革新の一歩

幕間 革新のだいぶ外(Ⅰ) 今回出番無かった人たち

ニムントール(以下:ニ)「むーーーっ!お姉ちゃん、なんで二ム達こんなトコにいるのよ」
ファーレーン(以下:フ)「落ち着きなさい、二ム。まだ私達はユート様の部隊に編成されてないもの、我慢しましょうね」
二「編成されてなくたって出そうと思えば出せるでしょ?他の職人さんたちはそうしてるし」
フ「そ、それはそうだけど…ほら、諸々の事情とかってあるでしょう?」
二「ふんだ、二ムはそんな都合なんて知らないもん!だいいち何?あの緑スピは!」
フ「ええと、オリキャラのエルピーサさんの事かしら?」
二「そーよ!色といい神剣の名前といい、なんか二ムとかぶってない?」
フ「確かに…でも何かあるんじゃないかしら?伏線とか……」
二「行き当たりばったりで書いてるクセに伏線も何もないと思う」
フ「こ、こら、二ム!そんな事、暴露しちゃいけません!作者さんとオフレコの約束じゃない」
二「それに何が「革新の一歩」なわけ?革新のかの字も出てないし…
 このままじゃこういうのにありがちなキャラカットされて出番もなし?
 そんな事になったらエレブラしに行くしかないね、お姉ちゃん」
フ「私達のファンの方々も少なからずスレにいらっしゃるようですし…
 作者さんもスレの住人さん達を敵に回す暴挙を行うとは考えにくいと思うけど?」
二「でも二ムは不安。本当に大丈夫なのかな?お姉ちゃん」
フ「大丈夫ですよ、二ム。信じて待ちましょう。求め、願えばきっと…」
 ファーレーン、ニムントールをぎゅっと抱きしめる。
二「…うん、お姉ちゃんがそう言うなら大丈夫だよね。でももしカットされてたら、作者のトコにエレブラしに行くね」
フ「二ム…(汗」

………

……

 ピンポーン……ガララ
?「はーい、どなたですか~?ウチはセールス勧誘説教押し売り小包爆弾お断りですよー」
立っていたのは変わった服を着た小柄な黒髪ツインテールの女の子。手には刀のようなものを持っている。
?「……ヘリオン?」
ヘ「…んで」
?「はい?」
ヘ「なんで私の出番がないんですかっ!って言うか名前すら出してもらえませんでした!!
 ありがちなキャラカットですか?そうなんですか?」
?「え、いやちょ…」
ヘ「ふええぇぇぇん!酷いです、酷いですーーっ!」
?「あ、あの近所迷惑になるから…ちょっと落ち着いて――」
ヘ「うっ、うっ、雲散霧消の太刀っ!」
 ザシュウッ!
?「ぎえぇーー!」
 踵を返して立ち去っていくヘリオン。まるで通り魔だ。
 カッ…
 入れ替わりで静かに現われた真紅の影。
?「誰でもいいから…た、助け……ナナルゥ?」
ナ「…私は名前しか出ていませんでした。先制攻撃…」
?「わーーー、待って待って」
ナ「…はヘリオンにされてしまったので――」
?「ほっ…」
ナ「アポカリプスッ!!!」
 どがーん!
?「みぎゃあぁぁぁーーーーー!」

 念書

 私、「革命の人」は次章こそサブスピを全員出演させる事をここに誓います。
 この誓いを破りし時には如何様なる処罰、面罵も厭わぬ所存にございます。

ナ「…これでよし」
漏れ「あががが……」

 ――(注 これは一部ノンフィクションを元にしたフィクションです。