StoryTellerHimika

あとがき

『StoryTellerHimika』をお届けしてみました。
まずは、「ヒミカさんとお話」というインスピレーションを与えてくれた前スレ720氏に感謝を捧げます。
そして、前スレ721氏。童話でokという確信を与えて頂きました。最初はやられたかと焦りましたが、展開違って安心(w
もちろん、前・今スレ住人の皆様にも。

『魔法を求めて』部分で『オズの魔法使い』を思い出される方もいるでしょう。
意識して合わせてある部分、意識して違えてある部分があります。
小説の序文を覚えているとより両者がわかってニヤリとして頂けると思います。
L. Frank Baum 氏の熱烈なファンの方には違えてある部分が受け入れ難いかと
思いますが、方向性の違いということでご勘弁下さい。
氏の提示した旧態へのアンチテーゼはとても意義あるものだと思っていますが、
序文の主張を額面通りに受け取るのではなく、提示のための単純化・極論化を
割り引いて考えるべきかな、というのが私の思いです。

さて、そんなわけで、テーマは「お話」と「魔法」です。
・お話
 とりあえず、
   ・ヒミカ:私 / ネリー・シアー・ヘリオン:あなた方
   ・ヒミカ:あなた / ネリー・シアー・ヘリオン:あなた以外のスレ住人
 の二通りを考えてみて下さい。余力があればその他も。今回、asideまで何かが込められてますので(w
・魔法
 えぇ、魔法です。魔法とは呼ばれないような、ごくささやかな、魔法。
 即死を危ぶまれたスレが盛り上がったのも、
 私がお話を書くに至った運命の悪戯も、
 あなたがスレにいるのも、
 きっと、そんな魔法…

最後は『寸劇@第二詰所』からの引用で締めたいと思います。

   (そう、考えて。すべてはそこから始まるんだから…)