水の流れ、そよぐ風…そしてささやかに癒す粉雪。

信じてるよ、何処までも。
その孤独な背中に襲い掛かる、あまりに惨い多くに必死で耐える貴方の背中を。

信じてるんだから、何処までも。
その孤独な背中に容赦ない、それは永すぎる歪みの積み重ねよりの理不尽に耐える貴方の背中を。

信じてるあげるわよ、何処までも。
その孤独な背中にドス黒く囁いてくる、貪欲な神剣の心への侵略に耐える貴方の背中を。

信じてるぞ、何処までも。
その孤独な背中に自ら背負った、あの何処までも広がる空の下での自分の言葉に耐える貴方の背中を。

貴方のために、この青きマナにて病毒と苦痛をせめてやわらげます。
貴方のために、この青きマナにて眼前の全てを凍てつかせて砕きます。

私と私たちと、そして私たちの大事な暖かく優しいものをもまとめて絶対に守り抜こうと戦う貴方のために。

だからいつか、アクアマリンのリングを私に贈ること…わかった?
だからいつか、ブルーサファイアのブレスレットを二人にちょーだいっ、くれるよね?
だからいつか、ラピスラズリを持って来い…何か作るから。

他の色のマナたちと共に、青きマナは何処までも貴方の背中を見ています。


終わり