嘘つきエイブリス

それは昔々のお話です。
あるところにガロリキュアという国がありました。
その国には嘘をついてばかりのエイブリスという男がいました。

エイブリスは嘘をついて国の人を困らせていました。
あるときエイブリスは、とんでもない嘘をついたのです。

エイブリスは言いました。
「女王様、私は見ました。
 その島には山のようなヨフアルがあり、ヨフアルで出来た建物がありました。
 そこはヨフアルの島なのです」
「それは本当か、私をそこへ連れて行きなさい」

エイブリスは女王様とお付の兵士たちと一緒に海へ出ました。
何日もかかってやっと島に着きました。

しかし女王様とその一行がついた島には何もありませんでした。
女王様はかんかんです。
「ヨフアルなど無いではないか、この嘘つきめ」
「そんな事はありません、きっとヨフアルは海に沈んだのです」
「まだそんな嘘を言うか、この男を死刑にしてしまえ」

こうして嘘つきエイブリスは死刑になってしまいました。

「・・・というお話がハイペリアにあったんだよ。
 どうだいネリーちゃん、シアーちゃん」
「興味深いお話ですね」
「Σ!!」
「兄さんを嘘つき呼ばわりした・・・」
「いやシアーちゃん、ロティの名前を使ったけれど分かりやすくする為で・・・」
「光陰のアホー!!」
「!!ニムントールみたいな感じだけど、ネリーちゃん違うんだ!!」
「光陰~また何か馬鹿なことをしたんじゃないでしょうね」
「きょ、今日子違うんだ、ハイペリアの文化をだな伝承する為に~」
『問・答・無・用・!』
「うwあqswftrひゅjきぉ;p」