インタビュー5

元ラキオス軍
スピリット隊副隊長

エスペリア・G・ラスフォルト

通称 緑時々黒のメイドさん

その容姿と能力から
エトランジェの副官として任命された女性

現在はガロ・リキュア王城内で
女王の補佐を務めている


あのころの私は決意に満ちていました

ラキオスの未来をかけて
勝利へと導くために

綺麗なだけでいては
何の解決にもなりません


私の任務はエトランジェ――ユート様のコンディション維持

そう 失敗することは許されない
重要な任務

あの日 妹たちからの
噂話を聞いて

私は怒りを覚えました

混乱しているユート様

相手は天然 
それもたった1人

正統なあの手この手が天然風情に
負けるわけがありません

ですが 私の誇りもユート様も
汚されたのです

何が違ったのか

まあ どうであろうと
彼女のおかげで

随分違うシナリオを
歩むことになりました

貴方は考えたことがありますか?
胸とは何か

そこに生きる女性一人一人が
胸を有しているのです

努力せず成長した胸に
アピールする色気などありません

そんな相手に
なぜ私は負けたのでしょう

ただ大きくなるに任せていた胸に

責任を背負わねば
胸は大きくなるとでもいうのでしょうか