明日への飛翔

あとがき

 ご支援ありがとうございました~~~~~♪♪♪
 一ヶ月続いた「明日への飛翔」も、皆さんの温かい応援のおかげで完結する事が出来ました。
 いやぁ、なんと言うか素人同然だった私も、何かを形にできたかなと思うと感無量です。
 
 ヘリオンルートを考えた時、どうしても名作『失望の道行』が頭にありました。
 だから出来るだけ真似というか二番煎じに陥らないように、意識して作風を離して見ましたが・・・。

 「ではシリアス寄りで、ヘリオンは本当は結構強いんだけど、力を発揮できない理由がある事にしよう。
<真実>は上位の存在だったのが砕けて、その一つが<失望>になったらしいから、「飛翔」では逆に全く
新しく生まれた存在にしたいな・・・でもそうすると、どうやって第三位(以上)に進化させるか・・・。)

 そこで目を付けたのが、いろいろ特殊な所のあるイオさまの<理想>でした。第四位相当らしいし。
 「失望×(求め一部+理想)=希望」という感じで。>>79さんなんてほとんどこれ予想してたかも??
 いや実は、ヘリオン以外ではイオさまもかなり好きなのですよ。(何を隠そう>>12は私です。)
 でもこれ程イオさまが頻出するSSも見たこと無いので、バレバレだったかなぁ?
 物語としてはイオさまには、あそこで死んで貰う方が美しいのかも知れませんが・・・。
 やはり結局、死なせる事が出来ませんでした・・・orz<ちびイオたんになって復活させちゃったヨ。 
 悠人が前に誘いに乗ってたりして好感度低いと「ヘリオン忘れる→イオさまと百合な関係にEND」が?
  
 それで「えたーなるへりおん」と成った彼女ですが、ラストだしクラスアップもしたので新技続出です。
「百花繚乱」は五幕で肉体の損傷を気にしない<拘束>が使った、スピリットの限界を超えた乱れ突き。
  突き技ならこれしかないだろ~とロマサガ2のイロリナの星から引っ張り出してきたのですが・・・。
  ・・・・・・そういえば、るろ剣でも変なおっさんが使ってたような::(気にしないでネ)
  月と夜の加護を受けた云々というのは、月輪の太刀の説明文から。これも五幕で一度出てきますね。
  本当に<拘束>様は使い勝手が良かったです。で、それを夜半の~にかけてみたり。辞書参照^^;

「風花(かざばな)の太刀」風花とは雲も無いのにちらちらと降って来るお天気雪の事ですね。
  攻防一体。攻撃しようとしても余りに疾いので雲を掴むように捉えられない。加えて姿も見えないのに

  (雲も無いのに)微塵切りにされて、溶けるように消える様子が風花のようだと。
  でも全体(範囲)攻撃に弱いです。オーラフォトンブレイクとか怖いですね。
  光陰に説明させようと思ったら長くなったので削りました。決め台詞は時深さん発案です。

「???」希望の翼が光り輝くあれです。白スピの力を手に入れたヘリオンの新サポートスキル。
  何と言うか、ヴァルキリー・プロファイルの「ガッツ」みたいな効果があるみたいです。
  詠唱呪文は「この大地の果てで」から取ってるので、ここでの希望は(ひかり)と読みます。
  当初からこの展開は狙ってたので、その為に<希望>にしたと言うのもあります。
 
 何と言うか、かなり成長して強くなったように見えるヘリオンですが、あれはコアラ様が油断してたのと
相性が良かったせいでしょう、きっと。可哀想でタキオスの相手なんかさせられません。

 ユーフィは・・・名前はアセリアの子と同じですが、髪の毛とか黒いです。髪型もツインテールで、神剣も
たぶん<悠久>じゃないかも。それで、少しイオさま入ってますね、時深おばさんとか平気でいう辺り。
 エリオンは・・・悠人のちびっこヴァージョンです。時深が好きだって設定にしましたけど、あるいは時深
の方でも好きだった悠人にそっくりだし、ショタに目覚めて結ばれたりするかも。
 きっと神剣も、求めの意識が残ってたりするかも知れませんね。<希求>とかそんな感じで。
 もし番外編を後にしたら、双子はまだ生まれずに悠人と二人ラブラブなヘリオンの姿を描くつもりだった
のですが、母親になっても少女っぽさが抜けないヘリオンも良いかなぁと、こういうラストに成りました。

 純(=瞬)の「詩織(=佳織)は世界の全て」という台詞は、神剣と幕間の冒頭の台詞をかけた物です。
エロゲのタイトルじゃないです。<誓い>の契約が生きてたのかどうか、再び生まれ変わった二人でした。

 それでは皆さん、また近いうちにお逢いしましょう~♪(返信ですぐ出てきそうな気もするけど。)