「・・・・・・」
「ん・・・完成。」
・・・・・・・・・・・・・緑色?
「手前もです。」
・・・・・・・・・・・・・ピンク色?
「・・・・・・」
えーと・・・アレ何?
「どうしました?オルファ殿?先ほどから一言も喋っていませんが・・・」
「え?いや、なんでもないよ?ちょっと疲れただけで。」
うん、そう・・・精神的に。
「ん・・・それはいけない。」
「でしたらこれを少々どうぞ。残り物ですが・・・
何でもチョコには疲れを吹き飛ばす効果があるとか。」
ウルカお姉ちゃんがピンク色のチョコ(自己申告)をくれる。
「ん・・・私のも。完成したのはオルファのおかげだから・・・」
アセリアお姉ちゃんも緑色のチョコ(たしかに材料はチョコだった)をくれる。
「・・・・・・・」
えぇ!?無理!オルファ死んじゃうよ(失礼)
「え、えーとオルファ自分のあるし・・・へ、平気だよ?
えーと、こーゆーのはやっぱりパパに最初に食べてもらった方がいいよ?」
ごめん・・・でもパパは強いから平気だよね?
オーラフォトンバリアとかあるし。(関係ないです)
ぞくっ・・・
「うう、寒い・・・」
なんか急に冷えた気がする。
「おいおい大丈夫か?本当に風邪なんじゃないのか?」
「うーん・・・そうかもしれない。」
「なんだ?ボンクラは風邪か?だらしないね・・・」
「まったくだ、鍛え方がたりないぞ?
いや、そもそも馬鹿は風邪をひかないんじゃないのか?」
そりゃ酷いぜ、光陰・・・
「ヨーティア様特製の風邪薬ならありますけど・・・」
いや、それは何か・・・ヤバそうじゃないか?
「なんだい?その目は・・・私が作ったのが不満みたいじゃないか?」
だってなぁ・・・なんか変な具合にキマッちゃいそうだよな・・・
「で、結局ありゃ平気なのか?」
ヨーティアには聞こえないように光陰がイオに尋ねる。
「はぁ・・・多分エトランジェでしたら・・・平気かと。
プロテクションとかホーリーとかありますし・・・」
「「駄目じゃん!」」