煩悩の白

ヘ「私に話って何ですか?コウイン様。」
光「あ、あぁ。あのさ、この前俺にチョコくれただろ?」
ヘ「え、ええ。一応は。」
光「それでな、ハイペリアにはホワイトデーっていう日があってだな。」
ヘ「ほわいとでー…ですか?」
光「あぁ…チョコを貰ったお返しをする日なんだ。」
ヘ「へぇ、そうなんですか。(ユート様もお返しくれるのかなぁ?)」
光「それでだな…俺もヘリオンちゃんにお返しを・・・」
カチャ、カチャ…
ヘ「な、な、な…なんで脱ぎ始めるんですか!」
光「ホワイトっていうのはだな・・・白っていう意味なんだ。
  だから俺の白いやつを受け取ってくれ!ヘリオンちゃ…」
今「真面目な顔してセクハラするんじゃないわよ!!!」
悠「アホかお前は!おー、よしよし。もう怖くないぞ、ヘリオン。」
光「い、いや…ジョウダンデスヨ?だから神剣おろしませんか?」
今&悠「「問答無用!!!」」
光「ま、待て!オーラフォトンノヴァとサンダーストームじゃ流石に死ねる。」
今「いっぺん死んだ方がアンタの為よ?
  ほら、馬鹿は死ななきゃ治らないらしいし?(ニッコリ)」
悠「ああ、そうだな。俺達も辛いんだよ、うん。(ニッコリ)」
ちゅどーん!!!
今「忘れないよ…光陰。」
悠「いや、それキャラ違うから。」

後日談
悠「なんか最近皆の様子が変だよなぁ。なんか知ってるか、ヘリオン?」
へ「あ、あ、あの!私、ユート様ならいつでもオッケーですから!」
悠「へ?何が?って、もういない…あ、セリア。なぁ、セ…」
セ「そ、それ以上近づいたら斬ります。わ、私はその…そんなつもりで…」
悠「???いや、話が見えないんだが?」
セ「し、失礼します!」
悠「・・・何なんだ?」

そういえば光陰の嘘ホワイトデーを訂正してなかったなぁ…
悠人がそれに気付いたのは3日後のことであった。
ちなみに正しいホワイトデーの情報にスピたちは安堵半分落胆半分だったそうな。