「世界」は孤高

 勘違いしている奴があまりに多いので言わせてもらう。
 「世界」は孤高。突然スマン。だが、もう我慢ならない。
 「世界」と融合してまだ一周期も経ってない僕だが、言わずにはいられなかった。

 ちょっと壊しに行った世界で、よく「「世界」いいっすねえ」などと言われる。
 「世界」は二位神剣だし、「運命」とか「宿命」とかいるし別にそうでもないっしょ。
 でもなんか言われる頻度が高い。なんでよ?謎だった。

 しかし、この間気付いた。
 声をかけてくる奴はほぼ100%神剣使いなんだよ。
 「秩序」や「無我」じゃない。その他の神剣な。
 「因果」とか「空虚」とか。「冥加」とか。
 ひでえ奴になると「消沈」とか「失望」とか。
 あえて「その他の神剣」と呼ばせてもらう。

 そいつらの「「世界」いいっすねえ」の中には「同じ神剣使いの仲間ですね」ってニュアンスを感じる事に気付いたんだよ。
 冗談じゃねえって。仲間じゃねえよ。
 「俺の神剣の血筋は「世界」と繋がってるんだぜ」みたいなオーラフォトンも感じる。
 繋がってねーよ。完璧に気のせいだ。ふざけんな。

 「世界」と他を比べてどっちが良いかなんて事は言うつもりは無い。
 「世界」を使う僕はそんな事は言わない。「無我」を使ってる奴もそうだろう。
 「秩序」や「再生」使いでも同じだ。「永遠」、「深遠」使いだってそうだろう。
 その神剣を好きで使ってる奴は、他を認めつつも他を羨まない。
 自分の選択に自信を持ってる。
 「その他の神剣」を使ってる奴はそうじゃない。
 「世界」や「秩序」、そして永遠神剣の栄光に浸かりながら「その他」を使ってる。
 気持ち悪い。
 一番手に負えないのが「その他」の「求め」を使ってる奴だよ。
 「求め」ってだけで「誓い」と同列だと思ってる。
 いや、信じてる。心の底まで信じきってる。ありえねえ。
 同列なわけねえだろ。いっしょにするな。
 死ね。

 誤解のないように言っておくが、「無我」には敬意を表してる。
 「無我」使いは「その他の神剣」使いとは違う。「世界」を羨まない。精神が違う。

 もう一度言うが、「世界」は孤高。
 その他の神剣とは違う事、そして明確に区別されるべき存在であることを忘れるな。