むかしむかし あるおうこくに 
なかむつまじい しまいがおりました。 
けっしてゆたかでは ありませんでしたが、 
へいわに くらしていたのです。 
       __________ 
     ////\|//////\ 
    ////|___|./////:::::\\ 
  /∠∠∠∠∠ ∠∠∠∠/:::::::::::::::\\,ィ^i^!1ー、     ヽ 
   ̄| ┌┬┐┌┬┐  |::::::::::::::::::::::::::::| ̄..,(レー― 、)  , ´ ̄ 〉ヽ 
    | ├┼┤├┼┤  |::::::::||||||||||:::::::|  `_l !i_!li_!i!リ ixil ノノハ))) 
    | └┴┘└┴┘  |::::::::||||||||||:::::::|  ixl」 ゚ヮ゚ノリ ノノi(リ ゚ヮ゚ノlヾ、 ナカイインダヨッ 
    || ̄ ̄|| ̄ ̄|| ̄|| ̄|::::::::||||||||||:::::::|  λ||Ψ)ヽ ´ 〈_イ个)ヽ ` 
    ||_  ||_  ||_||_|::::::::||||||||||:::::::|  U//'__'jヽ   (Uノ_| |ゝ 
    || ̄ ̄|| ̄ ̄|| ̄|| ̄||||乃三三-_     (メーtソ    し'ノ 
あるひのこと、 
おねえさんが かわでせんたくをしていると、 
なんと、かわかみから きょだいなネネのみが 
どんぶらこ~どんぶらこ ってぐあいにながれてくるではありませんか! 
           ,ィ^i^!1ー、 
┌────┐ ,(レー― 、) 
│三途之川│ `_l !i_!li_!i!リ て 
├────┤ ixl」;゚ヮ゚ノリ  そ 
┴────┴ λ||Ψ)ヽ 
_____ ⊆ U~~U 
~~~~~~~ ヾ  ヽ人~~~~ 
~⌒~⌒~⌒~⌒~ /  \~⌒~ 
⌒~⌒~⌒~⌒~ (  人  )ドンブラコ~ドンブラコ 
~⌒~⌒~⌒~ <三∋∈三>~⌒~⌒ 
~⌒~⌒~⌒~⌒~⌒~⌒~⌒~⌒~ 
おねえさんは さっそくそれをもちかえり、 
ふたりでわけてたべようとおもって ほうちょうでまっぷたつにしたのです 
    ヽ                     ,ィ^i^!1ー、    |   | 
  , ´ ̄ 〉ヽ                   ,(レー― 、)    |   | 
 ixil ノノハ)))              i`_l !i_!li_!i!リ  _____  ドガッ! 
.ノノi(リ;゚ヮ゚ノlヾ、ソレ、ホウチョウ? . セイッ! ixl」 ゚ヮ゚ノリ   |____ノ:\ 
´ 〈_イ个)ヽ `               λ||Ψ)つ==|__ / : > > 
  (Uノ_| |ゝ              ⊂U//'__'jヽ    |   .( ノ /そ 
   し'ノ                            ~~~~~~~~~~~ 
すると どうでしょう! 
ネネのみの きれめからひかりがあふれ 
なかから しにかけの おとこのこがでてきたのです! 
    ヽ                     ,ィ^i^!1ー、 
  , ´ ̄ 〉ヽ                   ,(レー― 、)  
 ixil ノノハ))) て           i`_l !i_!li_!i!リ て       + 
.ノノi(リ;゚ヮ゚ノlヾ そ      .    ixl」 ゚ヮ゚ノリ   そ 
´ 〈_イ个)ヽ `               λ||Ψ)つ        +    ピクピク 
  (Uノ_| |ゝ              ⊂U//'__'jヽ      ⊂|と(|i|。д。)っ))   + 
   し'ノ 
こころのやさしいしまいは そのおとこのこを 
とりあえずちりょうして、だいじにそだててやることにしました 
なまえは、ネネのみからうまれたので 『ねねたろう』となづけました 
    ヽ                           ,ィ^i^!1ー、 
  , ´ ̄ 〉ヽ                         ,(レー― 、)  
 ixil ノノハ)))                   i`_l !i_!li_!i!リ 
.ノノi(リ;゚ヮ゚ノlヾ イヤ、ブッタギッタノオネエチャンダシ  ixl」TヮTノリ アア、カワイソウニ 
´ 〈_イ个)ヽ `                     λ||Ψ)つ━・ 日 
  (Uノ_| |ゝ                   ⊂|と(|i|。д。)っ  [ :] 
   し'ノ 
それから すうねんもすると 
ねねたろうは、おおきく、たくましくせいちょうしていました 
              ヽ)/  
            ∠´ ハ`ゝ 
            彡//ノハハ〉 
            ゞ(リ ゚д゚ノ! オレノナマエハ ネネタロウ 
             <´ii Yliン, 
             U |.Tii< 
              <_ノ_jイ_ゝ   
ウホッ イイオトコ 
  ,ィ^i^!1ー、     ヽ 
 ,(レー― 、)  , ´ ̄ 〉ヽ 
 `_l !i_!li_!i!リ ixil ノノハ))) 
 ixl」 "ヮノリ ノノi(リ;゚ヮノlヾ、 …ヨクブジニソダッタネ 
そんなあるひ、 
いえに あるてがみがきたのです 
                                          _____ 
       __________                    .|青すぴ | 
     ////\|//////\                   |郵便局 | 
    ////|___|./////:::::\\                 | ̄ ̄ ̄ ̄ 
  /∠∠∠∠∠ ∠∠∠∠/:::::::::::::::\\,ィ^i^!1ー、        /  | 
   ̄| ┌┬┐┌┬┐  |::::::::::::::::::::::::::::| ̄..,(レー― 、)      , ´ヽ`'ヽ|  ン、カキトメダ 
    | ├┼┤├┼┤  |::::::::||||||||||:::::::|  `_l !i_!li_!i!リ     ((()))| | 
    | └┴┘└┴┘  |::::::::||||||||||:::::::|  ixl」 ゚ヮ゚ノリ ドーモ  ,|(゚- ゚ノノ| ノ`ヽ 
    || ̄ ̄|| ̄ ̄|| ̄|| ̄|::::::::||||||||||:::::::|  λ||Ψ) つ  [〒]⊂ヌ(介)(9(uUJ 
    ||_  ||_  ||_||_|::::::::||||||||||:::::::|  U//'__'jヽ      く/Цゝし 
    || ̄ ̄|| ̄ ̄|| ̄|| ̄||||乃三三-_     (メーtソ       し'ノ 
そのてがみは おうこくからのおふれでした。ないようは 
『おにのしま につれさられた わかくてびじんのひめをすくったものには 
 のぞむだけの きんぎんざいほうと おうじょとのけっこんを ゆるそう!』 
・・・という、どこかうさんくさいないようでした。 
ですが、ひめさまをすくうというしめいにもえた おねえさんは、 
ねねたろうを ひめさまきゅうしゅつのたびにだすことを けっしんしたのです 
              ヽ)/  
            ∠´ ハ`ゝ 
            彡//ノハハ〉 
            ゞ(リ;゚д゚ノ! エ、マジ!?ツーカ、ジブンデイケヨ 
             <´ii Yliン, 
             U |.Tii< 
              <_ノ_jイ_ゝ   
ガンバッテイッテクルノヨ 
  ,ィ^i^!1ー、          ヽ 
 ,(レー― 、)       , ´ ̄ 〉ヽ 
 `_l !i_!li_!i!リ      ixil ノノハ))) 
 ixl」 \ヮ\ノリ ノシ    ノノi(リ;゚ヮノlヾ、 カワイソウナ ネネタロウ 
                   ・ ・ 
しまいから、おおきなはがねのなたと、めいか『よふある』を3、4こ、 
そしてわずかなおかねをもらって、ねねたろうは いやいやたびだちました。 
しばらくして、ねねたろうは まちにきていました。 
いっしょに おにとたたかってくれる なかまをさがすためです。 
   //    \    |;; |        | ̄ ̄| 
  //       \  .| |  | ̄ ̄|   .|0000| 
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
               ヽ)/  
             ∠´ ハ`ゝ 
             彡//ノハハ〉 
             ゞ(リ;゚д゚ノ! ・・・ 
             <´ii Yliン, 
_________U |.Tii< _______________ 
             <_ノ_jイ_ゝ 
                     
                    マッテヨー      , ヘ 
                 '´ ⌒ヽ        〃 ' ^^ヾ 
                ハ」」」l」」〉       i ハ从从リ   アハハハッ 
                ヾゝ゚ ヮ゚ノゝ      ノノゞリ゚ ヮ゚从 
                ⊂》|Tリつ      (((⊂》|Tリつ 
                 く/|_ノ⊃        く/|_ノ⊃ 
                 (/            (/ 
うわさでは、このおみせに おにたいじをする たびびとたちがあつまっているということです 
ねねたろうは、さっそくそこにむかいました 
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┬┴┬┤ RESTAURANT ├┬┴┨ 
┴┬┴┤    消 沈   ├┴┬┨ 
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┴┬┴┬┴┬┴┤     O├┴┬┨│本日の日替わり.| 
┬┴┬┴┬┴┬┤      ├┬┴┨│特製味噌汁定食│ 
┴┬┴┬┴┬┴┤      ├┴┬┨└───────┘ 
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ねねたろうが おみせにはいると、そこには5にんの 
おきゃくさんがいました 
    ________ 
    |=====| 
    '~~~~~~ヽ 
   ! l」」ルl」」 ┃>∫∫ 
   i !ゝ゚ -゚ノゝつグツグツ    <…イラッシャイマセ 
   i !/wkつノ.┃ 
   ノノく/|_ノ  〈≡≡≡≡〉 
     し'ノ  ./ 味噌汁ヾ 
  ||ニニニニ||(____,,) 
  ||      ||ヾ;从;从;;从ノ 
                , ヘ _                 _ ,ヘ 
  '´ ヘ ヘヾ  ' ` ^ヽ     〃' ヘ ヘヽ     '´ ⌒ヽ   〃/::::|ヽ 
 ノ〈从ハ从〉ノ ル从ルリゝ  ノi ミ从l~iルソ     ! ソノノ~))) ∠ <====ゝ 
 从ヲ´ヮ`ノヲ从リ゚ ー゚从 (((ヾ(i|゚ -゚ノi|    く人リ゚ ー゚ノiゝんヘi」゚ -゚ノ」 
 ノφ》|Tリつ ⊂》|Tリφ (((φ》|Tリつ     φ》|Tリつ 从iφ》|Tリつ  
|ニニニニニニニニニニニニニニニニ|   |ニニニニニニニニニニニ| 
 ||  つつ   つつ     つつ ||     || つつ    つつ  || 
              ヽ)/  
            ∠´ ハ`ゝ 
            彡//ノハハ〉 
            彡彡彡;ノ ミソシル? 
             <´   ン, 
             U   U 
              <______ゝ   
さっそく、ねねたろうは どうしをつのりました。 
すると、5にんのうち 3にんがさんせいしてくれましたのです 
    ________ 
    |=====| 
    '~~~~~~ヽ 
   ! l」」ルl」」 ┃>∫∫ 
   i !ゝ゚ -゚ノゝつグツグツ     <・・・・・・ 
   i !/wkつノ.┃ 
   ノノく/|_ノ  〈≡≡≡≡〉 
     し'ノ  ./ 味噌汁ヾ 
  ||ニニニニ||(____,,) 
  ||      ||ヾ;从;从;;从ノ 
       ハ~イ      , ヘ _        メンドクサイ   _ ,ヘ 
  '´ ヘ ヘヾ  ' ` ^ヽ     〃' ヘ ヘヽ     '´ ⌒ヽ   〃/::::|ヽ 
 ノ〈从ハ从〉ノ ル从ルリゝ  ノi ミ从l~iルソ     ! ソノノ~))) ∠ <====ゝ 
 从ヲ´ヮ`∩∩リ゚ ー゚从 (((ヾ(i|゚ -゚ノ∩    く人' A`ノiゝんヘi|゚Д゚;ノ」 エ?イマサラ?テイウカ、コレデデバンオワリナノ? 
 ノφ》|Tリ/\ 》|Tリφ (((φ》|Tリ/     φ》|Tリつ 从iφ》|Tリつ  
|ニニニニニニニニニニニニニニニニ|   |ニニニニニニニニニニニ| 
 ||  つつ   つつ     つつ ||     || つつ    つつ  || 
              ヽ)/  
            ∠´ ハ`ゝ 
            彡//ノハハ〉 
            彡彡彡(ノ∩ オレトオニタイジニイッテクレルヒト テヲアゲテ! 
             <´   / 
             U  < 
              <______ゝ   
たのもしいなかまを えたねねたろうは 
おにのすむしまにむかって そのあしをすすめました 
どうちゅう、よふあるをわけたりして、たのしいたびじでした 
                 ,ヘ _         ヽ)/ 
  '´ ヘ ヘヾ  ' ` ^ヽ    〃 ' ヘ ヘヽ      ∠´ ハ`ゝ 
 ノ〈从ハ从〉ノ ル从ルリゝ  ノi ミ从l~iルソ      彡//ノハハ〉 
 从ヲ´ヮ`ノヲ从リ゚ ー゚从 (((ヾ(i|゚ -゚ノi|      ゞ(リ ゚д゚ノ! ミンナ、イクゾ! 
 ノ⊂》|Tリつ ⊂》|Tリつ  从i⊂》|Tリつ       <´ii Yliン, 
..て(く/|_ノゝ  く/|_ノゝ     く/|_ノゝ        U |.Tii< 
    し'ノ    し'ノ      し'ノ         <_ノ_jイ_ゝ 
みっかほどのたびのかいあって ようやく おにのしまをみつけましたが、 
しまというだけあって、あるいてはいけません 
ねねたろうたちは ふねをさがすことにしました。 
10ぷんほど、かいがんをあるいていると 
わたしぶねやさんを みつけたのです 
            , ^》ヘ⌒ヘ《ヾ 
            ( リ〈 !ノルリ〉)) 
            ノノ(!リ゚ ヮ゚ノリ(( ア、イラッシャイマセ! 
           (( φ》|Tリ っソ 
            ┌────┐ 
            | 渡し舟  | 
            |往復100R | 
           ヽ)/  
         ∠´ ハ`ゝ 
         彡//ノハハ〉 
         彡彡彡゚ノ フネヨコセ 
          <´   ン 
          U  <U 
           <______ゝ   
こうしょうのすえ、ねねたろうたちは おにのしまにいけるように なりました 
ひめさまを すくうべく、ねねたろうのたたかいは これからはじまるのです 
    ラクチンデス~♪       ,ヘ    コレフネカヨ… 
     '´ ヘ ヘヾ ' ` ^ヽ   〃 ' ヘ ヘヽ∠´ ハ`ゝ , ^》ヘ⌒ヘ《ヾ 
    ノ〈从ハ从〉ノ ル从ルリゝ ノi ミ从l~iルソ彡//ノハハ ( リ〈 !ノルリ〉)) 
    从ヲ´ヮ`ノヲ从リ゚ ー゚从(((ヾ(i|゚ -゚ノi|ゞ(リ;゚д゚ノ!ノノ(リ;゚ヮ゚ノリ(( モンクイワナイデクダサイヨゥ 
  ((( | ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─| ̄ ̄ ̄|─□( ヽ┐U   ワタシダッテハズカシインデス…ツカレルシ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
                              キコキコキコキコ 
とうとう、ねねたろうたちは ひめさまがとらわれているという おにのしまに 
あしを ふみいれました。 
どういうわけか、みはりとかの おにはいませんでした 
まるで ねねたろうを さそっているかのように… 
ですが、またとないきかいであることに ちがいはありません。 
ねねたろうたちは どんどんおくにすすむことにしました 
いちばんおくまできたあたりで、ついに おににそうぐうしました 
おおきなつのに、くろしょうぞく、かたなをたずさえた そのおには、かなりてごわそうです 
                 ,ヘ _       ヽ)/                   A 
  '´ ヘ ヘヾ  ' ` ^ヽ    〃 ' ヘ ヘヽ    ∠´ ハ`ゝ              <´, ̄, ーフ 
 ノ〈从ハ从〉ノ ル从ルリゝ  ノi ミ从l~iルソ    彡//ノハハ〉             <ノノ从〉ミ> 
 从ヲ´ヮ`ノヲ从リ゚ ー゚从 (((ヾ(i|゚ -゚ノi|    ゞ(リ ゚д゚ノ!             |i- ゚ノ|l)< 
 ノ⊂》|Tリつ ⊂》|Tリつ  从i⊂》|Tリつ     <´ii Yliン,          O=m(Y )ヽ二二フ 
..て(く/|_ノゝ  く/|_ノゝ     く/|_ノゝ      U |.Tii<             [:] /[:] 
    し'ノ    し'ノ      し'ノ       <_ノ_jイ_ゝ              /(_/ く___ヽ 
ねねたろうは いいました 
「ひめさまを かえせ!」 
すると、おには 
「てまえを やぶることができたら かえしてやろう」 
と、いってきたのです 
もはや、たたかいはさけられません。ねねたろうたちは ちからをあわせてたたかうことにしました 
そうぞうどうり、おにはものすごくつよかったのです 
せっかくあつめたなかまたちは、おにのやいばのまえに、つぎつぎとたおれてしまいました 
                                       ヽ)/                   A 
                                     ∠´ ハ`ゝ             <´, ̄, ーフ 
                                     彡//ノハハ〉            <ノノ从〉ミ> 
   ヤラレチャイマシタ~           ,ヘ _           ゞ(リ;゚д゚ノ! ハヤイ!        |iー ゚ノ|l)<  ニヤリッ 
    '´ ヘ ヘヾ    ' ` ^ヽ ツ、ツヨイ 〃 ' ヘ ヘヽ          <´ii Yliン,          O=m(Y )ヽ二二フ 
    ノ〈从ハ从〉  ノ ル从ルリゝ    ノi ミ从l~iルソ         U |.Tii<              [:] /[:] 
⊆|と从ヲ´ヮ`ノヲ 二从リ"д"つ |二(((ヾつ"-"ノi| クッ…       <_ノ_jイ_ゝ              /(_/ く___ヽ 
「こんどは きでんの ばんだ!」 
おには そのするどいがんこうを ねねたろうに むけてきました 
こんなところまできて やられるわけには いきません 
「でやあああぁぁぁーー!!」 
いちかばちか、ねねたろうは、こんしんのちからをこめて おににきりかかったのです 
           ヽ)/                   A 
         ∠´ ハ`ゝ              <´, ̄, ーフ 
         彡//ノハハ〉             <ノノ从〉ミ> 
    ドウダ!  ゞ(リ;゚Д゚ノ!    ∧     Σ|iд゚;ノ|l)< ナント! 
          <´ii Yliンつ=|二二⊿|   O=m(Y )ヽ§ 
          U |.Tii<             [:] /[:] 
          <_ノ_jイ_ゝ              /(_/ く___ヽ      §二二フ 
ばっきいいいぃぃーん! 
みごとに、ねねたろうのいちげきは こうげきをうけようとした おにのかたなをくだいたのです! 
こうなってしまっては、いかにおにといえども まともには たたかえません。 
「てまえの まけだ・・・やくそくどおり、ひめをかえそう」 
おには、いさぎよく こうさんしました 
おにが さっとてをふると、そらにひかりがあらわれました。 
なんと、そのひかりのなかから じょせいがでてきたのです! 
                        +  __ 
                        「,'´r==ミ、    + 
                    +    くi イノノハ)) 
                        | l|| ゚ヮ゚ノl   キラキラキラキラ 
                        j /ヽ y_7 
           ヽ)/             (7i__ノ卯!   +        A 
         ∠´ ハ`ゝ         +   く/_|_リ          <´, ̄, ーフ 
         彡//ノハハ〉                          <ノノ从〉ミ> 
         ゞ(リ ゚Д゚ノ! オオッ                      |i- ゚ノ|l)<  
          <´ii Yliン                       O=m(Y )ヽ§ 
          U |.Tii<                          [:] /[:] 
          <_ノ_jイ_ゝ                           /(_/ く___ヽ       
ひめさまとおもわれるじょせいは、ねねたろうをみるなり れいをいってきました 
「ありがとうございました。きっとたすけがきてくれると しんじていました」 
ひめさまはとても うれしそうでした 
         ヽ)/            __ 
       ∠´ ハ`ゝ            r==ミ、] 
       彡//ノハハ〉         (ノノハ))ゝ 
       ゞ(リ ゚д゚ノ!            |(゚ヮ゚ |l | 
        <´ii Yliン,            / y_7ゝq 
        U |.Tii<           . (|卯!ヽゝ 
         <_ノ_jイ_ゝ          .く_|_ヽノ 
ですが、ねねたろうは とっぱつてきにうかんだぎもんを 
おもわず くちにだして しまったのです 
           ・  ・  ・  ・ 
「おかしいな・・・ わ か く て びじんのひめさま ってきいてたんだけど」 
「~!!」 
なんということでしょう! 
ねねたろうの ばくだんはつげんを きいたとたん、 
ひめさまの かおが みるみるうちに いかりに そまっていくではありませんか! 
             ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 
                      ;从;从; 
         ヽ)/           (::__::::) 
       ∠´ ハ`ゝ            r==ミ、] 
       彡//ノハハ〉         (ノノハ))ゝ 
       ゞ(リ;゚д゚ノ! ウッ  .      |( ヮ #|l | 
        <´ii Yliン,            / y_7ゝq 
        U |.Tii<           . (|卯!ヽゝ 
         <_ノ_jイ_ゝ          .く_|_ヽノ 
ねねたろうは、じぶんのいったことを しんそここうかいしました。 
ひめさまにあやまろうとしましたが、すでにおそかったのです 
   "                      ヽ)/ 
     ´∴        __       ∠´ ハ`ゝ゜ヾ´      ″´∴ 
             「,'´r==ミ、―≡ ̄`:´彡//ノハハ〉∴∵゛' 
          __くi イノノハ))≡―=',(((#i)ミミミ)≡―=‥、 ∵゛、゜¨ 
        , ≡ )| l|| ゚ヮ゚ノl|r⌒)  _/ / ̄ =―≡―   _ 
      ´∴'≡く / ∧   | y'⌒  ⌒ ヽ イノノハ))(  ≡―=‥、,、 
     ″″    \/〈(((ノ从|  /    | | ゚ヮ゚ノ`=―≡―〟〟 
     "        ||( ゚ヮ゚ー' |   |ヾノ   // 
             =―≡ ̄`:, | ,  | ( ̄=―≒‥,, 
  "       ,゛"=―≡―=',/  ノ )∵`=≡―= 
            ″( ゚ヮ゚∴/´/ / |  | , ゚ヮ゚ノ'ゞ    ∵゛、 ゜  ¨ 
  ヾ       =―≡ ̄`:゛/ / \|  |≡―=‥、,、   ヾ 
      ,゛"=―≡―='(  |  (  |=―≡―〟〟    , 、∴ 
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  ・            / / |  |   | ヽ/⌒〉 
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ひめさまのれんげきを みにうけ、いまにもてんにめされそうな いしきのなかでおもいました 
「たすけにくる ひつよう なかったんじゃないか・・・」 
そして、おにのしまからは、ひめさまとひんしのねねたろうだけがかえってきたそうです 
すこしして、いちれんのじけんは、ひめさまがねねたろうのうわさをききつけ 
おむこさんにするためにしくんだ いんぼうだったことが はんめいしました。 
ひめさまにきょうりょくした ひとたち、つまり 
おにや、わたしぶねのせんどうさん、そしてねねたろうをそだてたしまいは 
たくさんのきんぎんざいほうを もらって、しあわせにくらしたそうな。 
しかし、ひめさまにらちされたねねたろうが そのあとどうなったかは、だれもしらないのでした・・・ 
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ムチャシヤガッテ・・・ 
  ,ィ^i^!1ー、     ヽ 
 ,(レー― 、)  , ´ ̄ 〉ヽ 
 `_l !i_!li_!i!リ ixil ノノハ))) 
 ixl」 Tヮノリ ノノi(リ;゚ヮノlヾ、 オネエチャン、マサニゲドウダネ 
                                                    めでたし めでたし