The Door into ……

え、何なんだって? ヨーティアの世紀の大発明だ? またぞろろくなもんじゃないんだろ。
今度のこれはエーテルジャンプを越える代物で、サーバーだのクライアントだの考える必要が無く、まさしくドアツードアで直ぐさまお届け?
ふーん。そりゃすごい。で、いつの間にか俺の部屋に運び込まれたそれが件の代物ってっわけか。
……なぁこれさ、俺知ってるぞ。ん? ハイペリアの技術は既にここまで進んでいたのかって? ああ、まあそんなとこかな。驚いていいぞ。
え、なになに。まだ試した事がないが完全完璧に機能する事をこの大賢者様が請け負うって? 自分で大賢者とか様とか言うなよ。
それって要するに俺が被験者って言うか生け贄ってわけか。そんなわけないだろって言われても自分でやらん時点でおかしいじゃん。
……ああまぁ分かってるよ。何たって俺主人公だからな。不可避だって事は重々承知の助ってなもんさ。
ん、なんだバカ剣。嫌な予感がするって? はは、まだ甘いな。俺なんか確信してるぞ。とりあえず覚悟しとけ。
行きたいところを宣言しながら開けりゃいいんだろ? なんで分かったって言われてもな。まぁいいや。
それじゃ開けるぞ。「第二詰所へ」
――――ガチャリ
 
 
 
 
 
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