないと思う、やや微乳気味?
80-82と想定している
- 266 名前:毒男 :04/03/14 00:51 ID:taNI3ik8
- まあ、歳食ったら垂れてくるだろ普通
- 267 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 00:51 ID:yJfXLrcH
- 時深タンは美乳だと思うね。
しかしよく考えると奈良時代の一般女性だから胸がでかくなるほどの
栄養が取れてたとは考えにくい。
するとあの胸は……?
- 268 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 00:56 ID:xn5SRe8I
- 時深タンは幼い時から栄養豊富な魑魅魍魎を食べて育ちましたよ?
…人魚とか。
- 269 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 01:29 ID:u2SI9EjC
- 不老不死は体型とか変わらなさそうだから嫌だな、自分がなるとしたら。
- 270 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 02:27 ID:wFTbMeS8
- お気に入りの雑魚スピチームってある? 自分は
A・ネリー
D・ハリオン
S・ヒミカ
派手さはないけどけっこう万能型
- 271 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 02:28 ID:03dPSLjt
- しかしおばさまネタだと食いつきいいなヲイ。
みんなもうすっかり虜になっちまったか……_| ̄|○
- 272 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 02:40 ID:03dPSLjt
- >>270
アセリアはSLGなわけだし、基本に立ち返るのもいいかもな。
しかし完全に雑魚スピだけで組むと運用が難しいから、俺の場合はやっぱ
A・オルファ
D・ハリオン
S・ナナルゥ
の灼熱地獄チームだな。
ノーマルじゃなんの役にも立たんが、オルファにおるふぁきっく・絶当てさせた
あと、ナナルゥのきついの(アポカリプスU)一発お見舞いすれば、大概は
無傷からでも撃沈1、大破2の戦果は見込めるし、オルファとナナルゥの
ロール入れ替えても、ナナルゥの攻撃は相手の属性効果を下げてしまうから
オルファのあっついのの通りが良くなって一粒で二度ウマー。
- 273 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 03:28 ID:dmWNGL+0
- ヒミカ・ニム・ネリーはSHでもかなりの活躍をしてくれたよー
エレメンタルブラスト*1 ダブルスイング*2 はぁはぁ
- 274 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 03:52 ID:THG9JxMt
- 3/24 スピリットガイドが発売されれば、話の種も増えるのでは。
雑魚スピの設定も出るだろう、たぶん。あと10日だ。
まだ一周も終わってないけど、SSネタはありますんで、書くかもしれません。
- 275 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 09:48 ID:IwgxuuCW
- >>274
「雑魚スピリットガイド出版希望」の書き込みで埋め尽くされる予感。
- 276 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 12:07 ID:03dPSLjt
- 時深お……ねいさんはこのスレからいなくなってないと思われる。
彼女は「渡り」をすることでその世界の住人から忘れ去られるエターナル、
しかし、このスレの住人が未だに覚えているということは……
- 277 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 13:26 ID:GmTZlYeM
- 「時詠のトキミ」発売キボン…と
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ 必死だな、契約者
j(!つ y つ/ / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こういうことか?
- 278 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 14:54 ID:i0jzuFW9
- 出雲に所属してるときは時深タンも雑魚スピだったんだよ! とか言ってみる。
- 279 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 16:04 ID:taNI3ik8
- むしろ時深が最終ボス
- 280 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 17:46 ID:WuYTlQbH
- シアーを有効利用してる人いるか?俺は大体
・シアーのはじめてのおつかい(ラースの訓練士)
・シアーのはじめてのお留守番(ラキオス城で待機)
その後、シアーの永遠となったお留守番になるわけだがw
- 281 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/14 18:01 ID:9KgFroTW
- 光陰と今日子のせいだな。
- 282 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/15 01:53 ID:xNIlCuPn
- 「雑魚スピルートより先に時深ルートをつけろ」……と。
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш 火中の栗を拾いに行くとは
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ さすがだな、契約者。
j(!つ y つ/ / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 283 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/15 05:41 ID:Dj2dWBTK
- >>280
シアーは攻撃に青属性付きなのでアセリアに次いで有用だったけど。
二軍落ちはセリアが…。
- 284 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/15 20:50 ID:U0dN7le/
- 何か時深(ryさんが暗躍してますな
- 285 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/15 20:54 ID:NiJrp3Ea
- obaさんルート、普通に欲しいけどな。
- 286 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/15 22:08 ID:AGh5Zu7n
" obaさんイウナ!!タイムアクセラレイト!!
´∴  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>285 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| />>285| | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 287 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/15 22:20 ID:s1AMKG37
- (´-`).oO(マックノウチ! マックノウチ!w)
- 288 名前:ユーファリア :04/03/15 23:40 ID:tmvBKYKu
- 時深おばさん初めまして
- 289 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 01:08 ID:XsUwbeJ5
" イレチエシタノハオマエダロコノ!コノ!! コノ〜〜〜!!!
´∴  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( ユウト )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
″″ \/〈(((ノ从| /ユウト | ゚ヮ゚ノ`=―≡―∞
" ||( ゚ヮ゚ー' | |ヾノ //
=―≡ ̄`:, | , | ( ̄=―≒‥,,
" ,゛"=―≡―=',/ ノ )∵`=≡―=
″( ゚ヮ゚∴/´/ / | | , ゚ヮ゚ノ'ゞ ∵゛、 ゜ ¨
ヾ =―≡ ̄`:゛/ / \| |≡―=‥、,、 ヾ
,゛"=―≡―='( | ( |=―≡―∞=@ , 、∴
/ | | |\ \ ´ ∴ ヾ .
・ / / | | | ヽ/⌒〉
.... . ............ . .(_ 「 _) (_〈_/....... . .. . .... . . .
- 290 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 02:11 ID:CYnExxXC
- Chapter X
Final Mission
雑魚スピスレから、エターナル時深を追放せよ
―━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━―
The Keeper of ZAKOSUPI Thread
勝利条件 時深ネタの沈静化
雑魚スピネタの活性化
敗北条件 時深ネタによる雑魚スピ
ネタの一掃
┌─────┐
│ TARGET │
└┐ POINT┌┘
.. └─ v ─┘
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl|
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 291 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 07:40 ID:67MZk1Xm
- 敗北条件 時深ネタによる雑魚スピ
ネタの一掃
誰かが禁句を言う
- 292 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 08:08 ID:oSqZvknc
- 時深おねいさんも専用ルート無いから、亜種の扱いかなんかで雑魚スピの仲間に…
~~~~~~~~~~~
(´-`).oO(ちょっと古いですけど、主原料はマナですから…)
- 293 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 09:50 ID:6cvvn786
- そんなこといったら仕舞いには龍とかントゥシトラが大挙して押し寄せて来かねんぞ
私は一向にかまわんが
- 294 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 13:22 ID:8dUKA3Om
- fifth のマナとか君望のマナマナとか乱入したらどうするんだよ。
- 295 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 17:30 ID:XsUwbeJ5
┌ ' ''' ‐- 、,,_,、‐'~ `゛_' 、
, ‐{ 丶 ~ヽ.ヽ  ̄ ~^ `ヽ、
/ '''''! \ ヽ ヾ\\ ~\ ヽ.
/ ヾ ヽ \ \ \. ヽ`、
/ λ | /入ヽ ヽ\ \ ヾ丶 \ヾ 丶
,' / イ | |/ミヽ\ヽ \ヽ ヽ \ \ ヾヾ. ヽヽ
i //i l | || \ヽ.\ ヽヾ \ \ヾヾゞヾ:i
l { {{ || | | ヽ.ヽ` ー- 、ミ三___ミ_;;;_;;;=-‐'''´ヽヾi.
`. | |{ || ヽ ,,、、,,_`‐--,'~""'''''''''''''‐-、 ヽ ヾ _、,,:::i、
ヽヾ\\|、 ,〆''´ `、 _____ ` .iヾ,´- `,::l
. ` iヾ.ヽ._ヽ'~ ____ , _{ 〆'''''ヾii=,、 /!ヽ:ヽ'i |:::|
`'t、';ミ、 ,;;;〆''''' n〒ヾヽ ~ / ∧::}'ノ:::|
,ゞ入 〆 ソ、' ヾ、_ , ' /≦|:ノ:::/ノ
{ ::|ヾヾ、,,,,,,、 ' `  ̄´´ /-‐ 'i/V//
| ::| ~i、 ー:::,‐ /二=メヾ/(ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ.:| 《ミヽ、 ~ , 'i!;;;;;;;;_;;==ヽヽ)) _|
ヽ,》〉〉〉::≧: 、 , ' |丶'´ヾミミミヽヾ }、 \ わたしを呼びましたか??
〈 /i | / ;;;;;;;=`i!ー:: '´ | ゛ー=ミ !l| ヽ |
_{{ //;/ノ | | {ヾヾ \i } \____________
/i ヽ // ノ | l .{,,_ミミヾソi }
{ | | ||_/`ヽ, ‐;;~´ ~^'^ヽ、,,,,,___ゝ;;ヽヾ! ト、
- 296 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 18:27 ID:Fe8MuJqY
- >>295
(・∀・)カエレ!!
いや、帰って下さいお願いします。
- 297 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 18:28 ID:snpdsHmh
- 時深おばちゃんに続いてまた変なのが…
- 298 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 19:31 ID:XsUwbeJ5
- >297
>291
- 299 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 19:37 ID:c+ipGSUM
- 「たった今からこのスレは、『倉橋時深分補充スレッド』に変更」……と。
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш いまさら名分に拘るとは
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ ぬかりないな、契約者。
j(!つ y つ/ / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 300 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 19:57 ID:Y6H6Q96w
- [LOAD]♪
[290. ChapterV 綺羅の雑魚スピ 2004/03/16 02:11]♪
- 301 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/16 20:03 ID:XsUwbeJ5
- __ ???アレ??
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl|
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 302 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 01:43 ID:+xwBhvUa
- 私以外にも、時を操れるエターナルがいたというの!?
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ ぬかったな、契約者。
j(!つ y つ/ そてく / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 303 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 01:57 ID:oq8XK6mZ
- そういや、ロウ側にもいたような事を言ってた
ような気がするなw
- 304 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 02:56 ID:cWgEuE/P
- 雑魚すぴ、このスレから完全に駆逐された模様…
- 305 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 05:14 ID:5ZrlQSZW
〃  ̄ ヾ;
i`_(ノハソ
ノ从;-;ハ, < きゃぁぁぁぁぁっっ!! 痛い…痛いよぉ…
( Ημ)| L 助けて、ネリー…どこぉ、どこ…ぉ…
乙_∪ .∪
- 306 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 14:28 ID:fEVIKgBH
- いきなり縁起でもないAA張るな(;´Д`)
- 307 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 17:27 ID:5ZrlQSZW
,べV < ほらほら、ここにいるから、泣かないの、ね、シアー
/ 〃  ̄ ヾ;
! i ミ(ノハソ _
!ik(i|゚ ヮ゚ハ / \
リ⊂}!廿i つ ( ノハ\(i
く/Цレ' ハ;-;从(
し'ノ |( v_ H )__
U U \
~ ̄
- 308 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/17 17:31 ID:5ZrlQSZW
- う、ずれ欝…
,べV < ほらほら、ここにいるから、泣かないの、ね、シアー
/ 〃  ̄ ヾ;
! i ミ(ノハソ _
!ik(i|゚ ヮ゚ハ / \
リ⊂}!廿i つ ( ノハ\(i
く/Цレ' ハ;-;从(
し'ノ |( v_ H )__
U U \
~ ̄
- 309 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 00:20 ID:SkOyUIzb
- 「そこにいるのは実はセリアですが何か?」……と。
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ ジサクジエンだな、契約者。
j(!つ y つ/ そてく / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 310 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 00:54 ID:xn/hxu9Y
,べV
〃  ̄ ヾ; / 〃  ̄ ヾ;
i`_(ノハソ ! i ミ(ノハソ
l从;-;ハ !ik(i|゚ ヮ゚ハ < 何か言ってる人が居るけど
⊂}!廿i つ⊂}! 廿i つ | シアーがネリーのこと
く/Цレ' く/Цレ' | 間違えるはずないよね〜
し'ノ し'ノ
うん♪ もちろんだよ〜♪
|_
,べV
〃  ̄ ヾ; / 〃  ̄ ヾ;
i`_(ノハソ ! i ミ(ノハソ
l从゚ ヮ゚ハ !ik(i|゚ ヮ゚ハ
⊂}!廿i つ⊂}! 廿i つ
く/Цレ' く/Цレ'
し'ノ し'ノ
,べV
〃  ̄ ヾ; / 〃  ̄ ヾ;
i`_(ノハソ ! i ミ(ノハソ
l从;-;ハ !ik(i|゚ ヮ゚ハ < シアー、敵に挨拶してたけどね〜
⊂}!廿i つ⊂}! 廿i つ
く/Цレ' く/Цレ'
し'ノ し'ノ
- 311 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 01:37 ID:dDaCZaSL
- G J!!
- 312 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 02:07 ID:v7IJslXo
- なんつーか、シアータンって
給食を昼休みの時間丸々たっぷりかけて、一生懸命もきゅもきゅ食べてる子のイメージがあるのう。
ネリーの方は、給食を三分で掻き込んで、おやつのプリンのおかわりを狙いに行くタイプ。
オルファと壮絶な戦いをしそうだ。
- 313 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 03:10 ID:xn/hxu9Y
- >>312
もきゅもきゅ…
(妄想中)
「シアータンの萌えレベルが上がりました」
「新たな萌えポイントを習得しました」
>>311
漏れ? だとしたらthx
漏れ=305=307 なんで、がんばってどうにかここまでもってきた。
ほんとは305の時点では誰かが展開させてくれることを
期待してたんだけど。
とりあえずこんなんで勘弁してくれ、すまんかった>>306
…振り返ってみたら30近くも駄レスでスレを浪費してるよ漏れ OTZ
ROMになった方がよさそうだ… ∧||∧
がんがってミッション成功させてくれ。健闘を祈る。
- 314 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 10:01 ID:ZssLu5Mt
- >>312
「日々妄信です」
「日々妄信です」
「日々妄信です」
「日々妄信です」
- 315 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 11:56 ID:peeyaTYj
- 雑魚スピに個別ルートがあったらどうなものになるか・・・と妄想してみた
ネリー・・・永遠真剣の名が『静寂』なのは実はネリーは・・・みたいなことを掘り下げるルート
シアー・・・姉依存からの脱却
セリア・・・セリアの心を開かせる(過去に何かあったと妄想)
ハリオン・・・陵辱ルートでの謎解明(ちと苦しいか)
ニムントール・・・シアーに同じ(もしくはニムの性格に関しての過去話)
ナナルゥ・・・永遠真剣に飲まれた心の開放
ヒミカ・・・正直思いつかん
ヘリオン・・・永遠真剣が最低位のことについてのトラウマ(苦しい)
ファーレーン・・・妹依存?からの脱却(苦しすぎる)
なんだこうして見ると十分(一部苦しい所とかもあるが)
雑魚スピ個別ルートが作れるじゃないか。
作れよザウス
- 316 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 12:22 ID:gU6OKGZW
- 姉妹丼なシナリオはご用意いしないのでしょうか?
- 317 名前:315 :04/03/18 13:24 ID:peeyaTYj
- >>316
ユートの性格上姉妹丼は陵辱以外では難しいかと
後ヘリオンのところトラウマじゃない、コンプレックスだ。
- 318 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 14:50 ID:i0V8Ms9q
- .イ
{}ヾヽ .//
! f ,.⌒´`';`ヽ / ./
,゛! |゙|!ノノ)ノ))〉 / /./ <さてと、気合い入れていくよ
, ノノ'ilパヮ゚ノ〉 </// 用意はいい?3・2・1・ハイ!!
((⊂,Y水Yつヾ∨
))゙く/,_|>"
(( し∪
- 319 名前:仮想ネリ・シアルート1/2 :04/03/18 19:26 ID:j1AAL42A
- 実はネリーは元は対リュトリアム用に
青と黒の属性を併せ持って生み出された「ダークブルースピリット」だった。
完成後サーギオスへ転送しようとした直前、カオスエターナルの千年処女の強襲を受け
転移装置が暴走。転送途中でマナの霧と化してしまう。
だが、所持していた五位の神剣が二本の剣として再構成されるのに併せ
黒青妖精もラキオス近辺で双子のブルースピリットとして再生。
本人達は勿論、ロウ、カオス、どちらにも素性を気付かれぬまま成長する。
その後、『求め』のユートと出会い恋をするネリー。
だがシアーも自分と同じ視線をユートに向けているのに気付き
想いを伝えないまま身を引く事を決意する。
しかし、その気持ちをシアーに見抜かれ、お互いに相手を思いやるあまり大喧嘩をしてしまう。
気持ちの行き違いから連携をミスし、隊を窮地に追いやってしまう二人。
「仲間達を、ユート様を助けたい!」
その気持ちが頂点に達した時、『静寂』と『孤独』が融合。
二人も合体し本来の一人に戻り、ネシリア・DBスピリットが復活。
エトランジェに匹敵する力を発揮し敵を駆逐する。
- 320 名前:仮想ネリ・シアルート2/2 :04/03/18 19:27 ID:j1AAL42A
- けれど、一度二人に別れ育った者が再び一つになった結果得た
初期設定値を遙かに超える力を制御しきれず、
このままではあと数日で命を失ってしまう。
そこでヨーティアが提案した方法は、
エーテルジャンプ装置を利用してネシリアの体を一度分解し、
ネリーとシアーの精神を個別に呼び戻した後、体を再構成する事だった。
「二人の神剣の波長は分かってるからね。最悪でも一人だけならこっちで元に戻せる。
けど、二人を一緒に連れ戻せるのはユート殿、あんただけだ。」
ネシリアを収めたEJ装置の前で『求め』を構え一心に呼び掛けるユート。
(ネリーもシアーも失いたくない。どちらも俺には大切な人なんだ!
だから二人とも、帰ってきてくれ!!)
激しく閃光を放ち崩壊するEJ装置。
爆発に吹き飛ばされ意識を失ったユートが目を開くと
そこには………いつも通りの二人の笑顔が。
と言う展開はどうでしょ。(w >>315-316
- 321 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 19:34 ID:dDaCZaSL
- >319、320 G J!!
- 322 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/18 20:44 ID:lFuXWtsu
- 千年処女やハリセンのやった事を聞きつけたスピ達が次々と、
という展開ならヘタレ王ユートは拒みきれまい。
- 323 名前:名も無き名無し :04/03/19 00:54 ID:BHZKDqEh
- すんません、ぐつぐつ煮詰まってます。orz
今回は「ぐりーんぐりーん」ほどサクッと出てきてないんで、
待ってくださってる人がおられましたら、今しばしご猶予を。
- 324 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 03:12 ID:tz0SWsRc
- >>319-320
美しい・・・
- 325 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 04:34 ID:HI+iMdvA
- 神剣の階位ってエターナル内、スピリット内では
あまり目立った差別化はされてないわけだが
実際、第九位(少尉)〜第六位(少佐)と
軍の階級みたいな感じだったら話変わってくるんだろうな、ヘリオンの境遇も
- 326 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 05:01 ID:68Crei3I
- >>325
「フル○タル・ジャケ○ト」のハー○マン先任軍曹のような鬼スピリットに
罵倒されつつしごかれるのだろうか。
- 327 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 09:13 ID:hHb9KYBA
- >326
『ハー○マン先任軍曹のような鬼スピリット』……位置的にはエスペリアか?
エスペリア
「本日をもって貴方達はウジ虫を卒業します
本日から貴方達は「ユート様の」スピリット隊員です
姉妹の絆に結ばれるのです
貴方達がマナの塵になるその日まで
どこにいようとラキオススピリット隊員は貴方達の姉妹
多くはサーギオスへ向かいます
ある者は二度と戻らない
ですが肝に銘じておきなさい
スピリットは「ユート様のために」命を捧げる
「ユート様のために」命を捧げるために我々は存在する
ですが永遠神剣は永遠です
つまり―――貴方達も永遠なのです!」
レスティーナ
「エスペリア、訓示に余計な言葉を挟んではいけません」
……誰ですか、棒姉妹なんてろくでもない想像したのは。
- 328 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 09:21 ID:02eB7Jfz
- >>327
性欲をもてあます・・・のフラッシュが頭をよぎりましたが・・・(W
とりあえず、ろくでもない想像した香具師 ( ̄ー ̄)ノシ 1
- 329 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 12:28 ID:/pTD00Zr
- エスペリアの献身って第7位だから、ハリオンより下?
やはり、あの貧弱な抵抗力が足を引っ張ってるのか・・
ハリオン「上位者に〜口答えは〜許しませんよ〜第七位?」
エスペリア「も、申し訳ございません、第六位」
- 330 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 12:54 ID:/DrGKkm7
- >>327
GJ。
でも「姉妹の絆」とか書くから一瞬「マリ見て」みたいなん想像しちゃったよ。
あ、もちろんヘリオンが祐巳な。
- 331 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 19:24 ID:HjhfsB8/
- >>325
スピは人間扱いされてなかったから士官扱いはされないんじゃないかと。
上等兵 第六位 ( ウルカ、ハリオン、ファーレーン、ヒミカ )
一等兵 第七位 ( アセリア、エスペリア、セリア、ナナルゥ )
二等兵 第八位 ( オルファリルf、ネリー、シアー、ニムントール )
三等兵 第九位 ( ヘリオン )
で、スピリット隊隊長あたりでやっと少尉相当とか。
- 332 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/19 21:30 ID:h65wAiOo
- >>323
おかえりなさいまし〜
このスレ住人は出るかもわからない『アセリア+』を
待ってるぐらいなので、ハアハアしながら待つのは得意です(w
ということで無理しない程度にがんがってくだされ〜
- 333 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/20 00:14 ID:l0AKxUAY
- いかんいかん!
リニューアル版なんか出たらゲーム名が「時詠の時深」になりかねない
断固阻止すべし
- 334 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/20 00:31 ID:s4wGSq8o
- r‐-- -┐
/ /゙・ 皿・_ヽ<「義妹の佳織」なんかどうだ?
レ'´从リ从!〉
l从○_○从
(リ(つと)
く/_|〉
(_ノヽ)
- 335 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/20 03:23 ID:PIeyj2og
- 正直、+よりもファンディスクきぼん。
- 336 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/20 08:31 ID:f4uMo9cj
r‐-- -┐
/ /゙・ 皿・_ヽ<我が名は佳織、頭蓋骨の佳織!!」
レ'´从リ从!〉
l从○_○从
(リ(つと)
く/_|〉
(_ノヽ)
- 337 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 00:01 ID:Sy0xswhS
- r‐-- -┐
/ /゙・ 皿・_ヽ<ナポリタン・レイ!」
レ'´从リ从!〉
l从○===================================
(リ(つと)
く/_|〉
(_ノヽ)
- 338 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 01:01 ID:XLmNL8Be
- おねいさんの次は、頭蓋骨がのさばるのか……
- 339 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 01:43 ID:GKfSNgXy
- 以前XUSEスレで出てた教えてユートさんってのは
どうなってるんだろうな?
雑魚スピきっちり補完してくれるとよいが…
- 340 名前:+で小騒ぎ 1 :04/03/21 10:10 ID:6/Dzo0Wc
- 「『永遠のアセリア+』か…」
巨大なディスプレイに映る巨大な文字を読んでいた悠人は、そう呟くと2chブラウザを閉じる。悠人の身長はこの世界では煙草の箱程度しかなく、マウスを動かすのにも体全体で抱え込まなければならない。
都内某所『永遠のアセリア』開発部跡地。現在、開発スタッフは他の作品の作業にまわっている。
数週間前、悠人は気がつくとそこにいた。ハイペリアとそっくりの世界ではあったが、決してハイペリアではなかった。
そこはハイペリアやファンタズマゴリアよりも外側の世界。ハイペリアもファンタズマゴリアもこの世界のゲームの物語でしかない。教えられたわけでも発見したわけでもなく、この世界に現われた時にはただ「知って」いた。
「いーえ、『時詠の時深』です」
2chブラウザを閉じ終わり、マウスに寄りかかってこの世界に現われた時の衝撃を思い返していた悠人の耳に時深の声が飛び込んだ。
「時深は充分出番があったろ。文句はそこでのん気にミルクレープ食ってるシナリオの中の人に言ってやれ」
返す言葉が投げやりになる。全員ではないが、悠人以外にも何人かがこの世界に現われていた。しかし、この時深は外面を気にせずやたらと自己主張が激しく、わずか数週間で悠人は既に辟易していたのだ。
「『義妹の佳織』なんかどうだ?」
今度は、佳織…ではなく、ナポリタンだ。ファンタズマゴリアでもただの帽子だったナポリタンが、この世界では何故か神剣のような存在になっていた。契約者たる佳織は既にナポリタンにのまれている。悠人に佳織への執着は今は無かった。
ファンタズマゴリアつまりゲーム中と違い、シナリオの規制が外れているようだ。
「お前も文句はシナリオの中の人に言っとけ」
二人の矛先をシナリオの中の人へ反らすと、悠人は『+』についての考察を再開した。
- 341 名前:+で小騒ぎ 2 :04/03/21 10:11 ID:6/Dzo0Wc
- 「まぁしかし、実際問題として『+』は難しいだろうな。不遇キャラの救済はいいとして、各ヒロインもそのままというわけにはいかないだろう。
とすると、増加分のコストが多くなり過ぎる。そのくせ、新作ではないから販売期待量はそう多くは見積もれない。となると『ファンディスク』か? いや、それではキャラが多すぎて掘り下げ切れずにユーザが満足しないだろう。
ならばいっそのこと『ダイアリー』という手もありかもしれない…」
やけにシビアな思考をしてしまうが、自分がキャラという認識がある以上真剣にならざるを得ない。
「…『ヘリオン の ドジっ娘日記』」
「はわぅっ!?」
ヘリオンが頬を赤く染め、涙目でウルウルしつつ両手をわたわたと振り回している。どこか抜けてるわりに妙なところで器用なことだ。
「あぅ〜、ユートさま、ひどいですぅ〜」
ヘリオンの頭の中で『ドジっ娘日記』のストーリーが生成されているらしい。
「あ、そ、そんな、ユートさまぁ…」
トテトテチョロチョロと動き回り始めた。どんな妄想^H^H想像をしているのやら。
「はぅっ!?」
ヘリオンは足を滑らせてスッテンと転んでしまった。
「おい、大丈夫か? ヘリオン?」
返事がない。脈は…ある。自発呼吸もしている。出血もなし。
「ふぅ、ま、ただの気絶だな」
そっと抱き寄せて膝枕してやる。
「まったく、ドジなんだから…ま、これがヘリオンだよな」
そう、ハラハラしつつもどこか心暖まる、こんな日常―――
- 342 名前:+で小騒ぎ 3 :04/03/21 10:11 ID:6/Dzo0Wc
- 「あーっ、ヘリオンずるいーっ」
「ずるいです〜♪」
声がしたかと思ったら左右から首に抱きつかれる。ネリーとシアーだ。
「ずるいって…」
「ネリーたちもユートさまにくっつくー」
「くっつくです〜♪」
構って光線出まくりの二人。
「あーもう。ヘリオンは気を失ってるんだよ。くっついててもいいから、おとなしくしてること。わかった?」
「はーい」
「は〜い♪」
少し不満げなネリーと満足げなシアー。まぁ、シアーは元々それほど活発なたちではないからな。ネリーもまぁ状況が理解できないほど子供ではない。それでも不満が表に出てしまう辺りがまぁ相応か。
しばらく悠人の髪をいじったり頬をすりすりしたりしていた二人だが、ほどなく悠人の肩にもたれて眠ってしまった。
「…俺は安心毛布か?」
思わずそんな問いが口をつくが、もちろん応えはない。まぁ、こいつらの精神年齢的にそうした安らぎはあって然るべきではある。自分が与えてやれるのなら与えてやりたいとも思う。
「何というか、仔犬のようだよな…さしずめ、『ネリー&シアー の いつでもいっしょ』といったところか…」
起こさないように気をつけながら二人が楽なように姿勢を調整してやり、考えを続ける。
- 343 名前:+で小騒ぎ 4 :04/03/21 10:13 ID:6/Dzo0Wc
- 「犬と言えば猫。猫と言えば…」
「…なんか、ムカつく」
視線に気づいたのか、睨んでくるニムントール。本人に自覚があるのかはわからないが、ときどき悠人の様子をうかがうそぶりを見せる。それでいて、話しかけたりするとツンと逃げる。逃げるのだが、やはり気にしている。そんなところが猫を思わせる。
「ニムは猫みたいだな、と思ってな」
「あんたなんかに ニム って呼ばれたくない」
「こら、ニム。ユート様に向かってなんて口のききかたですか」
叱ったのはニムントールが自分以外で「ニム」と呼ぶことを認める唯一の人物、ファーレーンだ。
「どうして姉さんはユートなんかの味方するのよっ!」
「ニム、ユート様は人間であり、隊長なのよ」
ファーレーンはそう諭すが、悠人としてはこれは受け入れられない。
「いや、ファーレーン、それは…」
「わかっています」
ファーレーンは悠人の抗議をさえぎると、ニムントールを胸に抱きしめて悠人の隣に腰を下ろした。
「ニム、よく聞いて。ユート様は人間とかスピリットとか気にしない方ですし、隊長といって驕る方でもありません。ですが、あなたは他者への接し方を改める必要があります。
まったく、わたし以外の方への接し方といったらぞんざいというか失礼というか…わたしが甘やかし過ぎたのでしょうか…」
「お姉ちゃんは悪くないもん。ニムが、ニムが…」
泣き出したニムントールの背中をファーレーンは優しく撫でる。
「少しずつ、ゆっくりでいいの。成長してくれれば…」
「…うん、うん」
- 344 名前:+で小騒ぎ 5 :04/03/21 10:18 ID:ENNmWFbQ
- ニムントールがファーレーンに甘えられるように半ば誘導した面もあるのだが、二人の様子を見て「あぁ、姉妹なんだな」と改めて思う。
ネリーやシアーと違って甘えられる存在がいたニムントールは幸運だったのだろう。しかしそれ故に、ファーレーン以外への甘え方を知らずに生きてきて、ファーレーンさえいれば良かったから他者への接し方を学ぶ必要もなかった、とも言える。
ファーレーンもそれを認識している。それを確認できたのは収穫かな。だけど、焦る必要はない。ファーレーンの言うとおり、少しずつゆっくりでいい。ニムントール自身の認識はともかく、精神年齢はニムントールもネリーやシアーと大して変わらない。
まだまだ庇護という愛情を享受するべきだろう。いずれは自立しなければならない日がくるのだから。悠人自身が甘やかしてやれないというのは少し寂しくもあるが…
「『ファーレーンとニムントール 〜絆〜』…かな?」
二人の方を見やると、ニムントールはファーレーンに抱かれたまま眠っていた。それはいいとして、ファーレーンの体が傾いだかと思うと、悠人の右肩で眠るネリーに当たり、そのまま悠人の右腿へ滑り落ちる。
「おいおい、ファーレーンもか? 妖精が眠りの粉でも撒いたみたいだな…」
- 345 名前:+で小騒ぎ 6 :04/03/21 10:18 ID:ENNmWFbQ
- ふと、頭の後ろにやわらかな感触を感じる。
「お父さん役、おつかれさまです〜」
第二詰所のお母さんを自任するハリオンだ。
「俺はたしか巨大なマグカップに寄りかかっていたはずなんだが…いつの間に? というかあれを動かしたのか?」
「さぁ〜? なんですか〜?」
いつの間にかマグカップと悠人の間にハリオンが割って入り、その胸に悠人の頭をもたれさせていた。ハリオンはときどき突拍子も無いことを平然とやってのける。悠人はいつものように深くは追求しないことにした。聞くのも恐いからだ。
「で、お父さんって?」
「はい〜。お兄さんでもいいんですが〜。あ〜、お父さんだとわたしはお母さんですね〜。それなら〜、お兄さんの方がお姉さんでいいかしらぁ〜」
「…えーと、ハリオン?」
「はい〜?」
「それで、何してるんだ?」
「ですから〜、お疲れのお兄さんをお姉さんが優しく包んであげようかと〜♪」
聞きようによっては微妙な表現だがハリオンのことだ、深い意味はないだろう。普通なら恥ずかしがってやめさせるところだが、相手がハリオンだ。やめさせようとしたところで無駄なことは悠人もわかっている。
「なんだか俺も眠くなってきたよ…」
「おやすみなさい〜。子守唄でも歌いましょうか〜?」
「いや、充分だよ…」
そう言って目を閉じる。そう、充分だ。頭に感じる胸の感触だけで…。乳は正義。
「『ハリオン の お姉さんといっしょ』だな…」
そう呟いたとたん、頭に重みを感じる。
「すぴ〜」
ハリオンが悠人の頭を枕に眠ってしまったようだ。
「…お母さん役も楽じゃない、か…」
そんなことを思う悠人の意識にもついに睡魔のマントが舞いかかる。そして、眠りに落ちる寸前、悠人は呟いた。
「『第二詰所 〜家族の日々〜』」
- 346 名前:+で小騒ぎ 7 :04/03/21 10:19 ID:ENNmWFbQ
- 幸せそうに眠る悠人たちから少し離れたところに三つの人影があった。
一つ目は、お茶を飲みながら悠人たちの様子を眺めているナナルウ。
二つ目は、やはりお茶を啜るヒミカ。
三つ目は、こちらもやはりお茶を手にしたセリア。しかしその目は油断無く周囲に注意を配っている。
時深とナポリタンがシナリオの中の人に攻撃をしかけ始めたときから、その余波が悠人たちの方へ届くのをヒミカとセリアが防いでいた。
シナリオの中の人はミルクレープを食べ終え眠りこけていたが、時深とナポリタンは執拗に攻撃を続けている。まったく効果がないのにご苦労なことだ。
第二詰所の父性を担ってきた感もあったヒミカだが、悠人が溶け込んでからというもの、ほぼお役御免になっている。それでもこうして自然とフォローにまわってしまうのは癖か性分か。しかし、ヒミカ自身はこれでいいと思っている。
父性を意識して接しても、それはやはり演じているにすぎない。せっかくユートという天然の父性が近くにいるのだから、幼い者たちには本物の父性に触れるべきだろう。
ユートに自覚がないのと人数が多いのとで、手なり頭なりがまわらない部分だけわたしが補えばいい。それがヒミカの考えだ。
今回も、ネリーとシアーがじゃれついている頃まではそう遠くない所で見守っていたのだが、シナリオの中の人に文句を言っていた時深とナポリタンが攻撃を始めたため、そっと座を外し防衛にまわることにしたのだ。
シナリオの中の人に近すぎずかつユートたちにも近すぎない地点を見極めたところでセリアが横に並んだ。セリア曰く「一人では手が足りないでしょう」とのことだ。
冷静な判断と取るべきか、幼い者たちがまぶしくて逃げてきたと取るべきか…甘えるまで行かなくともセリアも楽しめばいいのに、ま、それも性格か。あるいは戦士の自覚かもしれないな。
と考えたところでヒミカは気づく。それは自分も同じ、か…。役割を自分で決めて逃げているだけかもしれないな。
攻撃を行っているのが二人である以上、最悪の場合にはヒミカだけでは防ぎきれない可能性があるのはたしかなので、何も言わずにセリアを受け入れた。
- 347 名前:+で小騒ぎ 8 :04/03/21 10:20 ID:ENNmWFbQ
- ふと足元に気配を感じて見やると、ナナルウが座ってお茶を飲んでいた。この子も何を考えているんだか…いや、そもそも考えているのかどうか…もっと自我が強くなってくれれば、とヒミカは思うが、焦ってどうなるというものでもないこともまたわかっている。
「ま、流れ弾の処理だ。滅多に来るものでもないしな。ナナルウ、わたしにもお茶淹れてくれるか?」
そんなこんなで防衛線兼お茶会会場となっていた。
「よっと」
跳ねて飛んできた時深の扇子を、お茶を啜りながらヒミカが弾く。
弾かれた扇子はユートたちの上空へと飛んで行く。
「しまったっ!」
扇子はユートたちには当たらない。だがその先には―――
ズシャーッゴンッドサッ!
資料と書類の崩れる音で、シナリオの中の人は目を覚ました。崩れた資料との山を無意識のうちに積み直す。その下から現われたのはマウス、マグカップ、ボールペン。
「小さい悠人たちが騒いでいた気がしたが、夢だったか…」
いや、眠る前にも見た気がするなぁ…抗欝剤か睡眠薬の見せた幻覚かな…
「ま、いいや、ミルクレープ買ってこよっと」
シナリオの中の人は出かけて行った。
マグカップの影に転がっている小さな扇子に気づくことなく―――
(Fin.)
- 348 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 10:34 ID:ENNmWFbQ
- …なんて小話が湧き出ちゃったよ、どうやって雑魚スピに回帰するか考えてたら。
そのまま流し込んでしまったが、萌え話じゃなくてごめん。
- 349 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 10:43 ID:XLmNL8Be
- >>340-347
GJ! 直前のレスのメタネタを絡めたのが面白い趣向でした。
途方もない包容力のハリオンたんがいい感じです。
今度はメタでないSSもよろしく。
- 350 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 15:20 ID:A3wdldya
- >>340-347
(*^ー゚)b グッジョブ!!
ハリオンたん(;´Д`)ハァハァ
- 351 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 18:18 ID:ENNmWFbQ
- >>349, >>350
ありがとうございます。
OK出してくれた人がいてほっとしています。正直なところ。
ハリオンたんですか…そういえば一番悠人と会話してますね。
(というか他がなさ過ぎなだけか…)
私が書いたのがどうこうではなく、
ハリオンたんの地力だと、乳の威力だと、肝に銘じておくことにします(w
>>349
書いた動機が萌えじゃなくてタタカイ(?)でしたからメタネタありきでした。
書き上がった時にスレが雑魚スピで盛り上がってたらそのまま消すつもりでしたし。
で、私はゲームのSSって書いたことなくて、今回のもSSと言えるか怪しい次第で…
そんなわけで、SSは期待しないでおいて下さい…
懺悔1:
ナナル”ウ”ではなくナナル”ゥ”ですね。ごめんなさい。
_| ̄|○ ハリオンタン、モレダメポダヨ コンナモレデモツツンデクレマツカ?
懺悔2:
ナナルゥがお茶飲んでるのは名も無き名無し様のキャラ造形からの借り物です。
無断借用ごめんなさい。 > 名も無き名無し様
- 352 名前:名も無き名無し :04/03/21 19:05 ID:XLmNL8Be
- >>351
いえ、お茶のみナナルゥは、風変わりさんの造形ですよ。
私のは、ニヤニヤ笑いのヒミカです、ええ。
ていうか、二次創作のアイデアに著作権があるわけでなし、
気になさらずともよろしいのでは?
- 353 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 19:47 ID:ENNmWFbQ
- >>352
あう〜、改めて確認したらお茶飲みナナルゥは風変わりさんの方でした。
どうも申し訳ありません。 > 風変わり様 , 名も無き名無し様
_| ̄|...○ ハリオンタン、モレニハイマアナタガトテモヒツヨウデツ...
正直、私の中で ナナルゥ、ヒミカ、セリア、ファーレーンは
キャラが固まってないというか把握できてないというか…
ファーレーンはニムが引っ張ってくれるけど。
ヒミカは役割負わせたら妙に重くなったし。
無理して出さないのが一番と知りました(汗
実際、他キャラのイメージも両氏の影響受けてる面はあるわけで。
三次創作ということでひとつ…
さて、前座も終わったことですし、ね? 名も無き名無しさん。
とか言ってみるテスト(w
- 354 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 21:28 ID:ENNmWFbQ
- 連スマ。ネタには勢いが必要だけど勢いでレスはいかんね。ネタ探しに逝く。∧||∧
- 355 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/21 23:44 ID:tuXMFhTr
- 単純なところで、戦隊モノはいかがか。せっかく色つきなんだし。
手垢まみれではあるが……
異類婚姻譚を聞かせられたスピリットの反応とか。
- 356 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 09:49 ID:5sCOttCz
- 戦隊モノはちょっと前にあった気がする。
ゴレンジャイだが
- 357 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 10:12 ID:x7GFuT1E
- タイチョーはユウトか?
んで敵の大将は頭蓋骨・・・
- 358 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 12:12 ID:6GOV9xN0
- ユート: 「わたしがエトランジェのユート隊長である。
話しかけられたとき以外は口を開くな。
口でクソたれる前と後に“ソゥ”と言え。
分かったか、ウジ虫ども!」
一同: 「ソゥ, キス ソゥ」
ユート: 「ふざけるな! 大声だせ! タマ落としたか!」
ニムントール: 「…ソゥ, タマなんて元から無いし……ソゥ」
ネリー: 「…ねぇ、タマってなーにー?」
シアー: 「?」
ヘリオン: 「あぅあぅあぅ〜」(真っ赤)
ユート: 「えぇいっ、黙れ、雌豚ども!
貴様ら雌豚どもが俺の訓練に生き残れたら―――
各人が兵器となる。戦争に祈りを捧げる死の司祭だ。
その日まではウジ虫だ! ファンタズマゴリアで最下等の生命体だ。
貴様らは人間ではない。エヒグゥのクソをかき集めた値打ちしかない!
貴様らは厳しい俺を嫌う。だが憎めば、それだけ学ぶ。
俺は厳しいが公平だ。種族差別は許さん。
スピリット、エトランジェ、人間を、俺は見下さん。
すべて―――
. .
平等に価値がない!」
- 359 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 12:13 ID:6GOV9xN0
- ニムントール: 「(人間なんて居ないし。つーか、あんたも価値がないんじゃん)」
ユート: 「誰だ! どのクソだ! サーギオスの手先のおフェラ豚め!
ぶっ殺されたいか!?
…答え無し?
上出来だ、頭が死ぬほどファックするまでシゴいてやる!
ケツの穴でミルクを飲むようになるまでシゴき倒す!」
ユート: 「貴様か、腐れマ*コは?」
ヘリオン: 「ソゥ, デ ソゥ!」
ユート: 「クソガキが! 貴様だろ、臆病マ*コは!」
ヘリオン: 「ソゥ, デ ソゥ!」
ハリオン: 「わたしです〜、ソゥ〜」
ユート: 「そっちのクソか…
勇気あるファッキン・コメディアン ハリオン二等兵
正直なのは感心だ 気に入った」
ハリオン: 「それでは〜、参りましょう〜♪」
ユート: 「お、おい?」
ハリオンの部屋に連行されたユートの運命は各自の妄想にお任せします(w
- 360 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 12:18 ID:6GOV9xN0
- インデント失敗…欝氏∧||∧
- 361 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 12:23 ID:ekUyg5Cy
- ない、のところ?
2chブラならちゃんと見えてるよ
- 362 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/22 12:25 ID:6GOV9xN0
- >>361
いや、最初のユートの台詞
- 363 名前:340-347 :04/03/22 15:39 ID:/jGFlUqw
- 340-347で総サイズ・行数・行長・連続 の各規制等、書くこと以外の面でも
職人さんが苦労してるのを少しは実感したので、
書く苦労も少しは知るべく1本ぐらいSSにも挑戦してみようかと思う。
本当に書けるかはわからないけど少なくともその努力ぐらいはしてみるべきかな、と。
(書けなきゃ書けないで職人さんの偉大さがよくわかるし)
んじゃ、苦しみに逝ってきまつ
- 364 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/23 12:26 ID:WeaPvYWg
- 悠人が留守の間にソーマが第二詰め所を強襲、
そしてソーマズフェアリーと化した第二詰め所の面々と
死闘を余儀なくされる、というシナリオはどうだろうか。
住職のため、とかいって結局斬っちゃうんだろうけどな'`,、('∀`) '`,、
- 365 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/23 16:50 ID:6tMSTCNG
- むしろ香織をぶった斬って欲しい
- 366 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/23 20:53 ID:T8j5ZsKP
- 真っ黒になったナナルゥを助けるためにカオス側につくユートタマ。
- 367 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/23 21:08 ID:/zrVQO7m
- >>364
元々、瞬以上の汚れ役なソーマだが
漏れのファーレーンたんに手を出したらミンチすら生温い
ところで、スピリットガイド、雑魚スピ分補給できた?
- 368 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/23 21:22 ID:WeaPvYWg
- >>366
? ロウ側につくというならわかるけど、なぜにカオス側?
>>367
今にして気づいたが、火の粉の飛び方によっては集団ヒステリー起こしそうな
危険なネタだった罠'`,、('∀`) '`,、……_| ̄|○
本スレの方では第一詰め所の連中のスキャン画像がうpられていたが、
第一詰め所はいい、もっと第二詰め所を映せ! と小一時間(ry
もし雑魚スピがスルーされてるなら、スピリットガイドの購入もスルー。
- 369 名前:340-347 :04/03/23 21:47 ID:B73w/SiL
- シナリオの中の人の日記で突然『【永遠のアセリア】の後書きのようなモノ』が
始まったわけだが…
その突然さと21日という符合にガクガクぶる〜ぶる〜
ただのスピリットガイド合わせだよね、ね?
- 370 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/23 23:01 ID:T8j5ZsKP
- >>368
スマソ、ケアレスミスだよママン
- 371 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 13:29 ID:5/0QN7Ac
- >>369
中の人が日記書いてたなんて知らなかった。
ぐぐったら見つかったので、以後チェックしておくことにする。
- 372 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 20:49 ID:2EMrd7nj
- スピリットガイド発見できず。やはり発行数かなり少ないんだろうなぁ…
明日はもっとでかいとこ逝ってみるか。ま、どうせ雑魚スピ分は期待できないんだろうけど…
- 373 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 21:00 ID:9IU6/wT+
- >372
当方福岡在住だが、とらに平積みされてた。
で、買ったわけだが…このスレ的にはお察し下さいでした。
まあ、ゲーム中のキャラクター紹介とは少し違ったデータが載ってましたけど、
身長体重BWHといったことの紹介は無し。
まあ、「ヘリオンは訓練が不十分なのに駆り出された」「最年長は実はヒミカ」とか、
いろいろわかった分良しとはしようかと。
- 374 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 21:24 ID:2EMrd7nj
- >373
ふむん。
やはりそっち系のところの方が入荷してる可能性が高いか。
「お察し下さい」ということですが、雑魚スピ完全スルーも覚悟してたので、
安心してたり。情報ありがd。
- 375 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 21:51 ID:9IU6/wT+
- >374
うん…でも実質2ページなんだよね。
なんだか新たな萌えを見つけた気はするんだけど、食い足りないって言うか、さ。
俺はヒミカやヘリオンの個別イラストが見たかったのにぃ。
- 376 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 22:21 ID:2EMrd7nj
- >375
俺は雑魚スピがスルーされててもたぶん買ったと思うから。
で、「うが〜っ、なぜ雑魚スピでこれがないんじゃーっ」感を喚起されてみる、と。
そこからどうやってその飢餓感を埋めるかを考えるのもまたこのスレ的かな、とか。
「エトランジェが雑魚スピ分をスレに補充してもらうスレッド」から
「エトランジェが雑魚スピ分をスレに補充するスレッド」へ…
妄想は萌えの基本にして奥義。
…とか、>>1とか>>21とか改めて読んで思ってみる。
ということで、その「食い足りない」感をバネに奮起キボンヌ
(と他人に言ってるだけではいかんわな…とりあえず明日こそ確保するよ…)
- 377 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 22:48 ID:CFmALSCs
- スピガイド買った…。
雑魚スピねた少ねぇ。
そういえばこれに載っている
「ヒミカとハリオンがペア」
というのは既に出ていたネタだったっけか?
これで公式のペア設定は、
・ネリー & シアー
・ファーレーン & ニムントール
・ヒミカ & ハリオン
他にはセリアがネリシアの姉貴分というのと、
オルファとネリーがケンカ友達というのくらい?
- 378 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 23:33 ID:IbVkfbnO
- セリアとアセリアが一緒に訓練を受けたと言うのがあるな。まぁこの二人では会話なんてあったかどうか……。
せめて、雑魚スピ設定ラフ画なんかは欲しかったな>スピガイド
パッケ絵の完全なモノが見れたのは良かった。
- 379 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 23:40 ID:IbVkfbnO
- 連続で素漫画、アセリア本と中身全然被って無いのな。良いのか悪いのか、
アセリア本持ってる身としてはかまわんけど、あとから来た人は知ることが
できないんだなぁ。
何らかの補完ストーリーの一つくらい載るかと思ってたけど、あとから、
原画&設定資料集出るかもしれんね。
- 380 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/24 23:53 ID:6isaSahR
- >>369
こう言うシナリオライターさんの作品が好きだと伝わってくるのは
ファンとして何と無く良き気分だね。情報サンクス。
- 381 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 00:17 ID:BDqHEoto
- 一番まとまりが良いのが青薔薇組かぁ……と思ったけれど、
メインヒロインのアセリアが社交性0だったか。
- 382 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 00:30 ID:lK+793gJ
- 薔薇に例えたくくりだと、赤も黒も緑も接点がなさげだな。
どいつもこいつも異種交配ばっかりか。
- 383 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:02 ID:nYJaCshq
- スピリットたちとキャンプした場合の役割分担
青スピリット 飲水確保、魚とり
緑スピリット 山菜取りと料理担当
黒スピリット 狩猟と薪わり
赤スピリット 火興し(ただしやりすぎで周囲を火の海にしてしまう・・・・・・)
ってかんじですかな??
- 384 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:10 ID:w66Tsw2E
- 黒スピは夜の怪談係りだな
自分で話して自分でビビるヘリオンたん(;´Д`)ハァハァ
- 385 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:19 ID:Fx3F5HT+
- む、ヘリオンタンはテラー使ったときのセリフからして
むしろ怪談・ホラー大好きっ娘だと思うが。
夜中に百物語とか始めるともう絶好調。
ネリー&シアーを半泣きにさせたり、ニムタンを夜中トイレに行けなくさせたりするのが趣味、とゆー。
- 386 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:24 ID:nYJaCshq
- >384
>385
ソレダ!!
- 387 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:29 ID:lK+793gJ
- 夜中にトイレに行きたくなったはいいが、ヘリオンの怪談話を思い出して
行くに行けなくなり、ファーレーンについてきてもらおうとするものの見あたらず、
断腸の思いで悠人についてきてくれるように頼むニムたそハァハァ
- 388 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:31 ID:nYJaCshq
怪談話のあと物陰から脅かしてちびってしまうニムタンハァハァ
- 389 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:32 ID:SqdtYjlQ
- 「だがそれもいいのかもしれない。おまえみたくおっかなびっくり夕方を歩く黒スピがいても」
- 390 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 21:39 ID:QlQAUHth
- >>389
婦警も属性は黒スピで砂
悠人に手を引かれてトイレに行く途中でおもらししてしまい、
泣きながらもフキフキされてちょっぴり嬉しいニムたんハアハア
以降、怪談話の時には全員ティッシュ持参
- 391 名前:赤光の人の場合 :04/03/25 22:06 ID:lK+793gJ
- ヒミカ「ユート様。大事なお話がありますので、お人払いを願います」
悠人「え? あ、ああ。じゃあ、裏の方で聞こうか。……で、改まってどうしたんだ?」
ヒミカ「はい、誠に申し上げにくい事なんですが……私、粗相をしてしまいました」
悠人「え?」
ヒミカ「そのことが余人に知られるようなことがあれば、私は自裁すら厭わぬ覚悟です」
悠人「ちょ、ちょっと待て。藪から棒にそんな物騒な話をしないでくれよ」
ヒミカ「いいえ、一刻の猶予もなりません! ですから、恥を忍んでこうしてユート様に
我が身命を預けに参った次第です」
悠人「いや、その……話がよく見えないんだが……とにかく、ヒミカは何か失敗をして、
それで、その始末を俺につけて欲しい、と。こういうことなわけ?」
ヒミカ「有り体に言えば、その通りです」
悠人「よし、わかった。部下の不始末は隊長である俺の責任だ、全て任せておいてくれ。
で、俺は一体何をすればいいんだ?」
ヒミカ「……はい、これで拭いてください」(顔を真っ赤にしてティッシュを差し出す)
悠人(……これがホントの尻ぬぐい……)
- 392 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 22:17 ID:uZ8PjMTN
- 赤光の人の場合自分で証拠隠滅するのでは?
- 393 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 22:21 ID:lK+793gJ
- >>392
それを言っちゃあ身も蓋もありまへんがなw
ここまでの流れに沿ったコワレということで一つよしなに。
- 394 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 23:45 ID:SqdtYjlQ
- 悠人にシテもらおうとして、しかしためらっている所を
ハリオンに捕捉され、オムツされてしまうヒミカ萌え。
- 395 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 23:49 ID:IQElA+kz
- >>383
スピリットたちと海水浴バージョン考えてみた。
ネリシアヘリオン 砂で城造り
オルファ今日子 ビーチバレー
セリアヒミカアセリア 孤島まで遠泳競争
エスペリアレスティーナ ピーチパラソル
ナナルゥニムハリオン サンオイルで甲羅干し
ファーレーンウルカ光陰 ライフセイバー
住職 すいかの代わり
トキミおばさん 留守番
- 396 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/25 23:59 ID:nYJaCshq
- >395
∩
( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
/,. ノ i .,,E)
/ /" / /"
_n グッジョブ!! / / _、_ ,/ ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( / ( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽ フ / ヽ ヽ_//
- 397 名前:>383=388=396 :04/03/26 00:03 ID:wEOh3Zwb
- ネタはいくらでもあるもんだな。(W
こうしてみると・・・・・
- 398 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 01:00 ID:wEOh3Zwb
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl|
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
あああ。時深。君はどうしてそんなにかわいいのだ。時深ラブラブ。
時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。
時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。
時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。
時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。
時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。
時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。時深ラブ。
……と。
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ これで人気も安泰だな、契約者。
j(!つ y つ/ 総鉄屑 / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 399 名前:上のかきこをみてユウトは・・・・・ :04/03/26 01:01 ID:wEOh3Zwb
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl|
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。
時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。
時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。時深ノーブラ。
時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。時深ノーパン。
チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。
チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。チチタレル・ケツタレル。
てきすとばい
ユウト
……ナニコレ
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) Ш
| l|| ゚ヮ゚ノl| / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ 図星突かれたな。契約者。
j(!つ y つ/ 総鉄屑 / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 400 名前:400Getなアセリアたん :04/03/26 01:05 ID:QX6YqqEs
- >>399
殺されてもしらんぞ、ユート
- 401 名前:ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪ :04/03/26 01:20 ID:oCftHeX1
- 時深の永遠神剣が実はエスカリボルグなんじゃないかと思えてきた今日子の頃。
- 402 名前:340-347 :04/03/26 09:50 ID:DRdRcinn
- ようやく、書いてみてたお話がとりあえず終わった…
やっぱ、ほんと、職人さんってスゲー。漏れは1本で倒れた。
先日は見かけたんでつい催促してしまいましたが、ゆっくりでいいです、無問題です、
どうかじっくり仕上げてください。すいませんでした。 > 名も無き名無しさん
まぁ、書いてて、私の中でヒミカさんのキャラが固まったのは良かったかも。
なんだけど、投下するような萌え話にならなかったのでスピガイの帯で吊ってくる…
- 403 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 10:08 ID:wEOh3Zwb
- 猛女 注意
要注意人物 永遠神剣 第三位 倉橋 時深
時詠のトキミ
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl|
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
この顔みたら以下に注意
「おばさん」というと必殺技を発動、その後『タイムシフト』で
証拠隠滅を図ります。ご注意ください。
エターナル次元管理局 永遠神剣 第二位 聖賢者 ユウト
ヽ)/
∠´ ハ`ゝ <これでよしっと・・・・
彡//ノハハ〉 Ш
ゞ(リ ゚ -゚ノ! / ̄ ̄ ̄ ̄/ ‖ あまり刺激しない方がいいぞ契約者よ。
j(!つ y つ/ 総鉄屑 / 〈 〉
 ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 404 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 15:50 ID:uUfZZV38
- >>402
言うべき事は一言だけだ。
う p キ ホ ゙ ン ヌ
- 405 名前:340-347 :04/03/26 17:45 ID:DRdRcinn
- >>404
センタリングに字間空け付ですか(w
んじゃ、後でぽつぽつ投下します。
(折り返しなしでテキトーに改行入れて書くひとなので削ったりの後処理がまだなので)
不出来で長くても大丈夫なように覚悟はしておいて下さい、ということで。
- 406 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 19:43 ID:/CIqu6Gy
- >>395
住職 すいかの代わり
これは鮫の餌の間違いじゃないのか?
- 407 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 19:51 ID:wToNKuTK
- >>406
頭蓋骨割楽しんでからな。
- 408 名前:340-347 :04/03/26 20:10 ID:q8hstzYk
- 作業終わるまでの繋ぎ兼お茶濁し兼作業間休憩に、
ログ見返して目に留まったのを繋げてみるテスト
- 409 名前:387,388,390に捧げてみる 1 :04/03/26 20:11 ID:q8hstzYk
- ぶるっ
あ、おしっこしたくなっちゃった…
トイレ、トイレっと…
ヘリオン「その時、ドアがキーッと開いて…」
うぅうぅう〜。ヘリオンがあんな話するから恐くなっちゃったじゃない、もうっ。
あぁん、もぅ、どうしよ〜。
…お姉ちゃんについてきてもらおう、うん。
ニム「お姉ちゃ〜ん」
う〜ん、お姉ちゃんどこにいるんだろ?
ニム「お姉ちゃ〜んっ」
ぶるるっ
あぅ〜、だんだんおしっこが〜っ。
うぅうぅ〜。もうこうなったら誰でもいいからついてきてもらってしちゃおう。
ニム「ね〜、誰かいないの〜?」
あ〜ん、こうしてる間にもだんだん…
ニム「ね〜っ」
悠人「ん? どうした? ニムントール」
ニム「わぁっ!? びっ、びっくりしたじゃないのよっ!」
悠人「いや、だって『誰かいないの〜?』って探してただろ?」
ニム「だ、だからって、いきなり後ろから話しかけられたらびっくりするでしょっ」
悠人「はいはい、わるかったよ。で、どうしたんだ?」
あ〜、もぅ、びっくりした。あやうくもらしちゃうところだったじゃない。
…う、てゆーか、ちょっとちびっちゃたような…
うぅ〜、だいたい何だってこんな時にこいつなのよ〜。
誰か他探そう。うん。
- 410 名前:387,388,390に捧げてみる 2 :04/03/26 20:12 ID:q8hstzYk
- ぶるっ
あぅうぅ〜、ヤバい。これは近い。他探してたら間に合わない気がする。
あ〜もうこのさい、こ、こいつでがまんするしかないの?
ニム「…あ、あのね。…えっと、そ、そのね…」
もじもじ
悠人「だから何?」
うぅうぅう〜、やっぱり言えないよぉ〜っ、ひとりでトイレに行けないなんて〜っ!
ぞわっ
ひゃうっ!?
ニム「おしっこしたいからトイレについてきてっ!!」
悠人「………」
あぅうぅぅ〜、言っちゃった…言っちゃったよ〜。泣きそう。
う〜、なに「はは〜ん」て顔してんのよ、ムカつく。
悠人「あ〜、はいはい。トイレね、トイレ。それじゃ参りましょうか、お嬢ちゃん」
ムキ〜っ。覚えときなさいよっ、トイレが終わったらあんたなんかギッタンギッタンにしてやるんだからっ。
ガサッ
ひぅっ!?
な、何? こ、こんなところに龍なんていないわよね、ね?
ガサガサッ バッ
ニム「キャーッ!!」
ぴょんっ
悠人「なんだ、エヒグゥか。…ん? どうした、ニムントール? 固まっちゃって」
あうあうあうあうあう〜。
もらしちゃったもらしちゃったもらしちゃったーっ!
よりにもよって、こいつの、こんなやつの前でーっ!!
悠人「ん? …あ」
- 411 名前:387,388,390に捧げてみる 3 :04/03/26 20:13 ID:q8hstzYk
- 気づいた!? 気づいちゃったの!? 気づくなぁ〜っ!!(無理)
悠人「あ〜、もらしちゃったか…」
言うなぁ〜〜〜〜っ!!
ニム「…う。う、うわぁ〜〜〜〜んっ!! おね…おねぇちゃ…お姉ちゃ〜んっ」
悠人「あ〜、泣かない泣かない。誰にも言わないから」
ニム「うぇ〜、うっ、うっ、うぇっ…ひっく」
悠人「あ〜よしよし」(抱きしめてポンポンと背中をたたく)
なに抱きしめてんのよ。…でもなんか落ち着く…お姉ちゃんじゃないのに…
悠人「さて、それじゃ、とりあえず拭いちまうぞ」(しゃがむ)
悠人「ふむ。立ったまま固まってたのと服の作りが幸いしたな、服は無事だ」(ずるっとパンツを引き下ろす)
ニム「ひうっ!?」
悠人「ほい、足上げて。右足、左足」
あうあうあう〜。
悠人「さすがにパンツはびしょ濡れか…」
って、まじまじと見るな〜っ
悠人(ティッシュで足を拭く)
悠人「ほい、とりあえずよし。んじゃ、川行って水拭きだ。パンツも洗っとかないといけないしな」
ニム「う〜」
- 412 名前:387,388,390に捧げてみる 4 :04/03/26 20:18 ID:q8hstzYk
悠人(濡らして絞ったタオルで拭く。キュッキュッキュッ…ピタピタピタ…ピトピトピト)
ニム「あんっ…って、どこ拭いてんのよっ!」
悠人「ん? どこって、おしっこの出たところ。拭かないわけにはいかないだろ。それともニムはおしっこした後拭かないきちゃない子か?」
ニム「ニムってゆーなーっ! だ、だからって…あんっ…そ、そんな…あっ…くすぐった…あんっ…いじゃない」
あ〜っ、なんて声出してんのよっ、ニム!!
悠人「これでよし。さ、帰るぞ」
ニム「う〜、なんか、スースーして落ち着かない…」
悠人「んー、ま、そうか。うーん………そうだ」(上着の裾を破って紐にして、もう一つのタオルを取り出す)
悠人「やっぱタオルは複数持ち歩くのが正解だよな。…これをこうして結んで…と」(でき上がった物を持ってニムントールの服の裾から手を入れてゴソゴソ)
ニム「…何、これ?」
悠人「ま、即席タオルフンドシってとこだ」
ニム「『フンドシ』?」
悠人「ハイペリアで昔使われていた下着のことだ」(基本的に男性用だけどな)
ニム「ふーん」
悠人「タオルだからあったかいだろ?」
ニム「…くすぐったくて歩きづらい」
悠人「う〜ん…」(ニムントールをおんぶして歩き始める)
ニム「あっ、何す…あぅっ…あんっ…あっ」
悠人「今度はどうした?」(立ち止まって)
ニム「はぁっ、はぁ…揺れるとあ…こがこすれて気……くすぐったいの」
悠人「これなら大丈夫か?」(ニムントールを下ろすと今度はお姫様だっこして歩き出す)
ニム「…うん」
- 413 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 20:20 ID:q8hstzYk
- う〜ん、いまいち。いや、いま3か4ぐらいか?
お話まで持ってってないし、後のほう思考文入れる気力なくなってたし。
とりあえず、タオルフンドシが気に入ってしまうニムタンを妄想して転がってみる ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
…さて、油売りはこれぐらいにして作業に戻るか…
- 414 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/26 23:21 ID:LJCtALNQ
- |
|ノ  ̄ ヾ;
|_(ノハソ
|从;-;ハ,
| Ημ)|
|_∪ .∪
- 415 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 00:08 ID:qbxLVCO3
- ゆうとはもっとあたふたしてくんなきゃ。
- 416 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 00:24 ID:p04rS7e9
- >>415
ふむ。やはり、悠人はヘタレじゃないとダメでつか。。。
お兄ちゃんモードが全開すぎてはいかんということか…
- 417 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 00:32 ID:qbxLVCO3
- 落ち着けオレ落ち着けオレ落ち着けオレ落ち着けオレ
佳織と同じような年じゃないか、小鳥が相手ならオレは
全然気にならない。気にならない。ニムも同じだ。同じだ。
同じだ。
………
……
…
よし。
内心はこんなんだけど、必死にニムの心に傷を残さないように、
心を落ち着け、優しさ全開。ほんのりヘタレで。
- 418 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 00:52 ID:p04rS7e9
- ふむぅ…萌え偽兄道とは深いものなのですね。
私などにはとてもとても…入門さえ届かぬ険しき道のようです。
(あわくってる思考を二人両方分…ネームが倍になった『東京大学物語』を想像してしまったOTZ)
| | ∧
|_|Д`) まだ不法投棄には危険か…
|話|⊂) ________
| ̄|∧| | 粗大不萌ゴミ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 419 名前:340-347 :04/03/27 02:33 ID:p04rS7e9
- さて、そろそろみんな寝静まったかなっと…
というわけで、お約束の前置きから。
この後に投下する話ではChapterIIで発生する共通イベントについて触れています。
また、話自体の時制はChapterIII冒頭の時期に設定されています。
従って、ゲームのプレイがChapterIIIで敵部隊と戦闘を行うところまで達していない方は
安全のため読まずにスルーすることを推奨します。
この後の話を読んでいて不快感等を感じた場合、
直ちに読むことを中断、以後は読まずにスルーの措置をとり、
過去に職人さんが投下済みのSS等を摂取して萌え分を補給して下さい。
この後の話を読むことを試みる前に、心の中で最萌えキャラに相談する等の検討を行い
危険と判断された場合は、読まずにスルーするようにして下さい。
この後の話を読むことにより発生したいかなる損害についても筆者は一切責を負いません。
- 420 名前:寸劇@第二詰所 1 :04/03/27 02:44 ID:p04rS7e9
- アンニュイな午後。第二詰所の面々は食堂に会してお茶を飲んでいた。対マロリガン戦へ向けての準備期間であったが、建築や訓練の予定も順調に終了し、現在は万全の体調で開戦を迎えるための休息期間であった。
(のどかな午後、か…)
ヒミカは手にしたお茶から立ち昇る湯気の向こうを見やる。ニムントールがぐったりとテーブルに伏せている。お茶を飲むのも面倒だというその風情はアンニュイというよりも無気力に近いかもしれない。
ニムントールのテンションの起伏の激しさを思うと、冬眠のようにテンションを溜めているのではないかと思えてくる。その隣に座ったファーレーンが髪を梳いてやると至福の表情を浮かべる。悠人が見ていたら「猫」と評することだろう。
(まぁ、いつものことだ。こんな午後には似合ってすらいるかもしれない)
視線を滑らせると、シアーがお茶請けのヨフアルを食べている。そのもきゅもきゅと食べる仕種は見る者の心に暖かいものを呼び起こす。ヒミカの口元が自然と緩んだ。
隣のネリーはヨフアルをまるまる一つほおばっている。これはこれで気持ちのいい食いっぷりだ。その向こうには惚けているヘリオン。こちらは夢見心地といった風情だ。
「はぅ〜、ユートさま、かっこいいですぅ〜」
何やら悠人の様子を妄^H回想しているらしい。
(…これも、いつものことだわね。想像力があるというのはいいこと…のはずなんだけど、いいのかしら、これで? ま、少なくとも幸せを感じることができるというのはいいことか)
- 421 名前:寸劇@第二詰所 2 :04/03/27 02:46 ID:p04rS7e9
ヒミカは自らの育成期間を振り返る。通常、赤スピリットには強力な神剣魔法が期待されるが、ヒミカは神剣魔法が好きではなかった。
使えないというわけではないのだが、使いたくないと思っている。ヒミカは神剣に呑まれることを恐れる。神剣に呑まれるということは自分が自分でなくなるということ。
神剣に動かされるだけの生ける屍になるということ。それはヒミカにとってマナに還ることよりも恐ろしかった。
神剣魔法を使うということは神剣の力を引き出すということであり、即ち神剣に近づくことを意味する。
無論、剣撃でも防御でも神剣の力無くしては充分な効果を得ることは難しいが、技術の介入する余地がある。
育成期間からずっとヒミカは剣技を磨いてきた。神剣の力を引き出すことではなく技術を。
その甲斐あって自我を保ったまま育成期間を終え配属を迎えることができた。
短い育成期間で配属されてきた幼いスピリットたちがヒミカには眩しい。この子たちに神剣を使わせたくない。このまま、真っ直ぐで、幸せで、輝いていて欲しい。儚い願いだと自分でも思う。
それでも。この子たちが幸せになれる世界、その可能性がある限り、この子たちの心を守るために戦おうとヒミカは思う。ヒミカ自身の幸せというものは思い描けないが、この子たちなら幸せになれるはずだ。それは希望というより信仰に近い。
そのためには生き延びるだけでは足りない。生き延びてかつ神剣に呑まれてはならない。かつてはただ恐怖からであったが、今では目的を帯びている。
レスティーナ女王はスピリットの解放を掲げているし、隊長の悠人は以前からスピリットを人間と同じだと言って憚らない変わり者だ。ヒミカはそこに希望を抱く。
- 422 名前:寸劇@第二詰所 3 :04/03/27 02:50 ID:p04rS7e9
- 決意を新たにしたヒミカは自分の隣に座るナナルゥに視線を移した。ナナルゥは剣技こそ不得手だが、神剣魔法は並みのスピリットの比ではない。赤スピリットとしては理想的とも言える。だがそのせいか、ナナルゥは配属されてきた時から既に自我が薄かった。
大陸全土で見れば決して珍しいことではないだろうが、比較的スピリットが少なくそれ故に育成期間が短いラキオスでは珍しい。ナナルゥ以外ではアセリアぐらいか。
その強力な神剣魔法と引き換えにナナルゥは神剣に自我を喰われたのだろう。ヒミカにはそれがわかる。剣技がなければヒミカとて同じ道を辿ったに違いないのだから。だからこそ、ナナルゥを見ると胸が痛む。
喰われてしまった分の自我をナナルゥに取り戻して欲しい、どうにかして取り戻せないものかと願わずにはいられないのだ。
神剣に喰われてしまった自我を取り戻すことが可能なのかどうかはわからない。スピリットはマナの霧となるまで戦い続け自我を喰われ続けるのが常だから。
それでも、とヒミカはアセリアのことを考える。このところアセリアは口数が増えてきている気がする。ごくわずかではあるけれども。
それはアセリアの自我が回復してきていることを意味しているのではないか、それならば、ナナルゥにも可能性はあるはずだ、ヒミカは縋るようにそう考える。儚い、希望というよりもそれは祈り―――
- 423 名前:寸劇@第二詰所 4 :04/03/27 02:51 ID:p04rS7e9
「あぁん? ユートがカッコイイ? 何言ってんのよ?」
ニムントールの声が思いに耽っていたヒミカを引き戻した。回想に浸るヘリオンの呟きに反応したらしい。
「そりゃーもう、あの時のユートさまのかっこよかったことといったら」
同じくニムントールに現実へ引き戻されたらしいヘリオンが主張する。
「あの時ぃ〜?」
「あ、ニムントールさんはあの時にはまだ配属されてなかったんでしたっけ」
「あの時っていうのはいつのことだ?」
放っておくと話が進まない気がしてヒミカは口を挟んだ。
「サモドアを制圧した後に―――」
それだけでヒミカには見当がついた。その時のことはヒミカも印象に残っている。それはヒミカにとって、ひとかけらの希望。まぁ、かっこいいというのはヘリオンの欲目だとは思うが。
「あぁ、アレね。ま、かっこいいかどうかは置いておいて、一見の価値はあったわね。」
ヒミカはとりあえずそう評しておく。
「?」
シアーが首を傾げる。
「あぁ、シアーはあの時あの場にいなかったっけ」
そう、第二詰所であの場にいたのはヒミカ、ヘリオン、ハリオン、ネリーの四人だけだった。
「もう、見せてあげられないのが残念ですよ〜」
それさえ叶えばユートさまのかっこよさが証明できるのに、と言わんばかりに残念がるヘリオン。
「むぁあ…(ングッ)、見せてあげればいいじゃない」
「?」
口の中のヨフアルを飲み込んで言葉を発したネリーの言いたいことが一同理解できない。
「えっと、カオリから聞いたの。ハイペリアでは、昔のこととか、ほんとはなかったこととかを、誰かが真似してたくさんの人に見せる行事があるんだって」
「ネリー、“エンゲキ”?」
「そうそう、それそれ」
ネリーの説明を聞いてシアーも思い当たったらしい。
(ふむ――これはうまくすると…)
「ネリー、シアー、その“エンゲキ”というやつについて詳しく教えてくれないかな?」
- 424 名前:寸劇@第二詰所 5 :04/03/27 02:52 ID:p04rS7e9
しばらくして、ヒミカは“エンゲキ”について概要を把握することに成功していた。ネリーの説明は要領を得ない部分があったが、シアーの補足で補うことができた。
ネリーは思考が先走って言葉が足りないことがよくある。対してシアーは言葉数は少ないが要点を突く。お互いを補い合う良いコンビだ。
(なら、あれをああして、これをこうして、それからそうして……)
「よし、わたしたちでサモドアの場面を“エンゲキ”してみよう」
頭で計算を組み立ててからヒミカはそう提案した。
(上手くいこうがいくまいが失うのは時間ぐらいだ。幸い今は時間がある。そして上手くいけば…)
「異議または質問は?」
「…はぁ、面倒」
ニムントールだ。これは予測の内だ。
「言うと思った。ニムントールは観客でいい。観るだけでいいわよ」
「……ふぅ」
ニムントール制圧。
「他?」
「あの、準備が大変だと思うんですけど?」
ヘリオンだ。浮かない顔をしている。
「別にそんなに本格的なものをやろうってわけじゃないわよ。そんなに長い話じゃない…というかすごく短いわけだし、台詞を覚えられないなんてことはない。舞台もなしでいいでしょう、居間の壁際で充分。背景も大道具も当然なし。どう、大変?」
「はぁ、それなら大丈夫だと思いますけど…」
ヘリオンの表情は晴れない。
「あなたの心配はわかってると思うわよ? まぁ、任せておきなさいって」
「はぁ…?」
とりあえずヘリオンも制圧。
「他にある? ……ないわね? それでは、決定ということで」
「なんでヒミカさん、そんなに気合入ってるんですか?」
ヘリオンが不思議そうに尋ねてくる。
「フフン。ちょっと思うところがあってね…」
ヒミカは面々を見回してみる。ヘリオンはヒミカの思惑がわからないのだろう、首を傾げている。ニムントールは観るだけということで妥協したのかダレっ放しだ。
ネリーとシアーははしゃいでいる。他は特にどうということはない。ハリオンがニコニコしているのはいつものことだ。
(ま、役割分担がまだだしね。これを乗り切らないことには話が進まない)
- 425 名前:寸劇@第二詰所 6 :04/03/27 02:59 ID:p04rS7e9
- 「それでは、役割分担を決めましょう。仕事は…監督、脚本家、ユート様役、アセリア役、エスペリア役、オルファリル役、以上六つね。
基本的には実際に見た人がやるのがいいと思うけど四人しかいないので、足りない分については見てない人でもやってもらうしかありません。
その場合はできるだけ楽な仕事を回すということで。異議は? ……はい、ないわね。それでは、最初に監督を決めて、他の仕事は監督が指名することにしましょう。監督、やりたい人?」
「はいはいはーい、ネリー、やりたーい!」
「ネリー、監督って予定立ててみんなの調整してどうしたら“エンゲキ”がよくなるか考えるんだよ? ネリー、できるの?」
「うぅぅぅぅ……できない」
お調子者ネリー、シアーの的確なツッコミに撃沈。
「他には?」
ヒミカは一同を見回すも挙手はない。
「なし、か。……それでは、わたしがやろうかと思いますが、反対は?」
ヒミカはしばし待つ。
「まぁ、ヒミカさんしかできる人いないと思いますよ? 結局」
ヘリオンが「ヒミカは監督がやってみたかったのだ」と納得した様子で言う。
(ま、当たりと言えば当たりなんだけど、ね)
「それでは反対意見もないようですので、わたしが監督を務めさせて頂きます。では、監督として演出の都合を考慮して他の役割を指名したいと思います」
場に少し緊張が走る。例外はハリオンとニムントール。ハリオンは…まぁ、ハリオンだ。ニムントールは既に観客の地位を約束されている。
(ニムントールが積極的に参加するとは思ってない。観ることを了承させた時点でこちらとしては充分だったりするのよね)
「まずは脚本家だけど…ハリオン、お願いできる?」
「はい〜」
「あなたのことだからきっと覚えてるとは思うけど、忘れてるところがあったらわたしに聞いて」
「りょーかいです〜、監督〜」
「次、オルファリル役、ネリー、お願いね」
「えー、ネリーがオルファの真似するのー?」
「ノリ的にネリーしかいないのよね」
深く頷く他の面々であった。
「うー、わかった」
「それでは、アセリア役なんだけど…」
ヒミカは席を立ち、ゆっくりと歩く。そして、目的の場所につくと、アセリア役の両肩に手を置いて告げる。
「あなたです」
- 426 名前:寸劇@第二詰所 7 :04/03/27 03:01 ID:p04rS7e9
- 「え、え? わ、わたしが? アセリアさん?」
驚きで立ち上がりかけるヘリオンの体をその両肩に置いてある手で押し留める。一応テーブルを見回してみるが、お茶はすべて無事のようだ。
「そう、あなた。だいたい実際に見た人で残りはあなただけでしょうが」
「でもでもでも〜、ナナルゥさんとかの方がよくないですか?」
(出てしまったか、その名が―――それができるくらいならどんなにか…)
一瞬天を仰いだヒミカだったが、思いを振り切りヘリオンの耳元に口を寄せると
「いい? ヘリオン。あなた、本気でナナルゥが演技なんてできると思ってる?」
それだけ言うと頭を戻した。
「そ、それは、そのぅ…」
「大丈夫。あなたの妄想^H^H想像力があればできるって」
これまたやっぱり他の面々は深く深く頷くのであった。
「あうあぅあぅ〜」
「というわけで、お願いね」
ヘリオンは表情を引き締めると
「ん」
と一言だけ言って頷いた。
(あは、入ってる入ってる)
ヒミカの口元に笑みが浮かぶ。が、すぐに引き締める。そう、次は―――
「さて、と。今度はエスペリア役ね」
努めて気楽な口調を作って言うと歩き始めた。
(さて、ここがちょっと難所かしらね…)
相手の両肩に手を添え、告げる。
「あなたにお願いしたいの」
一拍、二拍、三拍…
「え? え? …………い、異議ありっ!」
セリアは叫んでテーブルを叩いた。ニムントールが飛び起きる。その背中をファーレーンの手が掴んでいる。テーブルではニムントールのお茶がこぼれていた。
(ふむ、緑スピリットの防御反射+黒スピリットのスピードか…しかしセリアのこの反応は読めなかったな。反発自体は予想してたけど)
「あらあら」
ハリオンが布巾でこぼれたお茶を拭いている。もう片方の手にお茶を持って。ニムントール以外はテーブルにお茶を置いていなかったらしく、他に被害はない。
(え?)
- 427 名前:寸劇@第二詰所 8 :04/03/27 03:03 ID:p04rS7e9
- ヒミカは自分の席に目をやるが、そこにお茶は見当たらない。…と思ったら、そこにお茶が置かれる。ナナルゥだ。
「あ、ありがと。ナナルゥ」
ナナルゥは無言で頷くだけだ。そう、それだけのこと…
(それだけのことだけど…)
ヒミカの目頭が熱くなる。
「ど、どうしてわたしがっ!?」
ようやく我に返ったらしいセリアの声がヒミカの思いを中断する。
(おっと、今はこっちに集中しなきゃね)
「一、現場にいた人は売り切れです。
二、監督と脚本家は現場にいた人でないとできません。
三、アセリアはユート様の手を取って……あなた、できる?
四、あなた、オルファリルのあのテンションを真似できる?
五、あなた、ユート様の真似できるほど知ってる?
六、ファーレーンには、演出上非常に重要であり、ファーレーンにしかできないことをお願いします。
では、反論を承りましょうか?」
「…………クッ、やられましたね」
テーブルに突っ伏すセリア。さすがにナナルゥやシアーに押しつける気にはなれなかったらしい。
「それでは、よろしくお願いしますよ。…と、あ、ファーレーン、そういうことなんで、後でちょっとお願いするけど、たぶんあなたなら頼まれなくてもそうするだろうことだから、安心して」
「何だかわかりませんがそういうことならば」
「ありがとう」
(やれやれ、やっとここまで来たか…)
ヒミカはヘリオンのところへ歩いて戻って後ろに立つと、最後の仕上げに取りかかる。
「いよいよ最後のユート様役ですが、これはユート様にお願いしようと思います」
「え?」
異口同音。
(そんなに驚くことかなぁ…?)
- 428 名前:寸劇@第二詰所 9 :04/03/27 03:06 ID:p04rS7e9
- 「『わたしたちで』やると言いませんでしたか?」
反論はセリアからだ。
「ま、そうなんだけどね。でもねぇ、元々の目的は『ヘリオンの言うところのユート様のかっこよさ』とやらを再現してみることなわけで。だったら、せっかく本物が近くにいるんだから、使わない手はないでしょう」
「だったらっ」
「あー、はいはい。『エスペリアも本物を使え』と言いたいんでしょう? でもね、『あの』エスペリアがこんな話に乗ると思う?」
セリア、沈黙。
「でも、ユートさま引き受けてくれるかなぁ?」
ネリーの疑問はもっともと言えるだろう。
「ま、それは大丈夫だと思うよ。問題がないわけではないけど、一応対策も考えてあるから」
「…って、え? え? てことはわたしとユートさまが…? はぅうぅうぅ〜」
(っと、今頃来たか)
ふらふらと倒れるヘリオンを抱きとめる。
「おい、ヘリオン、大丈夫か?」
こくっ、こくっ。
「いや、まだアセリアにならなくていいから」
「はう〜、わかりましたぁ」
ヒミカはヘリオンの体を起こしてやり、会議を締めくくる。
「ということで、この件については第一詰所には秘密にしておいて下さい。これ以上の詳細なことについては台本ができ次第、また適宜ということで、今回のところは解散としたいと思います。」
一同が引き上げ始める。
ヒミカはお茶の片づけを始めたハリオンへ近づいた。
「というわけで、この後さっそく取りかかって欲しいんだけど、大丈夫?」
「はい〜、だいじょうぶです〜」
「それで、ちょっと頼みたいこともあるから、後であなたの部屋に行くわね」
「わかりました〜、お待ちしております〜」
ハリオンの了解を取りつけると、ヒミカはファーレーンの部屋へ向かった。
- 429 名前:寸劇@第二詰所 10 :04/03/27 03:09 ID:p04rS7e9
コンコンッ
「ヒミカさんですね。どうぞ」
ヒミカがファーレーンの部屋のドアを叩くと、声をかける前にファーレーンが応えた。ヒミカは中へ入ると尋ねる。
「足音か何か?」
「いえ。ニムはもうしばらくはここに来ませんし、ハリオンさんはまだ片つけをしているでしょう。他の方がここへ来ることはまずありません。今ここへ来る可能性が最も高いのはヒミカさんでした」
「わたしが来ることがわかっていた?」
「えぇ。わたしのすることは簡単なことだと言ったにも拘らず、その場ではなく後でと言いました。誰かに聞かれたくなかったのでしょう? …おそらくはニムに。」
「はは、さすがだね。ということは、ニムントールが来ないというのは…」
「えぇ、わたしがそのように仕向けました。あなたの思惑通りに」
「お見通しだね。ま、期待通りだわ」
「それで?」
「うん。まぁ、あなたに頼むというのは、ほとんどセリアを納得させるための方便なんだけどね。まぁ、確認しておきたいことはある。」
「なんでしょう?」
「ニムントールにちゃんと“エンゲキ”を観せて欲しい。もちろん、ニムントールが来ないなんてことはないでしょう。仮にも妥協した以上、ニムントールは来る。そういう子でしょ?」
「えぇ」
「ま、あとは居眠りしたりしないように祈るのみってこと。ということで、よろしく、というわけ。ね? 言われなくてもあなたならそうするでしょう?」
「まぁそうでしょうね」
「それじゃ、そういうことで」
- 430 名前:寸劇@第二詰所 11 :04/03/27 03:12 ID:p04rS7e9
- ヒミカはドアへ向かったが、ファーレーンが呼び止める。
「ヒミカさん、あなたは何を企んでいるんですか?」
「企む?」
「“エンゲキ”を行うことの決定、そして役割分担の決定。あなたの行動は強引だったと言ってもいいと思いますが?」
「ま、強引だったのは認めるわ。“エンゲキ”というのがおもしろそうだったから」
「………」
「なんて言っても納得しないか、あなたは」
「もちろん」
「あの場面をあなたたちに見せてみたい。いえ、見せておきたい。感じて欲しい。これからの戦いのために。いえ、戦いの向こうのために。それは、ただ話して聞かせるとか本とかでは伝えられないもの。
でも、“エンゲキ”ならば伝えられる可能性がある。特に今回は一部本物だしね」
「戦いの『向こう』?」
「そう。戦いの、その先」
「その先…」
「見て、感じて、そして考えてくれれば、私の考えてることがいくらかはわかると思うわ、
あなたなら。…そう、ニムントールの『姉』である、あなたなら」
「…いいでしょう」
「じゃ、そういうことで、ニムントールだけじゃなくて、あなたも、ね」
「わかりました」
- 431 名前:寸劇@第二詰所 12 :04/03/27 03:19 ID:p04rS7e9
ヒミカはファーレーンの部屋を辞した後、自室のベッドに転がって天井を眺めていた。心情の一部を吐露させられたせいか、少し精神的な疲れを感じたからだ。
戦闘と違って、「とにかく自分が」というわけにはいかないせいもあるかもしれない。戦闘でのヒミカは非常にアグレッシブだ。幼い者たちに神剣を使わせたくないという思いが、戦闘を早く終わらせようと動かす。
それは戦闘にとっては積極的な行動であっても、ヒミカの思いにとっては消極的な守りの行動でしかない。だが今回は、ヒミカの思いにとって積極的な効果を見込める行動だ。まわりくどかろうがじれったかろうが耐えなければならない。
(…さて、そろそろハリオンのところへ行かなきゃね)
ヒミカは軽く頭を振ってから立ち上がり、ハリオンの部屋へと向かった。
コンコンッ。キーッ。ヒミカがドアを叩くとそれは少し開いた。ドアがきちんと閉まっていなかったようだ。
「ハリオン?」
部屋の主の応えはない。ドアの隙間から中の様子をうかがうと、机に伏しているハリオンの背中が見える。ヒミカはドアを開け部屋の中に入った。机に近づくと、ハリオンの寝息が聞こえてくる。
(…まだ陽も高いうちから…)
「ん〜、あら〜、あらあら〜?」
「おはよう、ハリオン」
「あ〜、ヒミカさん〜、おはようございます〜」
「台本を書いているかと思って来てみれば…」
「はい〜、書いてたんですよ〜。そしたら〜、なんだか眠くなってしまいまして〜」
「…で、そのまま寝た、と」
「そのとおりです〜」
(……まぁ、ハリオンだから…)
「どうせ寝るならベッドに行ってから寝るようにね」
「はい〜、なんだかベッドに行くのも面倒なほど眠かったんです〜」
「いや、ニムントールじゃないんだから…。で、台本はどのくらい進んだの?」
「はい〜♪」
と、ハリオンが台本を差し出してくる。
「え? もうできてるの?」
「そうですよ〜」
ヒミカは台本を受け取り、目を通して行く。
- 432 名前:寸劇@第二詰所 13 :04/03/27 03:23 ID:p04rS7e9
- 「……ふむ。問題なし、ね。よくできてる。それじゃ、同じのをあと三つ作ってもらえる?」
「三つですか〜? 四つじゃないんですか〜?」
「わたし、あなた、ヘリオン、ネリー、で四つ。だからあと三つ。ユート様の分はたぶん無駄になるでしょうし、セリアの分はちょっと変えたいのよ」
「そうなんですか〜、それでは〜、お渡しするのはあと二つでいいんですね〜? では〜、どうぞ〜」
と、ハリオンが台本を二つ差し出す。
「って、え? もうできてるの?」
「はい〜♪」
(…そこまでの時間はなかったと思うんだけど…考えたらダメね、相手はハリオンだもの)
「…問題があったらどうするつもりだったの?」
「でも〜、問題なかったじゃないですか〜」
「…ま、そうね」
ヒミカはハリオンが差し出す二つの台本を受け取った。
(…さ、さすがハリオン…)
そう、ハリオンは普段のほほんとしているが、時々、時間や仕事量から見て不可解なことをやってのける。普段ののんびりとした姿の下に恐ろしいほどの能力を隠している。
いや、本人には隠しているつもりはないのだろう。のほほんとした姿もまたハリオンの真実なのだ。どちらにせよ、通常の見積もりが通用する相手ではない。
(ま、今回はこのハリオンの超常的な能力に頼る部分もあることだし)
「それじゃ、次のお願いがあるんだけど…」
「なんですか〜?」
「あのね…」
「…というわけなんだけど、お願いできる?」
「はい〜、わかりました〜、やってみますね〜」
「ありがとう。じゃ、よろしく。…っと。セリアには台本の内容は秘密ね」
「りょうかいです〜」
ヒミカはハリオンの部屋を出て、ヘリオン、ネリーの部屋を回って台本を渡す。対セリア緘口令も忘れない。自室に戻るとヒミカはセリア用の台本の用意を始めた。
- 433 名前:寸劇@第二詰所 14 :04/03/27 03:28 ID:p04rS7e9
コンコンッ。
「セリア、いる?」
「はい。どうぞ」
ヒミカはセリアの部屋へ入った。
「台本できたよ」
「そうですか」
返答はそっけない。
(ま、しかたないか)
「とりあえず読んでみて」
「わかりました」
ヒミカは台本を開くセリアを眺めながら待つ。
「…なんですか、この空白は?」
ヒミカが用意したセリアの台本では、悠人とアセリアの台詞と動きを示す部分の内のかなりが空白になっていた。
「うん。本来はセリアも観る側のはずだったから、できるだけ新鮮な状態で臨んで欲しいのよ」
「意味がないのではありませんか?」
「いいえ。あなたは稽古はなしで、いきなり本番でやってもらいます」
「えぇっ!?」
「見ての通り、とても短いもので、動きもほとんどない。台詞もまぁ、覚えられないというほどのものでもないでしょう」
「しかし、わたしがこんなことを言うのですか? いえ、あのエスペリアさんがこんなことを言ったのですか?」
「えぇ、言ったのよ。…どう? 反応が楽しみじゃない?」
セリアは答えず、台本をめくった。
「それじゃ、がんばって覚えておいてね」
そう言い残してヒミカはセリアの部屋を辞した。
- 434 名前:寸劇@第二詰所 15 :04/03/27 03:34 ID:p04rS7e9
「はい、ま、こんなものでしょ」
夕食までの時間を有効に使うべく、ヒミカは居間でネリーの稽古の相手をしていた。そばでシアーが見物していたが、オルファリル役は動きも台詞も少ないから問題ないだろう。稽古と言ったところで確認程度のものだ。
稽古の終了を告げたにもかかわらず、ネリーはヒミカにしがみついたまま怪訝な顔をしていた。
「どうした、ネリー?」
「うーん…なんかね、ヒミカのこと『パパ』って呼んでも違和感がないんだよね…どうしてだろ?」
「?」
珍しく考え込みながらネリーが説明するが、ヒミカにはよくわからない。ヒミカまで考え込み始めたがそのとたん、
「パパ〜♪」
そう言ってシアーが飛びついてきた。
「おっ、おい」
突然のことにヒミカは抗議するが、シアーはスリスリと頬をヒミカにこすりつけると、
「…ほんとだ〜、違和感ないね〜♪」
とネリーの感覚を肯定した。どうやら自分で検証してみたらしい。
「おいおい、『パパ』って男の親のことなんでしょう? 男か女かで言えばわたしは女のはずなんだけど」
(それに……)
スピリットには親というものが存在しない。スピリットの生まれる過程はよくわかっていないが、人間のように親から生まれるわけではないらしい。
「それじゃ、セリアはどうなのかな?」
「違うよー」
試しに聞いてみるも、ネリーはすぐに否定した。
「うーん…ファーレーンは?」
「やっぱり違うと思うなー」
これまた否定だ。どうも年長者が該当するというわけでもなさそうだ。それでも一応、と思い聞いてみる。
「それなら、ハリオンは?」
「ぜんっぜん違うよーっ」
力強く否定されてしまった。と、ここでシアーが口を挟む。
- 435 名前:寸劇@第二詰所 16 :04/03/27 03:38 ID:p04rS7e9
- 「ハリオンさんは、『パパ』じゃないけど、『ママ』かな?」
「『ママ』かー。…うん、ハリオンは『ママ』だねー」
今度はネリーがシアーの感覚を肯定した。
「えーと、その『ママ』というのは何?」
「女の親のことだってー」
その『ママ』というハイペリアの言葉はヒミカにとって未知のものだったが、ネリーの説明でヒミカは理解した。スピリットであるから親というものについて実感はないが、知識として人間の生態はある程度知っている。
「それならわたしも『ママ』じゃないの?」
とヒミカは聞いてみるが、
「違うよー。ヒミカはやっぱり『パパ』だよー」
「ヒミカさんは『ママ』だと違和感あるよ〜」
二人同時に否定されてしまった。
「ううん、何だかなぁ…」
シアーを見ると何やら考え込んでいる。ヒミカがしばらくその様子を見守っていると、やがてシアーは「うん」とひとつ頷くと結論を告げた。
「あのね。きっと、『パパ』と『ママ』の違いって、男か女かだけじゃ、ないんだよ。それで、そこが、ヒミカさんが『パパ』で、ハリオンさんが『ママ』なんだよ。きっと」
ゆっくりと自分で確認するようにそう言って最後にまた頷くシアー。
(…まぁ、シアーがそう結論を出したのなら、きっとそうなんだろうな)
ヒミカは二人の感性に信をおくことにしている。特に、そこからシアーが考えて出した結論には。
「…もぅ、好きにして」
じゃれついてくる二人の頭を撫でてやりながらヒミカは考える。親というものを持たないスピリットではあるが、二人はその鋭い感受性で「親のような何か」を感じ取ったのだろう。それならそれでいい、ヒミカ自身にはそれが何だかわからないとしても。
そんな思いに耽っていたヒミカを引き戻したのは戸口からかけられた声だった。
「そろそろお夕飯ですよ〜」
見ると開けられたドアのところにハリオンが立っている。ネリーとシアーは駆けて行くとハリオンに飛びついた。
- 436 名前:寸劇@第二詰所 17 :04/03/27 03:44 ID:p04rS7e9
- 「ママー」
「ママ〜」
「あらあら〜♪」
ハリオンは動じることもなく二人を受け止めて告げる。
「さぁ〜、食堂へ行って下さいね〜。もう他の方はそろってますから〜」
「はーい」
「は〜い」
よいこのお返事をして駆け出す二人を見送って、ハリオンはヒミカを促した。
「さ〜、パパも早く来て下さいな〜♪」
「なっ…」
(…聞いてたのか)
ヒミカはガックリとうなだれた。
「さぁさぁ〜、ヒミカパパ〜♪」
「やめて。『ママ』にまで『パパ』と呼ばれると洒落にならないから」
ボフッ。
ヘリオンの部屋から自室に戻ったヒミカは仰向けにベッドに転がる。
ヒミカは夕食後の時間をヘリオンの稽古に当てていた。稽古といってもヘリオンの場合、妄想^H^H想像力の暴走で倒れないように、というのが主な課題だったが。何度か繰り返すことによってどうにか耐性がつき、アセリアっぽさも向上を見た。
「あとは本物相手で大丈夫かどうか、ね…。ま、準備としてできるのはここまででしょう」
そしてこの後のことに考えを転じる。休息期間であるとはいえ、悠人には会議等の職務もあることを考えると、説得を行う前に他の準備は終わらせておき、スケジュールに柔軟性を持たせておきたい。
そのためには、セリアにはぶっつけ本番と言ったが台詞を覚えたことの確認ぐらいはしておくべきか。
「あとはハリオンがあれを完成させれば残るは説得のみ、ね」
検討を終えて、ヒミカは眠りに就いた。
- 437 名前:寸劇@第二詰所 18 :04/03/27 03:49 ID:p04rS7e9
翌日、昼食を終えて自室へ引き上げようとしたヒミカをハリオンが呼び止めた。
「ヒミカさん〜、あれできましたよ〜」
「えっ、もう!?」
「はい〜。まだ覚えたわけではありませんが〜、昨日の内に対応表ができましたから〜」
(いや、それも早いでしょ)
ハリオンの不可解な瞬間最大風速は納得はしないまでも、そういうものだと思うことにしている。しているのだが、こうも続けてだとさすがに不安になる。
「あなた、体は大丈夫なの?」
「はい〜? わたしは〜、元気ですよ〜?」
昼食の前にヒミカはセリアの部屋へ行き、セリアが台詞を覚えたことを確認してあるから、これで悠人を説得できればいつでも決行可能な状態になったことになる。
(…決行は明日以降にした方がよさそうね)
ハリオンの場合、倒れるときもニコニコしたままで「あらあら〜♪」とか言いそうな気がしてしまう。
「それじゃ、ユート様の説得にかかりますか」
「はい〜」
決行はともかく、スケジュールの確保は早めにしておくべきだろう。
ヒミカとハリオンが第二詰所の玄関を出た所で悠人が歩いているのが目に入った。幸いエスペリアはいない。これぞマナの導きと声をかける。
「ユート様、こちらへ」
「?」
悠人は怪訝な顔をしたが第二詰所へ足を向けた。
「何だ? 今度はヒミカか?」
どうやら悠人は誰かに呼び出された戻りだったようだ。
悠人を第二詰所へ引き入れるとヒミカは切り出した。
「ユート様にお願いしたいことがありまして」
「何だ? 第二詰所の運営についてだったらエスペリアの方が…」
「いえ、そういうことではないんです。第二詰所の親睦を深めるために、ユート様にご協力頂きたいんです」
「俺? どうして…というか、何をするんだ?」
- 438 名前:寸劇@第二詰所 19 :04/03/27 03:54 ID:p04rS7e9
- 「はい、実は“エンゲキ”というものをやってみようと思っていまして、ぜひユート様にやって頂きたい役があるんです」
「演劇!? 何だってまた……ファンタズマゴリアにまで追いかけて来るとは…」
「?」
悠人がガックリとうなだれるが、もちろんヒミカたちにその理由がわかるはずもない。
「いや、俺には演劇なんてできないよ。台詞とか覚えられないし」
「いえ、そんなに長い話ではないんです。話というより一場面ですから」
「だいたい何をやるんだ?」
「題は『陥落したサモドア王城にて、その一場面』で、内容はサモドア陥落後のユート様とアセリア、エスペリア、オルファリルの会話です」
「そんなの演劇でやるようなことか?」
「もちろん、意味があるからやるんですよ」
悠人が心底不思議そうな顔をするが、ヒミカは即答でねじ伏せる。
「それでいったい俺に何をさせる気なんだ?」
「もちろん、ユート様役です。せっかく本人が近くにいるわけですから」
「俺が俺役? それって演劇になるのか?」
「もちろん、他の役は第二詰所の者が担当します。しかし、唯一の人間かつ男性であるユート様の役はユート様にやって頂かねばならないのです」
「人間とかスピリットとかは関係ない。だいたい演劇なんだから誰がやったっていいじゃないか」
「いえ。これは演出上、非常に重要なのです」
「やらなきゃだめか?」
「だめです」
「はぁ、仕方ない、か…」
最終奥義「演出上の都合」に悠人が折れる。
「それで、稽古はどうするんだ?」
「いえ、ユート様は会議等もあるわけですからあまりお時間を頂くわけにもいきません。
というわけで、直接本番でやって頂きます」
「おいっ、いくらなんでもそれは無茶だろ!?」
「人は同じ状況にあれば同じ判断をして同じ行動をする、と言います。同じ状況のつもりになって頂ければ同じような行動をして頂けるはずです。それに、細かい言葉は問題ではありません。大事なのは気持ちと雰囲気です。」
「しかし…」
「それに、こちらで指示を出させて頂きます」
「って、俺、ヨト語の文字なんて読めないぞ? いちいち声で指示してたら演劇にならないだろ」
「それは大丈夫です。ハリオン、あれを」
「はい〜」
- 439 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 03:56 ID:daFhnLf3
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 440 名前:寸劇@第二詰所 20 :04/03/27 04:03 ID:p04rS7e9
- ハリオンが丸めて脇に抱えていた大きな紙を広げると、そこには大きな片仮名で何やら書かれていた。
「これは…片仮名、か。…しかしデタラメだな……ん? これはもしかして?」
「はい。聖ヨト語の文の読みをハイペリアの文字で表わしてあります」
「……一昨日のはこのためだったのか」
一昨日ハリオンが「ハイペリアの文字を教えてくれ」と言ってきたときは「ユート様が読める書類を書けるようにするため」と言っていたが、目的はこれだったらしい。
「そうだったんです〜♪」
少なくとも半ばは騙されたことになるのだが、あっけらかんとしたハリオンの笑顔の前に悠人は怒る気力を失くしてしまう。
「でも、俺、大勢の前に立つのは苦手だし…」
「大丈夫です。観客は第二詰所の数名だけですから」
悠人の最後の抵抗もあっさり突破されてしまった。
「というわけで、ご協力頂けますね?」
「……わかったよ」
「それでは、明日以降でお時間を頂けそうなのはいつですか?」
「う〜ん、明日は晩に会議があるからその前に準備をしなきゃならないな……明後日の午後なら大丈夫なはずだ」
「では、明後日の昼食後にしばらくお時間を頂くということで」
「あぁ、そうしよう」
「それと、いろいろ面倒ですので、この件については第二詰所以外にはお話しにならないようお願いします」
「ん、まぁそうだな」
「それでは、明後日の昼食後にこちらへお越し下さい。本来ならばお迎えに上がるべきではありますが、注意を引かない方がよろしいと思いますので」
「あぁ、わかった」
「ありがとうございます」
ヒミカは一礼して悠人を見送った。
(やれやれ。これでどうにか準備は終わったな…)
自室へ向かうべく振り返ると、ハリオンの姿がない。
「ハリオン?」
「すぅ〜」
辺りを見回すと、座り込んで寝息を立てるハリオンの姿があった。
「おやおや。やっぱり昨日今日とハード過ぎたみたいね。…決行が明日じゃんくて明後日になったのは好都合だったかな」
ヒミカはそっとハリオンを抱きかかえると、起こさないようにゆっくりとハリオンの部屋へ運んで行った。
- 441 名前:寸劇@第二詰所 21 :04/03/27 04:11 ID:p04rS7e9
翌々日、演劇決行時刻。
悠人は第二詰所の居間の外で待機させられていた。ドアは開け放たれていたが、悠人がいる所からは部屋の中は見えない。悠人とドアの間にはハリオンが立っている。ハリオンには部屋の中が見える位置だ。
待機している間に、ヘリオンがアセリア役であること、セリアがエスペリア役であること、ネリーがオルファリル役であること、台があるわけではないが入ってすぐが舞台であること、入って斜め奥の観客の後ろにヒミカがいて指示を出すこと、等を説明された。
(しかし、こうまで徹底して出たとこ勝負ってのは、ある意味普通の演劇よりも緊張するな…)
悠人が手のひらに「人」という字を書いて飲み込む仕種を繰り返していると、ヒミカの声が聞こえてきた。
「聖ヨト暦330年 スリハの月 青ひとつの日 昼、ラキオス王国スピリット隊は激しい攻防の末、ついにバーンライト王国首都サモドアを陥落せしめました。
後方で控えていたラキオス王国兵士が駆け込み勝どきを上げる中、戦いを終えてその場にうずくまるアセリア。ユート様は急いでアセリアに駆け寄ります」
その前口上が悠人の記憶を呼び起こしてゆく。
「さ〜、ユートさま〜、出番です〜」
ハリオンに促され、悠人は覚悟を決めて居間へ入る。と、服を血に染めたヘリオンの姿が目に飛び込んで来た。咄嗟に駆け寄る悠人。
「大丈夫かっ、ヘ……アセリア!」
思わずヘリオンと呼びかけそうになったが、どうにかこれが演劇なのだと思い出した。ヘリオンの服の血からは金色の霧が出ていない。どうやら染料か何かのようだ。悠人はほっと胸を撫で下ろす。
(ふぅ、心臓に悪いぞ)
悠人の後から中に入って移動したらしいハリオンとヒミカの方をジロリと睨んでやるが、ヒミカが手にした指示書には「演出です」と書いてあった。
(演出って…悪趣味だぞ)
怒鳴ってやりたいところだが、そういうわけにもいかない。
(えーと、たしか手を差し伸べたんだったよな…)
「……ん。べつに」
ヘリオンはそっけなく答えた。声も姿もヘリオンに違いなかったが、その口調と表情はアセリアを思い起こさせ、いつものころころと表情を変えるヘリオンの面影はない。
(…すごいな、ヘリオンにこんな才能があったとは…。えーと、次は…)
ちらりとヒミカの方に目をやり確認して続ける。
- 442 名前:寸劇@第二詰所 22 :04/03/27 04:13 ID:p04rS7e9
- 「いくらなんでも無鉄砲すぎるぞ!」
「…………」
「あんなことを繰り返してたら……いつか死ぬぞ」
「別に、いい……」
ヘリオンは無表情のまま『絶望』を握りしめ、横を向く。いつものヘリオンならこんなことは言わない、これは芝居なのだ、とわかっていても、その言葉は悠人の胸に哀しみを送り込む。芝居であることを忘れそうになる。
「アセリア、ユート様に対して失礼でしょう。ユート様はわたくしたちの主人なのですよ。ユート様の言うことには従わなければなりません」
客席――といってもすぐ側の床に座っているだけだが――にいたセリアが立ち上がって台詞を口にした。
と、これもいつのまにか立ち上がっていたネリーがオロオロしている。その目にうっすらと浮かぶ涙は演技ではなくセリアの迫力を受けてのものかもしれない…
「いいんだ。俺は気にしないから」
「しかし、隊長命令を、主の命令を聞かないのは、スピリットとして許されないことです。わたしたちは戦うための存在なのです」
セリアの言葉が素になっていた。その芝居ではなく本心からの言葉が悠人の哀しみをかき立てる。セリアがなおも言葉を重ねようとするのを腕と視線で止める。
「いや、いいんだ…悪いけど、黙っていてくれ」
ハッと我に返るセリア。
「…は、はい、申し訳ありません」
心なしかその頬に赤みがさしているように見えるのは気のせいだろうか。
「なぁ、アセリア……俺はまだみんなのことは良く分からない」
演目が何故この場面なのか、何故ヒミカが悠人にこだわったのか、悠人はようやくわかった気がした。
「でもさ、俺、この世界に来て。みんなに助けられて、励まされた。こうしていま、俺が生きていられるのはみんなのお陰なんだ」
「ユート様…」
「パパー」
みんなの顔を見回す。ヘリオン、セリア、ネリー、シアー、ナナルゥ、ファーレーン、ニムントール、ハリオン、ヒミカ――
「まだ出会ったばかりだから、俺はみんなのことをもっと知りたいと思う……ええと、何て言ったらいいのかな」
そうだ、あの場にいなかった者たちにも伝えておかなければならない。
「確かに俺たちは、戦うことができる。でも、それだけじゃないはずだ。お前の手だって、剣を握るためだけにあるんじゃないと俺は思う。」
「…………わたしの、て?」
- 443 名前:寸劇@第二詰所 23 :04/03/27 04:18 ID:p04rS7e9
- ヘリオンが片手を剣から離して、ジッと手のひらを見つめる。セリアもまた、手のひらを見つめている。悠人は心の中でその場の全員に語りかける。
(そう…スピリットも人も同じなんだよ、何も違わないんだよ)
「俺たちはこの世界の人間の言うままにたくさんの殺し合いをしてきている。そんな俺たちがこんなことを望んじゃいけないのかもしれない……でも、俺はみんなに死んで欲しくないんだ。これ以上大切な人を失いたくないんだ、もういやなんだよ、近くの人が死ぬのは…」
「ユート……。ユートは、わたしに生きていて欲しいのか?」
アセリアの口調でそう言って視線を悠人に向けるヘリオンの表情はかろうじて不思議そうな表情を浮かべていたが、その瞳にはじわりと涙が見える。
「…わたしは、…戦うことしか知らない。…そのために生きている。マナの霧になるまで、戦う……それが、わたし」
微かに声が震え、途切れがちになりながらも演技を続けて頷くヘリオン。
「そんな寂しいこと言うなよっ! 戦うために生まれて…死ぬために生きるなんて……そんなの、哀し過ぎるだろ?」
「戦うこと…それ以外にも…わたしが…生きる…理由が…ある?」
既に半泣きで、それでも必死に堪えて問いかけるヘリオンに、力強く頷く。
「ああ、きっと、きっと何かあるはずなんだ」
もはや、悠人にとってこれは芝居ではない。
「じゃあ…わたしは…何を…すれば…いい?」
「それは、俺にもわからない。きっとお前自身にしかわからないことなんだと思う。俺は大切な人たちを幸せにするために生きようと思う。今は守るために、剣を振るう。
でもお前には、お前の何かがきっとある。戦い以外の何のために生きているのか…とかさ。だから、簡単に命を捨てるようなことはやめてくれ」
「…………」
ヘリオンはしばらく自分の手をみつめ、やがてゆっくりと顔を上げた。その瞳からは涙がこぼれる。
「ん。わかった。…ユートさまがそう言うなら…わたしは、生きてみます」
悠人の手にそっと自分の手を重ねるヘリオンは、ここにきてついに演技が崩れてしまったことも気づいていないだろう。
「ああ、俺たちは生き延びようぜ。この先に何があっても。どんなことがあっても」
「…はい」
その瞳からはとめどなく雫が溢れ続ける。
- 444 名前:寸劇@第二詰所 24 :04/03/27 04:23 ID:p04rS7e9
- 「…ユート様…ユート様は、変わりませんか? …力を持ったことで、変わって行きませんか?」
問いかけるセリアの声は僅かではあるが震えている。
「スピリットは戦うためだけに存在している…それは事実です。…それでも、ユート様は、戦い以外に生きろ、と?」
「わからない…俺はスピリットじゃない。だけど俺は、みんなが戦うためだけに生きるなんて、嫌なんだ。俺にとって、みんなは、人間とかスピリットとかじゃない、そう、仲間、なんだから。人間もスピリットも関係ない」
「…………」
セリアは俯いて考えている。その視線の先には手のひら。
「だからさ、無茶はしないでくれ、な?」
笑顔をヘリオンに向けて、だが心は全員に向けて、諭すように言う。
「……ん」
アセリア風に戻って、ヘリオンは頷き、悠人の手を取って立ち上がる。
「ユートの手……あったかい……」
「はは、そんな籠手つけててわかるのかよ」
「……ん。なんとなく……」
ヘリオンは小さく呟いて悠人の手を放す。
「アセリア、エスペリア、オルファ、行こう。ラキオスに帰ろう」
こくっ。ヘリオンが頷く。セリアが我に返って頷く。
「うん♪」
ネリーがその場で力一杯飛び跳ねる。
- 445 名前:寸劇@第二詰所 25 :04/03/27 04:29 ID:p04rS7e9
(…さて、これでこの演劇じゃない演劇も終わりだな。ヒミカには感謝するべきかもな)
と悠人はヒミカの方を見やり―――見てしまったことを後悔する。
(…な、何を考えてるんだっ! 感謝は撤回だっ!!)
ヒミカは指示書をペシペシと叩いて「ほれほれ」と言わんばかりにニヤニヤしていた。となりにいるハリオンのこちらはいつもと変わらないはずの笑顔にも、今は悪意を感じずにはいられない。その指示書には…「アセリアを抱きしめてキス」という指令が……
(んなことできるわけないだろっ、断じてできんっ!)
と思いつつも、エンドコールがかかっていない状況で感動に包まれた観客の雰囲気をぶちこわしにする度胸もない。あのいつもアンニュイなニムントールまで瞳を潤ませているという状況なのだ。
しかしエンドコールをかけるべき者は無茶な要求――少なくとも悠人にとっては――をつきつけニヤついている。
(あぁっ、ここで怒鳴れない俺はやっぱりヘタレなのか? そうなのか?)
そう自問する悠人の頭に選択肢が浮かんだ。
1.しちゃう
2.なにがなんでもしない
3.妥協してごまかす
しかし、選択もなにも答えは決まっている。それがヘタレのヘタレたる所以。
(えぇいっ、ままよっ)
悠人は一瞬ヒミカを強く睨んでから、両手でハリオンの頬を包むと、その額に口づけた。
「…へ?」
素の声を上げるヘリオン。まだ何が起きたのか理解できていない。悠人は当然として、ヘリオンもまたこの展開は知らなかったのだから無理もない。
と、そこで、ヒミカが演劇のエンドコールがかかった。
「こうしてラキオス王国スピリット隊は帰還の途に就きました。以上で『陥落したサモドア王城にて、その一場面』は終わりとさせて頂きます」
満場の――といっても少人数だが――拍手が降り注いだ…
- 446 名前:寸劇@第二詰所 epilogue 1/3 :04/03/27 04:34 ID:p04rS7e9
- 「ヒ〜ミ〜カ〜っ」
「演出ですよ、演出」
「え? え? 今のは…ユートさまが…わたしに……きゅ〜」
ようやく起こったことを理解して卒倒するヘリオンを悠人がとっさに抱きとめる。
「ねー、ユートー、ネリーにもしてー」
「…シ、シアーも〜」
がばっと起き上がるヘリオン。
「あ、あのあのあのあのあのあの、わ、わたしもっ…その…」
「えーっ、ヘリオンはさっきしてもらったじゃーん、ずるいよー」
「いえ、でも、さっきのは、えと、その…あれはアセリアさんであって、わたしじゃないですから…」
「…あー、もうっ、わかったから。順番だ、順番」
もはや開き直るしかない悠人の前に、よいこの整列1・2・3…
- 447 名前:寸劇@第二詰所 epilogue 2/3 :04/03/27 04:39 ID:p04rS7e9
「あ、お姉ちゃんっ、ダメーっ!」
突然ニムントールが叫ぶ。
「あら、どうしてですか?」
対するファーレーンは冷静だ。
「ど、どうしてお姉ちゃんが並んでるのよーっ!」
「それではニムはどうして並んでいるのですか?」
「え? そ、それは、その、なんていうか、その、なんとなく……どんな感じなのかなって…」
とたんに慌てるニムントール。その言葉の最後の方は小さくてよく聞こえない。
「それでは、わたしもなんとなくです」
「ダメーっ」
「ニムはよくてわたしはだめなのですか?」
「いや、それは、その…って、何してるのよ、ニム!? ニムはべつに……あ、そうだ、そうよっ」
ニムントールは取り乱していたかと思ったら何やら思いついたようだ。
「うん。ニム、並ばないから、お姉ちゃんもならばないで」
「ニム? …ちなみにそれは何か違いませんか?」
「いいから。いいでしょ?」
「はぁ、本当にニムって子は…」
ニムントールに引きずられるようにしてファーレーンは列を外れる。
「それでね、お姉ちゃんがニムにして。ね?」
「ニム…あのねぇ…」
「ね?」
ファーレーンはニムントールの額に口づけてやる。こうなってしまったニムントールにはいつも負けてやるファーレーンだ。と、ニムントールがファーレーンの手を引っ張る。体を曲げてやると、ニムントールがファーレーンの額に口づける。
「へへへ。お姉ちゃーん」
抱きついてくるニムントールを抱き返してやりながらファーレーンは考える。
(……ニムは…)
- 448 名前:寸劇@第二詰所 epilogue 3/3 :04/03/27 04:43 ID:p04rS7e9
「次っ」
ネリー、シアーときて、ヘリオンのおでこに再度のキスを終えた悠人の言葉だ。まるで戦闘訓練か何かのようだが、そうでもしないと気恥ずかしさに耐えられなかったのだ。
「はい〜♪」
「って、ハリオン? お前…」
「はい〜?」
ヘリオンの後に現われたのはハリオンだった。そもそもどうして悠人がこんな羽目にあっているかと言えばヒミカの陰謀が発端なわけで。ハリオンはそのヒミカに組していたわけで。悠人としてはここは当然怒ってもいいはずで。
…そのはずなのに、悪びれることもなくただいつものようにニコニコしているハリオンを前にすると、怒る気力がなくなってしまうのはどうしてだろう? おそるべし、ハリオン・スマイル。悠人はがっくりとうなだれた。
チュッ。
そんな悠人の額にハリオンが口づけた。
「おつかれさまでした〜♪」
ヒミカは、じっと手のひらを見つめるナナルゥの隣に座っていた。しばらくその様子を見守っていたが、やがて天を仰ぐと目を閉じた。そして、声には出さず心の中で語りかける。
(そう、考えて。すべてはそこから始まるんだから…)
チュッ。
額の感触に目を開けるとナナルゥの顔。
一瞬の間。
それから、ヒミカの顔には笑顔が、瞳からは涙が、こぼれた―――
- 449 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 04:46 ID:trGWGO/K
- 寝ようと思ったら始まったので
ずっと読んでたよ。GJ!!
- 450 名前:寸劇@第二詰所 digression 1/2 :04/03/27 04:48 ID:p04rS7e9
- 翌日、第二詰所の廊下を歩いていた悠人の前からニムントールがやって来た。
「…あ、あの、その…」
「ん? どうした?」
声をかけてきたニムントールの頬は赤く染まっているし、その物言いもらしくない。
「…えっと、その…」
(…なんだか、まるでヘリオンみたいだな)
そんなことを思っていると、階段の方でコンッと音がした。そちらを見ると、ファーレーンが階段の壁から頭だけを出してこちらを見ている。ファーレーンは手を口元へ当てると、それから兜の額の部分へ動かした。そして壁の影に消える。
(…それって、やっぱり、そういうこと、だよなぁ…)
「…だからその……なんでもないわよっ」
そう言って駆け出そうとするニムントールの腕を悠人はとっさにつかんでしまう。
(…あー、引き止めちまった)
「なっ、なによっ!」
「うん…」
振り返ったニムントールの腕を放して頬に手を添え、おでこにキス。
「んなっ!?」
瞬間、呆然。そして、わなわな。それから、ニムントールは外へと駆けて行ってしまった。
「…本当にこれでよかったのか?」
「はい」
ファーレーンが答えて姿を現わす。
「ま、ファーレーンがそう言うならそうなんだろう」
悠人はそう言ってファーレーンの側に歩み寄った。
「あの子には必要なことです。…そう、『その先』のために」
「そっか」
「あ、それから、後で…そうですね…お茶の時間ぐらいに、中庭の木のところへ行ってみて頂けますか?」
「ん? 何かあるのか?」
「はい」
「ん。わかった。それじゃ、さんきゅ、な」
悠人はファーレーンの兜の額に口づけをしてその場を去る。
悠人を見送ったファーレーンは兜を脱ぐと、しばらくその額の部分をみつめていたが、顔を寄せ―――
- 451 名前:寸劇@第二詰所 digression 2/2 :04/03/27 04:54 ID:p04rS7e9
中庭の木の根元にニムントールは跪いていた。
「なんなのよ、ニム!? なにやってんのよ!? わかんないわよ!!」
ふらふらと揺れ動き定まらない自分の気持ちと行動に苛立って、喚いて泣いて、ポカポカと木を叩く。
「…うっ…うっ…わかんないわよ…」
やがてそのままくずおれる。
(…お姉ちゃんに見られなくてよかった)
もうじきお茶の時間という頃、悠人が中庭を訪れると、木の根元に丸くなって眠るニムントールの姿があった。
「…うーん、さすがファーレーン」
思わず呟きが漏れる。
(しかし、自分で来ずに俺をここに寄こしたってことは、俺がやれということか…)
悠人はそっとニムントールを抱き上げると、ニムントールの部屋へ向かった。
「…これでよしっと。じゃ、おやすみ。…って、もう寝てるのに言うのも変だな」
ベッドへ寝かして布団をかけてやってそう言うと、悠人はニムントールの部屋をあとにした。
それからしばらくして、ニムントールは目を覚ました。
「…ん? あれ? ここ…ニムの部屋? ……ニム、中庭にいたよね?」
ふと、嗅ぎなれない匂いを感じる。別にいやな匂いではない。
「………」
その匂いを最も強く感じる左肩を下にして、枕を肩に寄せた。そして鼻を左肩に寄せる。その匂いを包み込むように…。逃がすまいとするように…。
「…はぁ、起きるの面倒」
そう呟くが、その顔には微笑み―――
- 452 名前:寸劇@第二詰所 aside :04/03/27 04:55 ID:p04rS7e9
- このあと、第二詰所で“エンゲキ”と「額にキス」が流行。「額にキス」は三日程で流行は沈静化したが、それ自体は親愛・友愛を示す行為として定着した。
“エンゲキ”熱は冷めやらず、時間をみつけては何かしらの演目が行われた。時には深夜に行われることもあり、ひっそりと集まってくるその様はさながら怪しい秘密結社のようであったともいう。
無論、最人気演目は『陥落したサモドア王城にて、その一場面』で、ヒミカとハリオンの暗躍によって悠人が参加させられることもあった。悠人が出演する回には、熾烈なアセリア役争いが展開されたとも聞く。
そのあまりの熱狂振りに悠人が「演劇は月に一度まで」という第二詰所規則を定めるも、一同の猛烈な反対にあい「週に一度」に妥協せざるを得なかった。
後年、第二詰所の面々は劇団を結成し、大陸中の人気を博することになるのだが、それはまた、別のお話―――
- 453 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 05:02 ID:fu8QhJyu
- キタwwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
ミタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
ヒミカ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!
ファーレ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ン!!!!!!!!!!
- 454 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 05:04 ID:fLX1jSyh
- うん、なんかすげー。
- 455 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 05:12 ID:/NFqtk2G
- 足かけ二時間かけての上梓に敬意を表して、略さずに「Good job!」と言わせて頂きます。
これのいったいどこが「不萌ゴミ」ですか、随所に萌えどころ満載で、読み応えもバッチリですがな。
「劇中劇」のアイデアもさることながら、第二詰め所の面々が活き活きと描かれていて、
情景が目に浮かぶようでした。主役のヒミカもさることながら、ハリオン、ファーレーンの
年長組が特に際だってました。
まったく、寝はぐれたというのにこの爽快感は一体なんなんでしょうか?w
このような夜討ち朝駆けなら大歓迎ですので、また気が向いたら是非ともよろしくお願いしたいです。
なにはともあれ、お疲れ様でした。今朝は日が高く昇るまでお休みくださいまし……って、まさかお仕事?
- 456 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 07:06 ID:nj14QxPr
- 夜勤から帰ってきたら
こんなものが出来てるなんて・・・
一気に読んじまったYO!!
GJ!
- 457 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 08:23 ID:ckWJkO/E
- 朝起きたらこんな素敵なものがあるなんて・・・・
ああ・・・なんてよき週末・・・・
>>418−452 ありがとうございました。
とてもよかったですよ
- 458 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 08:29 ID:FC2OiIWH
- すげー…大作ご苦労様です。
- 459 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 11:33 ID:0z/8N/Pw
- これだけのものを見たというのに
>ヒミカは指示書をペシペシと叩いて「ほれほれ」と言わんばかりにニヤニヤしていた。
>となりにいるハリオンのこちらはいつもと変わらないはずの笑顔にも、今は悪意を感じずにはいられない。
>その指示書には…
「ここでボケて」という指令が……
こんなネタを思いつく俺の脳が大嫌いです
- 460 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 12:23 ID:boXBLJ7U
- これだけ書ける人に謙遜なんてされたら他がやりにくくなるじゃないか。
えばってください。
- 461 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 13:49 ID:+2yivkYf
- すげー、超GJ!!
雑魚スピに対する想い、温かさが溢れる良SSでした。
だが、惜しむらくは
>>445
>悠人は一瞬ヒミカを強く睨んでから、両手でハリオンの頬を包むと、その額に口づけた。
That's はりおんまじーっく(w
- 462 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 14:42 ID:ZjUcl9xj
- GJ!
こうゆうのを読むと、雑魚スピ分が補充できたという満足感と同時に、
何でゲーム本編で攻略できねーんだよという怒りがこみ上げてくるのは何故だろう。
- 463 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 18:15 ID:WReDSimd
- G.J.。あのシーンは悠人とスピリット達の関係が変化した印象的なものだったけど
それを雑魚スピに補完して頂いたことは素直に嬉しいですねーw
この話で一番神剣に飲まれていたという設定(たぶん)のナナルゥのその後が
気になるところ。
- 464 名前:419-438,440-448,450-452 :04/03/27 18:59 ID:p04rS7e9
- えー、どうやらご好評を頂けたようでほっとしています。ありがとうございます。
起きてた人もいたようで…え?安眠妨害? いや〜、こんな形で前置きの最後の一行が活きるとは(w
>>439
えーと…人が人だけにスレ的に攻撃喰らった気もしつつ、「タイムシフト」ってサポートスキルですね…微妙(w
>>449
おつかれさまでした。というわけで、終わったと見せかけてひょっこり現われた digression もよろしく。
>>453
ヒミカはともかく、ファーレーンに激しく反応ですか…。う〜ん、ファーレーンにはあまり出番をあげられなかったと思っているんですが…
>>454
素朴なひとことが心に染みます。ありがとう。
>>455
「萌え」って激しく受け手に依りますね。どうも私の中では「萌え」って父性に近いものがあるらしく、年長組は基本的に萌えではないんですね。例外はハリオン。さすが規格外です(w
私の基準では、ヒミカさんは「萌え」というより「燃え」に近い「熱い」になります。好きですけどね。
「劇中劇」「話中話」ではなく「話中劇」とずれてはいてもまぁメタっぽくはあります。あまつさえ aside で「話中話」にしてメタ度上げてるし(w 悪い癖ですね。
>>456
夜勤おつかれさまです。シフトは大変ですよね、サイクルが。短期間ですが経験あります。良い夢を見れたことを祈ります。
>>457
あぁ、私の狙い通りの読者さまがここに…「いつのまにか」…そう、digressionのニムのように…
>>458
最初はごく短い話のつもりだったんですがいつのまにか(w
>>459
あははは。ソレモイイ!(゚∀゚)
- 465 名前:419-438,440-448,450-452 :04/03/27 19:00 ID:p04rS7e9
- >>460
う〜ん…お話書くこと自体 370-374 がウン年ぶりで、その昔もごく短いものを2〜3本でした(SSではない)。今回が一番長いかもしれません。
展開をほぼ完全に会話に頼っています。ライノベ風に明示思考文を導入してみた影響もありますが、各部屋の様子を設定していないため情景描写がほとんどできないというのが大きいかなと思います。
部屋の様子を設定できるほど個性を理解してあげられていないと思っているので。そこを理解して設定するべきという意味では手抜きということになります。この時点で物語文章としては失格という話もあるわけです。
それでも好評を得られたということは、作品としての形を気にせず、情動のみを主眼とするならば、これもまたあり、なのかな…
>>461
うがぁっ! 正しくはヘリオンですね…OTZ
ハリオンタン、こんなところで魔法使わないで(涙
いつかやってしまいそうだと思って気をつけていたはずなのによりによってこんなところで…∧||∧
>>462
無いからこそ妄想し、妄想するとますます欲しくなる…魔の雑魚スピ ループ…
>>463
あのシーンを演劇で、というネタ自体はスレ初期に雑魚スピネタが何かないかと考えた時に真っ先に浮かんではいました。そこに至る展開が浮かばず保留していましたが。
ナナルゥは…おっと、私が語ってはいけないいけない。ナナルゥの未来はみなさんの中に。
- 466 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 20:31 ID:0z/8N/Pw
- >ヒミカは指示書をペシペシと叩いて「ほれほれ」と言わんばかりにニヤニヤしていた。
>となりにいるハリオンのこちらはいつもと変わらないはずの笑顔にも、今は悪意を感じずにはいられない。
>その指示書には…
/ 、 ル =@|、 / ル ノ i レ 、 , 、 \
i レ Tr`ヽ、レiノ_,-レリ i / / ノ、ルノi , 、` 'ヽ/> ) ヽイ
i ヽ、ゝ, '-' し'ア/イイ .i i ノ -- i人レ -リ-ヽノ |
ル ゝ"" 、_ ".ノレノ レノ ル==、 r==、ル |
,ーヽ/,`ヽ 、____ , イン | |i"" ┌─┐ "".i_| |
ヽ_ i \___i ヽーノ、 |「i.ゝ、 、__.ノ イ| | |
/)ヽ \ r-77777777777i ノ「| _`',ー- ─,'´i,_| | | |
i ) / `ヽ | ノヽ r<<<<<<<<<<<<<<<┐リヽ,
i _ /ゝ、__ イ´ ここで (ヽ ヽ、 .」、 びっくり |||イ ヽ|
ゝ、 ヽ、__ノ||| アセリアを ( | `イ_ヽ するほど |||ヽ、__」
ヽ___ _ノ ||| 抱きしめて ゝノ ( i 悠人ピアと /⌒ヽ、 i_
く.._ ||| i _ノ 連呼 `( ノヽ |
/  ̄ ̄ |||,_________________,i |_______ゝイ i ノ
| ヽ_ノヽ
- 467 名前:419-438,440-448,450-452 :04/03/27 20:43 ID:YkyNdRSm
- ――あとがきor言い訳or独白――
題名『寸劇@第二詰所』、もっと凝ったの付けようと思っていたものの、最後まで思い浮かばず、結局、仮題をそのまま使ってしまいました。ちょっと心残り。
一応、このお話の確定ルートは25(445)までです。それより後はご想像下さい、というのが基本スタンス。
それでも方向性のサンプルぐらいは欲しいかな、と"epilogue 3/3"の後半を足して。後を書くなら必要か、と"epilogue 1/3"と"3/3"の前半が追加。あまりにニムの出番が無くてかわいそうで私が耐えられず(w、"digression"と"epilogue 2/3"が発生。
asideは本来は無い方が正しいでしょうね。私がメタの誘惑に負けただけです。epilogue, digression, aside という言葉は本来の使い方ではないでしょうね。
辞書を引くとどれも「余談」という感じの意味が載っているかと思いますが、それぞれ、「終章」、「本筋ではない話」、「演劇で暗黙の了解として登場人物には聞こえないことになっている説明」という意味合いで取って下さい。
どれも「余談」ですので、読者の想像を促すための例示に過ぎません。まぁ、4〜25でけっこう無理してた私が素で書きたくなっただけという話もありますが(w
"epilogue 1/3"や"3/3"前半のような感じで終わるのが正しい萌え話かなと思いつつ、"3/3"後半や"digression"に行かずにいられない私は方向性が根本的に萌えに向かない気がします(苦笑
一番筆(キー)が疾ったのがヒミカさんの沈思@冒頭で(精神的には辛いのにそれでも疾る)、一番書きやすかったのが"digression"という私は、ヘリオン最萌えだったはずなんですが…あれ?(汗
想いは尽きませんがそろそろいい加減終わりにしておきましょうか。
唯一のネタを使ってしまったので次の予定はありませんが、
ヒミカさんの想いの物語かもしれず、ナナルゥのための物語かもしれず、ファーレーンとニムの転機の物語かもしれず、最も影響を受けたのは実はセリアかもしれず、ハリオンはまぁハリオンだ(w、そんなお話。みなさんのマナとならんことを…
- 468 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 22:11 ID:wa7QjOju
- >>466
ぞいつら、雑魚スピじゃねぇーーーーーーーーーーーーーーーー!!
- 469 名前:419-438,440-448,450-452 :04/03/27 22:18 ID:YkyNdRSm
┃∀・).。o0(他ネタが来るまで誰の何に萌えたりキたりしたか聞けると参考になっていいな…)
┃彡 サッ
- 470 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/27 23:56 ID:PPAVCHTS
- >>469
今日子の末期……って雑魚スピじゃないや。
雑魚スピだとシアーの死に台詞かな。
- 471 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/28 00:14 ID:vUnEf0y6
- >>470
あぁ、寸劇@でというのを想定してたんだけど、ゲーム自体でもいいか。
要するに、私の感覚のずれ方を確認しておくと、お話考えるのにいいかなと思ったわけです。
って、死に台詞とはまた…うーん…
- 472 名前:寸劇の人 :04/03/28 03:10 ID:vUnEf0y6
- そうか、あと1日遅ければ天然こっそりだったのか…
心当たりすらないネタを探しに永遠の旅へ旅立つとするか…
- 473 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/28 13:23 ID:ImlBhJNg
- 雑魚スピの趣味って詳しい設定あったっけ? メインキャラは
アセリア…剣の手入れ、アクセサリー作り、読書、絵描き、彫刻、料理(その後)
エスペリア…料理、家庭菜園、花、お茶
オルファ…歌
ウルカ…瞑想(剣術以外無趣味?)
雑魚スピにも明確な趣味があると補充しやすいんじゃないかな?
- 474 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/28 13:57 ID:NjpY5awv
- >>473
雑魚スピの情報量は>>1にあるとおり。
公式から発刊された資料による増補も微々たるもののようだし、
もしそんな耳寄り情報があったら、今頃このスレ内限定で祭りだろうなw
- 475 名前:415 :04/03/28 14:42 ID:B09tRf1n
- 正直、すまんかった。釈迦に説法とはこのことか。
お詫びとしては、はなはだ足りないかもしれぬが、時深おばさんに万歳
突撃を敢行する。
介錯お願いする。
- 476 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/28 14:44 ID:B09tRf1n
- >415
ヽ)/
∠´ ハ`ゝ
彡//ノハハ〉
ゞ(リ ゚ -゚ノ! >ようするに、時深が生まれたのって大化の改新の頃か?
<´ii Yliン,
U |.Tii<
<_ノ_jイ_ゝ
- 477 名前:寸劇の人 :04/03/28 18:15 ID:vUnEf0y6
- >415
油断すると漏れの書く悠人のヘタレ度が足りなくなるのは事実。なのでイ`
∧
/ \
/ \ クリティカルワン!> AA略
/ \ ★
∧ \☆ ☆
/ | \★
〃  ̄ ヾ;~| |~ \
|`_(ノハソ | | \ < あ……はっ この……っ
> | `ヘ'| | | \
⊂} !廿i つ| | \
く/Цレ' | | \
し'ノ |_| \
________________>
- 478 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/28 19:10 ID:vUnEf0y6
- >>474
だねぇ…
まぁ個人的にはスピガイはハリオンの「ヒミカの相棒的存在」が
キター、アッテター、タイムリー! だったからまぁおっけー、だったわけだが(w
ま、ここの住人で非公式設定を勝手に考えてみるというのもまた一興かもしれないね。
う〜ん、ペース上がらんねぇ…
即興で2レスぐらいの小小話でっちあげてみるか?
- 479 名前:415 :04/03/29 00:08 ID:pvdepm0e
- 寸劇の人はオレに生きろと言うのか。
で、ここで、寸劇の人とオレで寸劇ですか。
サリィセ、
オレはエスペリアは寝相が悪いと思いこんでいる。
雑魚スピじゃねぇって?
うーむ、
戦闘中、敵に翻弄され、バラバラになってしまうスピリット隊。ファー
レーンともはぐれ、単騎、森の中に逃げ込んだものの、敵に囲まれ、
マナの霧になるのを覚悟したとき、突然足元に広がる見慣れた魔法陣。
間一髪、爆炎に耐えきったニムが見たモノは、満身創痍で、求めを地
面に突きどうにかたっている悠人だった。周りには金色の霧が立ちこめ
ていた。
急いで駆け寄るニム。ばったりと倒れ伏す悠人。力無く笑い、剣が転がる。
早くっ!!癒しの魔法をっ!!
焦る心が空回りする。しかし、ニムは愕然とする。自分がグリーンでありながら
癒す力を持たないことに……。
限界。レベルあがればニムも覚えるようだけど。
- 480 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 00:55 ID:ImWWFLbK
- >>479
あ、>>476はアタッカーということで、>>477はディフェンダーに入ったんだわ。
で、>>478の最後は、漏れが何か小ネタ書いてみるべきか?という意味だったんだわ。
なんだけど、>>479 (゚∀゚)イイ! 415氏、充分お話を書けると見た。
己の無力に絶望の淵に沈みそうになるニムだったが、曙光を握り締め自らに言い聞かせる。
「わたしはグリーンスピリット、ニムントール・グリーンスピリット。守るのがわたしの仕事。攻撃こそ最大の防御」
一分一秒でも早くこの場を切り抜ける。パワーストライクI を繰り出すべく曙光を構え、いざ行かんと踏み出しすニム。
と、その肩を掴まれたと思った瞬間、ニムを越えて飛び出して行く影―――ファーレーンだ。
「お姉ちゃん…」
安堵の余りその場に座り込みそうになるのを持ち堪え、急いでウィンドウィスパーIIを発動する。
…ニムの心強すぎたか? ファーレーン出したらまずかった?
というか、漫画家でもあるまいに、喫茶店→ファミレスはしごして小小話書きつつ、
さらに415と寸劇繰り広げる漏れっていったい…_| ̄|○
あ、ドトールじゃないでつよ。…いっそネタとしてドトールでミルクレープ食いながら小話書いてみるか?(w
- 481 名前:寸劇の人 :04/03/29 02:43 ID:kNSzal/D
- 連でスマンが、
リレーはリレーでおもしろいんだけど、他の話が入りにくくなるんで、
軽々にやるべきではないな、ということで、続けてしまった責任を取って切っておく。
続き考えてたらごめん。 > 415
だけだとナンなので、お侘び兼流れ切りに小小話を投入しとくわ。
- 482 名前:笑顔を大切に 1/3 :04/03/29 02:45 ID:kNSzal/D
- 悠人は会議から戻る途中、向こうからハリオンが歩いてくるのを見つけた。
「よ、ハリオン。買い物の帰りか?」
「はい〜〜」
荷物を手にしているのを見てそう判断したのだが、それにしては時間が遅い気がして聞いてみる。
「それにしては遅くないか?」
「それは〜ですね〜〜、ゆっくり〜帰ってきたから〜なんですよ〜〜」
ハリオンがゆっくり帰ってくるのはいつものことだから、それでこんなに遅いというのはいったいどれだけゆっくりだったのだろう? そんなことを考えているとハリオンが続けた。
「わたし〜〜、クラスが上がったんですよ〜〜」
「え? そうか、それはめでたい。……って、セラフの上って?」
「い〜え〜〜。わたし〜〜、のんびり屋さんから〜、のん気者さんに〜〜、なったんです〜〜」
「…」
「…」
「……」
「……」
「………」
「………?」
悠人は脱力のあまり _| ̄|○ とくずおれた。
「……というか、のんびり屋さんという自覚はあったんだ…」
あまりのことにツッコミどころまでおかしくなる。どうにか気を取り直した悠人が顔を上げた時には、そこにハリオンの姿はなかった。
まぁ、買い物の帰りだったわけだし、第二詰所に帰ったのだろう。そう軽く考えた悠人は、目を離していた時間はのんびり屋さんが視界から消えるには不充分なぐらいには短かった、ということに気づいていなかった。
- 483 名前:笑顔を大切に 2/4 :04/03/29 02:51 ID:kNSzal/D
翌日の朝食後、悠人は第二詰所に来ていた。基本的に悠人は第一詰所で生活しているが、隊長として隊全体を見る必要がある。そのための措置として、時々は第二詰所に居るようにしていた。
「あ、ハリオン、おはよう」
廊下で見かけて声をかけるも、ハリオンはそのまま通り過ぎてしまう。
「…無視、されたのか?」
ハリオンの様子に何かいつもと違うものを感じたものの、その表情はいつものニコニコ顔だったために確信が持てなかった。
昼食の時間。朝の事が気になっていた悠人は、ハリオンの様子を窺っていた。
「ハリオン、塩取って」
「はい〜」
ヒミカの頼みに応じて塩の瓶を渡すハリオン。いつものハリオンだ。朝会った時に感じた違和感も今はなかった。
気のせいだったかと思いつつも、どうにも腑に落ちない。食事を終えた者が自室へ引き上げ始める中、悠人は残ってハリオンを観察していた。
しばらく見ていてもやはりいつもと変わらぬ様子に安心しかけていたが、最後にシアーが食堂から出て行き、悠人とハリオンだけになったとたんにハリオンの様子が変わった。
いや、朝と同じで見た目に変化はない。顔はいつものニコニコだし、食器を片付ける動きにも変化はない。だが、今のハリオンには何か違和感を感じるのだ。
何か……そう、空気というか雰囲気が違うのだ。いつもハリオンはなんというか、時に癒され、時に毒気を抜かれる、そんな雰囲気を纏っている。今のハリオンにはそれがないのだ。
といって、怒りとか冷たさとか、そういう雰囲気があるわけでもない。無の雰囲気というのも違う。そう、どんな雰囲気もない。何とも名状し難い感覚だが、あえて言うなら「欠如」というのが近いだろうか。
違和感の正体に気づいた悠人は深い、苦しさ、哀しさ、そしていたたまれなさに襲われ、席を離れた。
- 484 名前:笑顔を大切に 3/4 :04/03/29 02:57 ID:kNSzal/D
悠人は第二詰所の自室に戻って考える。ハリオンのあの異変は悠人しかいない時にのみ発現する。食堂での様子からそれは確かだ。とりあえず、ハリオンが神剣に呑まれたとかそういうことではないとわかって少しほっとした。
「しかしあれは…」
怒っている、あるいは不機嫌というものなんだろうか…。そう考えたところで悠人は気づく。ハリオンが怒ったところを見たことがないことに。いや、正確には怒ったようなそぶりを見せることはあった。
だが、その時も「もう〜」と言う声は明るく、雰囲気は「しょうがないんだから〜」とでもいうようなどこか暖かいものだった。そう、本気で怒るというのはハリオンには似合わないと思うし、実際、想像もつかない。
「だけどまぁ、俺だけということからして、昨日の事で怒っているというぐらいしか可能性が考えられないよなぁ…」
正直、昨日の事よりよっぽど本気で怒りそうなことも過去にあったような気もするのだが、いろんな意味で普通じゃないハリオンだけにそんな考えで判断するのは危険だろう。
夕刻、悠人は昨日ハリオンと会った場所でハリオンが買い物から帰るのを待っていた。昨日の時間ではなく普段の時間の少し前から待っていたが、今のところまだ帰ってきていない。
「また昨日ぐらいの時間になるのかな…」
そう思っているとハリオンの姿が見えた。普段よりは遅く、昨日よりは早い、ちょうどその間ぐらいの時間だ。
悠人は駆け寄って土下座した。土下座というのがファンタズマゴリアで意味を持つのかはわからないが、気持ちの問題だ。
「昨日は変なこと言ってごめん。ハリオンはハリオンだ。ハリオンらしいのが一番だ。それがよくわかったよ」
ハリオンの答えはない。悠人が目を上げると、そこにハリオンの姿はなかった…。
- 485 名前:笑顔を大切に 4/4 :04/03/29 03:06 ID:kNSzal/D
あくる日の午後。悠人は自室で煩悶していた。第二詰所ではなく第一詰所だ。昨日あの後ハリオンと顔を合わせるのがこわくて、予定を変更して第一詰所に移ったのだ。
それでも結局ハリオンのことが気になってこうしてのた打ち回っている。午後の会議へ向けて午前中に行われたレスティーナとの会談の間も、注意散漫で何度もレスティーナに注意されてしまった。
「あぁ、そろそろ会議に行かなきゃな。…ふぅ」
盛大にため息をつくと悠人は腰を上げた。
何も言わずにいなくなったってことは、やっぱり許してくれてないんだろうなぁ…。会議に向かいつつも、やはり悠人はハリオンのことを考えていた。内容が暗いだけに自然と俯いてしまう。と、
「あら〜、ユートさま〜。ちょうどよいところに〜」
ハリオンの声に我に返って目を上げる。そこにいるのはいつものハリオン。いつもの笑顔、いつもの雰囲気。
「ハリオン…」
悠人の視界が滲む。
「これから〜、お買い物に行くんですけど〜、ご一緒してくれませんか〜?」
「ああ、いいよ。よろこんで」
溢れそうな涙を堪えるように天を仰ぐ。陽はまだ高い。のんびり買い物するにはいい日和だ。
「それでは〜参りましょう〜」
二人で並んで歩き出す。
隣を歩くハリオンに目を向ける。
いつもの、暖かな、溶かすような、包み込むような、そんな雰囲気。
これに比べたら、退屈な会議なんてどれほど価値もない。
ハリオンのほんとうの笑顔―――
- 486 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 03:18 ID:cB87GZAX
- ┃∀・).。o0(本スレ落ちた・・・
┃彡 サッ
- 487 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 03:25 ID:pbJpSYrD
- 既出でない事を祈りながら投下。ヨーティア遭遇時のセリフから妄想拡大。
「どうしたんだヨーティア? 急に呼び出したりなんかして」
「あぁ、来たか。ユート、お前さん、ヘリオンの永遠神剣についてどう思う?」
「んー、本人は位が低いのを気にしてるようだけど、そんなに弱いわけじゃないと思う」
「そうだ、実際第九位が他にいない理由は戦いで淘汰されるからだ。にもかかわらず
あの子はちゃんと戦えている。ユート、あの娘の神剣の名前は知っているな?」
「確か……失望だろ」
あまり良い感じでない名前だったので印象に残っている。
「正解、『真実は失望と共にある』 こっちの世界の諺さ。つまり、あの娘の神剣はもっと
高い位の神剣、真実の一面に過ぎないんじゃないのかと思ってね」
ヨーティアはそう言って、妙なヘルメットをよこした。
「そいつは真理の兜ってな、エーテルを走らせるだけで隠匿された物を暴く優れものさ。
ま、本来は敵の捕虜なんかに使うものだがね。とりあえず、それをあの娘に使ってくれ」
つづく!?
……続きません。所詮小ネタですから。
- 488 名前:487 :04/03/29 03:26 ID:pbJpSYrD
- 更にエターナル技まで妄想。
真実の太刀(Limited skill)
Lv:EX 属性:黒
対HP効果:1200/1800/2400 最大回数:8 行動回数:2
種別:アタック
ターゲット:変動【敵】 ターゲットスキルLV:16
マインドバランス:75〜100
(特殊効果:抵抗−10%)
第三位・真実の存在に目覚めたヘリオン。
第九位・失望と第三位・真実は同時反響存在である為にエターナルとなった後も
ヘリオンには「過去」が存在する。
真実を射抜く力を持つこのアタックスキルは、ディフェンススキルを無視して
ダメージを与える事ができる。
- 489 名前:487 :04/03/29 03:27 ID:pbJpSYrD
- ジャッジメント(Limited skill)
Lv:16 属性:物理
対HP効果:500/700/900 最大回数:6 行動回数:4
種別: ディフェンス
ターゲット:変動【敵】 ターゲットスキルLV:16
マインドバランス:0〜100
(特殊効果:属性攻撃無効)
エターナルとなり、強大な力を得てもハリオンは気が小さい。一国を軽く滅ぼせる力を
持ちながら台所のゴキブリには勝てないようだ。もっとも、パニックに陥ると辺りが
火の海に陥るのはご愛嬌。
『真実』は虚栄の力を打ち砕く神剣である。
エターナルとなったハリオンの発するバリアは属性攻撃の一切を無効化する。
ただ、ダメージの反射は無く対HP効果も低いので強力な物理攻撃に弱いのは相変わらず。
また、当たり前だがサポートスキルも防げない。
アルティメットトゥルース(Limited skill)
Lv:16 属性:黒
対HP効果:500/700/900 最大回数:2 行動回数:1
種別: スタートサポート(ab)
ターゲット:全体【場】 ターゲットスキルLV:16
マインドバランス:0〜100
(特殊効果:敵味方行動回数2上昇、ハイロゥ封印)
第三位・真実の担い手でありながらハリオンは自分の「真実」をユウトに伝えられない。
それとなくアプローチをするものの気づいてはもらえないようだ。
装飾、奸計などを拒む決闘の結界を張る。
この戦闘中、全ての攻撃の追加効果は発動しない。また、加速する結界の中では行動回数が
引き上げられるがハイロゥの力も制限するためハイロゥによる行動が完全に制限されてしまう。
- 490 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 03:29 ID:1S+fFIJ4
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 491 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 03:30 ID:Vefzst7m
- ハリオンマジック炸裂ですな
- 492 名前:寸劇の人 :04/03/29 03:45 ID:kNSzal/D
- 分割見積もりミスった…OTZ
まさかハリオンタン書いてて苦しむことになるとは思わなんだ…
「とりあえずお手軽にハリオンで」なんて考えたバチが当たったのかもしれない。
萌えるかは疑わしい気がするけど、漏れの「萌えない」は疑わしいと定評っぽいので、
一応、投下しておくということで。 > 482-485
>>486
鯖が変わったみたいですね。板一覧の再取得を。
>>487
キター━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
…ハッと寸劇を見直したら『絶望』って何だよ漏れ……_| ̄|○
というわけで、>> 442 『絶望』→『失望』 と訂正が追加されますた。
>>489
>一国を軽く滅ぼせる力を持ちながら台所のゴキブリには勝てないようだ。
イイ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!
GJです!> 487
やはり流れ切れるの待ってたりした?(汗
- 493 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 12:10 ID:EI8WAtMa
- ハリオンエターナル(・∀・)イイ!!
- 494 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 13:49 ID:t3JUsXeN
- 相変わらずヘリオンタンは報われないな(w
- 495 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 14:58 ID:Vefzst7m
- まあ、あんまり野暮ったいことは言いたかないが・・・
寸劇の人はもちっと餅ついた方がいいかもw
- 496 名前:『躁鬱』 の 寸劇の人 :04/03/29 17:46 ID:kNSzal/D
- >>495
正解。
意識してテンション上げようとしてたのもあるけど暴走してるね。
セッカクダカラ"シンジツノヘリオン"デコバナシトオモッタラバカバナシニナルシ...orz
餅つきに逝くわ…ウストキネハドコヤッタッケ...∧||∧
- 497 名前:415 :04/03/29 21:22 ID:wxzTam+l
- >480
何日か前に小説形式で少しだけかいてみたんだけどね、プロットだけあげてみました。
ゲーム内では、ウインドウイスパーでも回復はするんですな。でもDF限定だし、回復ス
キルという位置づけではないだろうし。
ていうか>オレ>479で
> オレはエスペリアは寝相が悪いと思いこんでいる。
とか書いちゃって、どうやらリアルと脳内の壁が薄れてきているようです。orz
アセリア本の設定じゃねえかよ。やばい。
今更ですが寸劇@第二詰所の感想。
セリアでぐっときてしまいました。へリオンもマジ入ってて、皆の本心を吐露
させるちからがあのシーンには有ると言うことでしょうか。
実際あの、「繋いだ手」の場面セリアなんかには衝撃でしょう。ゲーム内では
もう配属されてたっけ?
エスペリアはなんか煙たがられてる?ユートに近づくための最大障壁だもんな。
笑顔を大切に
……落ちが理解できない。(ノД`)スマン
- 498 名前:寸劇の人 :04/03/29 22:51 ID:kNSzal/D
- >>497 (415さん)
感想ありがとうございます。
・寸劇@
あの場面はゲーム中ではchap2という序盤のイベントですが、
第一詰所の面々と比べて積み重ねの少ない雑魚スピたちにとっては意味合いが大きいかな、と私の中で。
セリアは出番少ない方でしたのでちょっとかわいそうでしたかね。配属はされてましたね。
悠人+雑魚スピの部隊で制圧してもアセリアたちがしっかりいるわけですが、全員が集まったという言及はなく。
ということで、部隊に編成されている者はサモドアに集まったが、ラキオス居残りの者はサモドアに来なかったという想定で、
シアー、セリア、ナナルゥは配属はされていたがその場にはいなかった、という微妙な設定にしています。
実はセリアにアセリア役をやらせて「ァセリア」という誘惑にもかられましたが(w、やはりセリアが問う内容はエスペリア役の方が似合いますからね。
エスペリアは、第一詰所の面子以外には四角定規という私内設定です。これ以上人数増えると扱いきれん、と私に煙たがられているとも言います(w
・笑顔
作話にこだわらずに日常を…嘘です、単に落ちがないだけです。ごめんなさい。
ハリオンの魅力は何だろう? という疑問に仮説を立てて実験してみたというところですね。
冒頭がいきなり落ちという話もなきにしもあらずですが(w
私の役目は寸劇@で終わったんだというのが正しい気がしますので、後は>415さんや>460さんに期待したいと思います。
- 499 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/29 23:16 ID:Vefzst7m
- んむむ・・・いえね、「役目」とか、そんなしゃちほこばって考えずに、
「こんな話書いてみたよー、読んで読んでー」くらいの気楽さでいいんじゃないか
ってことなんですけどねw ここは所詮「2ch」なわけですから。
二人くらいしか残ってなかったSS書きが一人増えたってだけでもこのスレにとっては
めっけもんなわけだし、あれだけ書ける人が「もうやんぴ」なんてのはもったいない。
もっとも人には性分ってものがありますから、外野がとやかく言えるのはそこまでですけどね。
- 500 名前:487 :04/03/29 23:28 ID:pbJpSYrD
- ふぅ。どうやら真実ネタは出てなかったようで。
ヨーティアのセリフを聞いた時に気になってたのに本編では何も無し。
ならばSSで、と思って始めたのだが、せっかくエターナル化するならルートが欲しいとヘリオンメインの再構成を
始めるも中々話が進まない(つまりハリオンがエターナルに成れない)のでネタのみで投下してみた。
過去が有る云々の設定は悠人がエターナルにならないので作成されたもの。
よって求めが破壊された後で時深ブチキレ。このタイミングでテム襲来でヘリオンたん完全覚醒
……ってなプロットだったんだが、ヨーティアの実験(ヘリオン覚醒フラグ)が妙に突っ走って筆が進まなかったり。OTL
短編で起承転結をつけられる人は正直凄いと思う今日この頃。
- 501 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 04:58 ID:HTrMw3B4
- 相変わらずヘリオンタンは報われないな(w
- 502 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 05:14 ID:UC42W7aF
- ハリオンマジックは今日も炸裂
- 503 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 06:50 ID:Z273UaY5
- 今更ながら間違い易い名前付けたよな、Xuse。
- 504 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 09:02 ID:q9nvOT5n
- >>502
ハルシオンマジックと読んだ俺は負け組…_| ̄|○
助けて時深おb…お姉さん。
- 505 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 14:14 ID:r47LOxly
- めちゃくちゃ読み間違えた結果
マジカルハリオン
萌えた漏れは勝ち組み(゚∀゚)=3
- 506 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 14:39 ID:UC42W7aF
魔 法 少 女 爆 誕
……いや、さすがにとうが立ってるだろ、あの人は・・・orz
- 507 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 18:07 ID:6W3T2opv
- >>499
あ〜、対時深レジスタンスなモードのままなんだわ、と気づいた。そもそものきっかけが『+で小騒動』だし。
それ以前からネタ不足を憂いてちまちまやってたけど。ま、「役目」ってのは変か。
んでもま、寸劇@は素人(実績無し)が投下してみたことがあるという程度の意味はあるかな、と。
んで、笑顔は「短くても落ちなくてもいいから出してみようぜ」というメッセージかもしれない(w
みんなけっこうネタ抱えてるみたいなんで、漏れもレジスタンス退役してのんびりいこう、うん。
ま、漏れはハリオンタンに弟子入りでもしなさいってこった(w
>>487
まぁ、そういうこともあるよね。あせらずがんがってください。
気分転換に(?)エターナルになった後を先に少し書いてみるというのも手かも。
ある意味短編のほうが難しい面もあるよね。星新一の凄さを噛み締めてみる…
>>505
マジカルハリオン…まぁ神剣“魔法”だしなぁ…モワモワ(何かが湧き上がっているモヨリ)…
だ、だめだ、笑顔と雰囲気の方が遥かにマジカルだ_| ̄|○ (お話生成に失敗したモヨリ)
まぁ、ハリオンタンはハリオンタンだ(w
- 508 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 22:49 ID:UC42W7aF
- ハリオンマジックとは?
ラキオスのグリーンスピリット、『大樹』のハリオン固有の神剣魔法で、
生命体の無意識下に働きかけることで、ある種の認識障害を起こさせるもの。
具体的な効果としては、被術者が同じラキオスのブラックスピリット、
『失望』のヘリオンについて言及する時点で発動し、論述中における「ヘリオン」の
名辞を、ランダムに術者である「ハリオン」に置換、さらにこの事実誤認を被術者に
感得させないことが確認されている。
未確認ではあるが、この魔法は認識論の範疇を超え、物理レベルでも観測される
とする報告がある。必然的にヘリオンが受けるべき外的作用に対し、時空レベルでの
一切のラグを発生させずにそれをハリオンが受け取った、というものである。
観測者の談話によれば、悠人がヘリオンの額に対し口付けを施そうとしたところ、
実際にそれを受けたのはハリオンであった、という俄には信じがたい現象が観測された
と主張している。
術者の人格的陶冶や日頃の立ち居振る舞いにより、観測の帰納的な信憑性は非常に高いが、
客観的なデータの裏付けに乏しく、今後の精確な追認試験の実施が待たれるところである。
- 509 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 23:12 ID:QQOkBzjH
- >>508
ワロタw
- 510 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 23:18 ID:lmHJEXVr
- アセリアSSで検索かけたら
知らない間に新しいアセリアSSのぺーじが出来てた。
雑魚スピ分が程よく補給出来ていい感じでした。
- 511 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/30 23:49 ID:PB473eOA
- >>508
ヘリオン「いった〜い!もーやだぁー!!」(AA略
- 512 名前:たまには21禁板らしく :04/03/31 03:00 ID:fI/OYEih
- 鬼畜ルートに入らない限り、セックルにおいては悠人は殆ど受けであることをふまえ、
それぞれの雑魚スピとフラグが立った場合、どういうぇちプレイを致すと想像する?
例によってヘリオンたんは、テラーの台詞からして、天性の隠れS属性を有すると確信する。
「ほ〜ら、ほ〜ら、入っちゃうでしょ? あ……なんか、気持ちいいかも」
- 513 名前:寸劇の人 :04/03/31 03:04 ID:IAqxkqDU
- >>508
だめだ…もう…もたない…ッ!
。。
。 。 +
゜ 。・ 。 +゜ 。・゚ (;゚`Дフ。 GJダヨ
ノ( / ウワァァァン
/ >
- 514 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 06:10 ID:KnnYAO7s
- >>512
(;´Д`)ハァハァ
- 515 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 06:32 ID:IAqxkqDU
- >>512
ハリオンタンの場合 その1
悠人 「それじゃ、えっと…」
ハリオン 「初めてで怖いかもしれませんけど、リラックスしてくださいね」
悠人 「って、それ俺のセリフ」
ハリオン 「大丈夫ですから、大人の雰囲気のお姉さんにまかせてくださいね〜」
悠人 「いや、俺も男でリードとかその…」
ハリオン 「んもぅ、おとなしく言うこと聞けない子はめっめっですよぅ?」
…ハリオンタン、リョジョークルートと変わってないでつよ?(w
ハリオンタンの場合 その2
悠人 「う〜ん、しあわせ…」スリスリ
ハリオン 「ぁふ♪ そうですか〜?」
悠人 「うん、とっても」モミモミ
ハリオン 「あ、ん、それならわたしもうれしいです〜」
悠人 「…パク、ムグムグ、チュー」
ハリオン 「あんっ♪ なんだか赤ちゃんみたいですよ〜」
悠人 「…授乳なんて見たことあるの?」
ハリオン 「こまかいことは〜、気にしちゃだめですぅ」
悠人 「ま、いいか。なんか、しあわせな気分だし」
ハリオン 「そうですよ〜。こういうときは、考えちゃだめなんですよ〜、感じるんですぅ♪」
…あなたがでつか?(w
『求め』でも押されるのにヘタレに勝ち目は…
- 516 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 08:30 ID:mA66JGqe
- >>512
Σ(゚Д゚)ガーン
そのプロットでSS書いてたら先越されたw
まあえっちぃ話じゃないんだけどね
- 517 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 09:58 ID:mmG3Ac4W
- >>514-515
ネ申
続き希望
- 518 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 12:46 ID:eaYdFgdK
- ミスった
>>515-516>>512
まとめてネ申
続きキボンヌ
- 519 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 17:21 ID:ieNqIUvi
- >>515
ハリオンたんの場合 その2の続き―地獄変―
ハ「ユート様ぁ…もっといっぱい…ハリオンをお吸いになってくださいませ〜」
悠「うん…」
ぱく…ちゅッ…ちゅぷ
ハ「はぁん♪もお…乳首を甘噛みするなんてぇ…イケない赤ちゃんですぅ〜」
悠「ご、ごめん」
ハ「くす♪ダメですよ〜ユート様ぁ…こーゆーシチュエ〜ションではぁ…
『へへっ、そう言うお前だって乳首ビンビンに勃起させてるじゃねえか』
って言わないと〜」
悠「…何ですか、そのセリフ」
ハ「本編ではぁ、言葉責めは少なかったですからぁ…こ〜やって補完して
いかないといけませんよ〜」
悠「…は?」
ハ「それからぁ…んッ…ふぅ…くぅんッ♪」
ぷぴゅッ…ぴゅるッ
悠「わぷっ…え?え?コレ…ぼ、母乳?」
ハ「はい〜…『大樹』の力を使ってみましたぁ…他のコも色々なふぇちに
対応して〜…ユート様にご奉仕すればぁ、抜きげゆ〜ざ〜もバッチリ
取り込めますわよ〜」
悠「ユーザー?ユーザーって?」
ハ「判りましたか〜?中の人〜」
悠「な、中の人ってナニ?ハリオンさん?ハリオンさん!?」
ハ「うふ、ふふふ〜♪」
――高嶺悠人、戦闘不能(リタイア)――
- 520 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 17:48 ID:wTWWUTT8
- そしてその後には干からびた悠人がいたわけか・・・・・
ハリオンはお肌ツヤツヤまったりで・・・・・
- 521 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 19:02 ID:1jn6YuYa
- >>519
てめぇ一言言わせろ
ネ申よありがとうございます
>>520
だが羨ましい死に様だ。羨ましすぎる。ってか俺と代われ。代わってください。
それはそうと、エロげー板、落ちたか?
- 522 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 19:12 ID:wTWWUTT8
- そうみたい、、自分もさっきからアクセス不能・・・・。>エロゲ板
- 523 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 19:38 ID:zOEdRb0i
- やっぱりか…
>>519
ネ申降臨
ってかアセリア。風呂と同じく+が出るかも…って思うと買えない…
欲しいんだけどさぁ…
やっぱエロ濃い方がいいじゃん?
折角18禁なんだし。
- 524 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 19:48 ID:wTWWUTT8
- えろげ板復活
- 525 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 20:00 ID:zOEdRb0i
- お。
- 526 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 20:27 ID:fI/OYEih
- 「ヘタレ」のユートの、もっともみじめったらしいぇちはどんなんだろうと考えてみた。
……神剣の力でふたなりになったシアーに後ろの処女を散らされるってのはどうだろう?
シ「……えっと、シアー、ゆと様(←舌っ足らず)の、初めての人になりたいです」
悠「その恥じらいに満ちた台詞と、股間で雄々しく猛る業物のギャップはなんだ!?」
シ「シアーにも出来るかなぁ……やるしかないのはわかってるけど」
悠「滅相もない、やらなくていいです!」
シ「上手くいくかわからないけど… だけど、何もしないよりはいいよね」
悠「人の話聞いてないし……あ、あのぉ……お菓子上げるから、見逃してくれませんか?」
シ「んふふふぅ〜〜〜♪」
悠「め、目が座ってらっしゃるっ!?」
シ「こうなったら、一か八かで… とぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」
悠「くっ…コイツは、やばい…!
「だめだ…もう…もたない…ッ!
「駄目だ、このままじゃ…
「かはっ、ぁ……ぁぐ……っ! 俺はまだ死ぬわけにはいかないのに……」
「ウオアァアアァアァァッッッッ!!」(バタンキュー
シ「シ、シアーだってやるときはやるんだから!」(満足げ
……おあとがよろしいようで。
- 527 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 21:47 ID:fqN83rhw
- ネリー、シアー、セリアの青い三連星のジェットストリーム・アタックを
食らい干からびるヘタレのユート。
「だめだ…もう…たたない…ッ!」
- 528 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 22:07 ID:wTWWUTT8
- >>526-527
ごっつあんです。
- 529 名前:名無しさん@初回限定 :04/03/31 23:21 ID:fI/OYEih
- 本スレ無事移行しますた。
Xuse(ザウス)総合21
http://peach.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1080741912/
- 530 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 09:31 ID:X3eqeYyK
- ある日、悠人は突然の高熱を発症して倒れた・・・・・原因はどうも『求め』との精神干渉が原因らしいが
今は帝国との小競り合いでスピリット部隊は手一杯であり、そこでハリオンとヘリオンの2人のみがが悠人に付き添うことになった・・・・・
話はここから始まる・・・・・・
〜詰め所の悠人の部屋〜
悠人(以下 悠) うううっ・・・・・・・お前に・・・(うなされてる)
ハリオン(以下 ハ)『ユウトさま〜〜〜』
ヘリオン(以下 ヘ)『・・・苦しそうね・・・だいじょうぶかな?』
ハ 『回復ならおまかせ〜〜〜〜(ゴソゴソ)じゃじゃ〜〜〜ん ナースセットです〜〜〜』
ヘ 『は?(普通回復魔法使わないの??)』
ハ 『いいですか〜〜ヘリオン ユート様は永遠神剣との干渉が原因で発熱してるので魔法は効かないんです〜〜〜
ですからやさ^〜〜しく看病してあげないといけないんですね〜〜♪というわけではいヘリオンこれに着替えて(とナースセットを渡される)』
ヘ 『これは?』
ハ 『何でもユートさまの世界には病院というところがあって怪我や病気の人を見てくれるところがあってそこで看病してくれる人はこれを着てるのだとか聞きました〜〜〜』
ヘ 『ふーん、んでこれに着替えて看病しようってわけね?でもいつものメイド服に較べると随分と薄着なのね・・・(ポッっと赤面』
ハ 『とにかく着替えましょう』
続く・・・・
- 531 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 09:32 ID:X3eqeYyK
着替えて数時間経過・・・・
相変わらずうなされ汗をかく悠人、時折うわごとを言ったりと苦しそうにしていたが
ハリオンはふと目をそらすと何やら布団の一部が盛り上がっているところを見つけた・・・・・
へ 『 なんか盛り上がってるよ?何だろう?ハリオン』
ハ 『まあ・・ユートさまってば〜〜〜(赤面)』
ヘ 『痛くないのかな・・・・』
ハ 『痛くないとは思いますが〜〜〜苦しそうですね〜〜〜では静めて差し上げましょうか〜〜』
とハリオンは毛布をめくり悠人のズボンを脱がし始める
へ 『わわっ!ちょっと!何するつもり??』
ハ 『ですから〜〜〜静めて差し上げるんです〜〜〜まあみていてください』
そういってハリオンはパンツも脱がし露出した性器をおもむろに舐め始めた
ハ 『んっ・・・・・んちゅ・・・・はああっ・・・れろ・・・・・』
その淫靡な光景にヘリオンは赤面し、動悸が高まるのを覚えていた。
ハリオンは舐めるのから咥え頭を上下にさせてる。
ヘ 『何だろう?胸がどきどきいって、なんか体が熱くなってきてる・・・ハリオンっていつあんな事覚えたんだろう・・』
そしてヘリオンはハリオンの一部に変化が生じてることに気がついた。
へ 『(ハリオン・・・・濡れてる・・・?)』
そう、どうもハリオンは悠人への奉仕で自らも興奮して濡らしてしまったらしい・・・そして無意識にヘリオンは胸に手を当てたそのとき
へ 『んっ!!(なに?なんなの?この感覚』
ヘリオン自身も淫靡な雰囲気に当てられ興奮していたのだ。乳首は尖り、鋭敏になっていたのだ。
そして無意識に体を震わせていたそのときに・・
ハ 『ヘリオン、貴方も手伝ってくださいな』
と突然に声がかかった。
ヘ 『は・ハイッ!!』
思わず体を飛び上がらせてしまった。そしてヘリオンもベッドに上がり奉仕に加わることになる・・・・・
- 532 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 10:16 ID:X3eqeYyK
- ハ 『いですか私が上のほうを舐めますから、ヘリオンは下のほうをお願いしますね』
ヘ 『う・うん・・』
ハ 『プハッ・・・んっ・・・んっ・・・んんっ・・・・・・・』
ヘ 『ぴちゅ・・・・れろっ 』
数刻して大量の白い飛沫がハリオンの口の中に飛び散った・・・・・・
それは口の中に納まりきらず口のj端から筋となって漏れた・・・
それを嚥下して一呼吸置いて
ハ 『これで収まるはずですう〜〜〜』
とハリオンはいつもの間延びした口調で話した。
ヘ 『ちょっと、大丈夫なのハリオン?飲んじゃっても』
ハ 『だあ〜いじょうぶ。だってこれせいえきっていうんですもの』
ヘ 『せ・精液って・・・・・ええええっ!!(真っ赤)』
せ・精液ってアレでしょう?人間が子供作るときにする行動の最後に男が出すアレでしょう??とヘリオンは心の中で思った
ハ 『だって口なら問題ないし、それに精液ってマナそのものっていえるからスピリットにしてみれば最高の栄養源ですよ〜〜』
あっけらかんと話すハリオン、しかし・・・・・・
へ 『わわっ!!』
ハ 『まあ〜ユートさまってば〜〜〜♪』
一時柔らかくなってた肉棒は再び天井に向かってそそり立っていた・・・・・・・
ハ 『む〜〜〜〜手ごわいですね〜〜〜〜かくなる上は・・・・』
ハリオンは立ち上がって下着を脱ぎはじめた。
ヘ 『ちょっと!何をするつもりなの?』
ハ 『いいから〜〜〜〜みててくださいな』
ハリオンは悠人にまたがり肉棒に手を沿えそして・・・・・・
続く・・・・
- 533 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 10:32 ID:X3eqeYyK
- ハ 『んっ!』
ハリオンは腰を落としその濡れた秘部に肉棒を収めていた・・・・・・・
ハ 『はああっ・・・たくましいですわ〜〜〜ユートさま〜〜〜〜』
と呼吸を整えながら言葉を発した。
その一部始終をヘリオンは凝視していた
ヘ 『(うわ〜〜〜あんなに大きいのが入っちゃった・・・痛くないのかな?)』
へ 『ハリオン?大丈夫なの』
心配になって声をかけるヘリオン
ハ 『ちょっと大きいかも・・・・・』
よくみると下腹部の辺りがこころなしか盛り上がっているようにも見えた。何しろスピリットは小柄であり
身長だとユートの体はスピリットたちに較べると頭2〜3個分は大きくそれだけ華奢なのだ。
ハ 『それでは、いきますね〜〜〜〜』
とハリオンは自ら腰を上下に時には回しながら躍動し始めた。体に汗が玉になって浮かび上がり時には苦しそうに繭をしかめるものの
その瞳は陶然としまた淫らであった。
ヘリオンはその様子をただ呆然と見てるのであった。
そして
ハ 『あっ!ああっ ユートさま、ユートさま』
と声をあげ背筋を伸ばし、しばらく痙攣した後、ハリオンは悠人の体の上に崩れ落ちた。
それをみてあわててヘリオンはハリオンを抱きかかえる。
ヘ 『ちょっと、大丈夫ハリオン!』
ハ 『もう・・・・だめかも〜〜〜〜』
と言葉では言うものの表情はどこか満足げだ。だが
ハ 『ヘリオン お願いがあるの・・・ユートさまはまだ満足してらっしゃらないみたいなので貴方が静めてくださいな』
ヘ 『え・ええ〜〜〜〜〜っ!!』
ハ 『お願いしますね〜〜〜〜〜』
という言葉を残しハリオンはスヤスヤと寝息を立て始めた・・・・・・
そしてただ呆然とハリオンとそそり立つ肉棒をみてヘリオンは
ヘ 『・・・・・ちょっとまってよ〜〜〜〜〜私、経験無いのに〜〜〜〜』
の部屋にヘリオンの嘆きが響くのであった・・・・・・・・・
まだまだ逝くよ〜〜〜〜
- 534 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 11:06 ID:X3eqeYyK
- ヘリオンはとりあえずハリオンをソファーに横たえて毛布をかけてそして悠人の寝ているベットを眺めた
相変わらず肉棒は萎えることなく、時折脈打ちながら天井にむかってそそり立っていた。
ヘ 『とんでもないことになっちゃった・・・・・・・でも今は私しかないんだよね・・・・』
ポツッっとつぶやいた・・・・・・
ヘリオンは悠人が嫌いなわけではない
ラキオスの人々は他国と比べスピリットたちに対する扱いは良いとはいえ決して好意をもって迎えられてるわけではない
その中でも悠人は優しく、暖かく、平等にあつかってくれた。
スピリットは 『人』 ではない
この世界での変えようの無い決まりごと、なのに悠人だけは人として扱ってくれる。それが何より不思議だった
だが サモドア制圧後にで悠人が発した言葉・・・・・自分に向けてくれた言葉ではなかったが、それを聞いたときに
ヘリオンは『この人を無くしたくない、みんなのために、自分のために』
と思うようになっていった。
そして今、その人が苦しんでいる。
だったら・・・・・・・・・・・
自分にやれる事をしてみよう。それがどんなことになろうとも。ヘリオンは決意した。
続く
- 535 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 11:47 ID:X3eqeYyK
ヘリオンはベットに上がった。
へ 『こ・怖い・・・・・でも自分しかいないんだ。自分がやらなきゃ・・・』
ヘリオンは悠人の腰にまたがり腰を落とし始めた・・・・だが
ヘ 『い、痛っ・・・・・でも・・・・・』
意を決してゆっくりと体重をかける、秘部はハリオンの行為を見て濡れてはいたが経験が無いのが災いしてなかなかうまくいかない。
ヘ 『んっ・・・・・痛っ・・・・・・』
ヘリオンは「ミシミシッ』という音が聞こえるような気がしただが少しずつ入っていき・・・・・・・・・・そして・・・・・
ヘ 『んっ! うああああっ・・・・・・』
あるところを過ぎてなにか糸が切れるような感覚と同時に一気に入ってしまった。
だが悠人の肉棒は完全には隠れてはいなかった。
へ 『痛い・・・・・痛いよ・・・・・・・』
瞳から涙が出てきた。そしてその涙が悠人の胸に落ちる。
でもまだ終わっていないのだ。ヘリオンはゆっくりと腰を動かそうとしたとき悠人は突然目を開けたのだ
悠 『う、うわ、ヘリオンなにを・・・・』
といって体を動かしたときヘリオンは激痛にあえいだ。
悠人は結合部を見た・・・・・・・・・ヘリオンの太股に血が2筋流れ、肉棒はまだ3分の1ほど露出していた
そして見上げるとなぜか看護婦の服装を着ているヘリオンの顔はわずかに紅潮し黒い瞳には涙があふれていた。
ヘ 『悠人さまはじっとしていてください、お願いします。』
悠 『で、でも・・・・・・・』
ヘ 『いいんです。私がこうしたかったんです。ですから』
といいながらゆっくりと動き始めたがあまりに痛々しい
へ 『い・痛いけど・・・・・生きてて良かった・・』
ヘリオンは痛々しくつぶやいた・・・・・・・・・・
続く
- 536 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 12:07 ID:X3eqeYyK
- 痛々しく思った悠人は何とかやめさせようとしたがヘリオンは聞かない、
そうこうやり取りしてるうちにいつの間にかハリオンがそばに来ていた
ハ 『あらあら〜〜おめでとうヘリオン、』
ヘ 『ハ、ハリオン??いつ起きたの??』
ハ 『たった今です〜〜〜辛そうですね〜〜〜アースプライヤー!!』
ヘリオンは痛みが引いていくのを感じた・・・・・これなら・・・・・
へ 『ありがとうハリオン、 さあ、ユートさまは楽にしてください。』
悠 『でも・・・・』
ハ 『私も手伝います〜〜〜〜』
そういってハリオンはヘリオンの看護婦服を脱がし始めた・・・・・
へ 『ちょ・・・ちょっと〜〜〜』
ハ 『ヘリオンはユートさまのほうに集中してください』
そういいながらハリオンはヘリオンの後ろに回りうなじを舐め、胸をまさぐり始めた
へ 『んっ!!まって!ちょっと〜〜〜』
ハ 『ユートさまも手伝ってくださいな』
悠 『あ・・・・ああ・・・』
悠人は胸に手を伸ばして優しくさすりつつ、時より乳首をつまみ上げた
ヘ 『んあっ、』
ハリオンは股間にそっと手を伸ばしはじめると
ヘ 『ちょ・・ちょっとまって、そこは・・・・・・』
そうこういってるうちに敏感な芽に指が触れたとたん
へ 『だ、ダメエエッ』
と声をあげ、もう片方のハリオンの手は臀部のほうに下りていき・・・・・そして
後ろの恥ずかしいところに指が触れたとたん
へ 『ちょっと、そこはダメッ汚いよ・・・・・ハリオンやめて〜〜〜おねがい〜〜』
とべそをかき始めた
続く
- 537 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 12:39 ID:X3eqeYyK
- 悠 『は・ハリオンさんなにしてらしゃるんですか?』
思わず丁寧語でたずねると
ハ 『はい〜〜〜物はついでと申しますし、少しでも痛くないようになってもらおうかと』
口調はいつもどうりだがその瞳には妖しい光が宿っていた。その瞳を見た悠人は
悠 『逆らったらヤバイ・・・目がイッちゃってる・・・・』と心でつぶやいた
悠人は上体を起こしてキスをした
へ 『んっ!! んんう〜〜〜』
その隙にハリオンは入り口の周りを指でなでたりしていた当然ヘリオンは暴れるが悠人に秘部を
貫かれ、またキスで封じられてるために叫ぶこともままならなかった。そのうちに・・・・・・・
悠 『うっ』
へ 『んっ いやあああっ!!』
悠人がヘリオンの締りが急にきつくなり、キスをやめたとき
ハリオンの指はヘリオンの後門に押し入ってきた。
悠人はこらえきれずに放ってしまった。
ヘ 『ああっ 中が熱い!!!』
そしてすこしずつハリオンは第一間接まで円を書くように動かしながら埋めていく
ヘリオンは悠人の射精を感じながらも後ろの違和感に意識が向かってしまっていた。
それは前の時締め付けを助長し、悠人の肉棒は衰えることは無かった
ハ 『も〜〜〜ユートさまってば〜〜〜もう少しがんばってくださいね〜〜〜〜』
とハリオンはゆっくりと確実に後ろを開発していく
ヘリオンは何とか逃れようとしたが悠人が動きを封じてるため逃げられない、
おまけにハリオンに前の敏感な芽も攻められてる為にどうにも力が入らない。
そしてとうとう指を根元まで収めてしまった。
そのときにはすでにヘリオンは体を脱力させ。悠人の胸に体を預けてしまっていた
ヘ 『うん・・・・うああ・・・・お尻が変に・・・変になっちゃうよ〜〜〜』
ヘリオンはハリオンの攻めにより小さな快楽の波に何度もさらわれすでにグロッキー状態であった。
だが・・・・
ハ 『まだまだこれからですわよ・・・・・』
妖しい光がハリオンの瞳に宿った・・・・
続く
- 538 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 13:14 ID:X3eqeYyK
- ハリオンはゆっくりとそして大きなストロークで動かし始めた。時には円を描くように動かして・・・
ヘ 『い・・・いやああっ・・・・う動いてる・・・お尻の中でうごいてる・・・・・』
ヘリオンは思わず逃げるように腰を動かすが同時に妖しい感覚も感じていた。
そのうちに前の刺激も重なって段々と快感に押し流されていった。
へ 『い イヤッ 何?これ 怖い・・・怖いよユートさ〜〜ん』
ハ 『怖いことはないわ、目の前にユートさまがいるんだから・・・』
ヘリオンは悠人にしがみつき唇を奪う、悠人も唇を貪る
そのうちに
悠 『気持ちいいいっ もう限界だ・・・・』
ハ 『もう少しです がんばってくださいユートさま』
へ 『いやっ、ダメッ あ・・・ああああっっ・・・・・』
と絶叫し全身を痙攣させた
悠 『で、出るっ・・・』
悠人が射精し、同時にヘリオンはビクンと大きく痙攣したと同時に崩れ落ち失神していた。
悠人は肉棒を抜いてヘリオンを横たえた
股間には少量の破瓜の血と大量の白濁液が流れ、瞳は開いてるが焦点はあっていない、呼吸は荒いが徐々にゆっくりになってる
ハリオンはヘリオンの様子を覗き込んで大丈夫ですといっていきなり『後始末しますね〜〜』といって血と精液で汚れた肉棒を舐めッとっていった。
悠人はあわてたが妖しい瞳で『任せてくださいと』いって始末して最後に
ハ 『お願いがあります、今夜は一緒にベッドに入れてもらえませんか』
悠 『『それはまた・・・・』
ハ 『だってヘリオンは初めてだったんですよ〜〜〜、朝起きて隣に誰もいないのは寂しいじゃないですか〜〜〜
最後まで責任持ってください〜〜。(ギロリ)』
悠 『(目・・・目がすわってる・・汗)わ わかりました・・・』
こうして悠人は右にヘリオン左にハリオンという形で寝ることになった。ヘリオンはもう寝息を立てており
ハリオンは『ユートさまおやすみなさい』といって数瞬で寝息を立てている時折擦り寄ってくる2人のスピリットの体臭と体温を感じつつ
悠人も眠りに落ちていった・・・
続く
- 539 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 13:40 ID:X3eqeYyK
- 朝、ヘリオンは目が覚めると隣には悠人がいるのに驚いた。
急に顔が厚く感じ、徐々に昨夜のことを思い出しさらにパニックになりかけたとき
ヘ 『イタッ』
と腰に痛みが起こった。破瓜の痛みと傷はハリオンの魔法が癒してくれたので問題が無かったが
理由を検索してるうちにまたもパニックになった。
へ 『わ、わたしってばとんでもないことしちゃったあ、どうしよう・・・これからどうやってユートさまと会えばいいのよ』
とつぶやいているうちに悠人は目を覚ました
悠 『お おはよう』
へ 『お おはようございます』
悠 『体 大丈夫?』
へ 『だ、だ 大丈夫です』
と急に起き上がったとたん・・・・
へ 『あ・・・キャア!!』
ドシーン!!とベットから落ちた、悠人はヘリオンをみるとは全裸だった。そして腰を抑えつつ
ヘ 『あ、あれ?こ 腰が・・・・立たない(汗)』
しばし呆ける悠人・・・・・そしてプッと噴出す
ヘ 『ひど〜〜い、ひどいですユートさん』
へ 『あ〜〜ん、こんなことになったのはユートさんのせいなのにこれじゃあお風呂にもいけないよ〜〜』
と情けない声を出す。すると悠人はベットからおりて
悠 『よいしょ』
とヘリオンを胸に抱え上げた(お姫様だっこです 藁)
ヘ 『きゃっ』
悠 『じゃあお詫びもかねて、お風呂に行こうか?』
へ 『へ? (目が点になる)』
悠 『だってそれじゃあお風呂にいけないでしょ?』
ヘ 『でも〜〜〜(汗)』
悠 『じゃあどうするの?』
ヘリオンに選択肢は無かった。この騒ぎの中でもハリオンはベッドで寝ていた。(爆
続く
- 540 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 14:13 ID:X3eqeYyK
- 浴場にて
悠人は先にヘリオンを浴場にいれ、お湯をかけて清めた後湯船に入れてあげた
ヘ 『ふ〜〜〜〜〜』
悠人はでるときになったら呼んでくれといって脱衣所に逃げるように下がった。
ヘ 『くすっ』
何故かヘリオンはその悠人の行動がおかしく思えた。
ヘ 『あんな事といっておいて結局外で待ってるなんて』
へ 『でも・・・・』
ヘリオンは浴場にくるまでの悠人に抱えられたときのことを思い出しボーッとしてるうちに
ハ 『ひ・ひどいじゃないですか〜〜〜〜』
と外からハリオンの大声が聞こえてきた
ハ 『私だけベッドに一人きりにしてずるいです〜〜〜〜。でもなんでここにいるんです』
悠 『いや、ヘリオン腰が立たなくて歩けないんでつれてぃたんだが・・・』
ヘ 『きゃ〜〜〜ユートさまのばかあ・・・・』
とヘリオンは大声を上げた
続く
- 541 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 14:14 ID:X3eqeYyK
- 悠 『そういうわけだからハリオン後は任せた』
と足音が遠ざかる。しばらくして
かわりにハリオンが浴場に入ってきた。
(ヘリオンはすでに羞恥とお湯のせいでゆでだこ状態)
ハ 『昨日はお疲れ様、(ニャッ)』
ヘリオンはさらに赤くなる
へ 『昨日はひどいよ〜〜〜〜あんなことまでするなんて』
ハ 『でもそのわりには気持ちよさそうだったけど・・・(流し目』
ヘ 『う〜っ(恨めしそうな目』
ハ 『はいはい〜〜、ごめんなさいね(苦笑)でもどうでしたか〜〜〜?初めての感想は』
ヘ 『最初は痛かった・・・・・とっても・・・でも魔法で直してくれたことは感謝しておく、でもお尻はひどいよ〜〜〜(半泣き)』
ハ 『ははは・・・・でも少しでも気持ちよくなってもらいたくてこっちも必死だったから(ほとんど棒読みのセリフ』
ヘ 『でも・・・』
ハ 『はい〜〜? 』
へ 『よかった(ポッと赤くなる)』
ハ 『またしましょうね〜〜〜、ヘリオン』
へ 『うわ〜〜〜〜!!私は、もっとふつーに・・・・・・・・』(フェードアウト)
終わっとく
ー完ー
- 542 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 16:18 ID:K0kEiOFr
- >>530-541
3Pキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
ハリオンたん、どこでそんな手練手管を覚えたんでしょうか?w
ともあれ力作乙。ひょっとして即興で書いたのかな?
「ハリオンマジック」が囁かれるなか、あえてヘリハリをモチーフに選らんだ度胸に拍手w
それと、SS投稿スレの>>1にあるみたいに、
>>3.SSの書き込みが終わったら、名前の欄に作者名を書きタイトルを記入して、
>> 自分がアップしたところをリダイレクトする。>>1-3みたいな感じ。
あとがきレス入れた方がいいと思います。あとがきを合図にレスつけようとする人が多いから。
- 543 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 19:15 ID:JqZQNFn7
- 言わせてくれ
軍 ネ申 降 臨
すげぇエロい…オナ禁中じゃなかったら絶対抜いてる。
- 544 名前:>>530-541 ID:X3eqeYyK :04/04/01 20:17 ID:X3eqeYyK
- >>542さんありがとうございます。
>ハリオンたん、どこでそんな手練手管を覚えたんでしょうか?w
これは基本的にエスペリアを中心とした緑スピリット連絡網という脳内設定です。(w
相方にはなぜヘリオンになったかというと引継ぎなしでやった場合戦力的に一番ハズレそうなスピリットかなあとおもって決定。
ハリオンは天然系で間延びしたのんびり屋がエロくなった場合にどうなるかとまた緑の髪の毛というところで
『 穂村 愛美 』ぽくしたらエロくなるなとおもってました。
テーマはずばり 『ハリオンは欲情したらマナマナ化 』でした。
>ひょっとして即興で書いたのかな?
はい即興です。(w 今日はメーデーだってことでまったりしてたら急に書きたくなって延々と書いてしまいました。(w
でも読み返すとかなり誤字とか余計なのがあるなあ・・・・・・反省せねば、もっと精進します。
- 545 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/01 20:25 ID:K0kEiOFr
- >>544
……ま、マナマナ?((((;゚Д゚)))
やはり即興でしたか……出来れば次からは、最後まで書き上げるか、
前後編とか全5回とかに分割してからうpした方がいいかと。
即興は
>>でも読み返すとかなり誤字とか余計なのがあるなあ・・・・・・
これが多くなりますからね。投稿前にチェックする余裕あった方がよかとですよ。
では、次回作も頑張ってください。
- 546 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/02 02:46 ID:cCa2qMNX
- ID:X3eqeYyKさん乙です。
ヘリオンたんが処女喪失ってだけでもうどんぶり飯3杯はいけます。
┃∀・).。o0(SS職人さんも徐々に増えてきたし、あとは絵師さんでも来てくれればなぁ
┃彡 サッ
- 547 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/02 03:22 ID:zvfPnpBq
- (;´Д`)いつのまにか工口ネ申光臨!
ハリオンはスピリット隊のエロ担当ケテーイですか
- 548 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 03:45 ID:cNWx/CN5
- r‐-- -┐
/ /゙・ 皿・_ヽ <第二詰め所は俺たち頭蓋骨兄妹が乗っ取った!
レ'´从リ从!〉
l从○_○从
(リ(つと)
く/_|〉
(_ノヽ)
- 549 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 12:06 ID:GUbRUUSO
- ふと思った。
光陰 & 今日子は悠人 & 佳織に遠慮して
第二詰め所で暮らしていたのではないか。
- 550 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 12:40 ID:cNWx/CN5
- 悠人エターナル化後は、実質的なラキオススピリット隊の隊長はエトランジェたる
光陰と今日子が勤めることになるだろうしなあ。
そうなると、雑魚スピ達も悠人のことは忘れているわけだから、自然と光陰の方に……orz
- 551 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 12:43 ID:v8JfYwQG
- 光陰が雑魚スピに淫行に走って今日子のライトニングハリセン炸裂
- 552 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 16:45 ID:00cdsIUM
- 光陰の趣味だとネリシア、ナナルゥあたりか。
テムオリンに会ってたらどんな反応しただろう
- 553 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 16:58 ID:/riwE3FA
- ベジータは敵なら敵ときっちり割り切るだろうな
ある意味全キャラ中で一番怖い性格してるし。強すぎというか
- 554 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 19:39 ID:TkkXTl5s
- 四人の中で唯一、神剣の意思を完全に制して力を引き出してたからなぁ。
しかも配下のスピリット達の自我を保ったまま強くしてたようだし。
表の性格がもっと重々しければ、
戦士兼訓練士として絶大な信頼を得ていたかも知れん。
- 555 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 21:21 ID:BEWt8GeM
- そういえば攻略した国のスピリットってどうしたのだろうか。
皆殺しにしてマナに換えたのかな?
- 556 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 21:48 ID:O455LyQL
- キャッチ&リリース
- 557 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 21:58 ID:cNWx/CN5
- そしてファンタズマゴリアにスピリットが異常繁殖
- 558 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/03 22:34 ID:YBRkyelK
- 駆除しなきゃ。オレ乱獲してくる。
- 559 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/04 00:15 ID:HrB1ic8R
- ウルカみたく野良スピリットになって放浪してるのかな。
- 560 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/04 00:26 ID:KhqqssBc
- >>559
ありがとう。
お前のその書き込みのおかげで、ウルカに新たな萌えを見出せそうだ。
- 561 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/04 01:23 ID:ovWmuI8F
- 野良スピリット・・・略してのらスピ。
ある雨の日の事だった。
最後の敵スピリットが霧になるのを確かめて仲間の元に返ろうと振り返った悠人の
視界にふと見慣れたものが掠める。・・・・・タンボール?
この世界にあるはずの無いものに不審に思いつつも近づいてみる。
するとその中には雨にうたれてぷるぷると震えている子スピリットが。
上目遣いで怯えるような、それでいて縋るような半泣きの瞳。
ダンボールには「どうか拾ってください」とマジックで黒々と書かれていた。
それが悠人とヘリオンの出会いだった。
- 562 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/04 05:43 ID:2k/VMEu/
- この世界は、有限。
人が激減して、スピリットがとってかわるのか。
- 563 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/04 10:52 ID:STDJUFh3
- もはや誰も疑う者はいないであろう。
ヘリオンタンが「 犬 チ ッ ク 」であることを。
ちなみに他の雑魚スピも一緒に棄てられていたら……
ヒミカ 他のみんなを守るように悠人を威嚇する。
ハリオン 雨に濡れるのも構わずにのんびりお昼寝中。
ネリー ちぎれんばかりに尻尾を振りながら、悠人の脚にじゃれついて泥だらけに。
シアー ネリーの背中に隠れて悠人を人見知り。
ナナルゥ どこか明後日の方を向いてぼーっとしてる。
セリア 悠人の存在を完全に無視して離れた場所で雨宿り。
ファーレーン ニムの毛繕い。
ニム ファーレーンにあやされながら大あくび。
- 564 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/04 18:41 ID:vDPsWbFA
- >>563
萌え
- 565 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 06:03 ID:UKtmFi/d
- 《ネリー&シアーの場合》
悠人「敵だ! 俺は敵の攻撃を防ぐからネリーは攻撃、
シアーはアイスバニッシャーでバックアップを頼む」
ネリー「わかった! よ〜しネリー様の力、思い知らせてあげる!!」
シアー「あげる〜」
悠人「・・・今だ!!!」
ネリー「いっくぞ〜! 突撃ぃ!!!!!」
シアー「とつげき〜」
悠人「だ〜!!! お前サポートだろ、シアー!!」
シアー「い、いじめる?いじめる?(ウルウル)」
悠人「だ、誰がいじめるか!?」
ネリー「コラ〜、シアーをイジメるな〜!」
悠人「あ〜〜、もう・・じゃあシアーが攻撃な! ネリー、サポート頼む!」
ネリー「わかったよ、しょうがないな〜」
シアー「ないな〜」
悠人「お、お前らは・・・行くぞ!」
ネリー「へっへん、ネリー様にお任せ! アイスバニッシャー!!!」
シアー「アイスバニッ・・」
悠人「だ〜か〜ら〜、シアーは攻撃だろ!」
シアー「い、いじめる?いじめる?(ウルウル)」
悠人「いじめないよ〜(涙)」
ネリー「コラ〜、シアーをイジメるな〜!」
- 566 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 06:04 ID:UKtmFi/d
- 《ヒミカ&ハリオンの場合》
悠人「敵だ! ヒミカ、ファイアボールで敵部隊中央を狙え、ハリオン攻撃を頼む」
ハリオン「わたしですか〜〜〜? は〜〜〜〜〜い」
ヒミカ「あのユート様、ハリオンはあまりアタッカー向きではないと思われますが・・」
悠人「ああ、わかっちゃいるが俺もヒミカも連戦続きで消耗してるしな、ここはハリオンに」
ハリオン「敵さん〜〜〜〜〜〜〜、いきますよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
悠人「・・・・・」
ヒミカ「・・・・・」
ハリオン「そ〜〜〜〜〜〜〜〜〜りゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」(槍を構える)
悠人「・・・・・」
ヒミカ「・・・・・」
ハリオン「でぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」(槍を投げる)
悠人「・・・・・」
ヒミカ「・・・・・」
ハリオン「あ〜〜〜〜あたりました〜〜〜〜〜〜〜(ニコニコ)」
悠人「・・・・・ヒミカ、次の戦闘の攻撃頼むわ」
- 567 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 06:05 ID:UKtmFi/d
- 《セリア&ナナルゥの場合》
悠人「敵だ!」
ナナルゥ「ファイアボルト」
悠人「ナ、ナナルゥ先走るな!」
セリア「わたしが攻撃しますのでユート様はガード、ナナルゥはサポートで敵を攻撃して下さい」
悠人「おう!! って、部隊の指示は隊長である俺がするもんだろ」
セリア「はい、出過ぎた真似をして申し訳ございません。ではご命令を」
悠人「お、おう・・・・・・・セリアは攻撃、ナナルゥはサポートで」
セリア「了解、先ほどのわたしの指示となんら変わりはありませんがご命令どおりに」
悠人「(こ、こいつだけは・・)」
- 568 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 06:08 ID:UKtmFi/d
- 《ファーレーン、ニムントール》
悠人「敵だ! ファーレーンが攻撃、ニムはガード、俺がサポートする」
ファーレーン「了解しましたユート様」
ニムントール「え〜、さっきからガードばっかなんだけど〜、メンドクサ〜イ」
ファーレーン「ニ、ニム!!」
悠人「ウダウダ言うな、大体お前の得意なのはガードだろ」
ニムントール「ニムがガード得意だなんて決め付けないでよ! それにユートにニムニム言われたくない!」
悠人「お、お前は〜〜」
ファーレーン「申し訳ございませんユート様! 私が後でキツ〜く叱っておくので、何とぞここは・・」
悠人「ファーレーンがそこまで言うなら・・じゃあ、俺がガードするからニムはウィンドウィスパーで俺をサポートな」
ニムントール「え〜、ニムはお姉ちゃんにウィンドウィスパーしたい。ユート、お姉ちゃんと交代ね」
悠人「ニムゥゥゥ!!!!」
ニムントール「ユートがニム言うな!!!!」
ファーレーン「頭痛が・・・・マインドが下がる・・・」
- 569 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 06:13 ID:ck2gFqJB
- 《ヘリオン&光陰の場合》
光陰「ヘリオンタン、ハァハァ・・」
ヘリオン「わわっ、コウイン様。な、何か御用事でも」
光陰「いや、別に用というほどではないんだが〜そうだ! おいしいお菓子があるんだ、是非俺の部屋に・・」
ヘリオン「え、あわわ、ひゃ!! お、お尻触らないで下さいよ〜」
悠人「マナをオーラフォトンに変えて! うぉおおおおおおおおおおお!!!!!」
ガキィイイイイイイイイン!!
光陰「おわっ!!!! 悠人、何しやがる!? しかも全力で!!!」
悠人「この俗物坊主め、オルファだけじゃなくてヘリオンにまで目をつけやがったな!」
光陰「馬鹿なこと・・俺はヘリオンに釈迦の教え、仏教のなんたるかを小一時間説いてやろうと」
悠人「その背後から発してる邪悪なオーラと触手はなんだ? 似非仏教徒」
光陰「悠人よ、ヘリオンタンを見ろ! 発展途上の小さな体、ペッタンコな胸、未熟だがキュートなお尻
この天使のような初々しさがお前にならわかるだろ? いやわからないはずがない!!(反語)」
ヘリオン「うう、ペッタンコって・・気にしてるのに〜」
悠人「真顔でロリコン美学を語るな! って、さりげなくヘリオンを持ち帰ろうとするな!!」
光陰「さてヘリオンタン、一緒にハイペリアまでイッちゃいそうな極楽浄土を堪能しようではないか」
悠人「ええい、クソ坊主。俺のヘリオンに何をする!!」
ヘリオン「お、俺のヘリオン・・(赤面)」
光陰「クククッ・・悠人ぉ〜、とうとうカミングアウトしたな?
佳織ちゃん、小鳥ちゃんといい、どうも怪しいと思ったら・・
畜生! オルファタンもお前にベッタリだろ、せめてヘリオンタン一人くらいいいじゃねえか!!!」
悠人「か、佳織は関係ないだろ!! とにかくヘリオンから離れろ!!!!」
ヘリオン「あっ、ユート様・・そ、そんなに強くされたら・・ヘリオンは・・ヘリオンは・・」
その後、二人にライトニングブラスト(全快)が炸裂したのは言うまでもない・・
- 570 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 09:17 ID:FpMFDikw
- 一連の職人様方の力作を読んで、
悠人には是非ハーレムを築いてもらいたいと思った。
- 571 名前:Mr.名無しさん :04/04/05 10:52 ID:uSJMq3rV
- 次回作はラキオス王立スピリット学園
- 572 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 11:01 ID:SIto3lss
- レスティーナ「最近ユートの統率力に疑問を感じるのだけど……」
エスペリア「お言葉ですが、ああ見えて兵の人気はすこぶる高いんですよ。
このようにして確かめられてはいかがです?」
……
レスティーナ「この度、我が邦のスピリット隊隊長である『求め』のユート付きの
身辺警護役を新設することになりましたが、誰か立候補するものは
おりませんか?」
ネリー「はーい、ネリーにおっまかせーっ!」
シアー「ませ〜♪」
ヒミカ「あなた達はユート様と遊びたいだけでしょ。陛下、その儀はどうかこの『赤光』の
ヒミカめに仰せ付けあれ……」
ハリオン「あらあら〜、身の回りのお世話とかありますし〜、私の出番じゃないですか〜」
ファーレーン「御両所には無理です。影のように付き従うのが本義なれば、適任は黒で
ある私しか……」
ニム「じゃあ、お姉ちゃんをユートから守るための警護役はニムに任せて」
ヘリオン「はっ……出遅れたっ!? わわ、私だって、黒スピリットですっ! 陛下、ユート
様を私にくださいっ!?」
セリア「なに動転してるの、ヘリオン。みんなは他に任務があるのだから、そんな端役は
私で十分つとまります」
レスティーナ「(たじたじ)……相分かりました。その儀については、追って沙汰致します。
それはそうと、『消沈』のナナルゥはいずこに?」
ヒミカ「さて? さきほどまでは確かにいたのですが……」
……
悠人「なあ、ナナルゥ。どうしてさっきから俺につきまとうんだ?」
ナナルゥ「……先制攻撃、決めます」
悠人「なんだそりゃ?」
- 573 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 12:11 ID:QV0J4FF1
- モテモテだなコンチクショウ!
- 574 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 16:50 ID:vVtlcL1N
- >561、563
悠人 :・・・・・・・・・
時詠 :拾ってあげないんですか?
悠人 :いや、そうは言っても、この仕事(エターナル)は現金収入が少ないから…
時詠 :それじゃぁこの娘達はここで野晒しですか?
ネリー:くぅ〜ん
ヘリオン :くぅーん
悠人 :…ぅ
時詠 :どうする、アイ○ル〜♪
悠人 :あぁもう、飼えばいいんだろ、飼えば!
ネリ&ヘリ :ワンワンワン!
悠人 :こら、じゃれ付くな!服が汚れるだろ
時詠 :こうして、悠人さんと奇妙な犬娘たちの同棲生活が始まったのでした
悠人 :妙な解説入れるな!
-状態-
ヘリオン☆全幅の信頼を寄せている
ネリー ◎遊び相手が出来た!
シアー ○仲良くなりたいけど、ちょっと怖い
ヒミカ △警戒している
セリア ×全く信用していない
ハリオン?日向ぼっこしたい
ナナルゥ?あめ、あめ。冷たい。…へっくち
ファーレーン?ニムをお風呂に入れてあげないと…
ニム ?興味なし
(´-`).。oO妄想がどこまでも
…続く?
- 575 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 20:53 ID:U+156It4
- 時詠 :〜MISSION 犬娘たちを無事つれて帰れ〜
勝利条件:全員を家まで運ぶ
敗北条件:誰かが箱から落ちる、いなくなる
最初の作戦です。彼女らをそっと家までもって帰ってください。
むやみに驚かしてしまうと、彼女らはパニックに陥ってしまいます。
また、じゃれつく娘や、箱からでようとする娘にも気をつけなければなりません。
悠人 :だから妙な解説入れるなと。
- 576 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 23:07 ID:KAbC0VWT
- 一日見ない間に職人さん方が。
いつも楽しく萌えさせていただいてます(*´д`)
- 577 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/05 23:52 ID:68DfvIwZ
- あーもう、このスレのせいで一々戦闘中の雑魚スピの
セリフ聞いてしまうから時間がかかってしょうがない。
責任とってもっと萌えるネタを提供して下さい。
- 578 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 00:12 ID:qcvza00o
- >ナナルゥ?あめ、あめ。冷たい。…へっくち
とろけそうなくらいぷりちぃです。
こっそり持って帰ります。
- 579 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 00:30 ID:gPM9kDuX
- ここは母性溢れるお姉さまにつつんで貰いたい。身も心も。
- 580 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 01:22 ID:T4QhlBOm
- 今夜の食卓には、珍しくユートがいない。火が消えた様なというのは、
こういう事を言うのだろう。オルファでさえ、なんだか散発的な話題を挙
げるのみで、ちらちらと主のいない椅子を見やるだけだ。
何故ユートがいないのかというと、警戒任務に当たっているのだ。本
来、ユートがやる仕事ではないのだが、そこはお人好しのユート。自
分だけ何もしないわけにはいかないと、エスペリアの止めるのも聞かず
警戒任務のシフトに自分の名を入れたのだ。
さて、警戒任務は三人一組。だれがこの壮絶な、『ユート様と夜のデ
ートwith邪魔者一人』権の争奪戦を想像し得たであろうか。
……
…
オレには想像できん。
みんな、GJすぎ。
- 581 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 01:50 ID:T4QhlBOm
- >561>563>574
悠人:やっぱ最初は風呂だな猫じゃないから大丈夫だろう。
時深:悠人さん、いきなり大胆ですね。
悠人:なんでだよ、犬だぞ……ってなんで時深が脱いでんだよっ
時深:ケダモノの監視は私の役目ですから。悠人さん平気で獣姦とか
しそうですから。
悠人:マジで言ってるよ……、しょうがない佳織に頼もう。
時深:ちょ、ちょっと悠人さん、さすがに妹に手を出すのは。
悠人:……(無視)どれ、んじゃ一度に全部って訳にもいかないか。じゃ
緑のコイツから。あっ……こいつメスだ。うわちょっと暴れんなこら。
んーしょうがないこのおとなしそうな黒いのから。うわ、なんだいきなり
抱きついてきた。こいつもメスか。んじゃ時深入ってくんなよ。
時深:ん〜もうっ。べつに良いじゃないですか。じゃあ私は拭く役しますね。
悠人:ああ頼むよ。
時深:でも悠人さん。一頭一頭いちいち性別判定しなくてもいいと思いますけど。
悠人:……癖だ。
- 582 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 07:53 ID:ppvxwEP3
- >>581
脱ぎだした時深タンに興味が行ってしまう俺はへタレ…_| ̄|○
- 583 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 18:50 ID:uCBtAErb
- 野良スピ…それは文字通り主をもたないスピリットのことである。
しかし、スピリットにとって主がいないというのは大問題なのだ。
なぜなら彼女らにとって、剣を預ける相手が居ないということは、
存在意義が失われるということでもあるからだ。
そうなってしまった彼女らは自らが保有するエーテルに失調をきたしてしまう。
その上、神剣との繋がりも希薄となってしまっているので、
神剣を通して行われていたマナ循環が不全となる。
その結果として彼女らは“小型化と獣化”などの症状に見舞われることになる。
↓(例)
〈>´ ` くノ∩
ri_,.1リノ)))〉)
〈「(l!゚ ×゚ノ|/\
/| ̄∪ ̄∪|\/
| 拾って|/
これは、そんな野良スピ達とキングオブへたれの心温まるかもしれない交流の実録である…
- 584 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/06 18:53 ID:uCBtAErb
- のらすぴっ!第3話-ナナルゥの風邪
野良スピたちを拾ってきた次の朝…
? :わんわん―ペロペロ
悠人 :んぐわっ!な、なんだ?
ネリー:ヘッヘッヘ
悠人 :ネリーか。お前たちは隣の部屋(通称第二詰所)だろ?いつの間に忍び込んだんだ?
? :くぅ〜ん
悠人 :ん?…シアー、お前もか―ナデナデ―大丈夫、怒ってないよ―ナデナデ
シアー:きゅぅん
ドタドタドタ-バタン!
ファーレーン:ワンワンワンワン!
悠人 :ファーレーンじゃないか。どうした?
ファーレーン:ワンワンワン!
悠人 :ナナルゥが、どうかしたって?
シアー:くぅん
悠人 :そうだな。行ってみよう
ガチャ
悠人 :おーい。ナナルゥがどうかしたのか?
ヒミカ:ぐるるるる
悠人 :あぁ、ちょっと様子を見るだけだって、そんなに警戒するなよ
ハリオン :わーふー
悠人 :何、だるそうだって?(俺からすればハリオンの方がだるそうなんだが…)
まぁいいや、じゃ、ナナルゥ頭出して。
ナナルゥ :………わふ
コツン
一同 :!!
- 585 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/06 18:57 ID:uCBtAErb
- 悠人 :熱っ!っていうか、熱すぎる。野良スピの平熱って幾ら位なんだ?
ナナルゥ :わふ
悠人 :知らないか。んじゃ、ヘリオン?
ヘリオン :わ、わん?
コツン
一同 :!!
悠人 :ふむ、確かにナナルゥの方がって…ヘリオン、お前どんどん熱くなってるぞ!?
ヘリオン :わ、わふ!きゃう、きゃうぅ〜ん!-パタパタパタ
悠人 :へ、ヘリオーン!?…まぁ、あれだけ元気があったら大丈夫だろうが…
でも、これじゃぁは平熱が分からないな。
ネリー:パタパタパタ←尻尾を猛烈に振りつつ、思い切り期待の眼差し
シアー:ちらっちらっ←おっかなびっくり、遠慮しつつも何かを期待する眼差し
ファーレーン:じー…←年上キャラとしての分を弁えながらも期待せずにはいられない少女の眼差し
悠人 :おとなしく体温計で計るか…
一同 :わふぅ〜-ガックリ
悠人 :ん?まぁいいや、んじゃナナルゥ、これを咥えてくれ。噛んだら駄目だぞ。
ナナルゥ :ん、ぺちょっ、んっ、んふっ。ぺろぺろ、はぁ、んちゅ
悠人 :………
ハリオン :わ〜ふ〜ふ〜?
悠人 :ば、馬鹿っ!興奮なんかしてないって!――ピピッ
な、鳴ったか。え〜っと、41度?高っ!じゃぁ、ヒミカ、次お願いな。
ヒミカ:んん〜!?んふぅ、んはっ、む、んむ〜!はぁ、はぁ…んあぁむぅ、ふっ
悠人 :………
ハリオン :わ〜ふ〜…
悠人 :してません。-ピピッ-お、何々、39度、なるほど。やっぱり、熱がでてるな
ネリー:きゃう〜ん
悠人 :大丈夫だよ。ずっと雨に打たれたから風邪引いただけだろ?暖めて寝ていれば治るよ
ヒミカ:ふぅ
- 586 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/06 19:01 ID:uCBtAErb
- 悠人 :そういうわけで、俺が看病しておくから、みんなは俺の部屋か時深の部屋に行っててくれ
セリア:わんわんわん!
悠人 :別に変なことしないって!ただ、このままだとみんなも風邪引いてしまうぞ?
ヒミカ:うーわんっ!
一同 :わふぅ…―パタパタパタ――バタン
悠人 :ヒミカの言うことはよく聞くんだな…
ナナルゥ :う〜―ブルルル
悠人 :ん、寒気がするのか?参ったな。これ以上布団はないし…
聖賢 :契約者よ。そういう時は裸で抱き合うのが一番効果的な方法だぞ?
悠人 :…お前って時々まじめにとんでもないこと言うよな。
聖賢 :そうか?
悠人 :確かに一緒に寝るのはいい方法だけど…湯たんぽでも買ってくるよ。
ナナルゥ :ギュッ―…わん
悠人 :え?一緒に寝ていいのか?
ナナルゥ :わふ
悠人 :そ、そうか。でも裸は勘弁してくれよ。―ゴソゴソ
ナナルゥ :わん
悠人 :うわっ!お前暖かいな!添い寝するだけのつもりだったけど…なんか俺まで、ふわ〜あ。お休み
ナナルゥ :わふわふ
………
……
…
? :すーすー。く〜ん
悠人 :ん、んん〜、ぐ、なんか身体が重いし、やたらと暖かいな
一同 :すーすー
悠人 :なんだ。みんな結局戻ってきたのか。しかし…みんなして俺の上に乗らなくてもいいだろう?
一同 :くーくー
悠人 :はぁ…まぁいいか。起こすのもかわいそうだし。
時深 :そして、結局みんなで風邪を引いてしまいましたとさ。
一同 :へっくし!
- 587 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/06 19:03 ID:uCBtAErb
- 悠人 :やっぱり馬鹿だけを風邪引かなk…
時深 :クリティカルワン!
悠人 :うぎゃ〜!
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
状態
ヘリオン☆コツンてされたコツンてされたコツンてされたコツンてされた!
ナナルゥ◎ぽかぽか、ほんわか
シアー◎ナデナデ気持ちいい。もっと仲良くなれるといいな
ネリー○あんまり遊んでもらえなかった…
ヒミカ○最後が抜けているけど、ちょっとは頼りになるじゃないか
ハリオン○必死になって否定するところがかわいいです〜
ファーレーン○悠人様、お股のふかふか枕…ぽっ〃←きん○まくらで寝ていた
セリア×みんなを部屋から追い出して一緒に寝てるなんて、変態ですね!
ニム?興味なし
- 588 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 20:15 ID:r42LB38Z
- なんか時深たんだけ行動がいやに年寄り臭いなぁ…
- 589 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 20:25 ID:qcvza00o
- だって、実際に奈良時代生まれのお年寄りじゃん。
>>583-587
GJ! シリーズ化おめw
ほのぼのハートフル(?)な、のらすぴコメディ(・∀・)イイ!
- 590 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/06 23:38 ID:p2CWTVpW
- すばらしい。
GJ!
- 591 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 00:35 ID:KyKL0oIR
- のらすぴっ とてもいいっ!
- 592 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 00:49 ID:89GiSVge
- 可愛すぎw
- 593 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 00:55 ID:DRyPGqP3
- 犬になってもハリオンは規格外れなんだなw
- 594 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 05:19 ID:wKPKc3jC
- (´・ω・`)雑魚スピに猫はいないの?
ネコスキーなのに………
- 595 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 11:12 ID:KyKL0oIR
- ふと犬の平熱が気になったのでぐぐってみた。
>健康な犬の平熱は、38〜38.5℃くらい、子犬や小型犬はそれよりも高め、
>老犬や大型犬は低めです。
>犬の体温は、体温計を肛門から差し入れて、直腸の温度を測ります。
>直腸で計るのが難しいようであれば、内股に体温計をはさんで測定することもできます。
こ、肛門から差し入れて……(;´Д`)ハァハァ
内股にはさんで……(;´Д`)ハァハァ (;´ Д`)ハァハァ (;´ Д `)ハァハァハァハァ :.` ;:.・∵ ゚ д:.`
- 596 名前:『のらすぴっ!』予告 :04/04/07 16:48 ID:XrgLMW4H
- オルファ:次回『のらすぴっ!〜The Spirit of vagrants〜』第4話は!
本編中ではただの一度も愛想を振り撒かなかったあの人が、
ついにパパとの生活に耐えられなくなって家出しちゃうんだって!?
も〜、パパってば本当にヘタレなんだから…
そして、そんな彼女の背後に忍び寄るキモい影 一体どうなるの!?
他にも、意外な人が登場したり、実は今まで一度も出番のなかったあの人も今回こそ?
…ところでオルファの出番はあるの?
って、具合で続けようかと思ったりもしたけど、いくらなんでも元の設定と
離れすぎているから、果してこのままやってもよいものやら。
>595
それは知っていたけど、流石に…ねぇ?
え、やった方がよかったですか?
- 597 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 17:27 ID:JbdBNfvz
- 萌えられるSS……、でもそれで話の続きがあるのならっ!
とヘリオンさんも宣っております。ちなみに犬と言うことは……はつじょ うわやめろなに:d「js
オルファはママ犬で。ムリダ
- 598 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 20:48 ID:ErB1ztDj
- オルファのお腹の8つのティクビに群がる仲間達
- 599 名前:595 :04/04/07 22:01 ID:KyKL0oIR
- >>596
いえいえ、ただの妄想なので。
あまり直接的にエロ過ぎてもハートフルなイメージが損なわれそうなので
今のままの調子でお願いします!
漏れも続き読みたい一人です(*´д`)
- 600 名前:561 :04/04/07 22:02 ID:aEQqQmR+
- 「はい、ユート様、お疲れ様でした。」
「ふ〜う、なんとか終わったな。エスペリアもお疲れ。」
「いえ、そんな。それじゃ、お茶をお持ちしますね。」
「ああ、いつもありがとう。」
苦手な書類整理を終えた悠人はエスペリアを待ちつつ
何気なく窓の外を眺めていた。
「いい天気だな〜」
柔らかな日差しの午後。ぼんやりとしていた悠人は
ふと良いことを思いついた。
「ごめん、エスペリア。俺ちょっと出かけてくるよ。」
「あ、ユート様?」
エスペリアの呼びかけに返事もそこそこに第二詰め所に向かう。
「最近ゴタゴタしてて全然構ってやれなかったからなぁ。」
走りつつ、そんな事をつぶやいていた。
詰め所のドアを勢いよく開く。
「みんな、散歩に行くぞ!」
Misson 〜そうだ、散歩に行こう〜
・・・・・・・・・
・・・・・・
- 601 名前:561 :04/04/07 22:06 ID:aEQqQmR+
- 海の見える高台。備え付けのベンチに座りながら悠人は既に後悔し始めていた。
「いや〜たまには散歩もいいもんだなぁ、なぁ?悠人。
心の穢れが清められるというか、人生の垢が落とされるというか・・・」
「・・・・・・なぜお前がここにいるのかはもう問わないから
いい加減ヘリオンを離せ。怯えてるだろ。」
溜息をつきながら光陰を睨む。
見るとヘリオンは光陰の腕の中でひたすら縮こまって動いていなかった。
しかもうるうると縋る様に悠人を見つめている。
「え?あ〜、気にするな。妙にこの黒が気に入ったんだよな、何でだろ?」
「俺に聞くなよ・・・ったく。ほれ。」
強引にヘリオンを奪い取る。すると物凄い勢いで尻尾を振ったかと思うと
顔を悠人の胸にすりつけ、すぐおとなしくなった。何故か耳まで伏せている。
「それはそうと光陰、お前今日子はどうした?一緒に来たんじゃないのか?」
「ああ、アイツなら街で買い物だ。なんだか友達ができたんだとよ。」
あさっての方をニコニコと見ながら光陰が答える。
その目線を追ってみると広場でネリーとシアーがじゃれていた。
- 602 名前:561 :04/04/07 22:11 ID:aEQqQmR+
- 「・・・俺って犬に嫌われてんのかな?」
戻ってきた光陰が元のベンチにどっかと座り、空を仰いで呟いている。
「いや、そんなことはないと思うが、何か本能的な危険を感じたんじゃないか?
でもほら、ハリオンならお前が来ても平気そうだし。」
横で丸まっているハリオンの背中を撫ぜてやる。緑の光が一瞬体を包む。
お、ウインドウィスパか?もうそんなの憶えてたのか。
「んーーなんかこう違うんだよなぁ、射程外っていうか・・・ってなんだ?射程外って」
「だから俺に訊くなよ、意味不明な奴だな。あれ、どうした?ヘリオン」
何故かヘリオンが小刻みに震えていた。
- 603 名前:561 :04/04/07 22:16 ID:aEQqQmR+
- 初夏の日差しが石畳にまんべんなく降り注いでいた。穏やかな午後。
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「ところでものは相談なんだが、悠人よ。」
「・・・なんだよ、いいたい事はわかるけど、俺にはどうにもできんぞ。」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・俺たちは憩いを求めてここにいるはずだよな。」
「・・・ああ。たぶんそうだと思う。さっきまではそう確信してた。」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・ならこの緊張感をなんとかしようとは思わないか?」
「・・・だから俺にいわずにこいつらに言ってくれ。むしろ頼む。」
目の前では直立不動もといお座り不動状態のセリアとヒミカが周囲を警戒していた。
道行く人々に敵意むき出しである。
ヒミカ「・・・・・・・・・」
セリア「・・・・・・・・・」
悠人・光陰(・・・・・・・・・番犬?)
空はどこまでも高かった。
- 604 名前:561 :04/04/07 22:21 ID:aEQqQmR+
- その頃巡回中?のナナルゥは道に迷っていた。
元々マーキングのつもりでその辺をふらふらしていたのだが、
野原の方から不穏な気配がしたのでついここまで来てしまったのだ。
しかし肝心の気配を見失い、自分は迷子になってしまった。
ナナルゥ「・・・・・・(ボソッ)」
なにか腹が立ってきたのでなんとなくヒートフロアでもかけてみる。
最近躾けられた技だ。悠人に褒めてもらえたが1人で発動しても意味は無かった。
(ガサッ)
ナナルゥ「・・・・・・!」
とっさに身構える。さっきの気配が近づいて来ていた。
- 605 名前:561 :04/04/07 22:26 ID:aEQqQmR+
- 「と・に・か・く、アタシじゃなかったら黒こげだったんだからね〜!わかってる?悠!」
目の前で仁王立ちの今日子がまくし立てていた。胸にナナルゥを抱いている。
「アンタの躾がなってないからこんなことになるんじゃないさ!しっかり監督してなさいよね!」
みると髪の毛が少し焦げている。体中がパリパリいっているのはエレクトリックの名残だろう。
「全く冗談じゃないわよ。御丁寧にもヒートフロアかけといてイグニッションのコンボなんてさ!
敵襲かと思ったじゃない!!」
「悪かったって・・・だけどお前それ、エレクトリックだろ?
自分で抵抗力下げてどうするんだよ・・・・・・すみません。俺が悪かった。」
あ〜ん?何か言った?とかつぶやきつつ雷撃のオーラをまとい始めた今日子に素直に謝る。
気絶しているらしいナナルゥの毛が静電気で逆立っていた。
「まぁまぁ、その辺にしといてやれよ、別に赤いのも悪気があってやった訳じゃないだろう?
悠人だって反省してるようだし・・・・・・ぐぁぁぁぁぁ!!!」
八つ当たりのサンダーストームが光陰に直撃していた。
- 606 名前:561 :04/04/07 22:30 ID:aEQqQmR+
- 「それにしても凄いよね〜、もうそんな高レベルの魔法を使えるなんて。
きっとユートくんの躾がしっかりしてるからだね☆」
「いや、俺は別になにもしていないんだけどな・・・・・・って、え?レムリア?なんで?」
「うん!久し振りだね、ユートくん。これも運命かな☆」
ひょっこりとベンチの後ろから現れたレムリアがニムントールを抱きかかえていた。
「キューン、キューン」 足元でファーレーンがおろおろしている。妹が心配なんだろう。
「レムリアとはね、こないだ知り合ったんだよ。な〜んか妙に気が合っちゃってさぁ。
さっきも一緒にワッフルたべてきたんだ、ねっ!」
「うん!、でもワッフルじゃないよ、ヨフアルだよ☆」
(・・・なるほど、「俺たちのお姫様」の友達は本物の「お姫様」だったか・・・)
気が合うわけだ、と誰にも聞こえないように悠人はつぶやいた。
「さっきもこの子の攻撃をレムリアが防いでくれたんだ。
いや〜、さすがのアタシもあれにはびっくりしたね。ねね、どうやったの?魔法?」
「あれはね、たまたま足元にこの子がいたんだ。守らなきゃって抱きかかえたら
突然緑色の光がこう、パーッって・・・・・・」
(・・・つまり妹が盾にされてたんだな・・・すまん、ファーレーン)
悠人は心の中でファーレーンに頭を下げた。
- 607 名前:561 :04/04/07 22:36 ID:aEQqQmR+
- ・・・・・・・・・
・・・・・・
夕暮れ。すっかり遊びつかれて眠りこけている子犬達。
彼女たちを纏めて寝かしつけたバスケットを抱きかかえながら帰り道を歩く。
「・・・ってハリオンは遂に一回も目を覚まさなかったな・・・・」
思い出して苦笑しながら今日一日を思い出す。
「・・・おい、楽しかったか?俺はおかげさまで良い一日を過ごせたよ。ありがとな。」
抱えた子犬達を軽く突付いてみる。「フゥーンフゥーン・・・」
甘えるような仕草で擦り寄ってくる彼女達を見ながら、悠人は改めて思った。
「ホント、良い日だったよな・・・」
明日からはまた戦いが待っている。でもこんな平和な一日を守れるなら、そう悠人は思っていた。
ーendー
- 608 名前:561 :04/04/07 22:40 ID:aEQqQmR+
- =あとがき=
・・・なんか勢いで書きなぐった文章でスレ汚しすみません。
尻切れトンボみたいな終わり方ですが、これが漏れの文章力の限界です。
ホントはヘリオンタンが光陰に噛み付いてサクリファイスねたとか構想はあったのですが、書ききれませんでした。
誤字脱字表現力の欠如等御指摘があれば幸いです。
それにしても・・・・喋らない相手の特徴だすのがこんなに難しいとは思いませんでした_| ̄|○
- 609 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/07 23:02 ID:EmjhZ04j
- グッジョブ!
犬スピ&人間ズの掛け合いサイコー
気が向いたらまた書いてくだせえ。
- 610 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 00:41 ID:z+CNpcvV
- ウンウン。愛が感じられますよー。
ホントにまた気が向いたら書いてくれるとうれしいね。
- 611 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 01:43 ID:mdeLfaBo
- なんか段々ゲームと何の関係もなくなってきたな
- 612 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 01:47 ID:nAXWc4X8
- 犬スピ……一家に一匹はホスイですな。
- 613 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 02:00 ID:pUoP0hjJ
- ユートがXuseに殴り込みでもかけるしかないだろう>611
「たりぬ、ネタをよこせ」
って。
- 614 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 05:15 ID:EyTEUtRp
- 板違いネタだけど、俺的に野良スピのイメージは↓な感じなのだが
ttp://firedragon.homelinux.com/moelabo/img-box/img20040408050809.jpg
これはこれで(・∀・)イイ!!んだけど、野良以外のネタも欲しいな>580の続きとか
- 615 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 16:32 ID:T8OPb7u0
- >>580の続き…
…できねぇ…_| ̄|○
どうしても一部スピが犠牲になってしまう…
- 616 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 19:03 ID:/WNXXuPQ
落ち着くんだ>>615
一部のスピを犠牲にするのでは無く、犠牲にならない組み合わせを探すんだ。
例えばネリー&シアーやヘリオン&ハリオンとか。
- 617 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/08 20:26 ID:EyTEUtRp
- ファーレーン:〜♪←毛糸玉を転がしている
ニム :―!っ!
悠人 :(お?ニムが何かやっているところを見るのは初めてだ)
ニム :――― っ!
悠人 :(それにしても、犬というよりは猫だな………あ、遠くに転がしすぎた)
ニム :………プイッ―ゴロゴロ←あきらめてファーレーンの膝の上で寝転がる
悠人 :早っ!
ファーレーン:わふ?
悠人 :い、いや、別に何でもない―――トントン、ガチャ
エスペリア:ユート様。お風呂が沸きましたよ
悠人 :ありがとう。すぐに入るよ。
エスペリア:はい。よろしければお背中流しましょうか?
悠人 :いや、いや、いいって。じゃ――ソソクサ
ファーレーン:わふ
ニム :ふんっ
………
…… にゃ〜
…
悠人 :ん?今猫の泣き声が聞こえたような…ま、どうでもいいか。それより風呂風呂
ざばぁ〜〜
悠人 :んっはあぁぁ〜。ここの風呂は広いから気持ちいいな。一人で入るには勿体無いくらいだ
トテトテトテトテトテ
? :うぅ〜!←懸命に引き戸を開けようとしている
? :くぅ〜ん←手伝ってあげている
悠人 :ちょっと、今俺が入っているんだが…
ガラッ
ネリー:わふ〜〜っ!
悠人 :のわぁ!ネリー!顔に張り付くな!
シアー:きゅーん?
悠人 :分かった、一緒に入っていいから、兎に角どいて
……
…
- 618 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/08 20:27 ID:EyTEUtRp
- 悠人 :…で、どうしてこうなるんだ?
ヒミカ:わんわん!
ハリオン :わう〜〜〜?
ヘリオン :わ、わくぅ〜ん
ネリー:わ、わぶっ!わんっ!
悠人 :こらっ、頭洗っている最中に暴れるな!
ヘリオン :わ、きゃうぅん!?
ハリオン :わ〜ふ〜♪
悠人 :ヘリオンはハリオンの胸を揉んでるんじゃない!ハリオンもちょっとは気にしろよ!
ヒミカ:う〜〜〜
悠人 :…ヒミカは何か悔しいのか?
ヒミカ:わんっ?!わんわん!
悠人 :あ〜、はいはい。すいませ…はぅぅっ!?
シアー:わぅ?―ニギニギ、ツンツン
悠人 :く、シアーは変なものに興味を持つんじゃありません!
ナナルゥ :…わんわん
シアー:…くぅ〜ん〃
悠人 :ナナルゥも解説するんじゃない!
時深 :野良スピでハーレムを作るなんて、流石ですね、悠人さん
悠人 :何で時深までいるんだよ!?
トテトテトテ―ガラッ
セリア:………
悠人 :お
セリア:………←侮蔑の眼差し
ピシャッ!―トテトテトテ
悠人 :あっ、セリア〜!?
時深 :…洒落ですか?
悠人 :いいから、時深は少し黙っててくれ…
『のらすぴっ!』第4話―セリアの家出―
- 619 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/08 20:30 ID:EyTEUtRp
- 悠人 :は?セリアがいない?
ヒミカ:わん!
悠人 :散歩…って時間でもないよな。誰か何か知らないか?
ファーレーン:わふぅ
悠人 :外に行ったって?こんな時間に?
ネリー:わふっふ!?
シアー:きゃうぅ〜ん!
悠人 :家出?あぁ、セリアは俺のこと嫌いみたいだったからなぁ。今日もみっともないとこ見られたし…
ヘリオン :わふ!わふ!
悠人 :追いかけろって?別に俺は、俺のことが嫌いなら無理して此処に居ろなんて言うつもりはないよ…
一同 :わふぅ〜〜〜(このヘタレ)
時深 :このヘタレ
悠人 :お前は黙れ。それに、まだ家出と決まったわけじゃないんだ。明日になっても戻らなかったら探しにいこう。
一同 :うぅ〜
悠人 :大丈夫だって。セリアはしっかりものだから一晩くらいでどうにかなったりしないって。それより、ラジオつけてくれる?
ヒミカ:わんっ!―プツッ
悠人 :ヨーティアもたいした奴だよな。エーテル技術無しで、もうこんなものまで作れるんだから
ラジオ:みなさんこんばんは。ガロ・リキュア国営放送が7時をお知らせします
今夜、これからの天気は、王都方面で雨となり…
時深 :雨ですか…こんな時は外には居たくないですよね
悠人 :………
ラジオ:――近年になって増加し始め、問題が懸念されていた野良スピリットですが、ついに
本日昼過ぎ、デオドガン百貨店内で不信な男にいたずら目的で連れまわされるという事件に発展しました。
幸いにも針金頭の女性の活躍により事なきを得ましたが、犯人はいまだに逃走中で、近隣住民は不安を隠しきれません。
時深 :まぁ。そんな変態がうろついているなんて、怖いですね
- 620 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/08 20:32 ID:EyTEUtRp
- 悠人 :………
ラジオ:――以前よりリクディウス山脈付近で存在が噂されていた幼龍ですが、王都付近で見かけたとの情報が寄せられています。
この情報を受け、明日にも調査隊が派遣されることになりましたが、それまではむやみに郊外に出ないよう…
時深 :まぁ…
悠人 :あぁ、もぉ!いい、言わなくていい
ヒミカ:わん!
悠人 :あぁ、これからちょっと行ってくるよ
一同 :わふ!
悠人 :駄目だ!ニュースを聞いていただろ?危ない奴とか龍とかがいるかもしれないんだ。みんなはここで待っていてくれ
一同 :ふぅ〜
悠人 :むくれても駄目。時深、この娘達をよろしく頼む
時深 :なんだか娘を嫁に出す父親のようなセリフですね
悠人 :………
時深 :はいはい。行ってらっしゃいませ
悠人 :…あぁ!
ラジオ:―――で、本日はお別れです。司会は私、忘れないでね、みんなの白スピ、イオ・ホワイトスピリットと
アセリア :………ん
イオ :アセリアでお送りいたしました。それではまた…いつになるんでしょうか?
- 621 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 22:40 ID:VxQTgSW0
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 622 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/08 23:09 ID:lnaHmT+p
- 前後編なのか…
- 623 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 00:18 ID:r6sPBGXD
- >>617-620
職人さん乙!
あぁ、このシリーズ癒されるわ。。。
- 624 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/09 01:51 ID:Lnkn+3SX
- セリア:…←野良スピを集めてハーレムを作るような変態の下から逃げてきたはいいが、これからどうしようか悩んでいる
ポツ…ポツ…ポツ
セリア:―!トテトテトテ←雨が降りはじめたので慌てて軒下に移動する
ザー
セリア:ふぅ…わふぅ←軽率すぎたかなぁ、もう帰りたいなぁ、思い返せばユートにもいいところはあったし…とか思っている
セリア:ブンブンブン―わふ!←いやいや、あいつは変態なんだ。思い通りになってはいけない。とか考え直した
セリア:わふ〜?←今度は、どうしてユートが他の皆と仲良くしているのがそんなに気に入らなかったのか、悩み始めた
セリア:う゛〜〜〜ゲシゲシ←なんだかむかついたのでその辺の柱に八つ当たりし始める
光陰 :おや、お嬢さん。俺に何か用事かな?
セリア:わふっ!?―ビクッ
光陰 :いや、言わなくても分かるよ。俺の足にすがりついたりして、行くところがないんだね。何、心配は要らない!
セリア:うぅ、わぅ〜わんっ!―ダダダダダダダ
光陰 :俺が今日から法悦境の日々を君に…あ!ちょっと、待てって!―ズダダダダ
セリア:わふぅー!!
今日子:何やってんの!!―ズバーン!!
光陰 :ふごぉっ!?
今日子:あんた、今日それで警察沙汰になったのもう忘れたの!?
光陰 :いや、待て今日子!俺はただ行く当てのない子犬ちゃんを保護してやろうかという仏心で…
今日子:問答無用!―ズバーン
光陰 :ふごっ!
……
…
悠人 :…ん?雷まで鳴り始めたのか。こりゃ急いで探さないとな。おーい、セリアー!
セリア:!…わんわん!…わふ!?―ダダダダダ←変態に追われていたので、助かったと思い声を上げたが、自分が何をしていたのか思い出した。
悠人 :向こうの方か!セリア、今行くぞー!
セリア:わふぅ〜〜〜!(来るな〜!)
悠人 :セリア!って、おい!なんで逃げるんだ〜!?
セリア:わふぅ〜!
- 625 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/09 01:53 ID:Lnkn+3SX
- バシャバシャバシャ
悠人 :―ッセリア!!街の外には出るなっ!
セリア:わふ?――わっ!?
龍 :グアァァァ!!
悠人 :セリアッ!―ガブッ―ぐあっ!
セリア:わふ!?
龍 :グルルル
悠人 :くそっ、離せっ!−ドカッ
龍 :グウッ
セリア:わふ?わふ!?
悠人 :大丈夫、ちょっと腕噛まれただけだ
龍 :グワウッ!
悠人 :うわっ!(くそっ、いくら小型とはいえ龍を片手で、しかもセリアを庇いながらじゃ戦えない)
龍 :ガアアア!
悠人 :おっと!(ちっ、ちょっとでも隙がつくれればいいんだが)
セリア:わう!わう!
悠人 :馬鹿!そんなことができるか!
龍 :グアゥッ!
悠人 :クッ!俺は、守るために戦うって決めたんだ!そのために、もう何かを犠牲にしたりはしない!
セリア:!!
龍 :ガアァァ!
悠人 :ちっ!―ドン―やばっ!?後ろはもう壁か…!
龍 :グルルルル
悠人 :これはまずいな…くっ何かないか!?
タタタタタタタタタタ
? :わうわうわうわうわう―がうっ!
龍 :ガアアアア!!
悠人 :ヘリオン!?
セリア:―わうっ!
悠人 :あぁそうだな、今がチャンス!―マナをオーラフォトンの力に変えてぇ!
龍 :ガァッ!―ブンッ
ヘリオン :キャウン!
- 626 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/09 02:30 ID:Lnkn+3SX
- 悠人 :ヘリオン!!―くそっ、喰らえ、オーラフォトンビーィィィム!
龍 :ガァァァ!!―バサッバサッ
悠人 :ふうっ…
聖賢 :止めを刺さなくてよかったのか?
悠人 :あぁ、あいつもまだ子供みたいだし、これだけ痛い目を見ればもう街に降りようとはしないだろ。それに、殺し合いはもうたくさんだ。
セリア:わんわん!
悠人 :っと、ヘリオン!大丈夫か!?
ヘリオン :きゅぅぅぅ
悠人 :よかった。気絶しているだけだ
セリア:くぅ〜ん
悠人 :俺?俺も大丈夫だよ
セリア:くぅーん―ペロペロペロ←まだ血が出ている悠人の腕を舐める
悠人 :なんだ、心配してくれるのか?セリアは優しいな
セリア:―――〃ガブッ
悠人 :いだだだだ!照れたからって、噛むなよ…
セリア:わふぅ―ペロペロ―くぅ〜ん
悠人 :なに、気にしてないよ。それより、やっとセリアにも認めてもらえたんだから、この傷くらいなら安いものさ。
じゃぁ帰ろう。みんな心配してる。
- 627 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/09 02:32 ID:Lnkn+3SX
- セリア:わん、わふわふ
悠人 :別に認めたわけじゃないって?厳しいなセリアは。
ヘリオン :ピクッ
悠人 :ん?ヘリオン、気が付いたのか?
ヘリオン :………←本当は気が付いていたが、合法的に悠人に抱き上げてもらえるので、気絶したふりをしている。
悠人 :まだか…まったく、おとなしく待ってろって言ったのに、こんな危ないことして…
セリア:わふ?
悠人 :怒ってはいないよ。今日は結局ヘリオンに助けられたしな―さて、詰所が見えてきたぞ
セリア:ボソボソボソ
悠人 :セリア?何か言ったのか?←身体を屈めてセリアの目線に合わせる
セリア:―――――チュッ
悠人 :うわっ
セリア:―――――〃 タタタタタタタ
悠人 :…あいつも可愛いところあるじゃないか
ヘリオン :…←今更おきだせなくなってしまった
一同 :わふー!
時深 :悠人さーん
悠人 :みんな、別に玄関で待っていなくてもよかったのに…いい奴ばっかりだな
セリア:わふ!
ヘリオン :………←何か納得のいかないものを感じている
- 628 名前:『のらすぴっ!』 :04/04/09 02:48 ID:Lnkn+3SX
- 時深 :ときに悠人さん、セリアとキスしてましたね?
悠人 :ぐ、見てたのか
時深 :それはもう、しっかりと。いーな、いーなぁ。羨ましいなぁ
悠人 :やめんか!子供か、あんたは
時深 :うん!ときみ、こどもなの!
悠人 :……………ふっ
時深 :タイムアクセラレイト!!
悠人 :うぎゃー!
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
状態
ヘリオン△なんだか納得できない
ナナルゥ☆セリアのこと、ありがとう
シアー◎そうなんだ、ユート様のお股のあれってそうなんだ…
ネリー△結局今回もあんまり遊んでくれなかった
ヒミカ○これでヘタレたところを何とかするといいんだけど
ハリオン◎お風呂場でのユート様、素敵でした〜
ファーレーン◎一緒にお風呂入ってもよかったのに…
ニム×最近お姉ちゃんがユートばかり見ているのが気に入らない
セリア?抑えても抑えきれないゆれるこの想いは何だろう?
- 629 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 09:33 ID:aaESax83
- 朝からいいもん読ませてもらいました。
これで今日も一日仕事頑張れます!
セリアの抑えても抑えきれないゆれる思いに萌え(*´д`)
- 630 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 12:23 ID:tGM5zieQ
- 犬と言えばうさぎ狩り。
- 631 名前:悠人が第二詰め所にやってきた・1 :04/04/09 14:50 ID:FtUtlMIy
- ズズズ…
「あ〜、みんな元気だなぁ…」
悠人がお茶をすすりながらつぶやく
「でもなんでこんなことになったんだっけか」
「まあまあ、そんなことはいいですから。お茶のお代わりはいかがですか?」
お茶請けのヨフアルを盛った皿を持って現れたのはハリオンだ。
「まあ、そうだね〜、あ、お代わり頂戴」
ラキオス第二詰め所、演習場。
「でも、ハリオンは参加しないのか?というか何でみんなあんなに必死なのか疑問だけど」
「はい〜、今日は救護に徹します〜。」
悠人とハリオンはお茶をしていた。こんなところで和んでいる辺り、流石はハリオンと言うべきか。
だが、それでも。他の誰かがみたら、そこだけ世界が違うと必ず感じるだろう。
今演習場では、、、
演習とは思えないほどの戦闘が繰り広げられていた。
- 632 名前:悠人が第二詰め所にやってきた・2 :04/04/09 14:51 ID:FtUtlMIy
- ………時間は昼頃に戻る。
その日、悠人を除く第一詰め所の面々は全員が遠征のためラキオスにいなかった。
昼は適当に何か作ろうかと思っていたのだが、事務連絡のためにきていたハリオンが
「よろしかったら〜お昼はうちの方で食べませんか〜?みんなも喜びますし〜」
と言った為、昼食は第二詰め所でとることになった。
「ん、うまい!」
「そうですか〜、お気に召していただけて何よりです〜」
「ユート様ー、これシアーと私が作ったの!食べて食べて!」
「て〜」
「ん、どれどれ…うん、これもうまいよ」
悠人の満足げな顔に食べるのも忘れてはしゃぐネリーとシアー。
「今日はユート様が来たから、って当番じゃない人も手伝ってくれたんですよ〜」
「はは。客ってわけじゃないから気を使わなくてもいいのに。でも、サンキュ」
「あ、食後にはヘリオンちゃんが作ったお菓子がありますよ〜」
「そうなんだ、じゃあ、少し余裕もっとかないとな」
「あ、いや、お口に合うかどうか判らないですし、えと、あの、でも、うれしいです…」
「うん。楽しみにしてるよ」
「は、はいっ!」
こうして昼の楽しいひとときは過ぎていった…
- 633 名前:悠人が第二詰め所にやってきた・3「事の発端」 :04/04/09 14:56 ID:FtUtlMIy
- 食後のお菓子も食べ終わった後、第二の面々が各自自室に戻ろうか、というときに。
「そういえば〜、エスペリアさんたちはいつ頃戻られるんでしょうか〜」
「ん?そうだな…今日中には帰らないとかいってたけど。」
「それなら〜、今夜はこちらでお休みになりませんか?」
――――― 一瞬、その場にいるほとんどのものが動きを止めた。
「うーん、でも、詰め所をあけるのはまずいだろうし、やっぱり向こうにもd…」
「大丈夫っ!!」
「〜うぶ!!」
大声を張り上げたのはネリーと、シアーだった。
「エスペリアさんなら戸締りちゃんとしてあるだろうしっ、ユート様も鍵かけてきたでしょっ?」
「あ、ああ…」
「それなら今日ユート様はネリーとシアーの部屋でお休みー!ね?いいでしょ?」
そういって二人はユートにしがみついてきた。
「だ、そ、そんなのダメです!ずるいです!私だってユート様と一緒に寝たいです!それで、それで…」
大声で反対したのはヘリオンだ。興奮状態なのか妄想状態なのか、言ってることがかなり大胆である。
「あー、いや、だから俺は…」
「あらあら〜、困りましたね〜。」
そういうハリオンだが、全然困っているようには見えない。むしろこの状況を楽しんでいるようにみえる
「ふ、ふんだ!バカみたい!いこう、お姉ちゃん!…お姉ちゃん?」
「…-と様と一緒に、ユート様と一緒に、いや、でもそんな、だけど…あ、に、ニム、どうしたの?」
「どうしたの、じゃないよ。早く部屋に戻ろう?」
「え、ええ…そうね」
ファーレーンが後ろ髪引かれる思いで部屋に戻ろうとしたとき…
「それじゃあ〜、勝負しましょう〜」
ハリオンが、なにか、言った。
- 634 名前:悠人が第二(ry 4「ハリオンの奥義炸裂」 :04/04/09 15:00 ID:FtUtlMIy
- 「「「勝負(ですか)?」」」
「ええ♪午後は各自自由時間ですけど〜、訓練を名目でユート様を賭けて勝負するんです
あなたたち三人以外にもユートさまと一緒に寝たい人もいるみたいですしね♪」
横目で真っ赤になっているファーレーンとニムントールを見ながら言うハリオン。
「あ〜、その、ハリオン?やる気になってるところ悪いんだけど」
「はい〜、なんですかユート様〜?
「俺帰りたいんだけど…」
「…」
「…」
「それじゃあ〜、5人だとちょっと足りないですから〜他に参加する方いませんか〜?」
(シカト!?)
「だからハリオン、俺帰るからさ、その、勝負とかなし、な?」
「ユート様〜?あまり駄々をこねるとお姉さんがめっ、しますよ」
「いや、「めっ、」とかいわれてもな…そもそも駄々とは言わないだろ、今の」
「そうですか〜、それでは仕方ありません〜」
ちょっとだけしゅん、とする、ハリオン。だけどこればかりは仕方がない。
「そうか、それじゃあ、悪いけどかえr…」
「しばらくおとなしくしていただきましょう〜♪」
「…は?」
そういったハリオンの動きは今まで見てきたどのスピリットに比べても圧倒的に速かった。
どこから取り出したのか『大樹』を悠人の目の前にかざし、詠唱を開始する。
「大樹よ力を解き放て――――エレメンタルブラスト!!」
見ほれてしまうほどのきれいな精霊光が放たれる。
その動きにまったく反応できず精霊光をもろに浴びた悠人は…
和んでいた。
- 635 名前:悠人が(ry 5「ハリオンの謀略(?)1」 :04/04/09 15:03 ID:FtUtlMIy
- 「さて〜、賞人の確保も出来ましたし〜、改めて参加者を募ります〜」
何事もなかったのように、話を進めるハリオンであったがこの三人もあまり気にしていないようだ。
悠人はお茶をすすりながら悦に入っている。
「はーい!私やるよー!」
「シアーも!」
「わ、私も参加します!」
「はい、それじゃあ〜ネリー、シアー、ヘリオンの三人は参加、と♪他にいませんか〜?」
「ニムもやる。べ、べつにユートなんてどうでもいいけど!」
そういったのはニムントールだった。まだ真っ赤にしている顔で「どうでもいい」といっても説得力はないが。
「私もやります。」
「お、お姉ちゃん!?」
それに続いてファーレーンが参加意思を表明した。こっちもニムントールに負けないくらい顔が真っ赤だ。
ニムントールが驚いている、まあ当たり前といえば当たり前だけど。
- 636 名前:悠人が(ry 6「ハリオンの謀略(?)2」 :04/04/09 15:06 ID:FtUtlMIy
- 「・・・・・・・・・!」
「・・・・・・・・・・!」
ファーレーンとニムントールの言い争いをよそにハリオンはヒミカたちに呼びかける。
「ヒミカさんたちはいかがですか〜?どうせなら二人とも参加しましょう〜、ね〜?」
「…ねえ、ハリオン。今更なんだけど」
「はい?」
「私もユート様は帰った方がいいと思うんだけど。まあ、「ああ」なっちゃってるけど第一の方あけるわけにもいかないでしょ。だから…」
「もう、ヒミカさんも素直じゃないですね〜。」
「は?いや、そうじゃなくて」
「仕方ありませんね〜、ネリー、ちょっとこっちにきてください」
「なーにー?」
「(ゴニョゴニョゴニョ)」
「んー、よくわからないけど、わかった!『静寂』、力を少し解放して!」
「ッッッッッ!!まずいっ!!ナナルゥっ!逃げるわよ!」
「・・・・・・・・・・・?」
「―――――――――――――サイレントフィールドッ!!」
場にいるスピリットが少しやる気になった!!
赤スピリットは特にやる気になった!!
ハリオンには効果がなかった!!
「は〜い、それじゃあ、もう一度聞きますね〜、二人とも〜、参加しますか〜?」
「もちろんするわ。私のため、添い寝のため、私は戦わなくてはならないの!」
「・・・・・・・・・(コクリ)」
- 637 名前:悠人が(ry 幕間 セリアは… :04/04/09 15:08 ID:FtUtlMIy
- そのころセリアは…
「ばかばかしい、やってられないです。ユート様、第一詰め所の留守番は私がやりますので鍵を貸してください。」
「あー、うん、まかせるよー」
「・・・それでは失礼します」
「うん、気をつけてー」
セリアは逃げるように外に飛び出していった。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
- 638 名前:悠人が(ry 7「ハリオンの仲裁(?)1」 :04/04/09 15:16 ID:FtUtlMIy
- さて、いつもならすぐにファーレーンが折れて終わる口げんかも今回はまだ続いていた。
「だから!私も参加しないから、お姉ちゃんもやめなきゃだめー!」
「え、でもこんなことはめったにないでしょ?それに、私も、その…(ボソボソ)したいし」
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
ファーレーンいつになく頑固だ。ニムントールはそんな姉を論破できず、同じ言葉を叫び続けていた。
「まあまあ〜、ニムちゃん?それだったらニムちゃんが勝てばいいんですよ〜」
「それが簡単に出来ればこんなに反対してないわよ!」
「それじゃあ、仕方がないですね〜。ヘリオンさん〜こっちにきてください〜」
「添い寝添い寝添い寝添い寝…!えっ!?あっ!はいっ!」
妄想にふけっていたヘリオンはあわててハリオンの元に走ってきた。
「え〜と、今から〜、目を瞑って、集中してください」
「は、はいっ!」
何の疑問も持たずに目を瞑るヘリオン。
「今から私が言うことに続いてくださいね〜」
「判りました。」
ファーレーンとニムントールはハリオンの突飛な行動にわけもわからずただ二人をぼう、と見ていた。
- 639 名前:悠人が(ry 8「ハリオンの仲裁(?)2」 :04/04/09 15:19 ID:FtUtlMIy
- 「マナよ〜闇の法をもって〜我らが身に宿り〜」
「マナよ、闇の法をもって我らが身に宿り」
ヘリオンの詞に『失望』が反応し始める。
「力を倍加させよ〜」
「力を倍加させよ、えと、ダークスプリング、ですか?」
そして詠唱が完成したとき…
その場にいるスピリットは攻撃的になった!!
やっぱりハリオンには効果がなかった!!
「な、何してんのよハリオン!!お姉ちゃん本気になっちゃったじゃない!!」
「あら〜、間違っちゃいました〜?」
「〜〜〜っ!ヘリオンもなに素直に詠唱してるのよ!途中で気づきなさいよ!」
「ご、ごめんなさい…」
「ニム」
ビクンッ。
「お、お姉ちゃん…」
「私は参加します。これは決定事項です。それで、あなたは参加するのですか?
参加するのなら私は貴方を敵と認識します。生半可な気持ちでやると大怪我しますよ?」
別人とすら思える言葉にしばらく閉口してしまったが、それでも気丈にニムントールは答える
「ニムは負けない。絶対に勝ち残る。添い寝なんてさせないんだから!」
「では〜、ファーレーンさんとニムちゃん、参加ですね〜。」
- 640 名前:悠人が(ry 9「争奪戦開始!」 :04/04/09 15:24 ID:FtUtlMIy
- 「それでは〜、これから「ユート様と添い寝する権利争奪戦」を始めます〜♪ルールは〜このとおり〜」
そういってルールの書かれた紙を広げた。
「ルールは相手を消滅させてしまうような攻撃でなければなんでもありです。
制服の袖についているラキオスの紋章を切り落とされたら脱落です。
最後まで紋章を守った人が勝者です。
私は救護に回りますから参加者ではありません。攻撃したら、めっ、ですよ。
*万が一相手を消滅させた場合ファンタズマゴリア追放処分になるので気をつけてくださいね。」
みながそれぞれルールを見て異なる反応をする。
それぞれの思惑が交錯する。
「よーし!絶対勝つよ!」
「勝つよー!」
「添い寝添い寝添い寝添い寝・・・」
(相手を傷つけないで紋章を切り落とすためには・・・フレイムレーザーしかないか…少し厳しいかしらね)
(あまり魔法は使えませんね。ですが私の剣技はもともと装甲を薄くするためのもの…服を切ることなど造作もないですね)
(さて、誰から狙うのがいいでしょうか。…そうね、やっぱり…)
(お姉ちゃんにだけは絶対絶対ぜえ〜〜ったい勝たせないんだから!)
(((((((でも、どうやってファンタズマゴリアから追放するんだろう)))))))
「それでは、始めます」
ピ――――――ッ
開始の笛とともに全員が演習場の各所に散った。
- 641 名前:悠人(ry 10「争奪戦模様1-1」 :04/04/09 15:27 ID:FtUtlMIy
- 「さて、とりあえず、相手の正確な位置を探らないと。でもどうするかな…」
ヒミカは一本の木の上で考えをまとめていた。神剣を持っているので大体の気配と方向はわかるが
視認できなければ、この戦いは勝てない、きるのは服の袖なのだから
しばらくして神剣の気配が近づいてくるのを感じた。ヒミカは音を立てずに気配のする方向に向かった。
「ん?あれはナナルゥね…よし、あの子には悪いけど最初の獲物になってもらうわ」
幸い魔法の詠唱中なのか隙だらけだ。ヒミカはフレイムレーザーの詠唱を始める。
しかし、詠唱途中に不意に考えがよぎった。詠唱をしているとはいえ、まったくこっちに気づかない、というのはおかしい。
一体なんの魔法を唱えているのかと疑問に思い、ヒミカは詠唱を止め、耳を澄まして彼女の唱える呪文を聞いた。
「ッッッ!これ!」
ヒミカはナナルゥに向かって無我夢中で走り出した。
ナナルゥの詠唱している呪文は「スターダスト」だ。そんな高威力の魔法を放ったらここら辺いったいはただじゃすまない。
だが、ヒミカは別の心配をしていた。正直演習場のことなどどうでもよかった。
ナナルゥがアレを放ったらもうナナルゥはナナルゥではなく「消沈」になってしまう。
それだけはさせるわけにはいかなかった。
「ナナルゥ!やめなさい!」
だが、ヒミカの心配をよそに、ヒミカが近づいた瞬間、詠唱はぴた、ととまった。
「え?」
一瞬、あっけに取られるヒミカ。だがその一瞬が命取りだった。
「隙だらけです。」
斬っ…
双剣の連撃がヒミカの服だけを丁寧に刻んだ。
- 642 名前:悠人(ry 11「争奪戦模様1-2」 :04/04/09 15:30 ID:FtUtlMIy
- 「………ごめんなさい」
ナナルゥの謝罪。
「…ははっ、罠だったんだ。まいったわ」
「………約束ですから、あの魔法は使わない、と」
「そうだったわね。それでも心臓に悪いわ」
「……ごめんなs」
「いいわよ。でも、嘘でもこんなことしないで、絶対に」
ヒミカの目には涙が浮かんでいた
「……」
ナナルゥが何も言うことが出来ずにいると、
「返事は?」
「・・・はい、絶対に」
「よし、じゃあ、気をつけていってきなさい」
そういったヒミカはもう笑顔になっていた。
「ええ。…ヒミカ」
「なに?」
「ありがとう」
そういってナナルゥは林の中に駆けていった。
「ははは…」
負けたけど、ヒミカは気分がよかった。ナナルゥが約束を覚えていた、守ってくれた。
なにより、いきいきしていた。表情はあまり普段と変わらなかったけど、ヒミカにはわかった。
それがうれしかった。
「それはそれとして…」
「あの子、服切りすぎよ。どうやって帰ろうかしら…」
ヒミカの服はもうその機能を果たしていなかった。
- 643 名前:悠人(ry 12「争奪戦模様2」 :04/04/09 15:34 ID:FtUtlMIy
- 「ネリー、ネリー、どこー?」
シアーははぐれていた。ネリーが自分に「右の方に飛ぶよ」といったのに思いっきり左に飛んだのだ。
それからずっとネリーの気配がするほうへ歩いているのだが一向に見つからない。返事もなかった。
「うぅ〜、怖いよ〜」
いい加減ネリーに会いたかった。来る途中でナナルゥに遭遇し、必死に詠唱を抑えながら逃げ切ったりもした。
シアーが泣きながら歩いていると、ものすごい速さで近づいてくる気配があった。ネリーじゃない。
「ヘリオンちゃん?」
ヘリオンはシアーの間合いの一歩外で立った。
シアーは普段から親しいヘリオンが来たことで安心して近づこうとして…足を止めた。
「ユート様と添い寝、ユート様と添い寝…」
ヘリオンの様子が変だ。今までもたまに何かを考えて惚けてしまうこともあったけど、今の彼女はそんな次元じゃない。
「へ、ヘリオンちゃん?あ、あのね、ネリーみn」
「シアーちゃん、まだ紋章ついてますね」
聞こうとしてヘリオンにさえぎられた。その刹那、ヘリオンが飛び込んできた。
「っきゃあっ!」
とっさにフローズンアーマーを展開するシアー。
「いつも思っていましたがシアーちゃん、防御うまいですよね。ですが…」
「私たち黒スピリットの攻撃は必ず1回は当たってしまうんですよ、青のスキルは」
一つ、二つと氷の鎧が砕けていく。そして…
スッ
音もなくシアーの紋章が切り落とされた。
「うぅ〜、怖かったよ〜」
シアーはネリーを探しているときよりも大粒の涙を流しながらハリオンの元へ向かっていた。
――――ネリーちゃんはハリオンさんのところにもういると思います。
ニムちゃんと二人がかりでファーレーンさんと勝負していましたから。――――
紋章を切り落とされたあとに、ヘリオンがそう言っていたのだ。
(戻ったらユート様に抱っこもらおう)
…泣きながらもシアーはそんなことを考えていた。なかなかしたたかである。
- 644 名前:悠人(ry 13「争奪戦模様3」 :04/04/09 15:40 ID:FtUtlMIy
- カチャリ
剣を収める音とともに二つの紋章が地に落ちた。
「う〜、負けちゃった…ユート様と一緒に寝れないよ〜!」
「・・・・・・・・・」
ネリーは負けても元気いっぱいである。
ニムントールはうつむいて黙っていた。
「ニム」
「・・・・・・・・・か。お姉ちゃんのバカ!もう知らない!」
ニムントールの叫びにネリーも黙り込んだ。
「ニム…」
ファーレーンはヒステリックに叫ぶニムントールをそっと抱きしめた。
「今夜は一緒に寝てあげるから。ね?」
「・・・・・・でも、お姉ちゃんは勝っちゃうでしょ?」
「・・・・・・・・・」
「お姉ちゃん?」
「そうね、そしたらニムを真ん中にして3人で寝ましょう」
「べ、別にユートなんていなくてもいいもん・・・」
「フフッ、はいはい」
ファーレーンはしばらくニムントールの頭を撫でていた。
「さあ、ハリオンさんのところにもどってて。もうすぐ終わるでしょうし。」
「・・・・・・うん」
「ネリー、ニム抱えて飛べる?」
「うん、大丈夫だよ!」
「そう、それならおねがいね。」
「はーい!ファーレーンさんがんばってね!」
「ええ。ありがとう、ニム」
ネリーとニムントールが飛んでいったのを見届けた後、
「お待たせしました。始めましょうか」
ファーレーンは背後の木に向かって言った。
- 645 名前:悠人(ry 14「争奪戦模様4-1」 :04/04/09 15:48 ID:FtUtlMIy
- 「…気づいていたんですか」
木の裏から現れたのはナナルゥだった。
「ええ、だいぶ前からそこにいましたよね。なぜ攻撃してこなかったんです?」
「今の貴方ならあの二人に余裕で勝てると踏んだので体力を温存しておくことにしたんです。
それに、私の魔法では貴方はともかく、あの二人は消えてしまいます」
「なるほど。では、改めて…参ります!!」
声と同時に懐に飛び込むファーレーン。しかしナナルゥは読んでいたのか横に大きく跳んでかわす。
そしてそのまま林の中を走り抜けていった。
「っ!しまった!逃がしません!」
可能な限り全速力で駆けるファーレーンだったがこの林の中ではナナルゥと同じ速さでしか飛べなかった。
ようやく林を抜けたと思った瞬間―――― 一閃の炎が走った。
「!!」
すんでのところでかわすファーレーン。
そこにナナルゥが切り込んできた。
「……私の勝ちです。」
走る刃がファーレーンの袖を襲う。
しかし、ナナルゥが聞いた音は服が裂ける音ではなく、乾いた金属音だった。
- 646 名前:悠人(ry 15「争奪戦模様4-2」 :04/04/09 15:53 ID:FtUtlMIy
- 「・・・・・・!?」
驚くナナルゥ、しかしすぐに火球を放ち間合いを取る。そして次の詠唱を開始する。
「空を舞うマナよ、炎となりて、地に降り注げ―――フレイムシャワー!!」
だが、ファーレーンはまるで踊りを踊るようにによけていく。なおも続くナナルゥの魔法。
「マナよ今一時焔獄の世界となりて、立ちふさがるものに炎の裁きを――――アークフレア!!」
問題なく炎の一閃をかわすファーレーン、だがナナルゥが避けた方向に切り込む。
さっき森を抜けたときと同じ展開、だがタイミングはさっきよりも絶妙!
「・・・・・・終わりです」
これで決まる。そうナナルゥは確信していた。しかし、
「いいえ、貴方が剣を使う限り私には勝てません」
微笑みながらファーレーンが剣を振るう。乾いた金属音が3回鳴り響く。
「私たちは速さを最も重要視します。そのため、防御とともに攻撃が出来るのです。
その私たちが防御だけに徹すれば一撃が重い青や緑の攻撃ならともかく、赤の攻撃では傷をつけることは不可能です」
「私が剣で服を切ろうとする限り勝てない、と?」
「そういうことです、そろそろ終わりにしましょう。この勝負、私の勝ちです」
「・・・・・・・・・そう簡単に勝ちは譲りません」
そういってナナルゥは詠唱を開始した。
- 647 名前:悠人(ry 16「争奪戦模様4-3」 :04/04/09 15:59 ID:FtUtlMIy
- 「空漂うマナよ、地に眠るマナよ…」
「っ!そういうことですか、ならば!」
ナナルゥのアポカリプスは当たらずとも動きをしばらく止める効果がある。それを使われたら、いくらファーレーンでも剣をかわす事は出来ない。
「マナよ、ハイロゥに一時の安らぎを!バニシングハイロゥ!!」
とっさの機転によるファーレーンの高速詠唱によって二人のハイロゥが消滅する。
これで今は全てのスピリットの攻撃、効果は半減してしまう。しかし、今更魔法を止めている余裕はない。
「爆炎となりて舞え―――アポカリプス!!」
炎の中に見えるかすかな人影を確認し、そこへ飛び込む。危険だが勝つにはもうこれしかなかった。
そうして炎の中に飛び込んだ瞬間。
「惜しいです。」
そういった声と同時に、カチャリ、と剣を収める音がした。
「あのアポカリプスではとめる時間がたりませんでしたか…」
そういってナナルゥは地に伏した。
気がついたらナナルゥはファーレーンに抱えられて飛んでいた。
「あ、気がつきましたか。もうすぐ救護室につくのでもう少し待っていてください」
あれだけ戦ったのにまだ仲間を抱えて飛ぶ余裕があったファーレーンをみてこの人にはかなわない、そうナナルゥはおもった。
そして何より自分がナナルゥであることを認識できることを意識して
(もう少し冷静にならなければいけませんね。)
深く反省するのだった。
- 648 名前:悠人(ry 17「争奪戦模様5」 :04/04/09 16:03 ID:FtUtlMIy
- 救護室の前にはヘリオンが立っていた。
「あなたが最後のようですね、ヘリオン」
「はい、ファーレーンさん」
最後に残ったのは黒スピリットが二人。
勝敗を決めるのはお互いの剣技であることは明白だった。
「とりあえずハリオンさんの治療を受けてきてください。待ってますから。」
「いいんですか?」
「はいっ私も回復してもらいましたから。」
「そうですか、ではお言葉に甘えて」
そういってファーレーンはナナルゥと一緒に救護室へ入っていった。
体力を回復させ、ファーレーンは外に出た。
「お待たせしました、では始めましょうか」
だが、そういうファーレーンの言葉を聴いてもヘリオンは動こうとしなかった。ふいにヘリオンが口を開いた。
「…ファーレーンさん、引く気はありませんか?」
「ありませんよ、何故そんなことを聞くんです?」
「貴方は星火燎原の太刀を使えないはずです。ならば私の勝ちです。」
「なるほど。そんな理由ですか」
「ええ、ですから…」
引いてください、といおうしたヘリオンが間合いをあけた。ファーレーンが構えたのだ。
構えたまま、ファーレーンが言う。
「たしかに私では星火燎原の太刀を使いこなせません。『月光』は強い剣技ほど力を使いますから、この太刀は連続しては使えません。
ですが、私と貴方との1対1の勝負なら勝敗は一合で決します。ならば最高の技を使うのが道理。違いますか?」
「・・・そうですね、確かにその通りです。申し訳ありません」
「構いません、それでは」
「はい!」
「「星火!!」」
「「燎原の太刀!!」」
二つの刃が奔った。
- 649 名前:悠(ry 18「戦終わって・ハリオン最後の謀略(?)」 :04/04/09 16:07 ID:FtUtlMIy
- 空には月が出始めていた。
今は全員で夕食をとっていた。だがその様子は昼食のときとは違いやけに静かだった。
食器とナイフ、フォークがあたる音だけが響く
結局争奪戦の勝者は決まらなかった。
最後に残ったヘリオンとファーレーンとの勝負は引き分けだったのだ。
そのため、結局悠人がどの部屋で寝るかを決めることになった。
静なのはユートが誰の部屋を選ぶのか気が気でなかったからであった。
「それで、ユート様は結局どこで寝るのー?」
静寂を破ったのはネリーだった。
「んー、やっぱり誰かの部屋で寝なきゃいけないのかな?」
悠人の言動一つごとにハリオン以外の全員が一瞬動きを止める
「なあ、ハリオン他に部屋はないのか?」
「そうですね〜、それじゃあ、客間に寝床を準備をしますから、ユートさまは汗を流してきてください〜」
ハリオンは意外とすんなりと答えた。一気に空気が重くなる。
「そうか。それじゃ、ご馳走様。さて、お風呂お風呂、と」
悠人が浴場に向かったことを確認して、ハリオンは沈んでいる皆に言った。
「さて、みなさん、客間に行きますよ〜」
「「「「「「「???」」」」」」」
「ふぅ〜、いいお湯だった。あれ、みんなはもう寝たのかな。」
食堂でお茶を頼もうかと思ったがそこには誰もいなかった。
「まあ、水でいいか。………ふぅ、んじゃ俺も寝るかな」
悠人は客間に向かった
- 650 名前:悠(ry 19「ヘタレな報い(?)」 :04/04/09 16:11 ID:FtUtlMIy
- 「…やけにでかいベッドだな」
部屋の中央にどこぞのお姫様が使っていそうな巨大なベッドが一つ。客間にあったベッドは本当に大きかった。
一瞬、ここは本当にスピリットの詰め所なんだろうか、と疑ってしまった。
「なんか一人用のベッドに思えないんだけど………まさかね、考えすぎだろ」
なにやら作為的なものをひしひしと感じたが、それ以上に眠気が強かったため深く考えずに寝ることにした。
(おい、バカ剣、今夜は寝るの邪魔するなよ?)
(・・・・・・・・・・・・・・・)
(おい)
(我は、邪魔はしない)
(・・・・・・頼むぞ、マジで)
そして悠人はベッドにもぐり、眠りについた。
(我は、な)
悠人はその『求め』のつぶやきを聞くことはなかった。
ゴソゴソ…ガサガサ…バタンっ…パカッ…ごちんっ
「あうっ」
「しぃー」
「(こくこく)」
ズズッ…ズズズ…
ベッドの下、クローゼットの中、天井裏、…それぞれから出てきた7つの黒い影
「みんないい?静かにユート様に飛びつくのよ。、起こさないようにね」
「うん!『天使のように繊細に、悪魔のように大胆に』だね!」
「は〜、ユート様の寝顔かわいいです〜」
「フフフ、覚悟しなさい、ユート(ぺきぺき)…」
「…とにかく、いくわよ!」
「ん?なんだ…ぐふぅぁ!んぶっ!?やめっ、ちょ、く、ぐるじ……(ガクリ)」
そして夜は更けていく…
- 651 名前:悠(ry 20「微妙なオチ」 :04/04/09 16:21 ID:FtUtlMIy
- 翌朝…
ネリー:「ん〜、おトイレ〜」
シアー:「レ〜」
「…」
ファーレーン:「んっ…もう、朝なんですね。ユート様の体暖かかった…(照)ほら、ニム、おきて」
ニム:「ん〜〜〜、まだ寝る…」
ファ:「そんな事いわないの、ほら」
ニム:「わかったよー」
「…」
ヒミカ:「え、もうこんな時間!?迂闊、寝すぎたわ…。でも、たまにはいいかな。ほら、ナナルゥ…ふふっ、そっとしておこ」
「…」
ヘリオン:「はうっ、寝過ごしました!早く食堂に行かないと!」
「…」
ナナルゥ:「・・・・・・・・・・・・(むくっ)」
「…」
ナナルゥ:「・・・・・・・・・・・・(ゆさゆさ)ユート様?」
「…………」
ナナルゥとセリアを除く第二も面々は朝食をとっている。
ヒミカ:「ナナルゥはまだ寝てるのかしら?」
ヘリオン:「そうみたいです、私が起きたときもまだ寝ていましたから」
ナナルゥ:「・・・・・・・・・あの」
ヒミカ:「あ、ナナルゥおはよう。席についてご飯食べなさ…どうしたの?なにかあった?」
ナナルゥ:「・・・・・・・・・おはようございます。ユート様が白目むいてます」
「「「「「「え゛」」」」」」
ハリオン:「あらあら〜」
- 652 名前:あとがき… :04/04/09 16:33 ID:FtUtlMIy
- いきなり粗末なものを投下して申し訳ありません。
>>580氏の続き、というつもりで書いたわけではなかったのですが、結果そんな感じになってしまいました。(しかも中途半端だし…)
もともとは俺が「ハリオンのエレメンタルブラストで何かネタを」と思って書いたものでしたが、小ネタにしかならずこんな形に。
戦闘シーンをもっと熱く書きたかったのが特に惜しいです。
ちなみに、ゲームで使えないスキルなどは「使えるけど、理由があって使わない」という脳内妄想で
添い寝のためならその禁忌すら破る、という設定なんですが、使えないスキルを使ってるのファーレーンくらいだったりする始末
もっと精進してきます。
最後に、駄文にお付き合いいただいた方、ありがとうございました。
- 653 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 16:49 ID:Fkvhg48n
- >>652氏
乙。リアルタイムで楽しませてもらいました。
セリアがほとんど参加してないことが残念なのと、
ナナルゥが結構会話してるところに違和感があったのが個人的な感想です。
ハリオンタンの和みエレメンタルブラスト(;´д`)ハァハァ
- 654 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 17:16 ID:USTwt+rW
- おつですた。
ハリオンのエレメンタルブラストは和みというより金縛りなんですけどねw
まあ戦闘意欲喪失…という考え方もあるか。
2つご意見をば。>>653氏と同じような着眼なのですが、
ナナルゥvsファーレーンのところではイグニッションを使ってもらいたかったかな?
「…先制攻撃、決めます。」はナナルゥ的名セリフ(?)だと思うので。
それにファーレーンが少しは手傷を負わないと面白くないし(違
セリアの出番が少ないというのは>>653氏に同意です。
第1詰所を抜け出して、第2詰所のユート様の寝所へ夜這い…とか、
夜は実はこっそりユート様のベッドで寝てた…とか、使いようはあったような?
- 655 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 19:02 ID:Lnkn+3SX
- >652氏
乙です!
粗末なんてとんでもない。結構なものを読ませていただきました。
セリアの件は同意ですが、自分の中でもセリア(とファーレーン)はキャラ同士の絡みとかに参加しづらいんですよね。
それにしてもこのスレ、ネタは定期的にでるけど、人は結構少なかったりするんだろうか?
- 656 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 19:13 ID:iiOgHhDh
- 前点呼したときは30人くらい出てきたけどね。
それはそうと和みエレメンタルブラスト萌え。
- 657 名前:>530-541のエロ大王(w :04/04/09 20:15 ID:W6l5AsyY
- >652
GJです。面白かった。
- 658 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/09 20:29 ID:VpfIEqwS
- >>652さん
乙です。
『求め』の一言イイ!!
ゲーム本編でももうちょっと『求め』と仲良くなっても
いいんじゃないか?と思ってましたんで・・・
自分はネタ出しできないんで、読むばかりですが
結構見にきてますよ(点呼位しか参加できませんが)
- 659 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/10 00:08 ID:0cOtyjix
- >>652氏
乙。
やはり戦闘があるとファーレーンが締まっていいね。
戦闘もえちも書けない身としてはうらやましい(w…ってダメじゃん俺OTZ
俺内ハリオンタソはここまでアグレッシブではないけど、和みエレブラは(・∀・)イイッ!
- 660 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/10 00:41 ID:WRyGT8ee
- >>652さん
ハリオンのエレメンタルブラストをなごみ効果で使うとは恐れ入った!
俺内部ではヘリオンとナナルゥが上位なので二人が活躍してたのが良かった。
ナナルゥが段々と自我を確立していくのがいいね。
- 661 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/10 00:50 ID:CIquGQhU
- GJ。
セリアは何らかの信頼関係改善話を持ってこないとしっくりこないかも。もっとも、どこで寝ていたのか
興味有るところ。「熱病」らしい面もあるんだろうなとは思う。
ハリオンは……寄らば「大樹」の陰。
後はやはり、実物を使った男性のからだ観察会は無かったのかと小一時間。
- 662 名前:652 :04/04/10 01:25 ID:qIyjvTJ5
- 感想ありがとうございます。
>>653、>>654両氏
確かにナナルゥしゃべりすぎですね。相手がヒミカとはいえ。
使った魔法についてはゲームのエフェクトを前提に考えてます。
…あ、イグニッションなら
ファーレーンジャンプ→空中戦
が出来た…_| ̄|○
>夜は実はこっそりユート様のベッドで寝てた…とか、
ソレダ!!
そして朝帰ってきたエスペリアと鉢合わせ@悠人の部屋
↓
理不尽な説教(7割嫉妬)で悠人への好感度DOWN
…あれ、仲良くならない…
>>655氏
セリアは確かに絡みづらいです。ハード以降まったく彼女使っていない自分が悪いんですが(汗
和みエレメンタルブラストが受け入れられてよかったです。
覚えて始めて使ったときになぜか金縛りより和みが頭に浮かんだので…
インペリアルフェアリみたいな人形スピとかテムオリンとかエターナルが和む姿を想像してつぼにはまったんです。あほだ自分…
>>661
>後はやはり、実物を使った男性のからだ観察会は無かったのかと小一時間。
8Pですか!?Σ( ̄□ ̄|||)
エロは書いたことないですね。でも最後のマッサージで出来そうですね。
だんだんと体の感覚を取り戻して、股間が反応してしまう悠人…な感じで。
- 663 名前:661 ジツハ580 :04/04/10 01:43 ID:CIquGQhU
- >>662
>そして朝帰ってきたエスペリアと鉢合わせ@悠人の部屋
>↓
>理不尽な説教(7割嫉妬)で悠人への好感度DOWN
最初はエスペリアの部屋に悠人は寝てたんだよな。悠人が自分の
部屋に移動後エスペリアは部屋でハァハァしてたんだろうか。
そんな聖域を侵すセリアに思わず感情が奔ってしまうエスペリア。
動揺しながらも、なんだか胸の奥に有る物に突き動かされ言い返すセリア。
そして、戻ってきた悠人は、この世の地獄を見る。
- 664 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/10 09:11 ID:JRgnNE+g
- >>652
言わせろ。
軍 神 降 臨 。
アリガトウゴザイマシタ。おなかいっぱい。
…御免、8Pメッチャ見たい。それこそ悠人が枯れるくらい濃いの。
最近ハーレム分が不足してるから特に。
- 665 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 00:18 ID:o2GTbyhJ
- 最近アセリアをプレイし、イビルルートを終わらせた後に
このスレに突入してROMってたら触発されて書いてしまった……
注意書きに気をつけて下さい。
注意書き:雑魚スピ分、ヘリオンのみです。他の面々は殆ど出ません。
イビルルートを下敷きに純愛(?)方面。
スピリットガイド等未入手のため、詰所の間取り等が適当です。
- 666 名前:『失望』の道行1 :04/04/11 00:20 ID:o2GTbyhJ
バーンライト王国との戦争に突入してから、幾ばくかの時が流れた。
拠点となるリモドアの制圧を成功させ、サモドア山道からの奇襲部隊を退けた
悠人たちラキオススピリット隊に、ひと時の休息が訪れる。
しかし、スピリット隊隊長である『求め』のユートには、体も心も休まる時は存在しない。
まだエスペリアが補佐をしているとは言え隊長としての事務仕事、
体がなまらぬように日々繰り返される訓練、そして何よりも悠人の心身を脅かす、
【契約者よ……マナを……マナを寄越せ……!】
キィ――――ン
【最も弱き妖精……奴ならば、今の我でも容易くその身を……!】
永遠神剣第四位『求め』からの干渉が、今宵も悠人に襲い掛かっていた。
「ぐ……ぁ」
悠人本人の意識を殺ぎ落としていく強烈な頭痛と共に、
『求め』が言う所の「最も弱きスピリット」
『失望』のへリオンの裸身と、痴態が脳裏に刻まれていく。
【妖精を犯し、殺し、我に、マナを……!】
「あ、ぐ……、だ……ま、れよ」
【マナを!】
「黙れ、この、バカ剣がぁっ!」
苦しみながらも寝台から自ら転がり落ち、それでは足りないとばかりに床に頭を打ち付ける。
幾度か繰り返すうちに内側から湧き出る痛みと欲望はひとまずの治まりを見せた。
「はあ、くそ、またかよ。龍を……殺しちまったあとの時からしばらく大人しかったと思えば……」
事実、悠人がスピリット隊隊長として本格的に働く以前から、
『求め』は執拗に悠人から意思を奪おうと苛烈に強制力を働かせてきた。
前回起きた大きな干渉がサードガラハム討伐後、エスペリアを前にしての物であった。
そこでもかろうじて『求め』を跳ね除ける事ができ、
その後は散発的に頭痛を送られる程度の干渉しか行われなかったのだが。
「今日のはまた随分と激しかったな、……言い訳が大変だ」
- 667 名前:『失望』の道行2 :04/04/11 00:23 ID:o2GTbyhJ
強かに頭を打ち付けた木張りの床に跡が残ってしまっている。
必要最低限の家具のみが置かれた悠人の部屋を特徴付ける、寝台周りの壁や床の傷。
激しい干渉から目を覚ますために暴れた跡だ。
どうやら、エスペリアたちにも『求め』の干渉の事は気付かれてしまっているようだが、
自身の下手な嘘に対して黙っていてくれるうちはそのまま誤魔化し続けていたかった。
「いいかげん、寝相やうっかり転んだせいには出来なくなってきたぞ。どうしてくれるんだバカ剣」
【…………】
強制力を働かせた名残か、青く光を放ち続けたまま『求め』は応えることなく壁に立て掛けられている。
悠人に対する干渉が失敗した時にだんまりになるのはいつもの事だ。
悠人は『求め』から目を外すと、一つ大きく溜め息をついた。
(それにしても、今度は第二詰所のみんなかよ)
悠人の頭に、先ほど見せられた光景が蘇ってくる。
艶やかに濡れたツインテールの黒髪、滑らかな白い肌を転がっていく水滴、首元から流れたそれは
スローモーションで黒スピリットの少女の体を舐めてゆく。折れてしまいそうな鎖骨のくぼみを抜け出た後に
殊更にゆっくりと、発育しきってはいないものの瑞々しい乳房に向かい侵攻を開始する。じりじりと歩を進め
慎ましやかなふくらみに沿って視点が移動していく。桜に色づく頂を進路にすえた水滴が、
高い粘度を持つようにじわじわとヘリオンの乳房を侵す。ついになだらかな丘の頂上を捉えた液体は
甘く緩やかな刺激を与えるようにしばらくの間ふるふると揺れながらその場に留まると、
重力に負け、軽くしこりかけた乳首を弾いて落ちた。同時に、戸惑いと恍惚の表情を浮かべたヘリオンの顔が――――
「って、何を思い出してんだ、俺は!」
実際は更に先の状況までが送られていたが、悠人は頭を振って妄想を追い出す。
一方的にビジョンを送られ、迷惑すると言うのならまだ自分を被害者に考えられる。
だが、『求め』は悠人自身の欲望を形にして見せていると語っていた。
認めたくはなかったがこんな風に妄想として見せられた内容を思い出し、あまつさえそれで興奮をしている事を自覚する度に、
それが事実であると考えざるを得ず、自己嫌悪を感じるのだった。
- 668 名前:『失望』の道行3 :04/04/11 00:27 ID:o2GTbyhJ
- 悠人はもう一度溜め息をつき、ひとまず落ち着いたことを確認すると自分の状態に改めて気がついた。
悪夢を見たときのようにうなされ、痛みを耐えて抵抗を続けていたため全身が汗だくだ。
(さすがにこのまま寝るってのは気持ちが悪いな……それに)
少し頭を冷やさないと、とてもでは無いが眠れそうに無い。妙に現実的な幻のせいで心が昂ぶってしまっていた。
「とりあえず、風呂に行くか。お前のせいだぞバカ剣」
汗を流して水でもかぶれば落ち着いてくれるだろうと思いつつ、原因となった『求め』を軽く睨みつける。
その瞬間、諦めていなかったように明滅を繰り返していた『求め』から一際強烈な光が悠人に降りかかった!
「!?」
一旦退けた直後に不意打ちを掛けられるのは初めてだ。
かろうじて床に倒れこむのをこらえると悠人は必死に『求め』を睨み抵抗する。
二回目であったためか強制力そのものはそれほど強くはない、しかしいつ干渉が起こるかと
緊張を強いられていた普段とは違い、ほぼ無防備に精神への進入を許してしまった。
意識を朦朧とさせたまま、震える右手が『求め』の柄へと伸ばされ、握り締めてしまう。
力の入らない体で『求め』を杖代わりにして脚を部屋の出入り口に向けて踏み出してしまいそうになる。
(だめだっ、このままじゃ……ヘリオンが!)
悠人に対しては強制力と共に、ヘリオンのイメージが繰り返し焼き付けられていく。
どう考えても体を乗っ取られた時に行き着く先はまだか弱い黒スピリットの犠牲だ。
兎に角、『求め』だけは持っていくと取り返しのつかない事になる。そう確信して心を決めると、
悠人は頬肉をかみ締め左手を柄尻に添えた。自分の意志通りに動いたことを感謝し、
内心でエスペリアに謝ると切っ先が床につく瞬間、
「いい加減にしろっ、風呂に剣持っていく奴があるかバカッ!!」
叫ぶと同時に左手に渾身の力で体重をかけ『求め』を床に突き刺した。
もとい、刺さるように出来ていない『求め』の切っ先をごすりという重い音と共に床にめり込ませた。
刀身の四分の一ほどが床板を貫いてしまっている。
- 669 名前:『失望』の道行4 :04/04/11 00:29 ID:o2GTbyhJ
- 【ぬ……!?】
強制力が弱く力の入らない右手では引き抜く事は出来なかった。
その隙に悠人は右手の指を左手で『求め』の柄から外していく。最後の一本を外す時に右手が
抵抗を続けていた反動で柄に横方向の振動が加わった。まるで枝がしなるように刀身全体に振動が伝わり
重苦しくもどこか間抜けな響きをあげて『求め』が震えている。それを見て、悠人は思わず苦笑を浮かべた。
【お、おのれ……】
「ははっ、いい気味だ。たまには体と頭を揺さぶられる気持ちを味わって反省してろバカ剣」
だんだんと強制力も弱まってきている。まだ少しは朦朧としているが、じきに自分の意志が戻ってくるだろう。
「とにかく風呂だな、うん」
【契約者よ、マナを……、いや、まずは我を解放せよ……】
「ふん、一晩はそのままだ。おかしな真似を続けたらこうして遊んでやる」
【ぬおおっ!?】
悠人は『求め』の柄を軽く弾き、ふらつきながら部屋を出る。その後ろ姿を薄く照らすように細く長く青い光が明滅を繰り返していた。
ビィィ――ン、と間抜けな音を鳴らしながら。
(風呂って……こんなに遠かったっけ……)
悠人はうろんな頭のままで館の中を歩いていく。普段は全く意識せずとも行えることがどうも上手くいかない。
体は自分の思ったとおりに動いてくれているが、その「自分の思った」という部分に違和感がある。
確かに風呂に向かって歩いている実感はあるが、何かが間違っているような感覚と、
これで良いのだという出所の不明な自信がせめぎあっている。
その上で更に悠人を苛むものが二度目に与えられたヘリオンの裸身を貪るイメージだった。
視覚で与えられていただけの感覚に、確かな性感が付け加えられてしまっていた。
それだけ深く侵食を許していたためだろうが、より深い自己嫌悪と、
イメージを追い出す事に集中するあまりに実際の体の動きと、周りに気を向けることが完全に疎かになっていた。
何時の間にか、悠人の体は第一詰所をふらりと抜け出し、誰に見つかる事も無く第二詰所の方向に向けて動き始めていった。
- 670 名前:『失望』の道行5 :04/04/11 00:33 ID:o2GTbyhJ
悠人の部屋では、『求め』が怒りに身を震わせながら、絶え絶えとではあるものの悠人に思念を送り続けている。
【……この身では、今宵マナを得る事は不可能か……。
だが契約者よ、この屈辱はその身をもって償って貰うとするぞ……!】
本日二度目の干渉を退けられ、マナを吸収するために必要な力を残すことが出来なかった『求め』は、
マナの不足による飢餓感を忘れ、悠人への恨みによって微弱ながらも力を振るい続ける。
【ククク……我を楽器扱いするとはな。許さぬぞ、契約者……】
本能によらずに送られる思念は、どこか楽しみを含んでさえいた。
そして、悠人は大浴場に辿り着いた。既にヘリオンに対しての異常とも言える劣情は収まりを見せていたが、
思考と行動に対する違和感は常に付きまとっている。しかしながら、第一詰所の造りと殆ど同じである事と
誰にも出会わなかった事が災いしここが第二詰所の浴場である事には未だに気付いていない。
だがそれも時間の問題だろう、悠人が脱衣所に足を踏み入れた時には浴室に明かりが灯っており、
中からはパシャパシャと水音も響いている。
(こんな時間に、他にも誰か入ってるのか……アセリアか?)
さすがに声をかけるのははばかられる。気付かれる前にそっと出て行くのが得策と考えて、
出入り口に向かおうと思った時、意に反し体は衣服入れが並ぶ棚を確かめるように眺め回していた。
(な、何を考えているんだ俺は!)
興味がないと言う事は無い。しかしこのような覗き、
あるいは下着ドロのような事をしでかす考えは悠人には全くもって湧き起こるはずが無い。
自分の行動に驚いているうちに悠人は中身が入った衣服入れを発見する。
そっと衣服入れを取り出し、床に置くとゆっくりと籠に入った衣類を確かめ始めた。
- 671 名前:『失望』の道行6 :04/04/11 00:36 ID:o2GTbyhJ
- (待て、待て、待て、いくらなんでもこれはおかしい!なんで俺がこんな事をしなくちゃならないんだ!)
思考とは裏腹に、一番上に置かれ、几帳面に折りたたまれたスピリット用の服を広げてまじまじと見つめる。
白を基調とした簡素なデザインに、黒のライン。
これだけで入浴中の者が誰なのか特定できてしまうスピリットたちの服装の不自由さに
悠人は軽く憤りを覚えながらも行動と思考の乖離に納得がいった。まだヘリオンを諦めていないと見える。
(あの、バカ剣がぁ……)
朦朧とした頭では感知できなかったが確かに体には神剣の力がおかしな風に働いている。
この場所にも何時の間にか連れて来られたのだろう。
原因が分かれば後は全力で抵抗すれば良いだけでいつもの強制に比べれば痛みも少ない。
支配を脱した後に何食わぬ顔で服を戻してここを退散、部屋に帰って一晩中たわませ続ければ少しは大人しくなるだろう。
などと考えている間にも悠人の手は動き続け、一つ下に折りたたまれた黒のアンダーウェアをひとしきり愛でた後、
次の獲物を物色し始めた。
(いい加減にしやがれっ!)
本格的に抵抗を試み始めたために、悠人の動きは鈍くなり、物色する手も震え始める。
しかし、必死に抗うほどにこわばる表情と震えながら黒のタイツをつかむ手つきを傍から見れば、
単にスリルを満喫する変態にしか見えないのではないかと自分で情けなさを感じてしまうのだった。
とにかくヘリオンが風呂から上がる前に事を済まさなければならない。
- 672 名前:『失望』の道行7 :04/04/11 00:38 ID:o2GTbyhJ
- 悠人自身の目的と全く逆の行動にも使える表現で自らを奮い立たせると、
体を動かしている『求め』の力を振り払っていく。しかし、自分の手がつかんでいる物を意識してしまい
抵抗に集中することが難しい。タイツを放り出した後残っていた物は、
他の衣服に隠すように小さくたたまれた下着だけだった。色は白。
それに対し自分が起こそうとしている行動にも混乱が増すばかりである。
『求め』が何を考えて自分にここまでの変態行為を強要するのかは分からない。
だがしかし、この手が行おうとしている事には全力を以って抗わなければいけない。
悠人は伸縮性に乏しいファンタズマゴリア製の下着の端に手をかけて、
ぶるぶると抵抗を続けながらも徐々に、徐々に頭へと近づけていく。
(だ、駄目だ!このままじゃあ!)
その時、浴室から一際大きな水音が上がる。風呂から上がるのだろうか、
戸にはまったすりガラスに黒髪と肌の色が影を落とす。もう駄目だ。気付かれずに切り抜けるなんて絶望的だ。
そう思うと、もう形振り構ってはいられなかった。悠人は再び衝撃を与えるべく頭を振り下ろす。
「やぁ、めぇ、ろぉぉぉっ!バカ剣っ!!」
がすっ!と鈍い音を上げ、床とも壁とも違う感触にしばらく感じる事の無かったほどの痛みが悠人を襲う。
打ちつけた場所は衣服入れの棚の角。どれほどの勢いでぶつけたのか棚自体が破損してしまっていた。
ズキズキと痛む額の状態を考えることなく、全ての感覚が自分のものとなった事、
そして頭に下着をかぶっていない事に安堵し、悠人は棚に背を預けてほっと溜め息をつき目を閉じた。
意識を失う瞬間、右手に残る布の感触に気付き、最後の力でそれを出来る限り自分の体から離しておく事には成功した。
後は静かに闇へと落ちていく。
- 673 名前:『失望』の道行8 :04/04/11 00:40 ID:o2GTbyhJ
- しかし、それもつかの間。
「な、なな、何かあったんですか、ユートさまっ!」
悠人の叫び声と棚の破砕音を聞きつけて浴室からヘリオンが飛び出してきた。
ぐったりとした悠人の姿を認めると、入浴中に解く事は無かったのか、
特徴であるツインテールの先から水滴を散らして駆け寄ってくる。
よほど動転しているのか体を隠すものも纏わずに、棚に寄りかかり倒れている悠人と、
砕かれた衣服棚を見比べて悠人の背中側の隙間に左腕を差し込み支え起こした。
その時に、冷や汗が全身を濡らし体温を奪っている事に気付くと、そのまま悠人の体を抱え込んで
頭に振動を与えないように緩やかに悠人を揺り動かした。
「ユートさまっ、ユートさまぁっ目を開けてくださいっ」
いや、動転するのも当然か。悠人の額からは今もなおたらたらと血が溢れ出し、顔を染めていた。
しかもその血は乾く前に金色の霧となって消えていくのだ。
傷自体はそれほど酷く無かったが頭からの出血である事、
そして実戦経験の少ないヘリオンとってマナに還る血は十分にショックを受ける物だった。
「あああ、ち、ち、血が、とりあえず、血を止めなきゃ」
布やタオルを探す事にも気が回らずにヘリオンは自らの濡れた手で悠人の額を汚す血を拭い取っていく。
残念ながらそれで拭いきれるはずも無く悠人の顔とヘリオンの手に赤い色が広がるだけだったが、
薄く延ばされた部分が霧と化すとその下には血は残らずに肌が見えた。
傷口の周りの血をひとまず拭い終えると、もう一度悠人をそっと揺さぶる。今度は目を覚まさせるためにではなく、
本当に気を失ったままなのかどうかを確かめるためだった。反応は期待の通り起こらない。
目覚めない事を喜んだ事に罪悪感を覚えつつもヘリオンの鼓動がさらに高まる。
先ほどから早鐘のごとく打ち鳴らされ全身に血液を送っているが、単なる動揺だけではないものが、
この先の行為にはあるのだ。深呼吸を大きくすると、ヘリオンは意を決し悠人の背中を支えたまま、
少し邪魔な硬い前髪を頬でずらして額の傷に口付けた。
- 674 名前:『失望』の道行9 :04/04/11 00:41 ID:o2GTbyhJ
- 「ん……、ぴちゃ、ちゅ、ん、んん……ぷは、ぁ」
木片や棘が刺さっていないことを舌先で確認すると、念のために傷口を吸い出してみる。
正しいのかどうかは自信が無かったが、やっておくに越した事は無いと思っての事だ。
もう一度傷を舐めてから、唇を離した。傷口はやはりそれほど大きくは無く、
唾液に混じって滲みでる血もその勢いは殆ど無い。ヘリオンは安心して息をつこうとし、
口に血混じりの唾液を含んだままである事に目を白黒させ、悠人にかからないようにそっと吐き出した。
赤が混じる透明な液体をみて、ぽつりと洩らす。
「ちょっともったいなかっ、じゃない。もし木の欠片とかが入ってたら大変ですから、そんな飲み込むなんて」
ぱたぱたと空いている右手で自分の顔を扇ぐ。
未だ動悸が納まらぬまま自らの行為を思い返すと顔の火照りが一段と増すように感じる。
(し、仕方なかったとはいっても、ユートさまのおでこに……)
改めて悠人の額に目をやると傷口が隠れるくらいには血が滲んでいたが、流れ出るほどでは無さそうだ。
少しだけ落ち着いたヘリオンだが至近距離から悠人の顔を見つめている事に気付くとまた
ばくばくと心臓を急発進させる。そして、今もなお悠人の顔を汚す血液を目にとめると
こくり、と喉を鳴らした。放っておけばマナの霧となって消えるのは分かっていたが、
それよりも自分のうちに湧いた興味に誘惑されて自分の行動を止めることが出来ない。
血が付いていなければ頬に口付ける理由はなくなってしまうのだから。
顔をきれいにするだけだと自分に言い聞かせながらも、そっと唇を血液の残る頬に寄せていく。
(ユートさま、ごめんなさい……わたし、いけないコトしちゃいますっ)
一大決心をしつつも、本人の躊躇いを表すようにじわじわと悠人とヘリオンの距離がつまってゆく。
ところが、目を閉じる事も忘れてゆっくりと顔を近づけていたのが幸か不幸かヘリオンの目の端に、
悠人のまぶたがピクリと震えるのが映った。それのみならず、耳元にある彼の口からも小さく呻き声が洩れる。
慌てて顔を離すと、残念とは思いつつ、素直に目を覚ました事の嬉しさが瞳を潤ませた。
悠人の肩をもう一度揺すり、何度も呼びかける。
「ユートさま、お目覚めですかっ?」
- 675 名前:『失望』の道行10 :04/04/11 00:42 ID:o2GTbyhJ
- 「……さ……、ユー……さまぁ」
悠人は背中と右半身にあたたかな柔らかさを感じながら薄く目を開いた。
痛む頭にぼんやりとした視界、耳をくすぐる喜びの込められた呼び声。
だんだんと視力が戻った目の前には、嬉し泣きの表情を浮かべたヘリオンの顔がごく近くにあった。
まだ意識がはっきりとしないまま、口をついて言葉が出る。
「ヘリ……オン?」
「あぁ、ユートさま、気が付かれたんですね。よかったぁ」
そう言うヘリオンの口元を視界に納めた瞬間、悠人の薄ぼんやりとした意識が急速に覚醒に向かう。
そこには赤く血が付着していた。がばっと身を起こそうとして、頭の痛みに邪魔をされ、
更にはヘリオンにも体を押さえられてその動きは上手くいかなかった。
頭痛で上手く回らない口を動かそうとするうちに、ヘリオンのほうから、
「ユートさまはしばらくじっとしていて下さい、もっときちんと手当てをしなくちゃいけないんですから」
と、微笑んで言われてしまった。それでもこれだけは確かめておかないと、と悠人は尋ねる。
「あのさ、ヘリオン」
「はいっ、なんでしょうかユートさま」
「口に、血が付いてるけど、大丈夫か?俺、ヘリオンに何か酷い事してないか?」
体の主導権は取り返した自信があったが、気を失っている間に何か起きたのではと悠人に不安が襲い掛かる。
そんな悠人の心配をよそにヘリオンは頬を上気させ、慌てて口元を拭った。
「な、な、何でもないですっ、これは、わたしが、勝手にした事ですからっ。
ほら、傷なんて無いでしょう。その、えと私の血じゃなくて
ユートさまの怪我に、その、申し訳ないと思ったんですけど……しょ、消毒が……」
最後の方はよく聞き取れなかったが、ヘリオンの言う通り、彼女の顔に傷は無かった。
それを確認すると、悠人は安堵して微笑んだ。
- 676 名前:『失望』の道行11 :04/04/11 00:44 ID:o2GTbyhJ
- その直後。
「良かった、無事で……っ!?」
ヘリオンに向けて呟き、悠人が己の体を包むぬくもりの正体を確かめようと身じろぎするのと、
「そ、そんな、ユートさまこそ大きな怪……が、ぁ、くしゅんっ」
悠人の笑顔に見とれ、緊張が漸く取れたヘリオンがくしゃみをするのが同時に起こった。
互いが自分の状態を把握するのにまず数瞬。
裸のヘリオンにしっかりと密着されて介抱を受けている悠人。二人は言葉も無く硬直する。
ヘリオンのスレンダーな身体を水を含んだ髪の毛からたれた雫が伝っていく。
脱衣所の空気に晒され、またヘリオンと悠人の体温で乾きかけていた肌に水滴の跡がついていく。
うなじを通り、背筋をくすぐってヘリオンの身体がびくりと震える。
それだけの時間、二人は互いの顔をまじまじと見つめあい、赤く上気していく様を観察しあった。
のろのろとヘリオンの両手が自身を隠し、悠人に背を向けるように身体の向きを変える。
そして、ヘリオンが悲鳴をあげるための息を吸い込んだ次の瞬間、悠人が声を裏返して叫んだ。
「ごっ、ゴメン、ヘリオン!とりあえず、これを!」
ヘリオンが声を出す機会を逃して呆然としているうちに、
悠人は頭の痛みを忘れたように学生服の上着を脱ぎヘリオンの肩にかけると、
あたふたと床に散らばったヘリオンの衣服をかき集め、ヘリオンに背を向けてそれを後ろ手に差し出した。
「あ……ありがとう、ございます……」
悠人の慌て具合を見て、申し訳なさを感じる。
そもそも裸で抱きついていたのは自分なのだから悲鳴を上げるのは筋違いだと思い直した。
かといって恥ずかしさが消えるわけではなく、ヘリオンは服を受け取り、
悠人から離れ背を向けて手早く――あわてて下着を穿き損ねる事数度、
そのたびに上がる小さな悲鳴を聞かなかった事にするのに悠人は苦労した――身につけた。
借りた悠人の服もせっかくだから、と上に羽織ったままだ。
- 677 名前:『失望』の道行12 :04/04/11 00:47 ID:o2GTbyhJ
- 「あの、ユートさま、もう……」
「ああ、ゴメンな、ヘリオン」
紅潮する頬は互いにそのまま、二人は再び向かい合った。しかし、ヘリオンの顔からはすぐに血の気が引いていく。
「ユートさまっ、血が、血がまた出てますっ!」
「血?」
「はいっ、おでこからこう、たらーって!」
「そっか、ズキズキすると思ったら……。いいよ、唾つけとけば治るだろ。っとと」
ヘリオンを安心させようと微笑みながら立ち上がろうとした悠人だが、頭痛からふらついてしまう。
その様子を見てヘリオンが駆け寄り、悠人の身体を支えた。
「だ、だめです、唾くらいじゃ治りません。それならもう治ってますっ」
「え?」
「いや、じゃなくて、ちゃんと手当てをしますから来て下さいっ」
悠人を運べる様に肩に担ぎなおす。さすがはスピリットと言うべきか、火事場のなんとやらなのか、
悠人の重みは気にならない。身長差から悠人にはつらい姿勢かもしれないが、歩くのに支障はないだろう。
再びの密着状態に悠人が困惑の声を洩らす。
「え、俺、風呂に入りに」
「頭にケガをしてるのに入っていいわけないじゃないですか。
それならそれも面倒見ますから、とにかく来て下さい、いいですねっ」
「あ、ああ」
悠人はいつに無く押しの強いヘリオンに戸惑ったまま、勢いに負けて体重を預けてしまう。
一方のヘリオンは、その場の勢いで発した自身の発言の意味に考えが及び、
悠人に紅潮した顔を見られないように俯くと
心を固め自分の部屋に向かって悠人の負担にならないようにそっと歩き出した。
- 678 名前:『失望』の道行13 :04/04/11 00:52 ID:o2GTbyhJ
- 所変わって、ヘリオンの自室寝台の上。悠人はそこで背もたれに身を預け、
目を閉じて頭の中を巡るヘリオンの姿をどうにかかき消そうと悶々としていた。
『求め』に見せられた幻像と、先ほどに見てしまった本人の白い肌。
似てはいても実際に見た質感に勝る物は無く、幻像が浮かべていた淫靡な表情が、
本人の紅潮した顔とダブり、融合していく。
濡れタオルを当てた頭を軽く振ると痛みが走り一時的には消え去るのだが、
次々に湧く妄想に抗うのに多大な精神力を要する。
その妄想に拍車をかける音が悠人の耳にやけに大きく響く。ヘリオンが部屋の隅で衣擦れの音を立てながら、
身体を拭き、新しい服を身につける音である。
乾ききっていない身体に適当に服を着ただけのヘリオンに対して、
寝台に寝かされ額を拭かれていた悠人が強く、自身の手当てよりも着替えを優先させた結果だ。
悠人が失念していた事は、自分の部屋もスピリットの部屋も基本は部屋数が一つである事。
ヘリオンからは寝台から出ることを許されなかった悠人は、
「でも、あの、目は閉じててくださいね?」
と、上目使いで頼まれ、仕方なく寝台の上で大人しくするしかなくなった。
そして、その上目使いでおねだりをするヘリオンの妄想を打ち払った時に、
「ユートさま、お待たせしました」
と救急箱を持ったヘリオンが枕元に近づいてきた。悠人が目を開けてその姿を確認すると、
枕もとの椅子に座ったヘリオンの衣装は黒を基調とした作業ドレスに白いエプロン。
エスペリアで見慣れてきてはいたものの、主に訓練の時に顔をあわせることが多かったヘリオンが
メイド服を着ている事に驚きを隠せない。
「この服ですか?部屋の中で何かする時はみんなこの服を着てるんですけど、あ、どこかおかしいですか?」
「いや、どこもおかしくないよ、悪いな、じろじろ見ちまって」
ヘリオンは赤い顔を伏せると、いえ、じゃあちょっと失礼しますね、と悠人の額に当てられたタオルをはがし、
そこについた血と傷口とを確かめた。それほどしみ込んではいないし、新しい血も滲んでいない。
後は消毒して包帯をまけばとりあえずの処置は終わるだろう。
- 679 名前:『失望』の道行14 :04/04/11 00:56 ID:o2GTbyhJ
- 救急箱から消毒液と包帯を取り出し、悠人に向き直る。消毒液を脱脂綿に浸し、
顔と手を悠人に近づけながら気恥ずかしさをごまかすように話しかけた。
「ところでユートさまは、どうしてこちらにいらしたんですか?」
だがそれは、悠人にとって最も答えづらい質問だった。
悠人はびくりと身体を震わせると答えを避け、目をそらして不自然ながらも、
「ヘリオンこそ、なんでこんな時間に風呂にいたんだ」
と質問で返してしまう。
強い口調に驚いたヘリオンが手を止めると、悠人の額の傷口の周りにいくつかの傷痕が残っているのに気がついた。
手を膝元に戻し、目を伏せる。風呂場で聞こえた叫び声と、自分達スピリットの中でも、
強い神剣を用いるものに襲い掛かる作用。答えは無くとも、悠人の行動の原因に想像がついてしまった。
自らの思考の「強い神剣」と言う部分にちくりと胸が痛む。
悠人は悠人で、顔色を無くしたヘリオンの様子から自分の失敗に気がついた。
余計な心配と、不安を植え付ける結果になっただけではないかと後悔に顔が歪む。
不意に訪れた沈黙を打ち払いたくて、ヘリオンは努めて明るく声を出した。
「えと、わたしは……笑わないで下さいね。実は、他のみんなが寝静まったあとに一人で訓練してたんです。
素振りくらいしか出来ないけれど、わたしはまだ戦いじゃ役に立てませんから何かしてないと落ち着かなくて……
その後で、汗かいちゃったから、お風呂に」
重い雰囲気を振り払おうとするヘリオンに感謝し、顔をほころばせた悠人だが、その発言の中身にも笑みを禁じえなかった。
- 680 名前:『失望』の道行15 :04/04/11 00:58 ID:o2GTbyhJ
- 「ああっ、笑いましたね、人が正直に言ったのに、笑っちゃうんですねユートさまっ」
「ごめん、でもまさか秘密特訓だなんて思って無くてさ。
でもそうだな、正直に言ってくれたんだから俺も言わなくちゃいけなくなったなぁ」
「ユートさま、それは……」
「だって、バレちまったんだろ。それならちゃんと俺の口から言わないと卑怯だもんな。
うん、ちょっとバカ剣がまたちょっかい出してきやがってさ。
ヘリオンに迷惑かけるような大事になるとは思ってなくて、油断してたら結局この様だ。ほんと、ごめん。
でも、もう大丈夫だからそんなに心配しないでくれよ」
「迷惑なんてそんなことないです。それに、ユートさまがこうしてケガまでして神剣に逆らってくれたから
わたしはこうしてユートさまとお話できてるのかもしれませんよ」
ふっと顔を見合わせてたがいに微笑みをうかべる。暗い空気は何時の間にか消えていた。
ヘリオンは悠人の前髪をそっとかきあげ、できるだけしみない様に消毒液をつけていく。
少し顔をしかめるが悠人にとって干渉を受けている時以上の頭痛は無く比べればたいした事ではない。
しかし、ヘリオンにはその表情の変化も申し訳なさを感じさせる物になるのだった。
「ごっ、ごめんなさい、痛かったですよねユートさま」
「いいってこのくらい。だけど、もう血も止まってるんだしそんなに丁寧にしてくれなくても良いんじゃないか」
「ダメです、まだ一人で立つとふらふらしちゃうんでしょう?これでも応急処置にしかならないんですから
明日になったらハリオンさんかエスペリアさまに診てもらいますからね」
「……エスペリアはちょっと困るな」
部屋の惨状を思い出し、悠人は苦笑を浮かべる。その間に手早く、くるくると頭に包帯が巻かれていく。
- 681 名前:『失望』の道行16 :04/04/11 01:00 ID:o2GTbyhJ
- 「はい、終わりです。きつかったり、ゆるかったりしてませんか?」
「ああ、ちょうどいい。でもヘリオンって意外と器用なんだな、知らなくて悪かった」
「そんな、だってこんなに長くユートさまとお話するのは初めてなんですよ。
ユートさまがわたしのことよく知らなくても当然じゃないですか」
救急箱に道具を直しながら、残念ですけどね、と呟きをつけたす。
言われて、はたと気付く。
確かに悠人が自分の部隊のスピリット達と顔をあわせるのは大抵が訓練の時と戦闘の時。
いつもは離れた二つの詰所で生活するために普段の様子を知っているのは第一詰所の面々のみ。
しかも最近はエスペリアの態度もなんだかぎこちなく、アセリアは相変わらずよく分からない。
オルファとも戦闘に対しての姿勢をめぐって気持ちを乱されたばかりだ。
「そっか、そうだよな。俺、みんなの事何も知らない」
「ユートさま?」
悠人は今の自分の気持ちとヘリオンの行為、また、この世界に来てから自分に降りかかった事を思い返す。
まだはっきりとはしなかったが先の見えない暗い靄の中に一筋の光が灯ったような気がした。
「さんきゅな、ヘリオン。なんか、自分が何をしたいか、ちょっと分かった気がする」
「え、え?わ、わたし何かしましたか?」
「ああ。怪我の手当てはしてくれたし、頑張って秘密特訓してる事も教えてくれたし。
戦闘だけが役に立つ、立たないの基準になるわけじゃないんだからさ、
ヘリオンはそんなの気にしないでそのままでいるのがらしいのかもしれないな」
スピリットの存在意義を根底から揺るがす発言に、ヘリオンは目を丸くする。
「ユートさま、いくらなんでもあんまりですよぅ。わたしだってちゃんと戦えるんですからっ」
「そうか?まあ今は戦わなくちゃいけない時だけど、俺はこんな風に過ごすのも大事だと思うんだ」
悠人が心からそんな事を言っているのが分かって、どう反応して良いのか理解できない。
だが、戦いだけが全てではない、という自分の中に無かった考えにヘリオンの心が揺れる。
- 682 名前:『失望』の道行17 :04/04/11 01:01 ID:o2GTbyhJ
- とは言え、それについて思いを馳せる前に悠人の言葉そのものに食いついた。
「そうか?って、結局わたしが足手纏いってことじゃないんですかぁっ」
「そ、そんな事無いぞ、俺だって皆に助けてもらってやっと戦えてるくらいなんだ。
夜中に特訓してるなんて見習わなきゃいけないのは俺のほうじゃないか。
あ、そうだ、なら次にやる時には言ってくれないか、一人でやってもつまらないだろ?
それに、特訓なら俺もしなきゃいけないしさ」
「え、ええええぇぇ!?」
悠人の言葉はヘリオンの予想を越えて、驚かせる物ばかりだ。ヘリオンの脳裏には、自分の構えを
手取り足取り指導する悠人の姿がくっきりと浮かび上がった。瞬時に頬を染めて想像を追い払うために
首を左右に振る。
「やっぱ駄目か、そりゃあ秘密特訓だもんなぁ」
「え、いえ、いえいえいえ、いいですっ、大丈夫ですっ、ユートさまが良ければ
毎晩でもかまいませんっ。わたしはいつもやってますからっ」
「い、いつも!?」
今度は悠人が驚く番だ。ヘリオンにとって、戦いで活躍できない事はそんなに苦しいのだろうか。
いや、ヘリオンだけに限らないのだろう、スピリットたちは戦う事でしかその価値を認められることが無い。
そして、彼女達自身も戦いしか知らないし、知らされる事も無いのだ。
自分が直接目的を与える事はできない。だが、その手伝いは喜んでしていきたい。
例えば夜の特訓もヘリオン自身が自らの意志で行う事。なら、そこから何かを
見出す事になるのかもしれない。そう思って言葉を続ける。
「じゃあ、夜に時間があればなるべく行ってみるよ。いつもの訓練棟で良いんだよな」
「は、はいっ、お待ちしてますっ。あ、それじゃあ、これをしまってきますから
お風呂の代わりはもう少し待っててくださいねっ」
何度もこくこくと頷くヘリオン。首の動きに同期してぴょこぴょこと動く
ツインテールが微笑ましい。ぱたぱたと救急箱を持って、部屋を出て行った。
- 683 名前:『失望』の道行18 :04/04/11 01:03 ID:o2GTbyhJ
- (これは、早速明日にでも行かないと大変だな)
あの様子では自分が行くまで夜明けになっても待っていそうだ。そう考えた時、
ヘリオンの最後の言葉が胸に引っかかった。
「……風呂の、代わり?」
そういえば、と悠人は部屋に連れてこられる前のヘリオンの言葉を思い出す。
風呂には入れないから、その面倒も見る。確かにそう言っていた。
「まずい、いくらなんでもそんな事までさせるわけにはいかないぞ」
ヘリオンはまだ帰ってこない。今のうちに抜け出して部屋に戻ろうと
寝台から脚を下ろし、あわてて立ち上がろうとした悠人だが腰を浮かした途端に
くらりと目眩を感じて、ぼすんと寝台に尻を落とす結果となってしまった。
外傷よりも、中身に衝撃がいってしまったのかも知れない。とにかく、
一人では立ち上がる事もままならない事を認めると、悠人は溜め息をつき
面と向かって断ればいい、と覚悟を決めてヘリオンを待った。
再びヘリオンが扉を開けて入ってくると、今度はその手に湯の入った桶と、
数枚のタオルを持っていた。目には強く自分の行動を全うするのだという意志がみなぎっている。
寝台に腰掛けた体勢になっている悠人を見咎めるときゅっと眉を寄せ、口を尖らせた。
「ユートさま、ちゃんと寝てなくちゃダメじゃないですか
まあ、これからその姿勢になってもらう所だったんですけれど」
と寝台脇の椅子に桶を置き、タオルを湯に浸し、ぎゅっと絞る。
妙に気合の入ったヘリオンの様子に先ほどの思いは何処へやら
悠人はたじたじと見れば想像のつく事を尋ねだした。
「あの、ヘリオン、何をする気なんだ?」
「身体をお拭きします。ですから、その、服をお脱ぎください!」
自分の言葉に耳まで赤くしながら、しかし有無を言わさぬ勢いで悠人に指示を出す。
- 684 名前:『失望』の道行19 :04/04/11 01:05 ID:o2GTbyhJ
- ストレートな要求に悠人も赤面し、抗議を試みた。
「な、そ、そんな事、してくれなくて良い、そうだ、自分でできるから
ヘリオンはちょっと外に出ててくれよ、終わったら、呼ぶから!」
「ダメですっ、ユートさまはケガしてるんですから動いちゃいけませんっ
それに、ここはわたしの部屋です、出て行く理由もないですっ」
ヘリオンの理屈は無茶苦茶だ。エスペリアあたりが聞いたら顔色を変えて飛んでくるだろう。
だがその分、てこでも動かないと悠人に確信させる雰囲気を感じさせた。
悠人は決して使いたくは無い最終手段、隊長命令という事にして出て行ってもらうしか無いと口を開き――
「こ、これ――――わぷっ!?」
湯気を立てるタオルを鼻と口を覆うようにあてられ、完全に気勢を殺がれた。
驚いて瞑った目を開けると、ごく近距離に迫る真っ赤な顔のヘリオンの瞳が
悠人の目に映った。さらに悠人の思考能力を奪うように低く声をおさえて囁く。
「ユートさま、見ました、よね?」
「むぐ!?」
「わたしのはだか、見ちゃいましたよね?」
悠人の脳内に、ヘリオンの裸身の映像が再生される。『求め』からの幻でなく、
現実に起こった自身に密着する感触にまで想像が及び、完全に言葉を失う。
悠人はヘリオンの瞳から目を離すことが出来ない。羞恥に潤ませながらも
強い意志を宿し、悠人の思考を止めてえもいわれぬ迫力で心を縛る。
「ですから、わたしにも見せてください。ユートさまが見ちゃった場所だけでかまいませんし
ユートさまが見せないところは、ユートさまは見てないって信じます。だから、お願いします。
でないと……不公平です」
湯気混じりの空気を吸って、悠人は思考を再開させる。
ヘリオンは、オルファのように裸体に対して無頓着なわけでも
何時かのエスペリアのように、己に理由のつかめない奉仕をしようと
言うのでもない。ただ、自らに起こった事をそのまま返し、
互いをフェアにしようと言っているだけだ。しかも、悠人の裸を見るのに
ヘリオン自身が恥ずかしがっている。なら、自分も一緒に困るだけでヘリオンの
気が済むのならと、まとまらない頭で判断を下した。
- 685 名前:『失望』の道行20 :04/04/11 01:08 ID:o2GTbyhJ
- 幸か不幸か、いや、今は幸いか。密着状態のおかげで自分の身体の影になった部分は見えておらず、
頭に浮かんだ映像に反応している自分自身を含める辺りは見せなくても良い。
タオルから顔を外して、ヘリオンに言った。
「わかった。ほんとに誓って、拭いてもらう所以外は見てないから。
そこ以外は自分でするし、部屋からも出ていてもらうからな」
黙って、ヘリオンがこくりと頷くのを確認すると、悠人は上に着ていた制服のシャツを脱いだ。
「あの、じゃあ、まずはどこから……?」
「あ、うん、とりあえずは顔、かな」
「そ、そうですね、顔は、絶対見ましたねっ」
包帯をずらさないようにそっと、丁寧に頬や鼻筋、耳にあごと順に
ほこほことあたたかいタオルで清められていく。
だが、悠人は内心、考えなしの自分を罵倒し、これから先を考えると顔から火が出る思いだった。
「お、終わりましたっ」
「え、あ、なら、首から、右腕にかけて」
「はい、力、抜いてくださいね」
拭いてもらう場所を指定する事それ即ち、悠人が凝視したヘリオンの裸身の場所を告白する事に他ならない。
ヘリオンは覚悟を決めていたのか照れながらも汗で冷えた身体をほぐすよう丹念に手を動かしていく。
「き、気持ち良いですか、ユートさま?」
「ああ、も、もちろん」
拭われた場所から強張りが取れていくようだ。だが、もう二人にとって無難な場所は残されていなかった。
それでもヘリオンに視線で促され、次の場所を言わなければならない。
悠人はヘリオンの顔を盗み見た。目をきょときょとと忙しなく動かし、
タオルを持った手を後ろで組んでもじもじとさせっぱなしだ。
その様子を見ては悠人もさらに落ち着きを無くし、鼓動を高鳴らせる。
駄目だとは思いつつ、自分に抱きついていたヘリオンの姿を再生させてしまう。
右半身に柔らかく押し付けられていた肌の感触を思い出し、息を呑んで声を発する。
「……お」
- 686 名前:『失望』の道行21 :04/04/11 01:09 ID:o2GTbyhJ
- 「お!?」
かすれた声をあげて、ヘリオンは自らの薄い胸に手を当てる。
ヘリオンはヘリオンで、悠人から言葉が発せられるたびに、あの時の自分の行為を
逐一思い出してしまい、気が気ではないのだ。悠人の肌を拭くたびに
それがそのまま自分の肌をもう一度見られて、更には触れられているような感覚に変わって
羞恥を煽られ、そしてまた、身体の火照りを感じる結果となってしまっていた。
その仕草に息を詰まらせた悠人は、咳払いを一つすると、慌てて付け足した。
「おなか、腹だよ、腹!」
だが、ヘリオンは悠人の顔を覗き込み、目を潤ませて言う。
「ユートさま、ちゃんと正直に言ってください。わたし、どこを見られちゃったのか分からないのは不安ですから」
「う……む、胸のあたりも、お願いします」
「上半身、ほとんど全部じゃないですかぁ」
ぽつりと呟き、ゆっくりと手を滑らせて鎖骨辺りからごしごしと拭いていく。
立ったままではやり辛くなってきたのか、悠人の肩に手をかけて立てひざをつく。
ヘリオンの手が胸板にかかり、上目使いで囁く。
「ここも、なんですよね?」
悠人はもう観念して黙って頷くしかなかった。胸を丁寧に拭うヘリオンを上から見下ろすと、耳まで赤くなっている。
だが、胸のうち、ある場所付近で手をぴたりと止め、今度は言葉をださずに目だけで確認を求めた。
潤んだ視線に射すくめられ、素直に認めるしか悠人にできることは無い。
互いに顔を見合わせ、悠人の頷きを確認したヘリオンは首元までを羞恥に染め上げると、
わざとかそうでないのか、殊更ゆっくりと悠人の胸の先端を擦った。
「こんな所を見られちゃったんですね……ユートさまに」
「うあ……」
「すごく、どきどきしてますよ?」
「ヘ、ヘリオンだって、真っ赤じゃないか」
「見られちゃったんだって思うと、わたしもどきどきするんです
おかしいですね、いまユートさまの身体を見てるのはわたしなのに」
今度は、照れ隠しか力強くがしがしと反対側の胸を擦る。
ひょっとして、と悠人は思う。上半身くらいは普通に拭いてもらっても良かったんじゃないかと今さらながら後悔した。
- 687 名前:『失望』の道行22 :04/04/11 01:11 ID:o2GTbyhJ
- 「さ、後はおなかですね?」
「ああ、って、ちょ、ちょっと待ってくれ!どこに座ってるんだよ!?」
「え、だって横からじゃ反対側が拭きにくいじゃないですか」
ヘリオンは悠人の脚の間の正面に陣取り、腹筋の辺りを拭き始めていた。
自然、ヘリオンの頭がちょうど悠人の股のところに来て、上から見下ろす角度では
ひどくいやらしい光景にみえる。一生懸命に下腹やへその周りを見ながらタオルを
擦りつける仕草は全く別の動作を悠人に連想させた。必死にヘリオンの顔の下にある
モノを反応させないように努めていた。が、先ほどからの胸への刺激やヘリオンの仕草に
耐えかね、最後にはヘリオンが細く息をついたときに呼気があたり、
ぴくりと彼女の目の前でズボンを持ち上げてしまった。
ばっと顔をあげるヘリオン。申し訳なさと情けなさで真っ赤になって小さくなる悠人。
そのまま、ヘリオンはゆっくりと顔に笑みを浮かべ、
「ユートさま?」
「なっ何?」
「お腹の周りで、拭いてもいいところ、まだありますか?」
と、全部言ってしまってくださいというオーラを上目使いに込めて、
問い掛ける。つまりは、後はどこを見ちゃったんですかと
聞いているわけで、もうここまできたら答えないわけにも行かなかった。
「……そ」
「はい?」
「おへそ、つい」
「そ、そんなところまで……」
ひょっとしたら、胸の時よりも恥ずかしがっているのでは無いかと思わせるくらいの
動揺を見せる。しかし、目を閉じて深く呼吸をすると、ヘリオンは悪戯っぽく笑みを浮かべた。
「ヘ、ヘリオン?」
「わたしも、ユートさまの事、あんまり良く知りませんでした」
「何をするつもり……」
「思ってたよりも、ずっとえっちだったユートさまにはお仕置きが必要みたいです」
細い指先にタオルを巻きつけ、ヘリオンは悠人のへそをぐりぐりとほじくった。
- 688 名前:『失望』の道行23 :04/04/11 01:13 ID:o2GTbyhJ
- 「う、くっ」
「え、痛かったですかぁ?」
「いやちょっと待ってそれわざと」
「知りませんっ。それよりも、ほかに見ちゃったところは無いんですか
『えっち』のユートさまっ」
「ない、ない、お腹から下は『再生』に誓って無い!」
スピリットたちに伝わる諺まで使って否定する。
「ほんとですかぁ?」
こりこりと勢いを弱めてへその中を攻められる。微妙なくすぐったさと痛みが混じり
うっすらとした快感が悠人の背筋をかけ上った。
「うぁっ、あ、あ、背中、上着をかけるときに、背中をっ」
「背中、ですね。わかりましたっ♪」
無防備な背中をあの状態のヘリオンに見せて、無事で済むはずが無いと
戦慄した悠人は、思い切り謝り倒して、ヘリオンの機嫌を取り戻す事に成功した。
寝台に腰掛けた悠人の後ろから、寝台の上に膝をついたヘリオンが再び丁寧に
また湯気を立てるように新しく絞られたタオルで、悠人の背中を擦っていく。
「ところで、ヘリオン。ヘリオンは俺の事、一体なんだと思ってたんだよ」
「え、それは、その」
「言いたくなかったら言わなくていいけど、どんな風に思われてたのか
ちょっと気になってさ」
ちゃぷ、ともう一度湯にタオルを浸して、絞る。
「そう、ですね。初めてお会いした時の事、覚えてますか?」
「ああ、確か、ナナルゥとセリア以外のみんながエスペリアから紹介された時だよな。
あの二人はもうちょっと後で入ってきたから」
そっと、悠人の背中の真ん中にタオルを乗せ、さらに両手を重ねて置き、
目を閉じて、そのときの情景の中にいるように声を紡いだ。
- 689 名前:『失望』の道行24 :04/04/11 01:15 ID:o2GTbyhJ
- 「ええ、それで、ですね。わたしたち、自己紹介したじゃないですか。
本当は位の低い人からするはずだったから、わたしが最初に
永遠神剣第九位『失望』のヘリオン・ブラックスピリットです、って言ったら」
思い出して、くすりと笑みを浮かべる。
「そしたら、ユートさまったら、
『長くて覚えにくいから、ヘリオンでいいよ。
他のみんなも適当に名前を教えてくれればそれでいい』
なんて言って。ネリーやオルファがはしゃいでしまって」
「よしてくれ、あの後エスペリアにこっぴどく絞られたんだから。
でも、それがどうかしたのか。やっぱり、常識知らずだと思ったとか?」
背中のタオルを通して、手のひらに悠人の鼓動が伝わってくる。
ヘリオン自らの鼓動はだんだんと高まり、頬に血が上っていく。
「いいえ。いままで、わたしに会った人間の方はみんな、ほんとにわたしの剣の名前
そのものの顔をしてきたんです。きっと、役に立たないから」
ぴくり、と動かしていなかったヘリオンの手に、振動が伝わる。
それこそが、ヘリオンが悠人を想う、理由。
「それが、いきなり神剣なんて関係なしに接してくださって、
本当に、お優しい方なんだと、その時に思いました」
ゆっくりと、背中を拭き始める。
「なんか、買いかぶりすぎだと思うけど」
「そんなこと、ないです。ケガしてたのに、わたしの心配をしてくださったり、
わたしと一緒に訓練しようって言ってくださったり、今日だけでたくさん、
ユートさまの優しさに触れました」
「そっか」
タオルを広げ、肩にかける。ヘリオンの心臓は、動作のゆっくりさと反比例して
暴れている。
「それに、すごく優しいけれど、それだけじゃないって知りました」
「う」
「ユートさま、あの、わたし、もっとユートさまのこと、知りたいです」
- 690 名前:『失望』の道行25 :04/04/11 01:17 ID:o2GTbyhJ
- 悠人から少し離れ、寝台に腰をおろす。
俯いた顔は既に真っ赤で、普段の自分からはとても想像できない
積極さに驚きながらも、目には決意の光がしっかりと宿していた。
悠人の、広かった背中を見つめ、反応を待つ。
「そうだな、俺も、知りたい」
ぎゅっと目を瞑りつつも、身体を硬くしないように気をつける。
しかし、続けられた悠人の言葉は。
「俺も、みんなの事をちゃんと知って、みんなにも
俺の事知ってもらえばもっと隊長らしくなれるかもな」
「え?み、みんな、ですか?」
ヘリオンが目を開けると、肩にかかったタオルで後ろ頭をふいている、悠人の姿が見えた。
「ヘリオンだって第一印象で俺の事そんな風に思ってても
今はちょっと違うんだろ?俺はみんなのことをまだ良く知らないし、
逆だってそうだ。そんなのでいきなり隊長なんてできるはずなかった。
こんな事で、みんなの上に立って守る事なんてできない」
言葉を失って、呆然と悠人の後姿を眺め続ける。振り返って、にっこりと笑うと、
「今日は、ヘリオンが頑張り屋で、傷の手当てをするのが上手くて、
それで、その、怒らせるとちょっと怖いかもっていうのが分かって、良かった」
それでも、その笑顔を向けられるのはとても嬉しくて。ヘリオンは困った顔で笑うと、
「わたしも、ユートさまの事、もう少しだけ分かりました」
とだけ、返した。
呆れるほど鈍いくせに、人の心をつかんで離さない。
さらには、デリカシーに欠けるのだ。
- 691 名前:『失望』の道行26 :04/04/11 01:19 ID:o2GTbyhJ
- 「それで、ユートさま、一人で立てるんですか?」
一旦ヘリオンが部屋を出て、脚を清め終わった悠人に呼ばれ、
寝台に腰掛けたままの悠人に尋ねた。目をしょぼしょぼとさせた悠人が言うには、
「いや、それが、頭は痛くないんだけど身体が上手く動かない」
「どういう、意味ですか」
「たぶん、二回も頭の中身をいじくられたから、すごく疲れてるんだと思う。
身体がさっぱりしたと思ったらここが、ヘリオンの部屋だって分かってるのに、
眠くて眠くて仕方ない」
「へ、部屋までお送りしましょうか、ユートさま」
しぱしぱと目をまたたかせて側頭部を押さえる悠人を見て、ヘリオンは慌てて駆け寄った。
「……」
がくりと前のめりに倒れ、ヘリオンに寄りかかった悠人にはもう意識が無かった。
規則正しい寝息を立てている事にヘリオンは安堵すると、そのまま自分の寝台に悠人をそっと寝かせた。
自分には、決して訪れることの無い、強大な永遠神剣からの干渉。
痛みを分かち合う事もできず、理解する事もし難い。
それに晒されながらも、逆らい、自分達を守ると宣言するこの人に、
自分は何ができるだろう。戦い以外の事も大切だと、彼は言う。
なら、わたしの、戦い以外の望みと、彼の理想は交わるのだろうか。
ヘリオンは上手くまとまらない考えを中断し、安らかに寝息をたてる悠人の顔を見る。
顔を赤らめ、包帯の上からもう一度、静かに傷の辺りに口付ける。
枕もとの椅子を引き寄せて腰をおろすと、寝台に上体を乗せ、ゆっくりと目を閉じた。
- 692 名前:『失望』の道行エピローグ :04/04/11 01:23 ID:o2GTbyhJ
- 翌朝、帰って来なかった契約者が、第二詰所の妖精たちにズタボロにされているであろう事を
ほくそ笑みながら、床にめり込んで沈黙している『求め』を、起きてこない悠人の様子を
見に来たエスペリアが発見し、絶句した。
ヘリオンの部屋では、皆を起こしに回っていたハリオンが
悠人とヘリオンの二人の姿を確認し、第二詰所のみならず、スピリット部隊全員に
脚色をはさんで触れまわった。
悠人たちが誤解を解き、真相を伝えるまで多大な期間を要すことになる。
よって、悠人とヘリオンが夜の秘密特訓で顔をあわせるのは、もう少し先のお話である。
- 693 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 01:35 ID:CIXKsDp/
- >>665氏、なにか後書きつけてくださいましな。
たぶん、みんなそれを合図にレスつけようと手ぐすね引いて待ち構えていますんで。
- 694 名前:『失望』の道行あとがき :04/04/11 01:44 ID:o2GTbyhJ
- >>666-692
以上です。ヘリオン単体でだらだらと続けて申し訳なく思います。
何度も見返したけれどもハリオンマジックが発動してませんように……
自分の中のヘリオン像にこのスレでの影響が混合されて
大変な事になってしまったと反省する次第。
全員をしっかりと活躍させる神には太刀打ちできないとヘコむ始末。
初SSによりお見苦しいと思いますが、長文にお付き合いくださって
まことにありがとうございました。
- 695 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 01:47 ID:mFO3d37m
- よし、じゃ、感想書かせてもらいますかね
あ〜、あれだ
テメエ! 夜遅く帰ってスレをチェックしてたら何てものをリアルタイムで投稿してくれやがりますか!
お陰で今晩は良い夢を見られそうです。
GJでした!
- 696 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 01:54 ID:CIXKsDp/
- >>694
では改めて……
G J ! & 大 作 乙 彼
これで初SSですか? 地の文とかかなり丹念に書き込まれていて、
手慣れた印象を受けましたけども。
悠人の裸を見ることで自分の見られたところにリダイレクトさせるとか、
失望に絡めた悠人との出会いのエピソードとかも実にいい仕事してます。
プレイ直後の「勢い」で書かれた作品は、やはり読み応えがありますよ、
ヘリオンたんへの熱い想いがひしひしと伝わってきました。
では、次回作もがんばってください〜
- 697 名前:694 :04/04/11 03:26 ID:o2GTbyhJ
- 早速の感想ありがとうございます。
>>693,696さん
タイプは遅いわ、言葉使いを気にするわで何も考えてなかった後書きが
遅くなってしまいました。
はい、初なんです。そう言っていただけるとありがたいです。
次回ですか!?……何も考えずに続くような引きで終わっちゃったから……
ヘリオンのネタさえ無いのに……
>>695さん
リアルタイムで投下されると私も嬉しかったですね。
楽しんでいただけて幸いです。
- 698 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 09:19 ID:SSPzRViE
- >>694氏超乙です!
雑魚スピの中ではヘリオンが一番好きなので楽しく読ませてもらいました。
ヘリオンはLV99まで育てるとかなり強くなる(潜在能力が高い)ので
悠人との秘密特訓を経て活躍するようなお話が続くと嬉しいかも〜。
それにヘリオンって全部の技を覚える機会があるから育てていて楽しい。
一度見た技は忘れないとか目が凄くいいとかそういう隠れた特技があるのかもね?
- 699 名前:561 :04/04/11 09:59 ID:/k420/6y
- >>665
リアルタイムで読ませていただいたのですが、
読み終えて力尽きたらしく感想遅れました。G.J.です!いいもの読ませていただきました。
初SSって・・・ホントですか?自分のと比較すると凹むなぁ・・・
ただ一言。
またアセリアプレイ中戦闘シーンがスキップ出来なくなったじゃないですか〜(ヘ調)
- 700 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 13:27 ID:Hf+1fJ9A
- >>694氏
乙です。
風呂場がらみということでイビルに対する愛あるカウンターになっていい感じです。
初SSとのことですが、充分な筆力をお持ちのようですので、
何かネタを見つけたらまた書いてみて頂けると嬉しいです。
無理に全員動かそうとするより中心数人をしっかり動かす方が最終的にはいいような気もします。
と、多人数を動かしきれなかった者としては言ってみる(w
ハリオンマジックはハリオン菌感染者にのみ発動すると思われますので心配しなくても大丈夫(w
ちなみに、タイプミスは軽症で、重症者には話の筋自体に影響が出ます。(重症者談)
ついに700到達か…これなら次スレ行けるかな?(気が早い)
- 701 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 14:01 ID:MWneWyJi
- >>694
良い。非常に良い。
文の書き方なども上手だと思いましたが、
何よりゲーム中での出来事や設定をきちんと調べて
SSに反映させてるのに好感が持てました。
あと、『求め』萌え。
- 702 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/11 15:29 ID:nBp4QZY3
- >>694さん
大作GJです。
コレが初SSですか・・・スゴイっす。
ぜひ次の作品もお願いします。
- 703 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 00:40 ID:3FtucVrd
- 雑魚スピもいいけど、第一詰め所の連中の話もしたいんだけどなあ・・・・
次スレからはそっちもOKってことにできないもんでしょうかね?
- 704 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 01:22 ID:mYLeqj3l
- オレもジツハそんな事思ってた。だから妹SSうわやめろなに$jgjごえげ;;r@
冗談はおいといて(妹ね)、あの結婚相手を選ぶとき雑魚スピも選べれば……実質
エスペリアについてしか悠人には実感無いようだけど。
- 705 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 03:00 ID:TQEMul2Z
- …一応スレの立った経緯も考慮したいな。
なので「第一のスピたちを書いてもかまわないが、雑魚スピをちゃんと生かすこと」
くらいかなぁ。
住職&オルファ&ネリーとか、アセリア&ナナルゥとか、面白そうなネタはあるし。
- 706 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 10:01 ID:YxNCdqFU
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 707 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 19:59 ID:5cmEEjzw
- >>703
ここの普段のマターリ進行から言って、次スレはいつになるかわからない罠(w
発売からけっこうな期間が過ぎていたあの時に、
無難なメーカー(ブランド)や作品単位ではなく、
敢えて雑魚スピ単独で立てた>>1の心意気の漢っぷりに打たれて居つき、
運命の悪戯でSSもどきを書くに至った一雑魚スピ専門としては
「雑魚スピスレ」に思い入れはある。
ただ、本スレの状況を鑑みるに、日記に押されてるアセリア組の受け皿が必要かなとは思う。
葱に「アセリア・ネタ雑談総合」とか立てると重複扱いが待ってそうだから、
ここに受け入れしかないんだろうな…とも思う。
と、ちょっとずれた反応をしてみる。スマソ
- 708 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 21:22 ID:V/1Q6TYV
- スレが突然消えたから、思わず「ハリオンの仕業かーっ!?」と意味不明なことを口走ってしまった
- 709 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 21:30 ID:6VSWNu92
- 急で漏れも驚いたが、移転後初カキコを見てそれ以上に激しくワロタよ。ナイス>708
- 710 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/12 22:24 ID:LvLTRLkc
- 誰も上げてないのにスレ位置も大分上に来たな
時深お ねえさんが俺達の知らぬ間に何かしたに違いない
- 711 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/13 00:14 ID:LyyfOK/8
- なんだかセリアが使いにくいと評判なので、セリアに親しみがもてるようなネタでもやろうかと思っていたンだが…。
もう葱のエロゲSSスレの方で随分と補完されていたんだね…
あのスレは見ていなかったので気付かなかったよ。
漏れもこのスレのおかげで寧ろ雑魚スピの方に愛着を感じ始めるほどにまでなったが、
そろそろ第一部隊を語ってもいい のでは?と思う。あとイオや小鳥とかも入れてもいいよね?
どうでもいいが、メーカースレのほうを見ていたら、ントゥシトラに新たな可能性を見出した気がした。
- 712 名前:>>1 :04/04/13 01:11 ID:AgHtcj2q
- しかし20レスクラスのSSがあと2本うpされると、あっという間に容量オーバーなのよね。
次スレのテンプレとか、今出てる「第一詰め所」との統合案(アセリア総合化)とか、
そろそろ詰めておいた方がよさげではありますが如何?>スレ住人諸氏
- 713 名前:652 :04/04/13 01:23 ID:gbdaxmAV
- アク禁解けたかな。
葱のSSスレみてレベル高いなぁと思いつつ、そろそろ次スレの話ですか。
2chのことがいまいちわかってなかったので450KBで次スレ移行という決まり始めて知りました。
次スレそのものについては賛成です。
統合案などについては一応賛成です。
それでもやはり雑魚スピ>顔(メイン)キャラにはしたい、というのが漏れの1意見です。
基本的に流れに任せます。
総合のSSスレでは「のらすぴっ」見たいな物はは書けないでしょうし(人によっては某他社ゲーと間違えそうだし、それ以前にやってないとわからん)
最後に>>580氏、感想レスのときに敬称付け忘れてました。申し訳ない。
- 714 名前:>>1 :04/04/13 01:36 ID:AgHtcj2q
- >>713
補足しときますと、450KBで移行ってのは、スレの性質上「完走(=1000レス到達)」
が難しく、「容量オーバー(=1スレは512KBまで)」でdatに沈むのがもっぱらの
SS投稿スレ独自のルールです。SSは容量食いますからね。
もう少し細かく言うと、書き込める容量は512KBまでですが、実質的には500KBを
オーバーしてしまうと書き込みが出来なくなってしまうので、450KBをスレ移行の
目安としているのでしょう。ただ、1000レス到達なら圧縮がかかると即座にdat落ち
するのですが、実質的に容量オーバーを迎えていないSS投稿スレの#6は、次スレに
移行してから4ヶ月経っても未だに健在という異常事態になってますので、
このスレではそれを参考にもう少し後ろに移行の目安をずらした方がいいかもしれません。
個人的には480KBくらいでいいんじゃないかと思ってます。
- 715 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/13 01:52 ID:b69ASATx
- 481KBに達すると、1週間放置で自動的に落ちますので
475KBあたりが無難かもしれませんね。
そこで移行した後、最後に誰かが埋め立てSS書いて〆、という感じで。
- 716 名前:707 :04/04/13 03:20 ID:j2msmYlN
- おぉ、>>1始祖神、召喚してしまうことになったみたいで申し訳ないです。
が、単純な次スレならともかく、方向問題は微妙なので、
この際、進行役というか議長というかお願いできると無難でありがたいな、と。
すっかり容量制限の方忘れてレス数しか見てなかった orz
そうなるとそれほど余裕もないわけですね。
私の気持ちとしては>>707の通り+
・兼業が居る事も理解している。
・元々ザウス御大から与えられている情報量の差から発想のきっかけの時点から
第二は第一に比べて明らかに不利(SS・雑談共)。
というわけで、範囲拡大に伴い「雑魚スピはしょせんどこまで行っても雑魚だった」
になる懸念が拭えず忍びない。(SSはともかく雑談に保護政策は打てないでしょう)
なので、スタンスは「消極的黙認乃至容認」。投票なら、票の行方を見守ってから、
・票が割れてて微妙なら仕方なく賛成に投じ、
・圧倒的賛成多数なら「雑魚スピスレがあった」「懸念がなかったわけではない」と
歴史に刻むために敢えて反対に投じる、
というところ。
無論、スレの方針が決まればそれに沿うつもりでいます。
- 717 名前:716 :04/04/13 07:22 ID:j2msmYlN
- × 黙認乃至容認
○ 容認乃至賛成
- 718 名前:>>1 :04/04/13 14:18 ID:AgHtcj2q
- >>715
補足どうもです。そういうことなら、475KBを移行のトリガにした方がよさそうですね。
さて、これまでの流れを一応統括してみると、「第一詰め所」との統合は「理解は
できるが、情において忍びがたい」という意見が大半のようです。かくいう私が
このスレを「雑魚スピ」単独で立ててしまったのも同根なワケですがw
明確な反対意見がないようでしたら、このまま次スレは「アセリア総合」として
立ててしまいましょう。
懸案になっている「雑魚スピ」ネタの重み付けについてですが、元来水物である
ネタや話題をローカルルール等で縛りをかけても実効性に乏しいと思いますし、
雑魚スピネタで盛り上がりたいのなら、むしろ「実力」で場を席巻してしまえば
いいだけのことではないでしょうか?
なに、即死すら危ぶまれたこのスレを容量オーバーさせようってここの面々なら、
そう難しい話ではないと思います。
以上の見解をもちまして、次スレの総合化を提案しますが、いかがでしょうか?
- 719 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/13 22:35 ID:CJxuny57
- >>718
普段ROMの一人の意見としてなら、その案で構いませんよ。
- 720 名前:>>1 :04/04/14 01:36 ID:/0uKJNcX
- 反対意見が出ないようで、大筋合意と見ていいんでしょうかね。
たまたま見に来てない人もいるかも知れませんし、相談モード状態で通常の雑談が
しにくいかと思われますので、取り急ぎですけど、この件についてはいったん保留とします。
容量が460KBを越えたあたりでもう一度意思確認しようかと思いますので、それまでは
雑魚スピ分の補充に精を出しましょう。
では、ネタ振りなど。
雑魚スピ各人の趣味って、なんだと思います?
ヒミカはなんとなくですけど、読書のような雰囲気があるようなないような。
しかもメルヘン系のポエムで、自分で書いてみたりもするとか……
- 721 名前:ご趣味は? :04/04/14 16:11 ID:ZEmibLBP
- >720
ヒ「は、趣味ですか?そうですね、趣味…というほどではないですが、あえて言うなら読書ですね」
ネ「すごーい!ネリーは字が読めないのに…ね、ね、それで、どんな本を読んでるの?」
ヒ「う、そ、それは…ふ、古い伝承とか、生きていく上での教訓などを分かりやすくまとめたものよ」
ネ「おぉ〜。ヒミカお姉ちゃん、かっこいい」
ハ「でも、それってつまり〜、絵本とか〜童話ですよね〜」
シ「ヒミカお姉ちゃん、かわいい…」
ヒ「い、いいじゃないっ!私はもういいからっ、他の人はどうなの!?」
ネ「ネリーはねー、遊ぶことー!最近は木登りかな?」
ニ「…こども」
ネ「なんだと〜!」
シ「だと〜」
フ「こらニム!別にいいじゃない。それで、シアーはお絵かきだったわね?」
シ「えへへ〜」
ヒ「へぇ、よく知ってるわね?」
フ「はい。前に似顔絵を描いてもらったんです。とってもよく描けてましたよ」
ヘ「そうなんですか。今度わたしも描いてもらおうかなぁ」
ヒ「で、そういうヘリオンは?」
ヘ「わたしは…」
ネ「ヘリオンの趣味はユートさまだよね〜?」
シ「よね〜♪」
ヒ「あぁ…なるほど」
- 722 名前:ご趣味は? :04/04/14 16:15 ID:ZEmibLBP
- ヘ「ちょ、ちょっと待ってください!ヒミカさんも納得しないでくださいよぉ」
ヒ「じゃぁ他に何かあるの?」
ヘ「その…最近ではアセリアさんに教えてもらって、彫刻をやっているんです」
ヒ「あぁ、確かに細かい作業とか得意そうよね」
フ「彫刻って…あなた、この前持っていたユート様人形。もしかしてあれが…」
ヘ「わーわー!ファーレーンさん秘密ですって!」
フ「あ、ごめんなさい」
ヒ「…結局ユート様じゃないの」
ヘ「もう、そうですよ!でも、わ、悪いことしているわけじゃないんだから、別にいいじゃないですかぁ!」
ヒ「それは、そうだけど」
ハ「うふふ〜。そんなこと言ってぇ〜、本当は毎晩その人形でいけないことしていたりして〜」
ヘ「毎晩なんて、わたしそんなにしてません!」
ヒ(たまにはしてるんだ…)
終われ
脊椎反射で書いたらこんなことに…
どんどんヘリオンがいけない娘になっていくような気が
- 723 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 16:42 ID:+DB2hV6w
- いーけなーいむすめだとうわさされてもい〜い〜〜
- 724 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 17:27 ID:i2kfprXE
- 例が浮かんでこないが、
なんとなくファーレーンはよく言えば渋い、悪く言えば枯れた趣味の気がする
- 725 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 17:35 ID:/0b5n2ev
- >>720
(・∀・).。o0(何かが浮かんでる)………うぅ、ヒミカさん…あんたええ人や…(ノД`)
お話の種をもらった気がするので後で水かけて育ててみよっと。
そしていつか立派な『大樹』に…あれ?(w
それはそれとして。
ハリオンタンの趣味の例その1:他人観賞
ハリオン 「うふふ〜。ニコニコ」
悠人 「………」
ハリオン 「ニコニコはふ〜ん」
悠人 「えーと、何?」
ハリオン 「い〜え〜、なんでもありませんよ〜。ニコニコ」
悠人 「………」(赤くなって、でもそれ以上聞くこともできず)
ハリオン 「ニコニコ」
最近はユート観賞がお気に入りのご様子で…
ハリオンタンの趣味の例その2:何かとの交信
悠人 「あれ? そんなところで何してるんだ、ハリオン?」@詰所裏庭
ハリオン 「あら〜、ユート様〜。ドリアちゃんとお話ししてるんですよ〜」
悠人 「ドリアって誰? っていうか、どこにいるの?」
ハリオン 「この樹の精霊さんですよ〜、声が聞こえませんかぁ〜?」
悠人 「いや、聞こえないけど…」
ハリオン 「そうですか〜? 残念ですね〜。ユート様、人生半分は損してますよぉ〜」
悠人 「そ、そうかぁ?」
ハリオン 「そうですよ〜……って、ドリアちゃん〜そんなこという子はめっめっですぅ〜」
悠人 (…まいっか、ほっとこ)
こうしてハリオン菌に感染した樹々の精霊たちがエレメンタルブラストに和み効果を与えているという事実を知るものはいない。ハリオン本人も含めて…
何だか電波っぽくなってしまった「その2」は嫌いな人はスルーの方向でよろ。
- 726 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 17:55 ID:qU440CT9
- 安直にいくとハリオンの場合は
菓子作りとかになりますかね?
……いや、作ってる最中のつまみ食いが趣味だから
他のみんなの分が無くなり
内緒のお茶会をせざるをえなくなるのか……
- 727 名前:726 :04/04/14 17:58 ID:qU440CT9
- >>725
リロードせずに書き込んだら絡んでるようなレスに……スミマセン
- 728 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 18:02 ID:/0uKJNcX
- >>726
面目ない、ハリオンの趣味が「子作り」に見えたふしだらな僕を許してくれ…orz
- 729 名前:725 :04/04/14 18:43 ID:s9RzAyud
- >>727
問題ないっス。どちらかと言うと無難な線をすっ飛ばしていきなりネタに走ってる俺の方が問題…orz
- 730 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 21:07 ID:BvIrxrYz
- >721-722
あんた神。
萌えた。
- 731 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 21:33 ID:kVnpzojg
- >>724
盆栽…
水墨画…
…
釣り(ルアーとかフライではなくヘラブナのイメージで)…
…なんか、側でニムがザリガニ釣ってそうで微笑ましい(w
- 732 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/14 22:36 ID:7tcuT9lX
- >>724
ファーレーンはなんとなくエスペリアの茶飲み友達な気がする。
ハーブの好みとかで話盛り上がったり。
・・・って書いてるうちになぜか和服姿のファーレーン想像してハァハァしてしまった
- 733 名前:初SSっす :04/04/15 00:50 ID:StInmrXf
- ヘリオンの趣味は「空を飛ぶこと」
実はヘリオンは戦闘時でなくとも、平常心のままで自在にハイロゥを展開して
空を飛ぶことができるという特技を持っています。
高い木の上に飛び上がって景色を眺めたり…。
渡り鳥の編隊に加わってみたり…。
ある日、ヘリオンはがけの上で鳥の巣を見つけます。
巣の中には小さな5匹の雛。
ヘリオンはすっかりその可愛らしさに魅せられてしまいました。
そのふわふわな体をそっとなでてみたり、餌をあげてみたり、
つんつんつつきながら話しかけてみたり。
そう、それがファンタズマゴリアでもっとも凶暴な鳥―――
成鳥は翼長数メートルに達し、鳥でありながら群れをなして獲物を襲い、
人間や、時には熊などの大型の獣ですら狩ってしまうといわれ、
人々から、バルガー・ロアよりの使いと恐れられる
―――クック・ルー(仮)の巣だとも知らずに…。
- 734 名前:初SSっす :04/04/15 00:51 ID:StInmrXf
- 「ぴぎゃあああぁぁぁぁぁん!!」
そしてお約束通りクック・ルー(仮)の群れに襲われるヘリオン。
いや、痩せても枯れてもヘリオンはスピリット。
神剣の力を使えば、野生動物ごときに遅れはとらないのですが…。
「たぁすけてぇぇぇぇユート様ぁぁぁぁぁー!!」
パニくってます。
そして、見事撃墜。
落ちた先は…。
―――同時刻、ラキオス城スピリット隊第一詰所。
悠人「うう…筋肉痛で全身がボキボキいってるよ。」
ウルカ「はは…しかしユート殿は実に飲み込みが早い。手前など
後一月もせぬうちに追い抜かれるやもしれませぬ。」
悠人「いやあ、まだまださ…」
求め「契約者よ」
悠人「ん?何だ、馬鹿剣。」
求め「間に合わぬ。衝撃に備えよ」
悠人「へ?何が…」
- 735 名前:初SSっす :04/04/15 00:52 ID:StInmrXf
- どがぁ!!!べきばきばきばきどがぐしゃっっっ!!
悠人「なっ…ぶげっdもfbこdfこあsこぶげぼぁ!!」
ウルカ「ユ、ユート殿? 敵襲か、おのれっって? ヘリオン?!」
そこには、屋根にあいた大穴、ぐるぐる目で気絶しているヘリオンと、後頭部から
有り得ない量の出血をしている悠人。
ウルカ「ユ、ユート殿? いかん、すぐに手当を。エスペリア殿はおられるかー!?
誰かエスペリア殿をすぐにこちらへ!」
後日。
ヘリオンは罰として、一ヶ月間の第二詰め所のトイレ掃除と皿洗い、そして飛行禁止が
言い渡されたそうな。
ヘリオン「あーん、何でこうなるのぉ(泣)。」
- 736 名前:初SSっす :04/04/15 00:54 ID:StInmrXf
- 以上っす。
うーん、オチが弱い…。
乱文雑文平にご容赦を。
- 737 名前:>530-541のエロ大王(w[ :04/04/15 01:44 ID:e8Cv1KRP
- >733-736
GJです。最後のヘリオンの嘆きに萌え〜〜
- 738 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 01:56 ID:3+FnT3SR
- とりあえず、ユートの部屋が使えない間、どこに寝るかが問題だ。
「はーいはーいはーいネリーにお任せっ!シアーと挟んで寝るぅー」
「るぅー」
「あ、あのやっぱり私の部屋……だめですよね」
「私の部屋枕二つ置いてありますからぁ、いつでもOKですよぅ」
「仕方ないわね。私の部屋でもかまわないわ」
「うー、お姉ちゃんの部屋に私が寝るから、そこにユートが寝れば」
「あらあら、ニムはユート様に譲るのね。なら私の部屋でも」
「パパとオルファがねるんだよ」
「ん、かまわない」
「……ユート様、蹴り落とすかも……」
「この身、ユート殿に拾われたものなれば、覚悟などとうの昔に」
えっユートの部屋じゃない?
- 739 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 12:47 ID:HZMhq30Y
- __
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
- 740 名前:ご趣味は? :04/04/15 19:06 ID:syYq+qrk
- ネ「ねーねー、そのいけないことってなに〜?」
シ「だ、駄目だよネリー…」
ネ「えー?なんでー?」
ニ「これだからこどもは…」
ネ「むかっ!じゃぁニムは知ってるの?」
ニ「ぅ、も、もちろん知ってるもんっ!」
フ「ニムったら、いつの間にそんなことまで…」
ヒ「こらこら…ヘリオンの事はもういいでしょ。それで、ファーレーンは何かないの?」
フ「私は、ぉ………温泉巡りを」
ヒ「おんせんめぐり」
フ「ぁの、やっぱり…」
ヘ「いえ、別に」
ネ「なんでもないけど」
シ「やっぱりちょっと…」
ナ「ババくさい」
フ「ぅぐっ、やっぱりそうですか…そうですよね?自分でもそう思っていましたよ…ええ、ほんとですよ?」
ヒ「あぁもうあなたたちは、なに落ち込ませてるの!ファーレーンも気にすることないわよ」
ヘ「そ、そうですよ!最近では若い人の間でも温泉が人気らしいですし!」
ネ「お肌もツルツルになるし、疲れも取れるし!」
シ「れるし〜」
ヒ「だからそう」
『温泉サイコー』
フ「ぐすっ、本当に?」
ヒ「本当よ。ほら、ニムも何か言って」
ニ「でも、お姉ちゃん温泉入ると長くて…ニムもなかなか出してもらえないし。この間はのぼせるまで…」
フ「ぅ、ごめんね…」
ハ「あらあら〜。のぼせたニムちゃんも〜見てみたかったですね〜」
ヒ「そうそう、ハリオンは?何か特別にやっていることとか?」
フ「ぐすっ、あからさまに話を逸らされた…」
ハ「えっと〜わたしの趣味は〜お菓子作りですよ〜。食べる方も好きですけど〜
誰ですか〜子作りに見えたなんていう人は〜?」
- 741 名前:ご趣味は? :04/04/15 19:08 ID:syYq+qrk
- ヒ「いや、誰もそんなこと言ってないでしょう」
ハ「でも〜ユートさまとなら〜子作りを趣味にしてもいいかもですね〜」
ヘ(真っ赤)
シ(真っ赤)
ネ「?」
ヒ「あなた…こどものいる前で、そんな過激な発言は止めなさい」
ネ「ねー、今のはどこが過激な…」
ヒ「はいはい。次はニム…と思ったけど、ニムはいいわ」
ニ「なんでよ?」
『聞くまでもないから』
ニ「むかっ、じゃぁ言ってみよ!」
『昼寝』
ニ「ぐ…む、むかつく」
フ「ふふっ、まぁまぁ」
ヒ「でさ、さっきから一ッ言も口を利いていないセリアは、何もないわけ?」
セ「趣味、ですか?くだらない。そんなものに時間を割いている暇があれば、
訓練をしていた方がはるかに有意義です」
ヒ「相変わらずねぇ…」
ヘ「で、でも!何かみんなには言えないような隠れた趣味があるとかっ!」
セ「あなたと同類にしないで」
ヘ「うい〜」
ナ「…………………でも実は変身ヒーロー物が大好き」
ネ「えっ!そうなの!?」
シ「なのっ!?」
セ「ちょっと、ナナルゥ?」
ナ「…………休日はいつもラキオス市民公園でヒーローショー観戦」
ヘ「あのセリアさんがっ!?」
ナ「……………なんと部屋には変身グッズも」
フ「それは驚愕の事実ですね」
セ「いや、だから私は…」
- 742 名前:ご趣味は? :04/04/15 19:13 ID:syYq+qrk
- セ「……………しかもなぜかライダーマン」
『あははははははは!』
フ「あの"氷の女"がっ!?」
ヒ「あの最も微妙といわれるライダーマンのっ!?」
ネ「変身セットをっ!?」
シ「ットを〜?」
ヘ「ひょっとして、カセットアームも完備してたりして!?」
『あはははははは!』
セ「だから、さっきから言ってますけど、私は何も…」
セ?「ライダーマンを馬鹿にするな# ゚Д゚)ゴルァ!!」
『!?』
ヘ「セ、セリアさん?」
セ「いや、私ではありませんよ!ナナルゥ!あなた人の声色を使ってどういうつもり!?」
ナ「………?」
セ「ちょっと、そのいかにも"何のことですか"とでも言いたげな顔は…」
ヒ「セリア、もういいよ。私たちが悪かった」
フ「すいません。まさかそんなにライダーマンを愛していたなんて…」
セ「だからっ!」
ヘ「そうですよね。最近のビジュアル路線に対するアンチテーゼとして、とてもすばらしいキャラですよね!」
セ「# ゚Д゚)違うって言ってるだろうがこのボケェ!!」
ヘ「うひゃぁ!?」
セリアは『熱病』の干渉を抑えるため常に一歩引いた態度を取っていたのだが、いつのまにかそれが地になってしまった。
だけど、自我を失わない程度にマインドが下がった状態でちょっかいをかけられると、神剣の干渉によりブチ切れる!
とか思ってネタにしたんだけど…ナナルゥが随分黒くなったなぁ。
- 743 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 19:31 ID:Ve51pjg1
- 乙。
ライダーマン…(´Д⊂)
- 744 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 19:51 ID:cGAuJqcN
- これからSSが終わった際には
終わった目印として時深おばさんがタイムシフトをするというのはどうだろうか?
- 745 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 20:28 ID:1hZ9+ov/
- >>744
時深おばさんはTPOもわきまえずいつでもタイムシフトするので基準になりません。
- 746 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 20:34 ID:AezoAIvn
- "
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「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>744 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
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- 747 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/15 22:37 ID:gpkz//BG
- >>740-742
乙であります。
セリアとナナルゥがセットなら扱いやすいかもという新境地が開けましたね。
- 748 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 00:13 ID:YahAnaYa
- 乙でした。温泉巡り……湯上りファーレーン萌え。
後はナナルゥか。
……イメージではネコとかの小動物を見かけると
興味無さそうながらも眺め続けたり、後についていったりという
映像が浮かんで来たり。
- 749 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 01:31 ID:LUzT/1yy
- ナナルゥのイメージはストレイト・ジャケットのカペルテータだったりする。
- 750 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 01:32 ID:oXz8Mg4h
- いっそのことナナルゥの隠された趣味が子作りとか
- 751 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 02:12 ID:cCEH7Yj9
- スピリットはHできても再生壊すまで生殖能力はないから悠人は出れないな、それだと。
- 752 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 13:19 ID:UG+QLbEt
- そこで雑魚スピエターナル化ルートをセットで妄想ですよ
- 753 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 14:03 ID:UG+QLbEt
- >>749
言い得て妙だな。しかしあのキングオブヘタレに
10歳近く年下の少女と一つの毛布で暖めあう
(しかも「ちょっと冷えるな」程度で別に命に関わる状況ではない)と同レベルの思い切りは期待できない
- 754 名前:ハリオンルート :04/04/16 16:07 ID:6mKKVzR8
- いつもにこにこ、笑顔を絶やさぬマイペースなハリオン。
しかし彼女の笑顔以外の顔を誰も見たことがありません…。
悠人は彼女の笑顔に惹かれると供に、彼女が他の感情を浮かべないことに違和感を抱いていた・・・。
「ハリオンは…昔はもっといろいろな表情をしていました。でも今笑ってばかり。
あの子……笑うことしか出来ないんです」
ヒミカによって悠人に語られるハリオンの悲しい事件!
「あの子は・・・妖精趣味の貴族連中にっ・・・・・・!」
心の傷によって黒くなってしまったハイロゥ。
ハリオンは笑っていることでかろうじて自我を保ちつつけているのだという。
「私ではあの子を救ってあげられない・・・・・・!」
「ユートさま、お願いします!あの子を・・・ハリオンを助けてあげてください・・・・・・!」
- 755 名前:ハリオンルート2 :04/04/16 16:09 ID:6mKKVzR8
- ハリオンを助けるべく奔走する悠人!
「ハリオン、エスペリアが作ったカップケーキだけど・・・食べる?」
「あらあらぁ〜どうもありがとうございますぅ〜。お茶を入れてきますねぇ〜」
(うぅぅ、これじゃ何か違う・・・!)
「なぁ、ハリオンってさ・・・・・・怒ったりすることってないのか?」
「もちろんありますよ〜。悪い人にはめっめっですよぅ〜。」
「いや、そういうことじゃなくってさ…」
マイペースなハリオンには柳に風。
「俺だって人間だ……俺じゃあ、ハリオンを救うことなんて出来ないんじゃないのか」
方法が分からず苦悩する悠人!
「ユートさまが私のためにしてくれたことぉ〜、とっても嬉しかったんですよぉ〜・・・」
言葉とともに向けられる笑顔。目尻に浮かぶ涙は宝石のように輝いていた…。
「ユートさま〜…、私を愛してくださいますか〜……?」
そして心身ともに結ばれる二人!
「俺と一緒に行くってことは…永遠に戦い続けるってことなんだぞ?本当に良いのか?」
「永遠ですか〜。のんびりさんなわたしにはちょうど良いくらいかもしれませんねぇ〜。」
二人はエターナルとなり、永遠の時間を供に歩いていこうと誓う・・・・・・!!
- 756 名前:ハリオンルート3 :04/04/16 16:14 ID:6mKKVzR8
- もう雑魚なんていわせない!
エロ満載のハリオンルート!
妖精趣味の貴族達による陵辱シーン、悠人とのらぶえっちシーンの両方完備!
「ユ〜トさまぁ〜、子供はいっっぱい欲しいですねぇ〜〜♪」
(俺、腹上死するかも・・・・・・)
ハリオンの責めに、悠人は耐え切ることが出来るのか!?
嘘予告でした。
- 757 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 16:16 ID:6mKKVzR8
- どうも、初投稿の者です。
755をsage忘れてました・・・
すいません吊ってきます
- 758 名前:ご趣味は? :04/04/16 20:46 ID:dV6ebyGA
- >妖精趣味の貴族達による陵辱シーン
ヽ(`Д´)ノ リョジョーク、イクナイ!!
ところで、EDの"その後”を補完してみませんか?
ハリオン・ラスフォルト
エスペリアがレスティーナの補佐官となった後、代わって詰め所の管理を一任される。
スピリットの生活が多様化したことにより、管理人の負担は増すばかりだが、
疲れたそぶりすら見せず皆を送り出す姿はまさに母親そのもの。
平時においても彼女の支援は終わらない。
,ィ^i^!1-、
,(レ´  ̄ ヽ)
i`_lイノノハ))
jixi」 ´ヮ`ノリ <あらあら〜。お茶でも飲んで〜、一休みしましょうね〜。
⊂)ll Ψ )つ
ん/t___|l
`tナナ'
- 759 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 20:48 ID:dV6ebyGA
- 名前が前のままだった…_| ̄|○
- 760 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 22:01 ID:0h/8JaZ5
- ヘリオン・ラスフォルト
自分には向いていないと思った軍属から退役し、城下で一軒の花屋を開業してしまう。
詰所のガーデニングで鍛えた腕を存分に発揮して、なかなかに好評のようだ。
だが、ひとたび街で事件が起こると率先して事態の収拾にあたり、
兵が駆けつけたときには、既に感謝されて照れるヘリオンの姿があるという。
「そ、そんなっ、わたしなんて、ただのお花屋さんですからっ」
AA無くてスマン…orz
- 761 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 22:27 ID:oXz8Mg4h
- ナナルゥ・ラスフォルト
『消沈』との同調が失われ、レッドスピリット本来の激しい気性を取り戻した
彼女は軍籍を脱し、なんと政界へと転出した。もはや生まれることのない
滅び行く種族であるスピリットたちの主権を人間に委ねることなく、自立していく
べきだと高らかに宣言する彼女に、かつての無気力さはどこにもない。
今日も議会の一角で、「豪腕」と恐れられるナナルゥが政府の委員を鋭い舌鋒で
追いつめる姿が傍聴席の喝采を浴びているだろう。
「建国理念の遵守は口先だけですか? 明確な態度で示すべきです!」
同じくAA無し……orz
- 762 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/16 23:25 ID:J5DmQLYD
- ザコスピでシナリオ作ったらそれだけで2〜3本ゲーム出来そうだな…
ここはいっちょ象牙の1000円のヤツに習って!!
- 763 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 00:19 ID:ikwlpI8D
- とりあえず雑魚スピ育成ゲーが欲しいと思ってるのは俺だけでつか?
- 764 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 00:23 ID:sswvMQWW
- ヘリオン・ラスフォルト
あの激しい戦いの後、姿を消した悠人をストークした先は時の迷宮だった。
勢い余ってエターナルになった彼女は執拗に悠人につき従い、
Lvの上昇と共にその本領を発揮し始める。
そして遂に妻の座を射止めた彼女を待ち受ける運命とは・・・
「ヘリオンタンの新妻ダイアリー」 請う御期待!
同じくAA無しorz
- 765 名前:髪結いの亭主 1 :04/04/17 00:24 ID:W3pChYTj
- 趣味というか、床屋さんなんてどうでしょう。床屋に行って散髪されながら考えたモノです。
--------------------------------------------------------------------------------
「ユート様、なんだか髪がずいぶん伸びてきたようです」
朝の食卓。俺の顔を見ながらのエスペリアの一言。
確かに気になってはいた。
「ああ、そうだなぁ。自分で適当に切ってたんだけど、面倒でさ。えっと街に行けば
そう言う店があるのか?」
眼が隠れるくらいな方が、ウケは良いのかもしれない。いやなんとなく。
「はい、有るにはありますが……」
エスペリアは歯切れが悪い。
エスペリアがこういう受け答えの時は大概同じ理由になる。
「ああ、そうか。あまり歓迎されないと」
「申し訳ありません」
やはりそういうことか。しかたないんだけど……市場の連中とは結構うち解けてきてはいるけ
ど、その他の路地にはあまり行かないからな。なかなかむずかしい。
「いや、エスペリアが謝る事じゃないさ」
そう言って、さりげなくリクェムを退けていく。
「それでは……ナナルゥに頼んでみてはいかがでしょう。私たちは自分で切ることも多いですが、
あの娘は上手なので頼まれることも多いのです」
「ふーん、ナナルゥか。そうだなたまにはあっちに顔出すか。ネリーがうるさいけどな」
「ふふっ。たまには皆の機嫌をお取りくださいませ」
悪戯っぽく笑う。こういう時のエスペリアは普段のきっちりした部分が消えて、年相応のかわ
いらしさを出すように思う。
しかし、意外な名前が出てきた。ナナルゥとは。ちょっとやりにくいかなと思いながら、俺は
第二詰め所の方へと足を向けた。
しっかりとリクェムは食べさせられたが。
- 766 名前:髪結いの亭主 2 :04/04/17 00:33 ID:W3pChYTj
「なんか意外だな、ナナルゥにこんな特技があったなんて」
「はい。皆の髪を切るのは私が担ってきていました。評判は良いようです」
相変わらず淡々とした事務的な口調。今では慣れてしまったが、元々のナナルゥの性格という
のはどういう物だったのだろう。
第二詰め所の中庭。俺はこの場に置かれた椅子に座らされ。首の回りに白いシーツを巻かれた
状態でいる。すっかり春めいた季節。小鳥たちのさえずりも聞こえ、小さな花達も可憐に咲き誇
る。そして周りには、芝生の上で転げ回るネリーとシアー。俺を凝視するヘリオン。花にとまる
蝶をジッと見つめるニム。その他あーだこーだ姦しい年長組。
と言うか、何でみんな見に来るんだ?
「それでは、いきます」
はじまった。
使用する道具は俺の世界と同じ。ハサミや櫛、カミソリ等。シャキシャキと小気味よく音を鳴
らしながら切り落としていく。
これはまんざらでもないかも知れない。
「ユート様、失礼します」
そう言うと、俺の頭を持ちちょっと傾ける……っておおぉぉっ!!!ちょ、ちょっとあの今ムニっ
て、ムニって……いや、だめだ。周りの視線がある。セリアはいないから良いけど、ハリオンと
かヒミカとかに何を言われるか分からない。だから俺は表情に出さず必死に平成を……兵制を……
フニ。
あ、あのナナルゥさん、わざとやっ
ムニ。
い、いやそうか椅子が高いし、床屋のような高さ調節なんか無いんだ。だから小柄なナナルゥ
にはどうしても俺に密着せざるおえな…………ナナルゥって結構着やせするんだなぁ。ち、ちが
う、でもナナルゥってなんだか気が落ち着いてくるような匂いがする。
嗚呼。
………
……
…
- 767 名前:髪結いの亭主 3 :04/04/17 00:41 ID:W3pChYTj
- 至福の時は過ぎた。今はヘリオンがシーツについた毛髪を払い落とし、ナナルゥは道具の片付
け中だ。後は風呂に行くだけ。
「ふふふ〜ユート様お疲れ様ですぅ。気持ちよかったですかぁ?」
ハリオンがにやにやしながらよってくる。
「ああ気持ちよかった。さっぱりしたよ」
そう答えた。なんだかいやな予感はするが。
「そうですかぁ。気持ちよかったですかぁ」
やはり、にやついたまま。これは、この物言いはハリオンは気づいているっ?ま、まさか。
ヒミカに目をやると、睨んでる。俺を睨んでるよ。
やばい。数多の修羅場経験が俺に警報を鳴らす。
「よかったですねぇ。それじゃお風呂もナナルゥさんにお願いしますよねぇ?それともお役交代
しましょうかぁ。きれいに洗って差し上げますよぅ」
俺にすり寄ってくるハリオン。俺は思わず一歩引いた。
「あ、あまり寄ると髪の毛が付くからさ、ええっと俺風呂行くからじゃ、じゃぁ」
ここは逃げるが勝ちだ。つるし上げを食らいそうな雲行きを後に俺は逃走した。
はぁはぁ、つ、疲れた。思わず全力疾走してしまった。
第一詰め所の風呂場。何故か第二には風呂がない。
い、息を整えて、少し落ち着こう。
ハァハァ、ハァハァ、ハァ ハァ、ハァ ハァ。
……
…
- 768 名前:髪結いの亭主 4 :04/04/17 00:43 ID:W3pChYTj
- よし、なんとか落ち着いた。しかし汗までかいてしまった。しょうがない、頭だけと思ってい
たけどこのまま汗も流そう。そう思うと俺は服を脱いで、風呂場に入った。
風呂場の湯気の中。置かれた丸い木椅子に座る。
そういえば、ハリオン達のせい?で、ナナルゥに礼も言っていない。後でちゃんと言っておか
ないと。でもナナルゥ……気持ちよかったな……女の子だよなぁ。
あ、ヤバイ反応が、
「ユート様。ナナルゥです。入ってもよろしいですか?」
「うわっ?!!え、ナ、ナナルゥか?ど、どどどどうした」
まさか、こんな早くくるとは思いもしなかった。と言うか何故来たんだ?と言うかなんて言う
タイミングでくるんだ。
風呂場と脱衣所を仕切る戸の方に目をやると、
「最後まで終わらせるのが、私のつとめです。まだユート様の髪を洗っていません」
「だ、大丈夫だから、自分でできるよ」
なんとか追い返さないと。この状態でご対面というわけにはいかん。
「いいえ。始めたことは最後まで始末を付けねばなりません。入ってもよろしいですか?」
「気にしないでくれ、ナナルゥ。今回は助かった。後は自分でできるから」
さすがにこの状態で入られるわけにはいかない。だがナナルゥは引かない。普段とは違う、ナ
ナルゥのこだわりに面食らう。
もしかすると、これはナナルゥにとって譲れない事なのかも知れない。我の薄いナナルゥにも、
こう言うところがあるのだと思うとなんだか嬉しくなる。
そう思うと、俺の都合で無碍に断るわけにも行かない。
仕方ない。静まれ、静まれ、静まれ、静まれ――――脳裏に分かるはずのない数学の公式や光
陰の顔を思い浮かべ沈静化を図る。
ふぅ。何とか、血液は体に戻っていってくれたようだ。
俺は、タオルを腰に掛けるとナナルゥに許しを出した。
- 769 名前:髪結いの亭主 5 :04/04/17 00:45 ID:W3pChYTj
- 「失礼します」
ナナルゥの格好は、袖をまくった程度のいつものメイド服だ。いや、何を期待したわけではな
いが。
「ユート様。お流しします」
躊躇せず俺に近づいてくる。俺の方は心の準備がまだできていないというのに。
「ああ、たのむ」
俺は何とか返事をする。ナナルゥは手際よく桶でお湯をすくい俺の髪を濡らし、石けんを手に
取り泡立てていく。
床屋ではなく、風呂場で、椅子に座ってままナナルゥの様な少女に髪を流してもらう。なんだ
か少しだけ倒錯的な雰囲気がする。
このまま無言だとヤバイ。
「サンキュな。ナナルゥ。」
俺の後ろに立つ少女に、礼の言葉を送った。
「サンキュ?サンキュとはどういう意味ですか?」
「ああ、えっとウレーシェ、のことだよ」
「そうですか。いいえユート様に礼を言われるようなことではありません。大した技術でもありま
せんから」
「いや、そんなことはないさ。結構なもんだ。俺の世界の床屋と大して差無いよ。どうやって身
につけたんだ?」
「……ただのまねです」
「真似?誰かそう言う人がいたのか」
「はい。小さい頃の私の髪を切ってくれたスピリットがいました。それを真似ているだけです」
「そうか」
そのころのスピリットなら、きっともう居ないのだろう。はっきりとは分からないが、エスペリ
アよりも古いスピリットは、ある時を境に皆居なくなっているようだから。
「じゃぁ、その人の技を引き継いで居るんだ。ナナルゥは」
「姉様のを……引き継いで……ですか?」
「そう言うことさ。ナナルゥの中に残ってるんだよ。そのナナルゥのお姉さんの……思いという
かさ、繋がりが」
「そう、なのでしょうか。姉様の……」
後ろにいるナナルゥの表情は分からない。だけど声がいつもとは違う様な気がする。湿り気の
ある、感情のこもった響きだ。
- 770 名前:髪結いの亭主 6 :04/04/17 00:46 ID:W3pChYTj
- ザッパーン。
上がりの湯を被って、これでおしまいだ。
「これからもさ、髪切るの頼んで良いかな。もちろんナナルゥがよければだけど」
「はい」
素っ気ない、一語だけの返事。だけど、いつもとは違う言葉。
これ以来、2ヶ月に一度ナナルゥの散髪は続いている。ハリオンに茶化されるのも続いている
が、ヒミカは気にかけていたナナルゥに張りが出てきたと喜んでいた。
そりゃ、今でも柔らかなモノが押しつけられることは多いけど、今はナナルゥとこうした時間
を持つことが大事に思える。
昼下がりの午後、今日も、ナナルゥのハサミが、相変わらずシャキシャキとした小気味よい音
を立て俺の髪を切り落としていく。
そよ風に揺れるナナルゥの髪に頬をなでられながら。俺は目を閉じた。
こんな日常が当たり前の世界になるように、そんなささやかな求めが叶うように、俺は、俺た
ちは、これからも剣を取り続けるのだろう。
- 771 名前:髪結いの亭主 後書き :04/04/17 00:52 ID:W3pChYTj
- え〜、まともな形で書くのは初です。つっこみどころが有るかと思いますが、
ヴァニッシュしててください(汗)
いまだに、ウルカ、エスペリア、陵辱しか終わってないのに、SS書いてるば
あいじゃないよなぁ。でもネタばかり考えているこのごろ。
- 772 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 01:01 ID:Ef3G0cXV
- >>771
GJ! 最近ナナルゥが脚光浴びてくるようになって、なにげに嬉しい今日この頃です。
あー俺も第二詰め所行きてー囲まれてーハリオンに冷やかされてーヽ(`Д´)ノ
> いまだに、ウルカ、エスペリア、陵辱しか終わってないのに、SS書いてるば
>あいじゃないよなぁ。でもネタばかり考えているこのごろ。
自分はアセリアしかクリアしてない段階でSS投下してましたw 若気の至りというやつです。
やっぱそれだけソソるものがありますよね、このゲーム。
- 773 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 02:32 ID:7oa9mSyH
- すげーたくさん職人さん光臨してますな!
>>754-757
ハリオンたんの別の一面が見られそうな予告ですな。
でも陵辱は苦手(´д`;)
>>758-761
その後を考えるのはいい案かも〜。
でも再生が壊れた後ってスピリットにも生殖能力備わるんじゃなかったかな。
>>771
うおぉ超GJ!!
ナナルゥ大好きだから楽しませてもらいましたよ!
- 774 名前:エロ大王 :04/04/17 09:23 ID:4g6gbMnI
- >771
うおおおおおお!!GJ!!
読むでて楽しい 激しくイイッ!!
- 775 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 13:17 ID:QcvvYk9F
- >>771
初書き乙彼です。癒される……
ナナルゥにどんどん新しい一面が出て来て至福の時が見えてきました。
>何故か第二には風呂がない。
うわぁ、知らなかった……有るものとして書いてしまって
そのまま今も行っちゃってましたよ。orz
- 776 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 14:17 ID:qKpfmADc
- >>775
- 777 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 14:20 ID:qKpfmADc
- >>775
スピリットの詰め所などのまとり図は特に決まってないから平気。
イビルルートのヘリオンとヒミカで第二があることと浴場はまとめて一つなのでは、と思っているだけ、だよな?
自分だけ?
間違って送信。何してんだ漏れ∧||∧
- 778 名前:こわいもの、なぁに?1 :04/04/17 15:07 ID:+90JRhmJ
- 戦争の続く中でも、憩う時間は必要である。
とはラキオススピリット隊隊長『求め』のユートが周囲に呆れられながらも主張する事。
これは、そんなある一日の出来事。
悠人が城の庭を適当に散歩していた所に第二詰所のほうに向かって歩いているヘリオンを見かけた。
声をかけると、少しホッとしたように、ぱたぱたと駆け寄ってくる。
何か相談でもあるのかと思って話を聞くと、
「え、光陰がみんなを集めてるって、何で」
「いえ、みんなって言ってもわたしとネリー、シアーくらいなんですけど
何か面白い話があるみたいなことをおっしゃって、妙に楽しそうに誘われたんです。
二人は喜んでついていっちゃて、第二詰所に向かったんですけれど、わたしはどうしようかと……」
と、落ち着きなく悠人の顔を見上げた。悠人は一つため息をつくと、
「……わかった、俺も行くよ」
光陰が何を企んでいるのか全くつかめないが、人員のチョイスはらしいといえばらしい。
何かバカをやらかす前に止めたほうがいいだろう。……今日子にばれる前にも。
「あれ、ところでオルファはどうしたんだ?光陰なら真っ先に誘うだろうに」
「オルファは今日は哨戒に出ちゃってます、それで、わたしが追加で誘われたみたいでして。
わたし、子ども好きのコウインさまに気に入られるほど、子どもっぽいんでしょうか」
「あいつの子ども好きって言うのは……いや、やめとこう。
まあ、ヘリオンが子どもっぽいかどうかは人それぞれって事で」
普段の雰囲気を見れば充分にそうだという事は伏せておき、悠人はヘリオンを促し第二詰所に向かった。
- 779 名前:こわいもの、なぁに?2 :04/04/17 15:08 ID:+90JRhmJ
- 第二詰所の居間には既にネリー、シアー、光陰が集まっていた。光陰はヘリオンを見ると笑いかけ、
さらにその後ろにいる悠人を見つけると盛大に溜め息を洩らした。
「何だ悠人、お前も来たのか?」
「妙な事をしないか不安な奴がいてな。念のために俺も一緒に聞くことにした」
「えっ、ユート様も一緒にコウインのお話聞くの?やったぁ!」
「たぁ〜」
悠人ははしゃぐ二人を見ながら光陰の隣の席に腰掛けた。
ヘリオンは席の空きを見て、ちゃっかり悠人の隣に座っている。
ちなみに、上座に一人で光陰が座り、そこから見て右側に悠人、ヘリオン。
向かい側にネリー、シアーの順となっている。
「で、何をするつもりなんだ光陰?」
「何、非番で退屈している娘たちに楽しんでもらおうと、話を用意しただけだ。
仕方ないからお前も聞いていけ」
言って、光陰は神妙な顔をして息を吸うと、一転相好を崩して切り出した。
「えー、今日はまいどバカバカしいお笑いを一つ」
「落語かよ!」
「ふふふ、俺のあふれるユーモアを存分にアピールするいい機会じゃないか」
この男の場合、アピールする時点であふれ出るのは下心ではないだろうか。
頭を軽く振る悠人に、ヘリオンがそっと尋ねる。
「ユートさま、落語って何ですか?」
「あー、簡単に言えば、笑い話だな」
「面白い話なら何でも良いよ、コウイン、続けて!」
「(こくこく)」
「うむ、ある男が、一軒の立ち食い蕎麦屋に立ち寄った」
しかも時蕎麦。しかし、光陰が続けようとした時、シアーが疑問を挟んだ。
「えっと、ねえ、タチグイソバって、何なのかなぁネリー?」
「え、えーっと、わかんないや、ねぇコウイン、タチグイソバって何?」
「む……立ち食いと言うのは、立ったままで物を食わせる店や屋台の事だ。
蕎麦は、えーと、なあ悠人、蕎麦ってこっちにも似たもんあったっけ」
- 780 名前:こわいもの、なぁに?3 :04/04/17 15:10 ID:+90JRhmJ
- 「醤油が無いのに蕎麦があるか。麺類も俺は見かけたこと無いし」
「うーむ、とりあえず、長くて、ずるずるすすって食うものなんだが」
ネリーが顔をしかめて抗議する。未知の食べ物にはあまりいい印象を抱かないのだろう。
「立ったまま、長くてずるずるすするの?何か気持ち悪いぃ」
「あの、まだお話の途中ですから聞いたほうが良いんじゃないですか」
「そうだねぇ。ネリー、最後まで聞いてみようよ」
だが、その後もネリーやシアーは、時の鐘、銭の数え方などファンタズマゴリアとは違う
単位や物が出てくるたびに疑問をはさみ、全く話が進まない。
話を聞こうと努力していたヘリオンも、未知の存在に気を取られて集中できていない。
悪気は無いし、教えるのもそこそこ楽しかったが、肝心の「笑い話」にはならずに
ネリーやシアーは不満顔だ。光陰もこんなはずでは、と頭を抱えた。
「あれだな、もっと分かりやすい身近な話が良かったんじゃないか、やるなら」
「ほう、ならお手並み拝見といくか」
「え?」
「みんな、すまん、俺の話は中断する。代わりに悠人が面白い話をしてくれるそうだ!」
ぴょこんとだれた身を起こし、双子は悠人を注目した。
ヘリオンも目を丸くする悠人を期待に満ちた目で見ている。
ニヤリと笑う光陰を合わせて4対の目が悠人をとらえる。
悠人は必死で考えをめぐらせて、一つの小話に思い当たった。あれを少し変えればみんなも分かりやすいだろう。
そう思って話し始めた時、部屋の入り口に二つの影が現れた。
悠人は話す事に、ヘリオン、ネリー、シアーは話を聞く事に、光陰は話を聞く三人を眺める事に集中していて、
誰もその影には気付かなかった。二人の影も、悠人の話を聞いている。
- 781 名前:こわいもの、なぁに?4 :04/04/17 15:11 ID:+90JRhmJ
- 「ある所に、女王様と家来がいました。いつもの会議の後にふとしたことから雑談になり、
家来の一人がこう話を振りました。
『時に皆様、何か、これは怖いという物はございますかな。私めは龍が怖い。
地方に住むとは言え、暴れだしては手がつけられぬ』
他の家来が言いました。
『私はもう少し身近に犬が駄目ですな。幼少の頃に噛まれて以来、見るのもかないませぬ』
次々に家来が怖い物を言っていきます。最後に、言い出しっぺの家来が女王様に尋ねました。
『では女王様、貴女はなにかございますでしょうか?』
その家来の目には、意地悪な光が灯っていました。
自分にも厳しいけれど、そのせいで家来達にも厳しい女王様を煙たがっていたのです。
何か弱みを握ろうと、こんな話を始めたのでした。
女王様は顔を青くして言いました。
『私は、ヨフアルがこわいです』
家来たちはぽかんとしました。
『ヨフアルですと?』
『はい、庶民の菓子のヨフアルです。私、見るどころかこうして名前を口にするだけで震えてしまいます。
特に山のように積まれたヨフアルなど、もう。ああ、気分が……もう話は終わりにしましょう』
本当に女王様は震えていました。
女王様が去った後いじわるな家来は他の家来を集めて言いました。
『次の会議の後に、女王様にヨフアルを差し上げよう。なに、私どもも食せば
召し上がらざるを得まい。どんな反応をなさるか、楽しみましょうぞ』
他の家来も、つい面白がって承諾してしまいました。
- 782 名前:こわいもの、なぁに?5 :04/04/17 15:13 ID:+90JRhmJ
- さて、次の会議の後、本当に女王様の前に皿に盛られたヨフアルが並びました。
家来達の前にもありますが、女王様の分は大盛も大盛。まるで小さな山のようでした。
家来たちがにやにやと見守る中、女王様は震える手でヨフアルをつまみました。
しかし女王様は、手にもったヨフアルを一口でぱくりと食べてしまいました。
『ああ、やはりヨフアルは恐ろしいです』
と溜め息をつくと、今度は両手に一つずつ持ってぱくりぱくり。
家来たちが驚いて見ている前で女王様は、
『ヨフアルこわい、ヨフアルこわい』
と呟きながら、ぱくぱくもぐもぐ、あっという間に全部平らげてしまったのです。
家来たちが呆然とする中、女王様はすまして笑うと、一言、こう言いました。
『今度は私、熱いお茶が一杯こわい、です』……おしまいっ」
ネリーはお腹を抱えて大笑い。
シアーとヘリオンも、一瞬ぱちくりと目をまたたかせた後、くすくすと震えだした。
光陰はといえば、そっと近づいてきた人影に気付くとビタリと硬直し、ガクガクと震えだした。
ウケた事に気分を良くした悠人だったが、光陰のどう見ても笑いではない震えに疑問を抱き
その理由を尋ねようとしたその瞬間、彼に冷たい声がかかった。
「エトランジェ、ユート。そのお話何かモチーフがあるのですか?」
初めて会った頃のような硬質な声色で尋ねられ、声の正体に思い当たった悠人は
頬に汗をたらしてこう付け足しを試みた。
「なお、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体には関係が無く……」
「私、少々スピリット隊隊長にお話があります。
皆の者、ユートを借りていきますが宜しいですね?」
聞く耳もたず、怒りのオーラに包まれて人影の片方、レスティーナは、
カタカタと震え、微妙に首を横に振ろうと努力しているヘリオン、
完全に縮こまってしまっているシアー、
笑いから抜け出せずにいるネリーを見やると有無を言わさず、なおも
「別に物語の舞台がラキオスって訳でも女王様が誰何て言うわけでいたたたたっ」
と弁明を続けようとする悠人の耳を引っ張って連行していった。
- 783 名前:こわいもの、なぁに?6 :04/04/17 15:15 ID:kkh2A5/k
- その一方ではもう一人の人物がハリセンを構えて光陰に詰め寄っている。
「あー、今日子、何でここいるのかな?」
「レスティーナにスピリットの詰所の案内を頼まれて。ちょっとした視察のつもりだったんだろうけど。
で、途中で小耳に挟んだんだけど、アンタ、この娘たち集めて何しようと思ってたの?」
「いや、俺は単にみんなに楽しんでもらおうと」
「悠人の話に聞き入っているのを眺めてご満悦だったみたいだ、け、ど?」
パリパリと今日子の周囲に電撃が走っていく。
いまだに笑っているネリーを引っ張ってヘリオンとシアーが部屋の隅に退避する。
「ちょ、ちょっと待ってくれ、話せばわかるっ、話を聞いて……」
「問、答、無用ー!」
豪雷一閃。焦げた光陰を引きずって、今日子も部屋を出て行ってしまった。
「うーん、面白かったねユートさまのお話!」
「うん。ユート様、お話するのとっても上手だったね」
部屋に残った三人が、悠人の話についておしゃべりを始めた。
ヘリオンは、レスティーナに連れ去られた悠人が心配だったが、
ネリーの勢いに飲まれて話に参加するしかなくなっている。
「それにしても、その女王様って食いしん坊だったんだねぇ。
山盛りのヨフアル、一人で食べちゃうなんて大笑いだよね」
とネリーが言った。シアーとヘリオンの二人は、きょとんとして目を合わせると
慌ててネリーに向き直った。
「ち、違うよネリー、たぶん、そこは面白いところじゃないよ〜」
「ええっと、わたしは、いじわるな家来さんの思うとおりにいかなかったところが
面白かったんですけど。あ、じゃあシアーは何処が面白いと思ったんですか?」
「え、シアーはねぇ、最後に、女王様はこわい物じゃなくって、
実は欲しい物を言ってたんだってわかったらおかしくなっちゃった」
今度は、三人で顔を見合わせる番だ。
すぐに互いの言いたいことが理解できたシアーとヘリオンは良いとして、
ネリーはオチを理解しなおすのに時間がかかった。
- 784 名前:こわいもの、なぁに?7 :04/04/17 15:17 ID:kkh2A5/k
- 「あ、ああそうだよね、欲しい物を言って、いじわるな家来を困らせちゃったんだよね。
うん、わかった、面白いお話だったよ。さっすがユート様だよね、シアー?」
「う、うん、そうだね〜」
何度も頷きなおしてシアーに同意を求めるネリーを見て、ヘリオンは笑みを浮かべた。
その時に、ネリーの頭にちょっとしたことが浮かんだ。
「あ、じゃあさ、もしネリーたちがこわいものを聞かれたら、何て答えよっか?」
「え?その、女王様みたいにですか」
「そうそう、ねえ、シアーは、何て答える?」
「え〜っとぉ、欲しい物だよね?うーん、シアーは、ヨフアルよりネネの実がいいなぁ〜。
お皿に一杯のネネの実、美味しそうだもんね〜」
「それじゃあ、ヘリオンは?」
「えっ、わ、わたし、ですか?」
もちろん、自分にも尋ねられるのは分かっていた。しかし、「欲しいもの」について考えをめぐらせてしまうと
頭に浮かんでくるのは特徴的な針金頭。かき消そうとしても、角度を変え表情を変え何度も思い浮かべてしまう。
顔を赤くしながら、無難な答えを探してみるがどうにも浮かびそうに無い。
「特に、ないです」
とだけ、俯いて小さな声で言ってしまった。
すると、ネリーは得意げに胸をそらし、宣言した。
「ふっふーん。二人とも望みが小さいよっ。ネリーが答えるんだったらこうね。
『ネリーは、ユート様がたくさんいたらすっごくこわい』!」
「ふぇ?」
「!?」
言葉を聞いたヘリオンが、大きな衝撃を受けて硬直する。
「だって、ユート様がたくさんいたらお仕事が忙しい時でも遊べるじゃない。
それに、ユート様、忙しい時にはいつも言ってるよ、『体がいくつあっても足りない』って。
だから、こうやって増やしてあげるんだ!」
- 785 名前:こわいもの、なぁに?7 :04/04/17 15:18 ID:kkh2A5/k
- 「ネ、ネリーぃ、素敵なお願いだけど、いくらなんでもユート様はたくさんにはならないよぉ」
「だから、例えばじゃない、例えば。それに無理なお願いなんだから、
家来たちが困っちゃうことも間違いなし。かんっぺきだよ!」
「えぇ?ネリー、まだ家来さんが困ったわけ、わかってないんじゃぁ……」
ヘリオンの耳には二人の会話が入ってくるが、全く頭に入らずに通り抜けていく。
かろうじて主だった理由を聞きとめ、深い意味があまり無いのに少しだけほっとした。
でも、とヘリオンは自分の考えの中に入っていく。
あんなに臆面も無く、ほしいものに人を当てはめて言うなんて、わたしには出来ない。
それをあっさりとやってのけてしまう辺り、ネリーやシアーは子どもらしいという事だろうか。
なら、わたしは子どもっぽくなんか無い。コウインさまに気に入られても多くの意味で嬉しくない。
でも、とさらに否定を重ねる。
一方で、いとも簡単に人を欲するネリーの子どもらしさには羨ましさを感じてしまう。
それに、この子たちの前でなら、素直さを出しても気にも留めなかったのではないか。
どうにも思考の渦から抜け出せないでいるヘリオンに、ネリーから声がかかった。
「ヘーリオーン、どうしたのぼーっとして。なにか、『こわいもの』思いついた?」
「え、あ、いえ、なんでも、ないですっ」
間近から無邪気に話し掛けるネリーに、ヘリオンは赤くなって慌てて、
「その、ちょっと用事があって、し、失礼しますっ」
と、外へと飛び出していった。
「何でもないのに用事?なんだろうね、シアー?」
「ねぇ〜」
- 786 名前:こわいもの、なぁに?9 :04/04/17 15:19 ID:kkh2A5/k
- ヘリオンが当ても無く外を歩いていると、王城から戻る悠人の姿が目に入った。
「まさか、山盛りのヨフアルを奢らされることになるとは……あれ、ヘリオンじゃないか、今日は良く会うな」
なんとなく顔をあわせ辛かったが、呼びかけられては答えないわけにもいかない。
それに、面と向かって話せるのなら、「なんとなく」くらいでは機会を逃す理由にはなり得ない。
よって、いつものようにぱたぱたと悠人の元に駆け寄るのだ。
「あの、今日はユートさまのお話、楽しかったです」
「そうか、楽しんでもらえたんなら良かった。あんまり得意じゃないんだけどな、ああいうの」
散歩と言うことにしてヘリオンは第一詰所に向かう悠人についていく。
その途中で、ヘリオンは居間での事に思考をめぐらせ、ふと立ち止まると悠人に問いかけた。
「ところで、先ほどは人それぞれだって言ってましたけど、
ユートさまはわたしのこと、子どもっぽいって思いますか」
「え、どうしたんだよいきなり」
立ち止まるのに遅れて数歩。体ごと向き直って悠人が尋ねなおす。
「漠然としてたら、子どもっぽいなぁって思うところを教えてくれればいいです。
もちろん、無ければ無いでも、それはそれで嬉しいんですけれどね?」
首をかしげて、上目使いで尋ねてくる。
「こ、子どもっぽい所?」
いろいろある。声をかければ駆け寄ってきてくれる所。機嫌を損ねれば頬を膨らませる事。
それに、こんな風に無意識に保護欲というかそんなものをそそる仕草をする所とか。
まあ話をすれば、その中身は大抵年長者達と釣り合う内容に話題が及ぶ。
だがしかし、いつもの行動は、やはり子どもっぽかった。
そしてなにより、と悠人の目の前でたたずんでいるヘリオンの体型を見てしまう。
- 787 名前:こわいもの、なぁに?10 :04/04/17 15:20 ID:kkh2A5/k
- 思わず、顔を紅潮させてしまっていたことに気付くと、
目の前には自分の態度から考えてしまった内容に思い当たったのだろう。
顔を赤くして涙を滲ませたヘリオンが詰め寄ってきていた。
「な、何でそんな所を凝視しちゃってるんですかぁっ」
「いや、別に何も見てなんかない」
「嘘です、顔を見たら分かりますっ
じゅーぶん分かりましたっ。わたし、子どもっぽいんですよねっ!?」
しかし、そういうヘリオンの顔は俯いて怒ってはいるもののどこか嬉しそうだ。
「なあ、子どもっぽくて良いのか悪いのかどっちなんだ」
「分かりませんよそんなのっ、だから聞いてみたんですっ。
でもいいです、ユートさまが言うなら子どもっぽくって良いんです。だから、言えます、だから……」
ぱっと顔をあげて、悠人の目を見るとさらに頬を染め、
「だから、わたしそんなユウトさまがとっても、こわいですっ!」
そう叫び、だだっと悠人に背を向けて一目散に第二詰所方面に帰っていった。
後に取り残された悠人は、ただ呆然とその後姿を見送るばかり。
飛び出そうな心臓を抑えながら自室のベッドに飛び込み、
ユートさまこわい、ユートさまこわいと呟きながらころころじたばた悶え転がるヘリオンの一方で、
この恐るべき朴念仁は、ヘリオンの体を思い浮かべてしまった事で怖がらせてしまったのだと
しきりに後悔、反省するのみであった。……とさ。
- 788 名前:こわいもの、なぁに?あとがき :04/04/17 15:25 ID:kkh2A5/k
- 小動物な時点で子どもっぽさはあるんだろうなあ、と思ってます。
ただ、この話で最初に頭に浮かんだフレーズは『ヨフアルこわい』。
あまりに姫様分が過剰なためどうした物かと思いながら書いていく内に
またしても、ヘリオンメインとなりました。
お付合いいただき、ありがとうございました。
- 789 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 15:41 ID:Ef3G0cXV
- >>788
書くペース早いっすね、そしてGJ。戦争とかけ離れた日常のほのぼの感がたまらんっす。
ときにまだウルカとエスペリアと陵辱のみクリアならご存じなくてもしょうがないでしょうけど、
「麺類」はオルファルートで出てきます。その名も「ハクゥテ」ということでご存じ置きを。
- 790 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 16:14 ID:qKpfmADc
- GJ!
ヘリオンかわいいなぁ、やはり。
時に、ハクゥテはどのルートでも出なかったっけ、確かヨーティアに飯作る場面で。
- 791 名前:788 :04/04/17 17:24 ID:Oe5fbLwA
- 感想ありがとうございます。
今回、タイトル番号とか設定忘れミスとかボロボロだ……
まだ指適が出てないところでは、ネリー、シアーは「ユートさま」だったと謝らなければ……∧||∧
>>789
いえ、「髪結い〜」の方とは別人です。(「『失望』の道行」を書いてみた者です)
オルファルートだけを未プレイだった事が、ピンポイントでミスの原因とは……
無理やりSSから排除したツケが回ったようで、何とも。
あれ、でも「ハクゥテ」の単語にはオルファルート以外でも見覚えが……どこで見たんでしょうか。
>>790
ああ!パスタだ(たぶん)!!本気で忘れてた……
……失礼しました。あの人のイベント、酒飲む所は大好きです。
遅れましたが、前作に感想を下さった皆様、ありがとうございました。
聞かれてもいませんが「道行」は「みちゆき」と読みます。
タイトル適当につけて、投下した後に意味を調べ直したら、妄想拡大が起こるトンでもない意味が……
ミスが無くなるよう、精進してきます。
- 792 名前:>>789 :04/04/17 17:47 ID:Ef3G0cXV
- ハクゥテのしたり顔、作者様の取り違え……
……重ね重ね失礼つかまつったでござる_| ̄|○ダレカ、カイシャクヲ
- 793 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 18:42 ID:1VxHgn+X
- では僭越ながら私が…
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) \\
| l|| ゚ヮ゚ノl| | |
と( /y/ ̄)し | |
Y_/ノ 人
くσしレゞ < >_Λ∩
// ψ //. V`Д´)/
レ_フ彡 / ←>792
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ)))
| l|| ゚ヮ゚ノl| <タイムシフト
j /ヽ y_7っ=
(7i__ノ卯!
く/_|_リ
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) \\
| l|| ゚ヮ゚ノl| | |
と( /y/ ̄)し | |
Y_/ノ 人
くσしレゞ < >_Λ∩
// ψ //. V`Д´)/
レ_フ彡 / ←>792
それにしても、ヘリオン大人気ですね…なんとかしなければ。
- 794 名前:>>1 :04/04/17 18:42 ID:4nmHJFsF
- 予告の460KBに到達しましたので、次スレについての最終意思確認を実施しようかとも
思いましたが、いざ反対意見が出たときにどう収拾つけていいものやら思いつきませんので、
ここは一応のスレ主強権を振りかざして、次スレは「アセリアネタ総合」ということに決します。
…orz ソレデイイヨネ?
では、次スレのテンプレ案考えてきます。
- 795 名前:ネタなんで気にせずgo! :04/04/17 18:58 ID:avHjlUAB
あぁ まさかまさか、共に雑魚スピに萌えてきた仲間がこのように第一詰所に走るとは
メ、メジャーキャラ相手に信じられん!!
俺なら断然雑魚スピ、敢えて挙げるならハリオン・ヘリオン辺りが良いのに
しかし ここ以外にそれを受け入れられる場所が他にいないのも確かだ。
ザウスのため俺は敢えて敢えて雑魚スピ愛をかなぐり捨てて見て見ぬフリをしなければ!!
そう、これは
超 法 規 的 措 置 !!
俺はこの非常事態のため雑魚スピたちが苦境に陥るのを敢えて敢えて見て見ぬフリをするのだ。
あぁ、最低だ最低だ・・・、俺はなんて最低な雑魚スピネタ師見習い(非常勤・無免許)だ。
ふるさとの>>1よ、憧れのSS書きよ、共にミッション(>>290)を戦った戦友たちよ
この寸劇の人の魂の選択を、笑わば笑えぇぇ!!
・・・見なかったことにしよう! '`,、'`,、'`,、('∀`) '`,、 '`,、'`,、
- 796 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/17 19:53 ID:/IQfq00G
- >>795
ワラタ。公衆電話に閉じ込められてるのか?
- 797 名前:テンプレネタ :04/04/17 20:19 ID:/IQfq00G
- 見切り発車のつもりが思わぬ反響&神々を呼び込み
マナ暴走を乱発しているここ雑魚スピ補完スレ。
しかも彼女達に膨らませ続けた妄想群はたった1スレで
もはや第一詰め所の面々をも巻き込まざるを得ないところまで逝き着いていた。
ネタがネタを呼び今遂に「アセリアネタ総合」として
新たなファンタズマゴリアを目指す我々は果たしてタイムシフトに勝てるのだろうか?
メーカーによる雑魚スピシナリオ補填にほんの僅かな望みをかけつつ
ちょっぴり現実逃避をしてみたい、そんな貴方に・・・先制攻撃、いきます!
- 798 名前:771 :04/04/18 00:29 ID:WgaliOre
- ウレーシェ、カンソウ。
>771
オレも第二詰め所行きてー、オーラロードはいつ開くんだぁっ!?
確かに、ソソルGAMEです。さっさと全クリしたく前向きに善処致す所存。
>773
Thanks。ナナルゥ意外な人気で。ファンディスクで、ヒロイン抜擢とかないかなぁ……
>774
激しくありがとん。まだまだネタは有りますが、書けるといいなぁ。
>775
至福……エターナルナナルゥの持つ永遠神剣第三位……あっなんかいいかも。
でも「エターナルナナルゥ」 字面はw。風呂はどうなんでしょ(汗)確かヘリオンが、
「ユート様の番でしたか?」とか言ってたんで、第一にわざわざ入りに来た -> 第二には
風呂無し。と思ってました。でも無いのも不思議だし。第一の広さも不可解だし……
>777氏の言うとおりでOKかと。
あ、ちなみにヒミカがナナルゥを気に掛けてるというのは「寸劇」から戴いてきております。
設定流用ごめんなさいです>寸劇の人さん
- 799 名前:771 :04/04/18 00:42 ID:WgaliOre
- あっスマソレス番間違い、771でなく772です。
「こわいもの、なぁに?」
うまいっGJ!! ヘリオンタン子供っぽいのがいいんです。でもこの「ユート様こわい」
エスペリアの耳に入ったら、ほんとにこわい>悠人 悠人は理解してないから、弁解
できないな。
- 800 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 01:52 ID:tglqp49K
- こっそり白状しますけど
本編プレイしてないどころか買ってないのにここ読んでます。
とりあえず明日買ってきます。
- 801 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 02:56 ID:oVZ5OCz8
- >>796
あ、通じる人がいた(w
>>797
ふむん…
スレタイが総合になっても「ここ雑魚スピ補完スレ」?
というか総合化してもタイムシフトは敵なのか!?(w
とお約束の反応はさておき、
やはり「雑魚スピスレが総合になりました」風味は必須と思われるので
基本コンセプトとしては良いかと。1レスで上手くまとめつつ煽りってのは結構難しい…
>>798
問題ないです。私も他の方の影響受けたり借用もしてますし。
ネタの拡大再生産がスレを支えるという見方もあるかと。
ネタ出してる各氏、乙です。
ちょっと今は個別感想書けないけど(というか反応追いつかない…スマヌ)、
ネタが溢れてるという現状だけでも感涙じじいですよ、私ゃ。
あまつさえみんな愛溢れてるし…GJ!
>>800
未来の書き手がまた一人…
- 802 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 03:56 ID:AUI9xT18
- やはりそろそろ絵師が欲しいですね・・・
自分は絵が描けないので吼えるだけですが(ノД`)シクシク
だれか一念発起した人も募集してみましょうか
- 803 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 04:10 ID:Qkh93nna
- 絵師はいろいろ面倒なことにもなりかねませんぜ、ダンナ。
しかもここ画像掲示板じゃないし、従来通りテキストオンリーで頑張りましょうや。
- 804 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 05:28 ID:7qaFh3d0
- >>801
私もその設定をお借りしてヒミカSS書いてたところでした。
(投下するとしても、それはいつのことやらw)
広げすぎると、ウルカと微妙にキャラがかぶるので困ってますが…
- 805 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 06:23 ID:oVZ5OCz8
- >>804
お。わくわく。
他の人のヒミカ像からずれまくってるかと心配してたんですが(汗、
設定だけでも役に立つようならなによりです。
たしかに大局的にはウルカとかぶりますね。
ウルカは部下たちが(ryなんで、必然的に変革がウェイトを占めますが、
あのヒミカは最終的には変革だとしても、今・目の前の・心 がウェイト大きいかな、と私の中では。
(単に第二詰所しか考えてなかっただけだろ、という内なる声のツッコミもありますが)
着々とトリガが近づいてますが…
一応、即死回避の足しにと思ってお話書いてみてるけど間に合いそうにない OTZ
誰かスタンバイできてる人います?
- 806 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 08:55 ID:WgaliOre
- ユート様、だ、大丈夫ですよね。第一の皆さんと一緒になっても、私たちのこと忘れ
たりしませんよね。
わ、私、信じてますから。ユート様のこと信じてます。
///
あの、その……おまじない、してくれますか。え、えーとハイペリアの約束のおまじない……
――――――ありがとう、ございます。それじゃ…私詰め所に戻ってますね。ユート様、また。
- 807 名前:788 :04/04/18 10:57 ID:W6bmS8nU
- >>789
お気になさらずに、私は「ハクゥテ」自体をど忘れしてしまったのですから。
>>799
どうもありがとうございます。
ネリーが事の経緯を言わないまま微妙に間違えて
「ユートさまがこわいよね!シアー?」「え、えぇ〜?」
ヘリオンの呟きも途中で聞きつけられて、大混乱……という状況が浮かびました。
風呂の話をした>775だったのですが、
私も>777氏の言って下さった「平気」ということにホッとしてます。
「『至福』のナナルゥ」という字面はなんともほのぼのしますね。
>>805
ヘリオンばかりでやって良いのか不安ですが、
実は、もう「『失望』の道行・第二幕」が出来ております。
だいたい20Kb以上なのですが、即死回避には足りるのでしょうか?
- 808 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 11:05 ID:6u9+yvMU
- >>806
きっとクライマックスに復活するとしても
その台詞は物凄く死にフラグな気がする
- 809 名前:>>1 :04/04/18 11:52 ID:Qkh93nna
- ちょっと思いついたんですけど、これだけSS投稿需要があるのでしたら、
保管庫も兼ねていっそ外部にSS投稿専用のスレッドを借りてみましょうか。
SSはそちらの方に投稿していただいて、リンクを当スレに張ってもらうようにすれば、
容量問題と、SSと雑談の混在に伴う可読性の低下が解消できると思われますので。
- 810 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 12:28 ID:JDUUuPaK
- >>809
あまりおすすめしない、かも。
そうやって分けたことで両方ぽしゃったって例を結構見てきたんで。
- 811 名前:>>1 :04/04/18 12:59 ID:Qkh93nna
- >>810
ごもっともな懸念です。私も心当たりがないわけではないですし。
取りあえず、こちらに投稿されたSSのバックアップ用として運用テストをしようかと思います。
したらばに板を借りてきましたので、1スレッドを1作品に割り当てて、2chブラウザから
タイトルの一覧表示が出来るようにしようと考えてます。
要するに簡易的な保管庫、ですね。
その余録として、こちらの避難所スレを併設する、くらいでしょうか、今のところは。
- 812 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 13:11 ID:8LLzk8Z7
- >>810
禿同。
スレの進行が劇的に遅くなりそうな悪寒がしますな。
でもスレ専属の保管庫は用意したいですね。
誰もやる人居なかったら私が用意しますよ。
ちなみに私もSSスレ見てからアセリア始めたもんですが、
このスレ見なかったら、アセリア&王女様一筋で雑魚スピになんぞ
目もくれなかった事でしょう。改めてここの職人さん凄すぎです。
あと関係ないけど時深おばさんのタイムアクセラレイトが
このスレのAAまんまでワラタ。
- 813 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 13:16 ID:8LLzk8Z7
- >>811
おっと、既に用意してたのですね。
行き違いスマソ。
んじゃアテクシは画像のうぷろーだーでも作るとします。
需要があるかはこの際抜きにして。
- 814 名前:>>1 :04/04/18 16:06 ID:Qkh93nna
- >>813
いえいえ、お気になさらずに
というわけで、テスト運用を開始しました。
目下のところ、このスレに投稿されたSSを12本バックアップしています。
SS保管庫@アセリアネタ総合
http://jbbs.shitaraba.com/game/13463/
ただ、SSとして収録していいかどうか判別しなかったものについては保留してますので、
(『のらすぴっ!』等、収録範囲の判断が難しいもの含む)収録等の要望は、以下まで
お願い申し上げます。
SS保管庫・連絡スレッド
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/13463/1082271342/
- 815 名前:>>1 :04/04/18 16:21 ID:Qkh93nna
- 追伸ですが、保管庫のSSスレにはスレストをかけてあります。
あと、スレッド総数にも制限をかけてありますので、実質連絡スレにしか書き込めません。
悪しからずご了承願います。
- 816 名前:次スレテンプレ案1 :04/04/18 16:55 ID:Qkh93nna
- 見切り発車のつもりが思わぬ反響&神々を呼び込み
マナ暴走を乱発していた旧雑魚スピスレ。
しかも彼女達に膨らませ続けた妄想群はたった1スレで
もはや第一詰め所の面々をも巻き込まざるを得ないところまで逝き着いていた。
ネタがネタを呼び今遂に「アセリアネタ総合」として
新たなファンタズマゴリアを目指す我々は果たしてタイムシフトに勝てるのだろうか?
メーカーによる雑魚スピシナリオ補填にほんの僅かな望みをかけつつ
ちょっぴり現実逃避をしてみたい、そんな貴方に・・・先制攻撃、決めます!
前スレ:永遠のアセリア・雑魚スピ分補充スレッド
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1077756526/
発売元:Xuse公式サイト(『永遠のアセリア』は【本醸造】より)
http://www.xuse.co.jp/
関連スレは>>2以降に
- 817 名前:次スレテンプレ案2 :04/04/18 16:57 ID:Qkh93nna
- 関連スレ
Xuse(ザウス)総合21
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1080741912/
SS保管庫@アセリアネタ総合
http://jbbs.shitaraba.com/game/13463/
雑魚スピ分が発見されてるスレ:
SS投稿スレッド@エロネギ板 #6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1055686320/
SS投稿スレッド@エロネギ板 #7
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1071577546/
- 818 名前:>>1 :04/04/18 17:03 ID:Qkh93nna
- 797氏の文案にちょっと手を加えて、シンプルにまとめてみたつもりですが、
こんなもんでどうでしょうか?
それと、スレタイですけれど、発祥が「雑魚スピスレ」であることを明示したい
という意向を汲んで、
「永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 2」
と銘打って、「永遠のアセリア分」と「雑魚スピ分」を補充するスレッドである、
という案はいかがでしょう?
ちょっと姑息ではありますけど、これでよければ移行トリガを引き次第、
スレを立てて参ります。
- 819 名前:652 和みスト :04/04/18 17:40 ID:dxaXZXJe
- >>1氏
乙です。スレタイトルもそれでいいかと。
最近の職人の方々の後書きを読んで、意外と周回重ねていない人がいると知り、
あんなSハードやってないとわからないネタぶちかまして凄く申し訳なく思ってます。
えと、とりあえずハリオンお姉さんを80まで育ててあげてください、このとおり!!orz
- 820 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 17:41 ID:QDBzEWlq
- 煽り文句争いをするつもりはないですが
>>816氏の煽り文句を弄ってみてこんなのはどうでしょうか?
<--
職人によって新たな命を与えられた第二詰め所の面々。
『雑魚スピ分が・・・雑魚スピ分が足りぬ!』とネタが更なるネタを呼び
主要キャラをも巻き込んで「アセリアネタ総合として」
新たなるファンタズマゴリアの構築を目指す!
メーカーによる雑魚スピ補填に僅かな期待を寄せつつ
雑魚スピ+α絡みの妄想を膨らませたい貴方に
ハリオン嬢の和みエレメンタルブラストが炸裂。
-->
と、嫌々メインキャラも認める雰囲気を消してみますた。
不要でしたらスルーでお願いしますね。
- 821 名前:>>1 :04/04/18 18:00 ID:Qkh93nna
- >>820
嫌々感を消すというなら、こっちの方が良さそうですね。
ただ、最後の一節だけは「先制攻撃、決めます!」の方がキレがイイ感じですので、
<--
職人によって新たな命を与えられた第二詰め所の面々。
『雑魚スピ分が・・・雑魚スピ分が足りぬ!』とネタが更なるネタを呼び
主要キャラをも巻き込んで「アセリアネタ総合」として
新たなるファンタズマゴリアの構築を目指す!
メーカーによる雑魚スピ補填に僅かな期待を寄せつつ
雑魚スピ+α絡みの妄想を膨らませたい貴方に……先制攻撃、決めます!
-->
とさせてもらいますね。
おそらくこのレスを持ってトリガを引くと思われますので、スレ立て一番手
行って参ります。
もしスレ立て不可の場合報告しますので、どなたかお願いします。
- 822 名前:>>1 :04/04/18 18:05 ID:Qkh93nna
- 次スレ無事立ちました。
永遠のアセリア&雑魚スピ分補充スレッド 2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1082278964/
いろいろお騒がせしました、これ以降通常モードに戻って、
引き続き雑魚スピ分+アセリア分を補充してくださいまし。
- 823 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 20:41 ID:ww+ZTpbP
- 一行目の<--をくーーと読んでしまって誰かが居眠りしてるネタかと思った漏れ_| ̄|○
- 824 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 22:31 ID:WgaliOre
- >>808
『失望』とは望みを失わないということ。
>その台詞は物凄く死にフラグな気がする
そんなこと言わんで(ノД`) 「俺は、あれがヘリオンとの永遠の別れに
なるなんて思いも寄らなかった」 とか言いそう。
さっちんっぽい。
関係ないけど、パルスェット良かったね
- 825 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 22:36 ID:j7V978hi
- 新スレに誤爆してしまった_| ̄|○
ともかく投下します。
- 826 名前:夢から覚めて−1 :04/04/18 22:38 ID:j7V978hi
- ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ。
目覚ましの電子音に急かされ、私は目を覚ました。
寝起きは良い方だと思うけど、今朝は妙に身体がだるくて、暫く目覚ましは鳴りっぱなしにしておいた。
何か夢を見ていたような気がする。それは長い長い夢。悲しくて辛くて切なくて、なのに幸せな
夢、だったと思う。目覚めた瞬間忘れてしまったそれは、暖かさとほんの少しの痛みを、私に与えて
去っていったようだった。
僅かに首を振る。
見えるのは、本棚や箪笥、子供の頃から使っている勉強机、そしてその一角に置いてある写真立て。
いつもの私の部屋だった。
新鮮な感じがする。巧く言えないけど、強いて言えばどこかのホテルにでも泊まっているみたいな、
そんな感覚。
少しして、腕を伸ばして目覚ましを止めた。
そしてがばっと起きあがる。ぐずぐずしているといつまでも起きられないから。そう思ってから
少し変な気持ちになった。それって自分のことだったかな?
向きを変えて改めて時計を見る。6時を少し過ぎていた。
「……あれ?」
何故こんなに早くに起きてしまったんだろう? 多分お母さんも起きたところじゃないだろうか。
出し抜けにばたん、と音がして、そのまま耳を澄ませていると誰かが階段を下りていく様子だ。
多分お母さんだろう。
折角早起きしたんだし、今日は朝ご飯の準備を手伝うことにした。
- 827 名前:夢から覚めて−2 :04/04/18 22:40 ID:j7V978hi
- お弁当も詰めて、壁掛け時計を見ると良い時間だった。
「それじゃ、行ってくるね」
気をつけてね、とお母さんが言い、頑張れよとお父さんが言った。
それはいつもの登校前の風景なのに、今朝は何故かくすぐったかった。
家を出て少し行くと、待ち合わせの電柱の所に小鳥が立っていた。
「あ、佳織、おはよー」
「おはよー小鳥。今日は時間通りだね」
「そういつもいつも遅れてられませんって。さっ、行こう?」
小鳥が笑って、いつもの、というよりは少し余裕のある登校風景が始まる。
「…それで、今日は運勢バッチリなのよ。特に恋愛運が満点でねー」
小鳥は相変わらず良く喋る。聞いているだけで楽しくなってくるけど、なかなか口を挟む
機会が無くて、つい「アハハ、そうなんだ」みたいな受け答えになってしまうのが残念。
ところが今日は例の急な坂を登る途中くらいから、小鳥は黙ってしまった。
「……?」
ちらりと小鳥を見ると、小鳥もしきりに首をかしげている。自分が喋らないのが信じられないって
様子で。時々何か言おうとするんだけど、口がぱくぱくするだけで、続かないみたい。
そのまま坂を上りきった所で、今まで私の右を歩いていた小鳥が急に左に回った。
「?」
そして、また右に戻る。
うん、と納得したように小鳥は頷いた。
- 828 名前:夢から覚めて−3 :04/04/18 22:41 ID:j7V978hi
- 暫くお互い黙ったまま歩いていると、急に小鳥が私の腰に抱きついてきた。
「きゃっ、な、なに?」
小鳥は何も言わず、左手は私の腰に回ったままで、右手をぶんぶんと私の左手の辺りで振った。
端から見たら馬鹿みたいな光景だろうけど、小鳥が真剣な顔をしているので振りほどくのは
憚られた。
「こ、小鳥、なにしてるの?」
「え? うーん」
小鳥は首を捻った。
「何かこの辺にいるような気がするのよね」
「え? な、なに?」
急に怖くなって私も左上を見上げた。
何もないし、誰もいない。
「なに? 霊感かなにか?」
「違うけど」
恥ずかしいよ、と言うと小鳥も気付いたらしくぱっと私から離れた。
「ホントになにもない?」
「ないよ」
もう一度左上を見上げるが、やはり誰もいなかった。
そして顔を見合わせる。
「気のせい、じゃないの?」
「気のせい、なのかなぁ?」
- 829 名前:夢から覚めて−4 :04/04/18 22:43 ID:j7V978hi
- それからも時折思い出したように小鳥は私の左側を見ては首を傾げた。
その度に私も左上を見上げた。
暫くしてふと疑問に思う。
(なんで私は左上を見上げるんだろう…?)
そう思うと、急に胸の奥が熱くなった。
「…か、佳織ってばなんで泣いてるの?」
「…え?」
気付かないうちに、私の目から涙が流れていた。
「あ、あれ? 変だなぁ…」
ハンカチで涙をぬぐう。小鳥が心配そうに私の顔を覗き込む。
ぽろっ。
小鳥の目からも涙が一筋こぼれ出た。
「あ、やだ、私までもらい泣きしちゃったじゃない」
そう言ってアハハと小鳥が笑った。
私もハンカチを当てながらアハハと笑った。
心の中が暖かくて、それでも涙はなかなか止まってくれなかった。
ふと胸元を見ると、ペンダントが優しい光を放ったような気がした。
いきなり、小鳥が私の手を引いた。
「走ろ?」
「うん」
急いでもいないのに、それがふさわしい気がして私たちは通学路を走り出した。
- 830 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 22:45 ID:j7V978hi
- 以上4レス、佳織ネタは投下しづらいのでこそこそとw
- 831 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 23:33 ID:WgaliOre
- 妹、いい(゚∀゚) 絵がなければ、糾弾されることもない萌え妹だよ。
以下、勝手に妄想
「ねぇ、小鳥ってピーマン嫌いだっけ」
「え、別にそんなこと無いよ」
「そうだよねぇ……確か誰かが嫌いだったような気がするんだけどな」
その後志倉の推薦を何故か蹴ってしまう佳織。いつの間にか神木
神社に来るのが日課になっていた。
今日も境内でフルートを吹く。その音色と共に何かを思い出せるよう
な気がするから。
- 832 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/18 23:36 ID:/0zS/GkK
- そうだよ。
全部悠人が悪いんだよ。
- 833 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/19 18:26 ID:8xzkNMkI
- このスレをスカイフィッシュが通過します。
通り過ぎるだけなのでなんら問題ありません。
n n n
⊂ニニニニ⊃ 三三三三三
u u u
- 834 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 1 :04/04/19 20:39 ID:N5GTJvuU
- >>487
の後、すぐに(w
>>488
>第三位・真実の存在に目覚めたヘリオン。
>第九位・失望と第三位・真実は同時反響存在である為にエターナルとなった後もヘリオンには「過去」が存在する。
エターナルとなったが以前と大して変わらぬ日々が続いていた。そんなある日のお話…。
悠人の部屋に哨戒任務から帰って来たらしいヘリオンが飛び込んで来た。
「た、た、た、たたたた大変です〜っ、ユートさま〜っ!」
「ど、どうしたっ、敵襲かっ!?」
慌てて『求め』を手に取り気配をさぐるが、それらしきものは感じない。
「違うんです、と、とにかく来てくださいっ!」
ヘリオンに引きずられるようにして悠人は第二詰所へ向かった。
第二詰所の食堂へ足を踏み入れた悠人は愕然とした。
「こ、これはっ!?」
「わたしが任務から帰ってきたらこの状態で…わ、わたし、もうどうしたらいいかわからなくて…」
そこには、テーブルに倒れ伏すヘリオン以外の第二詰所の面々の姿があった。
「…ヘリオンは見なかった〜第二詰所連続殺人事件〜」
「はい、わたしは見てないですぅ」
動揺の余りおかしなことを口走った悠人は、これまた動揺の余りわざわざ返事をしたヘリオンの声で我に返った。あわてて駆け寄り皆の様子を確認する。
「…ふぅ、みんな生きてるな。瀕死というわけでもない」
とりあえず一安心。そもそもスピリットは死ぬとマナへ還るので、姿がありマナの霧が発生していない時点で生命に異常はないのだが。
半泣きでおろおろするばかりのヘリオンに何かすることを与えた方が良いと思い、エスペリアを呼びに行かせると、悠人は首をひねった。
「いったい何が起きたんだ?」
- 835 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 2 :04/04/19 20:41 ID:N5GTJvuU
エスペリアの診立てによれば、マナ/エーテルを消耗したわけではないということだったが、念のため癒しの魔法をかけてもらってから各自の部屋へ運び、
さらに、疲労しきってしまったエスペリアを第一詰所へ運んで休ませてから、ようやく悠人とヘリオンは現場へ戻って来た。
「これは敵の工作なのか?」
そう呟いて悠人は考える。今敵が攻撃があったらラキオスの戦力はヘリオン、悠人、アセリア、オルファリルの四人だけだ。
エターナルとなったヘリオンの力は大きいとはいえ、たった四人ですべての敵に対処しなければならないという状況は不利と言っていいだろう。
「えぇ〜っ、そ、そうなのぉ〜っ!?」
突然叫んだヘリオンの声が悠人を思考から引き戻した。どうやらヘリオンは『真実』と相談していたらしい。
「どうした、ヘリオン? 何かわかったのか!?」
「えーと、ちょっと待って下さい」
ヘリオンはそう言うと台所へ向かったと思ったらすぐに戻って来た。
「はい、謎は全て解けました。ユート様の名にかけてっ!」
「…なんで俺?」
「えーと…そ、それはそのぉ…」
何故か赤面するヘリオン。
「と、とにかく、真実はいつもひとつなんですっ!」
「う〜ん…。スピリットが戦うために存在するというのはこの世界の人間たちにとって真実なんだろう。だけど俺にとってはスピリットも人間も変わらないというのが真実だ。
それでも真実はひとつだろうか…まぁそんなのは真実じゃないと言われればそうなのかもしれないが…。それに、『真実』は『真実』であると同時に『失望』でもある。『真実』はひとつでありまたふたつでもあると言える…」
つい口に出して思索に耽ってしまった悠人だったが、我に返って先を促す。
「いや、悪かった。今はそんなこと考えてる場合じゃなかった。何かわかったんなら教えてくれ」
瞳をキラキラさせて悠人を見つめていたヘリオンも我に返った。
「あ、えーと、ヒントは三つです。一つめは、“敵の工作ならどうして第二詰所だったのか”。二つめは…」
「いや、ヒントはいいから、答えを…」
「んもう、せっかちですぅ」
「いや、せっかちって…そんなこと言ってる場合じゃないんだけど」
「そうでしたぁ〜てへっ」
だ、大丈夫なのか? 激しく不安になる悠人だったが、それに気づくこともなくヘリオンは続けた。
- 836 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 3 :04/04/19 20:43 ID:N5GTJvuU
- 「まず、敵の工作ではありません。敵ならばレスティーナさまかユートさまを狙うはずです。その方が影響が大きいですから。もちろん、警備が厳しくてレスティーナさまを狙うことができなかったという可能性はあります。
ですが、第一詰所の警備は第二詰所と変わりありません。ユートさまのいる第一詰所ではなかったことが、敵の工作ではないことを示しています」
とりあえずそれを聞いてひとまず安心する。だが、すぐに敵の攻撃があるという可能性は低くはなるものの、この件とは関係なく敵が攻撃してくる可能性はゼロではない。
「次に、みなさんが倒れていた状態から言って、みなさんほぼ同時に倒れたと考えていいでしょう。
しかし、この部屋の空気に問題があるわけではありません。わたしもユートさまもこうして無事ですし、エスペリアさんもこの部屋に入りましたが問題ありませんでした。
そこで問題になるのが、このテーブルの状況です。お茶とヨフアル、このどちらかに問題があったと考える他ありません。ここでヨフアルを観察してみると、手つかずのまま残っているものがありますね。従って、怪しいのはお茶の方だと見ていいでしょう。」
まぁ妥当と言ってもいい…のかな? まだヘリオンの展開する論理に不安を覚えつつも黙って聞くことにする。
「さて、ここで台所を見てみましょう」
悠人はヘリオンに連れられて台所に足を踏み入れた。特に変わったところもないように思えるが…。
「ここを見て下さい」
ヘリオンはそう言って作業台の上を指で指し示した。特に何も…いや、何かの粉が所々散らばっている。
「それはルガモ退治に使うヘエソナの粉です」
「えーと、ルガモとヘエソナって何?」
ヘリオンの説明によると、どうもルガモというのはハイペリアのネズミに相当する生物らしい。そして、ヘエソナは硼酸団子のようなもののようだ。
「それでそのヘエソナがどうしたの?」
- 837 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 4 :04/04/19 20:45 ID:N5GTJvuU
- 「はい。このヘエソナの粉が散らばっている一帯で、粉のない所は丸くなっていて、数が食堂のテーブルにあったカップの数と一致します。
つまり、カップにヘエソナの粉が入ったと考えていいでしょう。カップにお茶を入れた後に入ったならば溶ける前に浮いている粉に気づいた可能性が高いことを考えるとカップにお茶を入れる前と考えていいでしょう。
ヘエソナの粉とカップは同じ色ですから気づかなかったとしてもしかたありません。この上のあの棚の辺りでルガモがヘエソナを砕くか散らかすかしたのでしょう」
「うーん、何と言うか強引な感じもするけど、説明がつかないわけでもないな。…それより、ヘエソナって強い毒性があるのか?」
「いえ、ルガモにはよく効きますが、そのままでは人間やスピリットには影響はありません」
「そのままでは、ってことは…?」
「熱湯に溶かして飲むとスピリットは意識を失うそうです」
「そんな危険なものを普通にルガモ退治に使ってるのか!?」
「えーと、ヘエソナは大陸中でラキオス城でしか使われていませんし、この効果は誰も知りません」
「へ?」
「ヘエソナの材料はラキオス以外の場所では取れません。そして、非常に少量しか取れませんのでお城で使う分しか作れないんです」
何だか自信たっぷりに言い切るヘリオンだが…
「『誰も知らない』のになんでヘリオンが知ってるんだ? それに『失うそうです』って…?」
「えぇ、それは『真実』に聞いたんです」
………えーと、ということは…
「…ということは、どれだけヒントを聞いたって俺にはわからなかったってことだな」
「あれ? …でも、わたしは『真実』の言うとおりに…」
ヘリオンは首を傾げると、また『真実』とやりとりしているようだ。
「…で、何だって?」
「はい…その…『その方がおもしろいから』…と……」
もはやため息をつく以外にどうしろと…
「…『真実』は小説よりも奇なり、か……」
「はい?」
「いや、何でもない。それより、みんなはどれくらいの時間このままなんだ?」
「あ、それは数刻もすれば目を覚ますだろうということです」
「まぁ、それは何より、だな」
一時は、何事かと、どうなることかと思ったが、死者もなく、敵の仕業でもなく、まぁ大したことなくて良かった。まぁ、当事者には不幸な事故ではあったわけだけど。
- 838 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 5 :04/04/19 20:47 ID:N5GTJvuU
- えーと、こういうときに言う言葉が何かあったような……安心して、そんなことを思っていると、ヘリオンがピクリと動いた…気がした。緊迫した空気を感じて見やると、ヘリオンが固まっていた。
「ど、どうした、ヘリオン?」
「きゃーーっ! る、ルガモぉ〜〜っ!!」
と、頭上でガサガサと音がする。
あー、ネズミ…じゃなかった、ルガモもダメなわけね…
「くっ…けっ…こっ……しっ、しん」
腰に手をやるヘリオン。まずいっ。
「落ち着けっ、ヘリオ…」
「じつのっ!」
くっ、間に合わない!? とっさに後方へ跳びつつオーラフォトンバリアを展開、さらにコンセントレーションの発動にかかる。
「たちっ! シンジツノタチーッ!! 真実の太刀ぃ〜〜〜っ!!!」
コンセントレーションが完成しないうちに衝撃が襲いかかる。攻撃の直接対象ではないものの、その力は余波だけでも強烈だ。
オーラフォトンでも削りきれずに衝撃が悠人の体に達し、そのまま津波のように飲み込んで後方移動を加速させる。ドガッ!!!
「ぐはっ!!」
壁に叩きつけられる悠人。衝撃に削られることなく残った背面のオーラフォトンがなければこの時点で意識はなかっただろう。そのまま数瞬。ようやく衝撃が収まり磔から解放される頃には、悠人は既に力尽きていた。
受身の体勢も取れないまま落下しつつ薄れ行く意識の中に浮かんだのは先程思い出そうとしていた言葉だった。「大山鳴動して鼠一匹」…既に状況は一変していたが―――
- 839 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 epilogue :04/04/19 20:49 ID:N5GTJvuU
- 「うぅうぅぅ〜…ごめんなさいごめんなさいユートさまごめんなさいぃ〜〜〜…」
あの後、我に返ったヘリオンは台所と悠人の惨状を見て青ざめ卒倒しそうになったが、ここで自分が倒れては悠人を介抱する者がいないことに気づいてどうにかこらえた。
急いで悠人の手当てをしてマナの流出も止まり命に問題のないことをたしかめると、空き部屋兼第二詰所に於ける悠人の部屋へと運んでベッドに寝かせた。
やがて目を覚ましたハリオンを事情の説明もそこそこに引っ張るように連れて来て、癒しの魔法をかけてもらった。ハリオンは魔法をかけ終わるとそのまま部屋を出て行った。ヘリオンはそこまで気が回らなかったが、台所の片づけに向かったのだ。
それからずっと、ベッドの脇に座って悠人の手を取り頬を寄せて「ごめんなさい」を繰り返していたヘリオンだったが、やがてそのまま眠りに落ちてしまった。
(………そう、強くなりなさい、心で…エターナルの本当の強さは心の強さなのだから………)
そう語りかける『真実』の声はしかし誰にも届くことなかった―――
- 840 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 digression :04/04/19 20:51 ID:N5GTJvuU
- 「あらあら〜」
台所の片づけを終えて悠人が寝かされている部屋へ様子を見に来たハリオンの第一声である。ハリオンはそのまま部屋を出てヘリオンの部屋から毛布を持ってくると、ベッドにもたれて眠るヘリオンにかけてやった。
そのままヘリオンの背後に腰を下ろし、悠人の手に重ねられたヘリオンの手をそっと撫でながら、
「いい夢を見るんですよ〜」
そう囁くその表情は癒すような慈しむようなそんな笑顔―――
「…何やってるんだか……」
苦笑交じりのため息はハリオンを探して現われたヒミカの口から。
ベッドに寝かされた悠人。その手に手を重ね、ベッド脇に座り込んで眠るヘリオン。その肩には毛布。その後ろに座り込み、さらに手に手を重ねて眠るハリオン。何ともわかり易い構図だ。
ヒミカは踵を返すとハリオンの部屋から毛布を取って来て、のん気に眠っているハリオンの肩にそっとかけてやった。
三段重ねの一番上にあるハリオンの手の甲をそっと一撫でしてヒミカは部屋を出る。戸口でふと振り返ってしばし眺めて。
「…美しき光景…ではあるのかな……」
やがて扉が閉まるその音はそっと、そして優しさを込めて―――
- 841 名前:迷探偵ヘリオンEの事件簿 あとがき :04/04/19 20:54 ID:N5GTJvuU
- >>834-840
新スレが24時間越えたことだし、埋め草に、没ネタのリサイクルで。
こんなアホなネタに使って申し訳ない。 > 487
ダメネタの上に作風上明らかに向いてないし。
ということでepilogue/digressionで無理やり補填。
だいたいここでこんなネタ誰がわかると思ってるんだと自分を小一時間問(ry
あ、ルガモ・ヘエソナはキーずらしで捏造した嘘単語です、念のため。
以上、ドトールでアイスコーヒーとミルクレープを頂きながら。
(ミルクレープ言いたいだけちゃうんかと自分を小一時間問(ry)
- 842 名前:寸劇の人 :04/04/19 20:55 ID:N5GTJvuU
もうね、(ry
\ 女子供はすっこんでろ(ry と… /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ)/ ,べV
〃  ̄ ヾ; ∠´ ハ`ゝ / 〃  ̄ ヾ;
i`_(ノハソ 彡//ノハハ〉 ! i ミ(ノハソ
l从゚ ヮ゚ハ ゞ(リ ゚ -゚ノ! !ik(i|゚ ヮ゚ハ
⊂}!廿i つ <´ii Yliン, リ⊂}!廿i つ
く/Цレ' U |.Tii< く/Цレ'
し'ノ <_ノ_jイ_ゝ し'ノ
\………/
 ̄∨ ̄
ヽ)/
∠´ ハ`ゝ
彡//ノハハ〉
ゞ(リ ゚ -゚ノ!
<´ii Yliン,
U |.Tii<
<_ノ_jイ_ゝ
_| ̄|○
- 843 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/19 21:25 ID:/qaxiXuk
- 寸隙の人氏 乙でした。
とにかく……>842のユート、なにやってんだ(w
お前はそれでいいのかと、小一時間問い詰め(ry
- 844 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/19 21:26 ID:/qaxiXuk
_| ̄|○
マタヤッチマッタ…
寸隙→寸劇
- 845 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/19 23:39 ID:oJPx/Xx/
- いや、契約者>>844よ。
スレに残った僅かな隙間をネタで埋める者、という意味において
>>842を「寸隙の人」と呼ぶのも間違いではあるまい。
- 846 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/20 01:49 ID:u72TNA5l
- >>844
まぁ別途「寸隙」を名乗る人が出てこない限りは通じるので問題ないっす。
ただのレス番省略用のつもりだったのを使い続けてるだけで深い意味ないし。
わかりやすいという以外には(w
さて、残り6Kほどか…微妙な残り加減にしちゃったかな?
一応、妙に創作風味な「このスレへ最後にかける言葉」とか1.5Kほどあったりもするけど
使ってしまうとその後は埋めに参加できない諸刃の剣…
自分の全レス番をさらすという無粋な真似をして非難を浴びてみるという危険な試みも
考えないではなかったけど、さすがにあんまりだしなぁ…
一週放置で落とすのが無難なのかなぁ…
とすると早めに別れを済ませておかねばならないのか…むむむ…
と、つらつらと書いて容量進めてみる(w
- 847 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/21 04:24 ID:ZBskFv8i
- 雑魚スピ 補充 スレ
でググってみたりして、改めて >>1 は名文だな、と思ってみる。
「雑魚スピスレ」という儚さに燃えてお話を書いたり迷惑かけたりしたが、
新スレの総合化で少しはおとなしくなるだろうから許してたもれ。
時間経過で落とす方向になりそうなので
『「雑魚スピスレ」の最期によせて』あるいは『笑顔のままで』
とか何だかわからんもの書いて私の中で区切りをつけておく。
- 848 名前:笑顔のままで :04/04/21 04:26 ID:ZBskFv8i
- 俺は第二詰所[雑魚スピ]のみんなを守るために戦ってきた…
だが、それももう終わる…おしまいなんだよ…
裏庭の第二詰所[雑魚スピスレ]を見守るこの大樹の元で、俺は眠りにつこう…
やがて、静かに降る雪が俺を覆い、真っ白な灰のようにするだろう…
「この」スレと共に生き、「この」スレと共にマナへ還る…
いつか、ふたりが同じ世界に生まれ変わったなら、
やっぱり君は、眠っている俺をいつの間にか膝枕していて、
やがて目を覚ました俺に、眩しい魂の笑顔を向けてくれるのだろうか…
え? あぁ、もちろん。
君がその魂の笑顔を向けてくれるなら、虜になる自信があるよ。
たとえ姿形は変わっても、君のことを覚えていなくても…
ここで俺が君に惹かれたように…
あぁ、生まれ変わって顔が変わっても、君の魂の笑顔の輝きは変わらないよ…
そんな気がするんだ…いや、これは確信…何故だかわかるんだよ…
ひとつだけ心配なのは、君が俺にその輝きを向けてくれるかどうか、さ…
…そろそろみたいだ…君の幻が見えてきたよ…
あぁ、君でもそんな顔をすることもあるのかな…
君の泣き顔なんて想像もできなかったのに、どうしてこんな幻を見るんだろう…
ねぇ、泣かないで…
この身はマナへ還っても、心はみんなを…君を…見守るよ…側にいるよ…
だからほら…泣かないで…君に涙は似合わないよ…
さぁ、いつもの笑顔で見送ってくれよ…
俺は笑顔を見せることができているかい?
君の笑顔には及ばないにしても、君を安心させられるだけの笑顔をできているかな?
もう…自分ではわからないんだ…
ダメだよ…その力でもこのスレの最期は止められないんだ…
あぁ、そろそろその時みたいだよ…
また、いつか…めぐり逢うその日まで…
どうか…笑顔のままで……ハリオン………
- 849 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/21 05:46 ID:4vWLOAgi
- っていうかヤマト級の威力があるのはR-902のギガ波動砲ぐらいな気がするんだが……
機体のサイズ自体が比べ物にならんぐらい違うしさ。
- 850 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/21 06:46 ID:dwXFEVzr
- 『聖緑』のエスペリアのネイチャーフォースには敵いませんよ、そんなもん。
- 851 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/21 14:51 ID:dwXFEVzr
- |当スレ長らくのご愛顧へのご報恩に、|
|不調法ながら、舞を一差し…… |
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__
「,'´r==ミ、
くi イノノハ))) ∧_∧
| l|| ゚ヮ゚ノl| (´∀` )
j /ヽ y_7っ= ( )>>1-850
(7i__ノ卯! | | |
く/_|_リ .(_(__)
- 852 名前:名無しさん@初回限定 :04/04/21 14:53 ID:dwXFEVzr
- グッバイアクセラレイト!
"
´∴ __ ゜ヾ´ ″´∴
「,'´r==ミ、―≡ ̄`:∵∧_∧´∴∵゛'
__くi イノノハ))≡―=',((( >>1-850 )≡―=‥、 ∵゛、゜¨
, ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒) _/ / ̄ =―≡― _
´∴'≡く / ∧ | y'⌒ ⌒ ヽ イノノハ))( ≡―=‥、,、
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