インタビュー4

元ラキオス軍 スピリット隊所属
ニムントール・G・ラスフォルト

出世欲もなく
ただ姉といることを望んだ少女

現在は その姉と二人で
穏やかな生活を送っている

彼女が入ってきた瞬間
ニムはタオルを引き寄せ

湯気に包まれた湯船から
何とか脱出した

嫉妬にあおられた視線が
降りた先は―

『ニム』の胸元

途方も無く狭くて
何も無いただの荒野だった

『成長期』がくるまで
どれだけ待たされるか

『浴場』内は視線干渉が激しい

無線も救難信号も
届く確率が低いんだ

途方に暮れたわよ

それにしても見事なまでの
ぺたんこっぷりだった

まだ早いんだと感じたよ

でも その時―

頭上で轟音が走った

彼女の胸だ

ニムは悠々と揺れるその胸に
嫉妬した

そして 汗が止まるのを待たず
脱衣所へと歩いた

とにかく早くキッチンでミルクを飲んで
彼女と張り合いたかったんだ

結局 今でもそれは
適ってないけどね

胸ってのは
垂れたら終わりなんだ
When a fighter plane goes down, that's the end.

四方八方に垂れ散って
スタイルが跡形も無く崩れてしまう

そりゃあ怖いわよ

でも そうなる前なら
いい女の証が得られる

ニムは諦めたけど
今もミルクを飲んでいる

だけど―

寂しいんだ 平たすぎて

やっぱり 彼女と張り合ってみたいものよね