・・・・・・性欲を持て余す。 
ベッドの上でごろごろと転がりながら俺は元気になった自分のモノを見下ろす。 
仰向けになればヘソにつくほど反り上がり、俯せになれば微妙に気持ちいい。 
最近は行軍続きで抜く暇もなかったしな…もう一週間近く溜まっている。 
『契約者よ、体に悪いぞ』 
うっさいバカ剣。お前は次に妖精を襲えと言う。 
『妖精を襲えば……ハッ!?』 
いいから黙っててくれ。さすがにお前の相手をしているほど余裕がない。 
『…寝る』 
ふて寝したようだ。まあその方が精神衛生上いいだろう。 
そう、俺はこれからオナニーをする。するったらする。 
エスペリアにスピリットは道具じゃないと断言した以上、流石に呼び出してイタす 
わけにはいかない。だからこその自家発電だ。 
俺はズボンを脱ぎ、横になる。そしてベッドの下に隠してあるオカズを……? 
あ、あれ?ない……?ラキオス美女・美少女厳選集が! 
顔をベッドの下にやり、所在を確かめる…と、そこに一枚の紙切れがあった。 
手に取ってみる… 
【全て処分いたしました。ご入り用の際はお呼びくださいね byエスペリア】 
「ああぁぁぁぁああぁぁ……orz」 
お、俺の…俺の聖書が… 
こんな衝撃は佳織にアダルトビデオ(SM)で自家発電を見られたとき以来の物だ… 
はあ…それじゃ妄想しかないか…だれをオカズにすればいいんだろう… 
…スピリット隊しかいないよなぁ…みんな標準を超えた美人、美少女揃いだし。 
さて、だれにしようかな… 
1.ネリー&シアー 
2.セリア 
3.ナナルゥ 
4.ヒミカ 
5.ハリオン 
6.ファーレーン&ニムントール 
7.ヘリオン 
5.ハリオン
「ふふ~、ユート様ったらおっぱいがそんなに好きなんですか~?」 
ハリオンの胸に手を這わせ、ゆっくりと揉みしだく。 
どこまでも埋まっていきそうな柔らかさ、そしてしっかりと指に弾力を返してくる。 
「ハリオンの胸…気持ちいいな」 
たっぷりとボリュームがあり、吸い付いてくるような肌。 
俺は我を忘れてハリオンの胸を味わい続けた。 
「あんっ、ユート様ぁ…激しすぎますよ~」 
「ハリオン、ハリオン…んっ」 
「あ、ひんっ!か、噛んじゃ駄目ですよ~」 
胸の大きさに比べて小さな乳首を甘噛みした。 
こりこりとした感触、僅かに甘い味が口の中に広がる。 
「ひゃんっ…ゆ、ユート様赤ちゃんみたいですよ~」 
乳首に舌を這わせ、先を尖らせてぐりぐりと弄ぶ。 
そしてちゅう、と吸い上げた。 
「あ、きゅぅん!だめです…なにか出ちゃいます~!」 
ハリオンの手が頭を押さえつける。だけどそんなことはお構いなしに吸い上げる。 
柔らかくて、固くて、気持ちいいハリオンの胸。すでに俺は夢中になっていた。 
「う、あんっ!あぁ…で、出ちゃいます~…ユートさまぁ~…!」 
「んっ…んんっ?」 
ハリオンの胸を吸い上げていた口の中に、甘みが広がった。 
おもわず口を乳首から離すと… 
「あ、ああ…でちゃい、ました~…」 
その豊満な胸の先端から、白いミルクが勢いよく飛び出していた。 
「ハリオン…イヤらしいおっぱいだな」 
俺は母乳を出す乳首を二ついっぺんにくわえ、一気に吸った。 
ホースから出てくる水のように次々と溢れ出てくるミルク。 
「や、やあぁ…ゆーとさま、き、きもひいいれふ~…ひゃあぁん!」 
あとからあとから湧き出てくる母乳、俺はそれを一心不乱に飲み干していく。 
「あ、あ、ふあ…!な、なにかきちゃいます~!あぅ…はぁ!!」 
「んはっ…イッていいぞ、ハリオン!」 
「きもちよすぎて…あうっ!おっぱいだけで…イッちゃいます~……ん、ぅあ!!」 
ビク、ビクとハリオンは体を突っ張らせ、母乳を噴水のように吐き出して絶頂に至った。 
「ふぅ…ハリオン、そんなに良かったか?」 
「あ…ぅ~、ユートさまぁ~…」 
ときおり噴き出す母乳に体を白く染め上げられ、恍惚の表情を浮かべるハリオン。 
その姿はまるで大量の精を浴びたかのように見え、俺の頭を痺れさせた。 
「こっちは…はは、胸だけでこんなにびしょびしょになってるのか」 
無造作にハリオンの秘所に手をやると、そこはすでに濡れきっていた。 
「ユート様、とてもお上手ですから~…いっぱい感じてしまいました~」 
恥じらうことなく甘美な笑みを浮かべて俺の指を受け入れるハリオン。 
滑った水音をたてて俺の指はハリオンの膣内に潜り込んだ。 
「はあぁぁん~…あはぁ!」 
喚起の声を上げ、ハリオンは軽い絶頂に至ったようだ。 
「…これなら前戯は必要ないな、ハリオン?」 
秘所から抜き出した指は、ぬめりを漏った液体がまとわりついていた。 
俺はハリオンの目の前でそれをいじり回し、意地の悪い笑みを浮かべる。 
「あぁん…いじわるなんですから~…お姉さん怒っちゃいますよ~」 
そう言ってはいるが、ハリオンはとろけるような笑みを浮かべている。 
その表情はとても淫靡で、男を誘うものだった。 
「ハリオン、いいか?」 
すでにはち切れそうになっている逸物をなんとかズボンからとりだし、ハリオンの 
膣口にあてがう。 
「はい~…ユート様ならお姉さん、許しちゃいますよ~」 
その言葉を受け、俺はゆっくりと腰を前に突きだした。 
亀頭が柔らかい膣内に入り込み、じわじわと押し広げていく。 
「あ、はぁんっ…お、っきいで、す~…」 
充分に潤滑液が出ていたためハリオンの声に苦痛の色はない。 
むしろ男を迎えることの悦び、そして快楽の声色が先にあった。 
「すご…ハリオンの中、うねって…吸い付いてくる」 
亀頭が入り込み、一気に腰を進めた悠人は、ハリオンの膣の感触に思わず声を漏らした。 
肉棒を隈無く包み、全体で刺激し続けてくるその快楽に思わず腰砕けになる。 
「あぁっ!ゆ、ユート様の…素敵すぎます~!!」 
だが、それはハリオンも同じようだった。 
俺のモノを受け入れたと同時、軽く達したようだ。ヒクヒクと膣内が痙攣している。 
ゆっくりしてたら…先にイッちゃうな。 
「あ、はぅっ!そ、んないきなり~!はげ、し、すぎ、ますぅ~!!」 
ハリオンの嘆願を無視し、一心不乱に腰を降り続ける。そうでもしないと 
この気持ちよさにすぐ射精してしまう。 
一気に先端まで引き抜き―――― 
「はぁんっ!ぬ、抜いちゃ――」 
子宮口まで叩きつける! 
「ひあぁぁぁああ!!い、いぃですぅ~!!」 
「ほらっ!おっぱいが漏れてるぞっ!」 
俺は快楽に咽ぶハリオンの胸を掴み、片方をハリオンの口に咥えさせた。 
「しっかり飲めよ、ハリオンっ!」 
「は、い~…ん。じゅりゅっ…ん、ぷあっ!お、いし…」 
愛おしげに自らの胸を啜りあげ、俺の与える快楽に溺れるハリオンを見るうちに、 
急速に射精感が押し寄せてきた。 
「くぁっ!で、出るぞハリオン!!」 
「は、はい~…いっぱい、いっぱい射精してください~!!」 
搾り取られるような膣内の動きに合わせ、俺はハリオンの最奥まで突き入れた。 
「うぁっ!あ、だ、駄目ですぅ~…わた、わたしも…イッちゃう――――――!!」 
今までにないほど膣内が締め付けあげられ、俺も一気に射精感が頂点に達した。 
「あ、ぐ…で、射精る――――!」 
爆発する快楽、体中がただ快楽のためにあると錯覚するほどそれを感じながら、 
俺はハリオンの膣内に全てを流し込んだ―――― 
「…はあ」 
妄想を終えて残るのは虚しさだけだ。どっかで聞いたことのある格言が頭の中で過ぎった。 
シーツの上に吐き出された粘度の高い白濁液を見やり、俺はため息をついた。 
この世界では俺達エトランジェはマナで構成されている…つまり、精液も 
放っておけばそのままマナに還るわけだ。 
「……寝るか」 
一発抜いてすっきりした一物を抱え、俺は自己嫌悪と共に布団に潜り込んだ。 
前の選択肢に戻りますか? Y/N